



悩み
- 報連相ってどういうものなの?
- 報連相で意識すべきポイントってなに?
- 報連相を学ぶうえでオススメの本ってなに?
今回はこう言った疑問に答えます。
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 社会人の基本である「報連相」について解説!
- 仕事ができる人=「報連相」ができる人の理由について解説!
- 質の高い「報連相」を意識する3つの視点と深度について解説!
- 質の高い「報連相」を意識するべきポイントについて解説!
- 「報連相」をおこなう上で気をつけておきたい3つのポイントを解説!
- 「報連相」における4つのステージについて解説!
- 「報連相」の重要性を理解するためのオススメ本を紹介!
今回は、報連相の基本から少し応用の内容まで、社会人として必須と言われている報連相を解説します。
なお、本記事は報連相に関する本を10冊以上読んで学んだ内容と、私が人事担当者として、新入社員に対しておこなっている報連相の研修内容を余すことなく記載したものです。
是非、最後までお付き合いください。
目次
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【社会人の基本】報連相とはどういうものかについて解説!
結論からお伝えすると、報連相の本質は、説明の受けて側と発信者側で「情報の共有化を深める」ことです。
なお、情報の共有化を深めるためには各項目(報告・連絡・相談)ごとの内容を理解する必要があるので、下図で解説します。
報告 | 仕事の状況・経過・結果を伝えること。 |
連絡 | 情報の共有を通じて、相手と繋がること。 |
相談 | 相手の意見を聞いたり、意見を述べたりしながら、相乗効果を発揮すること。 |
いかがですか?
これらの各項目を理解したうえで、報連相の本質を意識すると、あなたの報連相に対する考え方は、周囲より一段上の思考となるはずです。
仕事ができる人は質の高い報連相の重要性が分かっている!
職場では、同じレベルの専門性(知識やスキル)を持っているにも関わらず「仕事が良くできる」という評価の人と「それほどでもない」という評価の人がいます。
では、仕事が良くできる人とはどのような人なのでしょうか?
私は、以下の人が仕事が良くできる人だと思っています。
メモ
「仕事が良くできる人」=「質の高い成果を上げる人」
つまり、作業が早く周囲に慕われているなどではなく、質の高い成果を上げる人こそ仕事の出来る人です!
そして、質の高い成果を上げる人には、以下の公式が成り立つと思っています。
メモ
質の高い成果を上げる人=質の高い専門性✖︎質の高い仕事の進め方(質の高い報連相)
本記事を読んでいるあなたも、仕事ができる人を意識して見てみてください。
質の高い仕事の進め方をしている人は、必ず質の高い報連相をおこなっているはずです。
質の高い報連相を意識するには3つの視点が大切!
質の高い報連相を実践するには、【相手】【目的】【自己】の3つの視点を理解することが重要になります。
では、各項目ごとに下図で解説します。
相手 | 報連相における相手とは、コントロールができない存在であることを理解することが重要。 |
目的 | 報連相における目的とは、「何のために?」という思考の習慣が重要。 |
自己 | 報連相における自己とは、「悪い情報は早く」「正直な報連相」の意識を持つことが重要。 |

質の高い報連相を意識するには3つの深度も大切!
質の高い報連相を行うには、自分自身が「どこまで情報を知っているか?」や「どこまで相手と通じ合えるか」などの深度と言われるレベルを理解する必要があります。
下図で各項目ごとに解説しているので確認してみてください。
深度1 | 知っている情報に対して、ありのまま報告する状態です。 |
深度2 | 自分自身はこのような思い(考え方)があると伝え、お互いの意味が通じ合える状態です。 |
深度3 | 情報に対して、相手と思い(考え方)の波長が合い、お互いの心が通じ合える状態です。 |

質の高い報連相の意識すべきポイント(報告編)
質の高い報連相の「報告」で意識することは「結果」「経過」「自分の意見」の順番で報告をすることです。
もう少しイメージしやすいように、以下に具体例を載せておきます。
メモ
- 相手に何を伝えたいか?(結果)
- トラブルは現在進行形なのか?解決済みなのか?(経過)
- 情報は、事実なのか?憶測なのか?(自分の意見)
また、上記以外に重要なこととして仕事における「中間報告」があります。

メモ
- 仕事の状況が変わったとき。
- 長い期間取りかかる仕事の場合。
- 仕事の終了の目処がついたとき。
長い期間取りかかる仕事の場合は、依頼主より「頼んでいた例の仕事はどうなっている?」と質問がこないようにするのが重要です。
また、仕事終了の目処がついたときは、上司もさらにその上の上司へ報告が必要なため、上司への報告は必ずしましょう。
質の高い報連相の意識すべきポイント(連絡編)
質の高い報連相の「連絡」で意識することは、発信者と受信者間の情報不足を補うことが出来るかどうかです。
まずは、確認(質問)で情報の共有化を深めましましょう。
また、情報の共有化を深めるためには日頃の挨拶が非常に重要です。
もし可能であれば社会人として苦手な相手にも挨拶を心がけてみて下さい。
なぜならば、報連相をおこなううえでは、相手との信頼関係の構築が非常に大切だからです。
質の高い報連相の意識すべきポイント(相談編)
質の高い報連相の「相談」で意識することは、相談を受ける側が良く思うことを心掛けて相談をすることです。
例えば「どうしましょうか?」と相談するのではなく「こうしましょうか?」と相談してみましょう。
また、当たり前と思われがちですが、相談した相手には、仕事の大小を問わず必ず結果を報告しましょう。
なぜならば、相談相手を安心させ、お互いの信頼関係を高める効果があるためです。
報連相を行う上で気をつけておきたい3つのポイント!
こちらでは、質の高い報連相全体の内容を踏まえた上で、気をつけておきたいポイントを以下で紹介します。
- 社内外問わず相手に合わせた対応を心掛ける
- 発信した情報が相手に伝わっているか必ず確認する
- 上司が必要としている情報を考え報連相を実施する
1つ目は、相手が社内であるため注意が抜けがちになることもありますが、社内外問わず相手に合わせた対応を心掛けることです。
2つ目は、発信した情報が相手に伝わっているか必ず確認することです。
なぜならば、後々「言った、言わない」の口論が起こらないようにするためです。
3つ目は、上司が必要としている情報を考え報連相を実施することです。
3つ目の内容については、簡単に身につく内容ではないですが、意識して取り組むことにより徐々に癖付いてきます。

報連相における4つのステージについて解説!
報連相の4つのステージについて | ||
依存 | どうしましょうか? | 新入社員 |
自立 | こうしましょうか? | 自発的な行動 |
互恵 | 相乗効果 | 相互にプラスとなる様に考えて行動 |
支援 | 無性の精神/補佐 | 一方が依存した状態でも見返りを求めず行動 |
上図は、あなた自身が報連相においてどのステージにいるかを確認いただくために作成した図です。
私が新入社員の頃は、常に上司に対して「どうしましょうか?」と言っていました。
私も、よくこの図で自分自身がどのステージにいるかを確認するようにしています。
是非、あなたも定期的に報連相のあり方を振り返りながらあなた自身のステージを確認してみてください!
報連相の重要性を理解するためのオススメ本を紹介!
ここでは、私が数々の報連相に関する書籍を読んできた中で、社会人1年目にこそ読んでいただきたい本を厳選して1冊紹介します。
報連相に関する書籍は、数多く存在します。
しかし、実際に仕事ができる人がどのような報連相をおこなっているのかを解説している書籍は少ないです。
ですが、以下の書籍は「仕事ができる人(上に行く人)は、どのような報連相をおこなっているのか?」が詳しく解説されています。
本記事で報連相の本質や基礎知識は学んでいただけたはずなので、それを応用できる以下書籍も併せて読んでみてください。
報連相の重要性と意識すべきポイントのまとめ!




では、今日のまとめを以下に記載します。
- 報告は仕事の状況・経過・結果を伝えること
- 連絡は情報の共有化を図ること
- 相談は相手の意見を聞いたり、自分の意見を述べたりし、相乗(シナジー)効果を発揮すること
あと、仕事のできる人は、質の高い報連相ができる人であり、報連相における3つの視点と3つの深度を理解することも重要だと言うことを忘れないでくださいね!
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。


最後まで読んでくれてありがとうぷに!