
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!



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- 大企業に向いてない人の特徴ってありますか?
- 就活の軸を大企業にするか迷っています。
私は、東証一部上場企業の通信業界で人事担当者として丸3年半働いたのですが、働いてみて分かった大企業に向いていない人の特徴があったので紹介します。
なお、人事担当者として新卒で入社した方の「辞めたい」という相談にたくさん乗ってきたのですが、そこで辞めていく方の共通点は、今回紹介する大企業に向いていない人の特徴が該当していました。
是非、これから就活をする中で「大企業か中小企業かどちらを軸にするべきか悩んでいる方」は参考にしてみてください。
目次
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就活で大企業に向いていない人の特徴①:早く出世したい方
就活で大企業に向いていない人の特徴1つ目は「早くから出世したい方」です。
大企業では、社員数が中小企業とは違い多いので、どれだけ優秀な方でも30代で役員になれる方は少ないです。
私の会社では、40代前半で課長クラスになるのが一番早い出世と言われています。
逆に、中小企業では、早い方で20代後半には課長クラスのポジションに行く方もたくさんいるので、早いうちから出世したい方は大企業には向いていない可能性が高いです。
なお、出世を早くしたい方は、高い収入を希望している方も多いと思うので、私の社会人1年目から社会人3年目までの年収やボーナスに関する記事を貼っておきます。
大企業のサラリーマンは、どれだけの年収やボーナスを貰っているのか興味のある方は、読んでみてください。
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就活で大企業に向いていない人の特徴②:全国転勤をしたくない方
就活で大企業に向いていない人の特徴2つ目は「全国転勤をしたくない方」です。
こちらの内容は、大企業で総合職(転勤のある将来の幹部候補生)として入社する方は、特に覚悟しなければなりません。
大企業は様々な場所に拠点を設けています。
私の会社では、上は北海道、下は沖縄まで拠点があるので、どのタイミングで転勤があるか分かりません。
なので、「将来的にはマイホームを建ててのんびりと暮らしたい」や「家族と離れ離れになりたくない方」は転勤のリスクを考えておくべきです。
就活で大企業に向いていない人の特徴③:裁量のある仕事にチャレンジしたい方
就活で大企業に向いていない人の特徴3つ目は「若いうちから裁量のある仕事にチャレンジしたい方」です。
先ほどの「早く出世したい方」の内容と被るのですが、大企業では、社員数が多いこともあり、一人当たりの仕事に対する裁量が中小企業に比べて少ない特徴があります。
なお、リクナビネクストの「大手VSベンチャーで身につくスキルはどう違う?」では、自分で考え行動を起こす習慣は、中小企業の方が身につくと言われています。
なので「若いうちから自分で大きな仕事を一からやってみたい!」という、仕事のやりがいを求める方は、大企業には向いていない可能性が高いです。
就活で大企業に向いていない人の特徴④:年功序列の考えが嫌いな方
就活で大企業に向いていない人の特徴4つ目は「年功序列の考えが嫌いな方」です。
最近は、コロナをきっかけに「ジョブ型制度(労働時間ではなく成果で判断)」を導入している大企業が増えてきてますが、それでも年功序列の制度は、まだまだ多くの企業で採用されています。
実際、私の会社でも社会人9年目までの給料テーブルは決まっており、年功序列制度が深く根付いています。
これの意味するところは、どれだけ成果を上げても給料は上がらないと言うことです。
実際、新卒で初めて人事担当者に抜擢されて「インターンシップ」や「大学訪問」など、全社で初めて取り組む内容を成功させた経験があるのですが、同期との給料は全く一緒でした。
なので、給料テーブルが決まっているなど「年功序列の考えが嫌いな方」は、大企業には向いていない可能性が高いです。
なお、年功序列の考えは、ベンチャー企業などとは違う中小企業でもあり得るので、就活の時には少し聞きづらいかもしれませんが「御社では給料テーブルなどは決まっていますか?」と、どこかのタイミングで聞いておくことをオススメします。
就活で大企業に向いていない人の特徴⑤:スピード感を持って仕事をしたい方
就活で大企業に向いていない人の特徴5つ目は「スピード感を持って仕事をしたい方」です。
最近では、コロナの影響で在宅勤務になったことにより、様々な企業がハンコでの書類回付を改善しようと取り組んでいます。
しかし、それでもハンコで書類回付をしている企業が大半です。
そして、このハンコを押す承認者の数が、大企業より中小企業の方が、圧倒的に多い特徴があります。
私も、採用担当者として「インターンシップで使用するお弁当を買いたい」という内容の書類を回付した経験がありますが、承認までに2週間以上かかりました。
このように、大企業では書類の承認者が非常に多いこともあり「スピード感を持って仕事をしたい方」は、大企業には向いていない可能性が高いです。
就活で大企業に向いていない人の特徴⑥:媚を売るのが苦手な方
就活で大企業に向いていない人の特徴6つ目は「媚を売るのが苦手な方」です。
媚を売るという言い方が正しいかは分かりませんが、先ほどもお伝えした通り、大企業では「年功序列」の制度が数多く残っており、成果などに関わらず長く働いている方が偉いという風習があります。
そして、成果などに関わらず、長く働いている方が偉いという風習が残っている企業では、上司に対して媚を売ることが出世の近道とされているケースが多いです。
もし、「自分の方が成果を上げているのに媚は売りたくない!」という方は大企業には向いていない可能性が高いです。
就活で大企業に向いていない人の特徴のまとめ



また、就活の軸が定まっておらず、どのようにして決めれば良いか悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

"正解はない。選んだ道を正解にすれば良い"ぷに!
