
皆さんこんにちは!ミヤッチです!



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- ラテラルシンキングって何ですか?
- ラテラルシンキングとロジカルシンキングって何が違うんですか?
- ラテラルシンキングを取得するために必要な力はありますか?
- ラテラルシンキングの勉強にオススメの本はありますか?
今回はこう言った疑問に答えます。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- ラテラルシンキングとは何かについて解説!
- ラテラルシンキングとロジカルシンキングの違いについて解説!
- ラテラルシンキングを取得するために必要な力3選を紹介!
- ラテラルシンキングの勉強にオススメの本と例題を紹介!
あなたは、ロジカルシンキングという言葉を聞いたことはありますか?
もし、ロジカルシンキングという言葉を初めて聞いたという方は、以下の記事を読んでから本記事を読み進めてください。
なお、今回のラテラルシンキングは、現代社会で生き残っていく上では、必須のビジネススキルとされています。
しかし、ラテラルシンキングを知らないという方も多いので、本記事を読んで周囲と差をつけていきましょう。
目次
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ラテラルシンキングの大前提である「思考」とは?
ここでは、そもそも思考とはなんだろう?と言った【ラテラルシンキング】を考える大前提の話を紹介します。
結論、思考とは【情報や知識を知恵に変換するプロセス】のことを言います。
例えば、あなたが仕事でお客様対応をしたときに、相手にひたすら商品の説明をするだけでは伝わらないはずです。
なので、それをどうしたらお客様に分かってもらえるか、考えながら伝える必要があります。
ビジネスにおいて【情報】や【知識】は、先人からの借り物にすぎません。
一方で【知恵】は、あなたが生み出したものであり希少価値が高いです。
そして、繰り返しにはなりますが、思考とは知識をインプットするだけでなく【知恵】というアウトプットに変換するプロセスが大切です。
この考え方は、ラテラルシンキングを身に付ける上で大切な考え方なので、是非、覚えていただければと思います。
ラテラルシンキングとは何かについて解説!

では、本題のラテラルシンキングについて解説していきます。

もう少し噛み砕いてお伝えすると、物事や問題に対して水平方向に視点を広げて考える多角的な方向をみる思考法です。
なので、ラテラルシンキングは、物事や問題に対しての答えが多ければ多い方が望ましいという特徴があります。
だからこそ、昨今、アイデアやイノベーションを生み出すことが、非常に価値のある時代になっている中で、ラテラルシンキングは必須のスキルと言われています。
ラテラルシンキングとロジカルシンキングの違いを解説!

ここでは以下の図を使ってロジカルシンキングとラテラルシンキングの違いを解説したいと思います。

まず、ロジカルシンキングですが、以下思考プロセスのように、物事を順番に積み上げながら道筋を立てて正解を導いていく考え方を言います。
ロジカルシンキングの思考プロセス
【前提】→【推論】→【結論】
一方、ラテラルシンキングは、解決策を導くための順番や過程はあまり重要ではなく、常識に捉われず様々な方向から物事や問題を考えることを言います。
つまり、ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違いをまとめると以下の通りです。
ロジカルシンキングとラテラルシンキングの違い
問題を解決するときに、ロジカルシンキングで問われるのは【過程】で、ラテラルシンキングで問われるのは【結果】なのです。
なお、ここで注意いただきたいのが、決してロジカルシンキングとラテラルシンキングは対立する考え方ではないと言うことです。
この二つの考え方は、相互関係です。
まずは、たくさんの選択肢をラテラルシンキングで広げ、次に実行可能かどうかをロジカルシンキングで考えます。
こうすることで、物事をより深く、広く考えられたプランを生み出し実行することができるのです。
ラテラルシンキングに必要な力3選!

ここでは、ラテラルシンキングに必要な力を3つ紹介します。
ラテラルシンキングに必要な力
- 【疑う力】
- 【抽象化する力】
- 【偶然を偶然として無視しない力】
まず、一つ目の【疑う力】は、物事や問題に対して「それ本当に正しいの?」や「もしかしたら違う見方もあるのではないか?」と固定概念に捉われない疑う力のことです。
二つ目の【抽象化する力】については、あなたに一つ質問をしたいと思います。

恐らく、情報を伝えたり広告を載せるものと考えたのではないでしょうか?
しかし、新聞を物体で捉えるか、情報として捉えるかで対象の本質は変わります。
例えば、割れ物を郵送するときに新聞紙に包んだ経験はありませんか?
このように、普段からあらゆるものに対して、「何をするものなのか?」や「他の用途はないか?」と物事を抽象化する力のことを言います。
最後の3つ目【偶然を偶然として無視しない力】は、何かを探しているときにそれとは別の価値を偶然見つけるようなことを言います。
例えば、航空機でレーダーの実験をしていると、ポケットのチョコレートが溶けていて、航空機のレーダーから出るマイクロ波が原因と考え、電子レンジが誕生しました。
このように、偶然を偶然としない力もラテラルシンキングでは重要です。
以上、ラテラルシンキングで必要な力です。
是非、モノゴトを考えるときに意識してみてください。
ラテラルシンキングが鍛えられる問題2選!

ここでは、ラテラルシンキングを鍛えるための問題を2つだけピックアップしたいと思います。
問題①
帰り道、商店街を歩いていると10個のオレンジが特価で売ってました。そして、10個のオレンジを子供達3人に買って帰ることにしました。 さて、3人で公平にオレンジを分けるにはどうしたらよいでしょう?
問題②
山間のひなびた集落に一軒のホテルがありました。かつてこのホテルは人気があったのですが、最近になってホテルのある 集落と最寄りの町をつなぐ路線が廃止され交通の便が悪くなりました。では、近くに観光名所もないので、あなたならこの施設をどうしたら活用できるでしょう?

ラテラルシンキングの勉強にオススメ本3選を紹介!

最後に、今回の内容も踏まえた上で、ラテラルシンキングをより深く理解するためのオススメの書籍を紹介したいと思います。
本記事に記載のある内容を、実践で使えるように解説されている本なので、参考にしてみてください。
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
まず一冊目は、2019年8月頃に朝日放送の「ビーバップ! ・ハイヒール」で紹介されて話題沸騰となった【ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門】です。
この書籍では、先ほど紹介したような問題が収録されています。
例えば、「急カーブで事故を激減させて意外な解決策とは?」です。
問題量が非常に多く、本記事の内容をアウトプットする上で必読の書籍となっています。
ラテラルシンキング入門編 発想を水平に広げる
2冊目は、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の名和高司氏が推薦する【ラテラルシンキング入門編 発想を水平に広げる】です。
この書籍は、ラテラル・シンキングができるようになる10の方法と、それをチーム・組織づくりに活かす方法が書かれています。
仕事でラテラルシンキングをどう活かすのかイメージするのにオススメの書籍です。
ビジネス思考法使いこなしブック
3冊目は【ビジネス思考法使いこなしブック】です。
本書籍は、ビジネスで問題解決のために使われる思考法を以下3つに大別し、それぞれの基本とビジネスの現場での使いこなし方法を事例を交えて紹介しています。
メモ
- 【ロジカルシンキング】
- 【ラテラルシンキング】
- 【クリティカルシンキング】
なお、本書籍は、ストーリーの主人公やむぎ夫、ゴマ彦などの親しみやすいキャラクターとイラストで話が進むので、自己啓発本に苦手のある方にもオススメです。
以上、私がラテラルシンキングをより深く理解するためのオススメの書籍紹介でした。
冒頭でもお話ししましたが、これからは、アイデアやイノベーションを生み出すことが非常に価値のある時代になっているので、ラテラルシンキングは必須のスキルです。
是非、本記事をきっかけにラテラルシンキングを勉強してみようと思っていただけた方が増えれば嬉しいです。
では、最後に、先ほどの問題の解答を載せておきます。
回答
- ①ジュースにして分ける
- ②依存症の人たちの宿泊施設にする
上記が私なりの解答ですが、他にも様々な解答があります。
例えば、1問目であれば「オレンジの種を植える」も正解です。
なので、上記解答はあくまで私の考えであり、あなたの解答も正解となるのです。
是非、本記事で学んだラテラルシンキングを日常生活やビジネスで役立ててみてください。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

