

本日はタイトルにある通り「夢をかなえるゾウ」のシリーズ4作目「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」を紹介します。
本書籍は、愛知県生まれ慶應義塾大学出身の水野敬也さんが著者のシリーズ累計400万部の大人気作品の1つです。
なお、夢をかなえるゾウは、以下の通りシリーズ化されており、この前に「夢をかなえるゾウ」「夢をかなえるゾウ2」「夢をかなえるゾウ3」も出版されています。
シリーズ1作目・2作目・3作目の「夢をかなえるゾウ」については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は、合わせてチェックしてみてください。
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本記事の内容
- 夢をかなえるゾウ4のあらすじが知れる!
- 夢をかなえるゾウ4を読んだ私のリアルな感想が知れる!
- 夢をかなえるゾウ4から学んだ「当たり前の幸せ」について解説!
是非、最後まで読んでみてください!
【書評】夢をかなえるゾウ4を読んだリアルな感想を紹介!

あらすじ
本作は、余命3ヶ月と診断された死神に取り憑かれた主人公がガネーシャ(インドの神様)と出会うところから始まります。
主人公は、妻と娘の3人家族であり、自分が死んでからも愛する家族が幸せに生活するにはどうすれば良いか考えます。
結果、主人公は、たくさんのお金を残すことを考えます。
そして、主人公は、ガネーシャに「たくさんのお金を残す方法」を聞き、アドバイスをもらおうとします。
しかし、ガネーシャは「たくさんのお金を残す方法」と関係のない「身近な人に感謝を伝える」などの課題ばかり与えます。
それどころか、夢をかなえるゾウにも関わらず「夢を諦める方法」についてアドバイスする始末!
ですが、主人公が徐々に死を意識し始め、今やらなければならないことを再確認するなど、少しずつ変化が現れます。
そして、最後にはああっと驚くようなオチが主人公を待ち受けています!
上記あらすじも踏まえた上で「夢をかなえるゾウ4」を読んだ私のリアルな感想は「死について考えるきっかけ」と「夢を諦めることも必要な理由」を学ぶことができる1冊でした。

私自身、26歳の社会人4年目なのですが「死」について、普段から真剣に向き合うことはなかったです。
しかし、本書籍で紹介されている以下の言葉に深く胸を打たれました。
名言
「自分はいつか死ぬ存在だと意識する事で、生を輝かせることができる」(p.267)
私自身、本書籍に登場する主人公同様、何かを始めるにも行動に移せないまま、当たり前のように訪れると感じている日常を送っていました。
しかし、人間がいつ死ぬかなど誰にも分からないのも事実です。
本書籍は、そんな当たり前のようで難しい、日常生活で「死について考えるきっかけ」を与えてくれる1冊です。

本書籍のタイトルは「夢をかなえるゾウ」なのに「夢を諦めることの必要性」を説いてくるのは、矛盾してると感じる人もいると思います。
しかし、本書籍でも書かれていますが「歴史上の偉業を成し遂げた偉人でも叶えられなかった夢がある」と書かれています。
確かに、ウォルトディズニーは「ディズニーランド」を作った後に「ディズニーワールド」を作りたかったのですが、その前に亡くなっています。
このように、どのような人でも「叶えられた夢」と「叶えらなかった夢」はあります。
私自身、本書籍を読んで、夢を叶えるための行動が、自分自身を不幸にしているのであれば、夢を諦めて、当たり前のかけがえのないものを大切にする考えも持つべきだと感じました。
そして「本が読める幸せ」「友達や家族と笑い合えること」「ブログを書ける幸せ」なども価値あるものであり、全てを得ようとするのではなく、一歩ずつ進んでいくことで大きな夢を叶えることができることを学びました。
夢をかなえるゾウ4で書かれている「人間が死際に後悔すること」を解説!
先ほど、私が「夢を叶えるゾウ4」を読んだリアルな私の感想は「死について考えるきっかけ」と「夢を諦めることも必要な理由」を学ぶことができる1冊と紹介しました。
なお、これらの学びを得るとともに「死ぬまでにやることリスト」を作成することに決めました。
全部を紹介すると恥ずかしいので、4つだけ紹介します。
私の死ぬまでにやることリスト
- ボリビアの「ウユニ塩湖」へ行く!
- 露天風呂付きの古民家で自給自足の生活をする!
- 夜行列車に揺られながらお酒を友人と飲む!
- オーストラリアでコアラを抱っこする!
なお、この中で「オーストラリアでコアラを抱っこする」は達成しました。
達成できたのは、本書籍を読んで「死ぬまでにやることリスト」を作成し、気持ちが高まり行動に移したくなったからです。
このように「死ぬまでにやることリスト」を作成する重要性にも気づかせてくれました。
そして、本書籍では「死ぬまでにやることリスト」を作成するための「人間が死際に後悔すること」が10個紹介されています。
人間が死際に後悔すること(一部抜粋)
- 健康を大切にしなかったこと
- 仕事ばかりしていたこと
- 人をゆるさなかったこと
- 会いたい人に会いにいかなかったこと
残り6つの「人間が死際に後悔すること」が気になる方は、本書籍を読んでみてください。
ストーリに沿って「人間が死際に後悔すること」を学ぶ方が、より理解を受けるはずです。
【書評】夢をかなえるゾウ4を読んだリアルな感想のまとめ
いかがでしたか?
今回は「夢をかなえるゾウ」のシリーズ4作目「夢をかなえるゾウ ガネーシャと死神」を紹介しました。
本書籍は、私に「死について考えるきっかけ」と「夢を諦めることも必要な理由」を学ばせてくれました。
今回は、ネタバレをしないために紹介してませんが、シリーズお馴染みの「ガネーシャの教え(課題)」も載っています。
そこから学べることも非常に多く、以下の方には、是非読んでもらいたい作品です。
こんな方におすすめ
- 自己啓発本に苦手意識のある人!
- 日々が同じであり、虚しい気持ちを抱いている人!
- 当たり前の日常が幸せだということを忘れてしまっている人!
- 夢を叶えるために努力しているがうまくいっていない人!
- 大切にしている人がいる方!
- 毎日を忙しく過ごしている人!
日々の忙しい中で、少しの時間をご褒美と思い、コーヒー片手に読んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。