
新卒1年目から大手企業の人事業務を3年以上担当しているミヤッチです!

なお、本記事から得られる内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 一次面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 二次面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 集団面接の目的と通過するための対策3選を紹介!
- 最終面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 圧迫面接の意図や対処法を紹介!
- グループディスカッションで意識すべきこと3選を紹介!
本記事の内容は、私が新卒から3年間、東証一部上場企業の人事業務を経験して、そこから得た就活の面接に関するノウハウの全てです。
もちろん、全ての情報が完全無料なのでご安心ください。
なお、就活において、必ず向き合わなければならないのが面接です。
恐らく、筆記試験や適性検査がない企業はあっても、面接が一度もない企業はないと思います。
なので、少し長い記事となっていますが、各面接に関しての情報が漠然としている方は、最後まで読んでみてください。
ポイント
本記事の選考ごとに、さらに深掘りした記事のリンクも貼っています。
時間がない方は、自分自身が直近で対策をしなければならない面接パートだけでも読んでみてください!
目次
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企業が面接をおこなう理由は大きく分けて3つ!

就活では、ただ漠然と面接を受けるのが当たり前と考えている人も多いと思います。
しかし、その漠然としたイメージのままでいると、各選考に通過できる確率は格段に下がります。
なので、本記事で、企業が就活で面接をおこなう理由を明確にしましょう。
では、結論、企業が面接をおこなう理由は大きく分けると以下の通りです。
面接をおこなう理由3選!
- 応募者の人間性を確認するため!
- 応募者が自社で活躍できる人間なのかを見極めるため!
- 最低限のビジネスマナーが備わっているか確認するため!
例えば、履歴書で「コミュニケーション能力があります!」と記載されていたとします。
しかし、それが本当なのかを判断するには、直接話して、人間性を確認するのが最も有効な手段です。
また、履歴書やエントリーシートなどの文面だけでは伝わらない、応募者の雰囲気や身だしなみ、言葉遣いも面接で確かめるのが最も有効な手段です。

一次面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップの最初の入り口となる一次面接について解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
一次面接の内容
- 一次面接の目的を現役人事が徹底解説!
- 一次面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!
この他「一次面接で落ちる学生の特徴」や「一次面接の特徴」についても知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容の一次面接対策を深掘りした記事内容となっています。
一次面接の目的について現役人事が徹底解説!

結論からお伝えすると、一次面接は「最低限のビジネスマナーを有しているか」を目的としている企業が多いです。
そのため、面接官は、以下の項目をみています。
面接官が見ているポイント
- 最低限のコミュニケーション能力を有しているか?
- 身だしなみはしっかりとしているか?
- 会社を本当に志望しているか?
なお、面接では「言葉のキャッチボールができない方」や「身だしなみがダメな方」は確実に落ちます。
しかし、逆に考えると、一次面接からは、学歴関係なく勝負できる舞台があるとも言えるので、チャンスと捉えることもできるのも覚えておいてください。
一次面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!

一次面接対策4選
- 面接官の質問に対して違う回答をしない!
- 最低限の身だしなみを心掛ける!
- 企業分析は会社のホームページを軽く見ておく!
- 自己分析は完全無料のツールを利用する
上記の中でも、最も意識して欲しいのが「自己分析」です。
一次面接に限らず、全ての選考に共通して大切なのが、企業に対して「あなた自身を売り込むこと」です。
なので、あなた自身をしっかり売り込むためにも「自己分析」は欠かせません。
もし、自己分析のやり方を詳しく知りたい方は、私の人事担当者としての経験を全て記載した、以下の記事を参考にしてみてください。
また、私が100種類以上ある自己分析ツールの中で、最もオススメの完全無料で利用できる自己分析ツールを以下に載せておきます。
オススメの自己分析ツール
- キミスカの適性検査ツール (株式会社グローアップ提供)
- OfferBoxの適性診断AnalyzeU+(株式会社i-plug提供)
- OfferBoxの適性診断360度(株式会社i-plug提供)

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二次面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップの鬼門である二次面接について解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
二次面接の内容
- 二次面接の目的を現役人事が徹底解説!
- 二次面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!
この他「二次面接の特徴」や「二次面接で落ちる学生の特徴」についても知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容の二次面接対策を深掘りした記事内容となっています。
二次面接の目的について現役人事が徹底解説!

結論からお伝えすると、二次面接では「学生が入社してから会社で活躍できるか確認することを目的」としている企業が多いです。
そのため、あなたが仕事をしていく上で、「適性があるか?」や「仕事をこなしていけるか?」「適した能力を有しているか?」など、以下のような、具体的な内容を確認してきます。
確認内容
- 入社後にやりたいことが明確か確認!
- 企業研究・業界研究をしっかり行えているか確認!
- キャリアプランをしっかりと考えているか確認!
- 企業と学生のミスマッチが起きないかの確認!
- 能力が仕事にマッチしているかの確認!
- 積極性や成長意欲があるかの確認!
以上のことから、二次面接は一次面接よりも「入社してから会社で活躍できるか確認する」ための具体的な質問がくるので、しっかりと対策が必要です。
二次面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!

二次面接対策4選
- 一次面接の内容と一貫性を持たせる
- 企業研究と業界研究をしっかりおこなう
- キャリアプランや将来のビジョンを明確にする
- 自己分析を再度見つめ直す
上記の中でも特に重要な項目は「キャリアプランや将来のビジョンを明確にする」です。
なぜならば、企業側としては、将来的なビジョンがしっかりとしている学生に対して、以下のような印象を持つからです。
ポイント
- 企業に対する志望度が高い印象を持つ!
- 長く働き続けてくれる印象を持つ!
なお、対策のポイントは、出来るだけ定量的に具体的なプランを伝えるです。
例えば、以下二つの例の場合、どちらの学生を採用したいと考えるでしょうか?
例1
私は、御社の●●事業に入社した際は、自分の●●という強みを活かし、10年目までに本部戦力のエリアリーダーとなりたいと考えています。
例2
私は、御社の●●事業に入社した際は、自分の●●という強みを活かし、入社後3年目までに「●●資格」を取得し、5年目でチーフとなり後輩育成の担当を経験します。
また、8年目には●●事業の●●部門のエリアリーダーを経験し、10年目には本部戦力のエリアリーダーとなりたいと考えています。
ここで、注目いただきたいのは、文章の構成や内容ではなく、定量的に具体的なプランを伝えているかです。
恐らく、同じ内容でも2番目に紹介した文章の方が「キャリアプランや将来のビジョンが明確」になっていると感じたのではないでしょうか?
以上のことから、キャリアプランや将来のビジョンを伝えるときは、定量的に具体的なプランを意識して伝えてみてください。
集団面接の目的や通過するための対策3選を紹介!
ここでは、各選考ステップに登場する集団面接について解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
集団面接の内容
- 集団面接の目的を現役人事が徹底解説!
- 集団面接を通過するための対策3選を現役人事が徹底解説!
この他「集団面接の特徴」についても知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容の集団面接対策を深掘りした記事内容となっています。
集団面接の目的について現役人事が徹底解説!

結論からお伝えすると、集団面接では「学生を効率的に絞り込むことを目的」としている企業が多いです。
そのため、同じグループの就活生と比べられる可能性があることを頭に入れておく必要があります。
とは言え、「周囲を押しのける」意識を持つのではなく「あなた自身の役割を果たす」ことを意識することが大切です。
集団面接を通過するための対策3選を現役人事が徹底解説!

集団面接対策4選
- 身だしなみと態度に気をつける!
- 質問に対して結論から話す!
- 周囲の意見をしっかり聞く姿勢!
上記の中でも、特に重要なのは「質問に対して結論から話す」です。
集団面接では、1人あたりの質問に対する回答時間は多くて2分です。
だからこそ、結論を最初に持ってきながら端的に面接官へ内容を伝えましょう!
なお、人事担当者としての意見で言えば、1つの質問に対しての回答は1分30秒くらいでまとめてくる学生は素晴らしいと感じます。
なお、補足として、集団面接では、どのような質問内容がくるのか、簡単に以下で紹介しておきます。
集団面接で頻繁に聞かれること
- 自己紹介をしてください!
- 自己PRをしてください!
- 学生時代に力を入れたことを話してください!
- 志望動機を教えてください!
- 逆質問はありますか?
経験上、ほとんどの企業は上記の質問をしてくるので、あらかじめ答えを用意しておきましょう。
なお、当ブログでも面接官がよくおこなってくる質問対策をたくさん載せていますので、参考にしてみてください。
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最終面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップにおける最後の関門である、最終面接について解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
最終面接の内容
- 最終面接の目的を現役人事が徹底解説!
- 最終面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!
この他「最終面接の特徴」や「最終面接で落ちる学生の特徴」についても知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容の最終面接対策を深掘りした記事内容となっています。
最終面接の目的について現役人事が徹底解説!

結論からお伝えすると、最終面接では「自社に合う人材かの最終確認が目的」としている企業が多いです。
なお、最終面接は「内定承諾の意思確認が目的」とされがちですが、それは違うと思っています。
なぜならば、最終面接は役員が面接官をすることが多く、大手企業や成長中の企業は、内定承諾の意思確認だけのために面接をするようなことはないからです。
実際、私も人事業務の中で、役員の方の面接シートを何百枚と見てきましたが、毎回ぎっしりと学生の特徴が書かれています。
なので、最終面接を受けるのであれば今まで以上に気を引き締めておこなう必要があります。

最終面接を通過するための対策4選を現役人事が徹底解説!

最終面接対策4選
- 最終面接を合格するには「自己分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「企業分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「逆質問」をしっかり考える!
- 最終面接を合格するには「緊張しないための努力」はしっかりする!
上記の中でも特に重要な項目は「最終面接を合格するには「逆質問」をしっかり考える!」です。
役員の方から人事担当者としてよく聞くのが「逆質問をしてこない学生は自社に興味がないと思ってしまう」です。
対策としては、面接官に好印象を与える逆質問のレパートリーを持っておくことです。
なお、「どのような質問をして良いか分かりません!」という方は、以下の記事を確認してみてください。
私が面接で効果的だった「面接官に好印象を与える逆質問を10個」紹介しています。
【番外編】圧迫面接の意図や対処法を紹介!
ここからは、各選考ステップにおける、番外編として圧迫面接について解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
圧迫面接の内容
- 面接官が圧迫面接をしてくる意図について現役人事が徹底解説!
- 圧迫面接をされた時の対処法を現役人事が徹底解説!
この他「私が就活中に受けた圧迫面接」なども知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容の集団面接対策を深掘りした記事内容となっています。
面接官が圧迫面接をしてくる意図について現役人事が徹底解説!

結論からお伝えすると、圧迫面接をしてくる企業の意図は「ストレス耐性」の確認です。
企業側からすれば、ビジネスにはたくさんの理不尽な状況があるので、その環境に耐えられるか面接で試すのです。
なので、やり方はどうであれ、あなた自身の資質を試されていることは間違いないと言えます。
圧迫面接をされた時の対処法を現役人事が徹底解説!

圧迫面接対策2選
- 圧迫面接を受けた時は「謙虚な姿勢」を心掛ける!
- 圧迫面接を受けた時は「辞退する」考えも持つ!
まず、圧迫面接を受けた時の対処法としては、以下のような謙虚な姿勢を持ちましょう。
(例)圧迫面接の謙虚な姿勢
- 勉強が足りませんでした。今後気をつけます。
- 自分の考えが狭いことに気づかされました。勉強になりました。ありがとうございます。
なお、個人的には、圧迫面接をしてくる企業に入社することはオススメしません。
なぜならば、圧迫面接をしてくる企業には、以下の特徴がある可能性が高いからです。
圧迫面接をする企業の特徴3選
- コンプライアンス体制が整っていない企業!
- 人材を大切にしない企業!
- ストレスが多い企業!

【番外編】グループディスカッションで意識すべきこと3選を紹介!
ここでは、各選考ステップにおける、番外編となるグループディスカッションについて解説していきます。
なお、本章の内容は以下の通りです。
グループディスカッションの内容
- グループディスカッションを選考に取り入れる企業の意図を徹底解説!
- グループディスカッションで意識すべきこと3選を徹底解説!
この他「グループディスカッションで必要な能力6つ」や「グループディスカッションの主な役割とオススメ」を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
本内容のグループディスカッション対策を深掘りした記事内容となっています。
なお、以下よりグループディスカッションをGDで統一して記載したいと思います。
面接官がグループディスカッションをしてくる意図について徹底解説!

結論からお伝えすると、GDをしてくる企業の意図は「面接以上に総合的な能力を見るため」です。
現役人事となった今、GDを選考に取り入れて感じるのは、以下の項目を網羅的に確認できるからです。
GDでの確認項目
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性
- 一般常識
- 論理的思考
- 考察力

上記の項目は面接だけでは見ることは困難です。
グループディスカッションで意識すべきこと3選を徹底解説!

GD対策3選
- 課題を時間内で確実に終わらせる!
- 謙虚と尊重を大切にする!
- アイコンタクトを大切にする!
上記の中でも特に重要な項目は「課題を時間内で確実に終わらせる!」です。
GDは、短い時間の中で、いかにディスカッションをスムーズに進行し、かつ、議論を深めていくかがポイントです。
なお、私の経験上、GDをおこなっていると、活発になりすぎて時間を忘れて結論まで辿りつけないグループがたくさんいます。
なので、グループディスカッションでは「進行・時間管理・書記」の3つの役割をしっかり決めることが重要になることを覚えておいてください。
【完全版】就活の面接対策のまとめ
いかがでしたか?
今回は、就活の面接対策を各選考ステップに分けて徹底解説しました。
各選考毎の目的や対策を知ることにより、就活の面接に対する漠然としたイメージが明確になったのではないでしょうか?
是非、各選考ごとの対策を本記事を振り返りながらおこなってみてください。
では、最後にゴマッチからの名言で終わりたいと思います。

