

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
今回は、Fラン大学から東証一部上場企業に内定を獲得するまでの、私の就職活動を時系列に沿って公開します。
もちろん、従来利用していた就活サービスまで細かく解説しているので、就職活動を進めるイメージが掴めるかと思います。
就職活動は、人生で初めての経験となるので、どのようにして進めるべきか悩まれる方も多いです。
そんな方が、当記事を読むことで、少しでも、就職活動という漠然としたイメージを具体化していただけたら幸いです。
Fラン大学生だったミヤッチの基本情報!

- 名前:ミヤッチ
- 性別:男性
- 出身大学:Fラン(関西の偏差値48)
- 文理:文系(経済学部)
- 就活開始時期:大学3年生4月(2015年4月)
- 就活終了時期:大学4年生6月(2016年6月)
- 志望業界:通信業界・メーカー全般・人材派遣業界
- 志望職種:総合職
- エントリー企業:100社
- 面接社数:10社
- 内定社数:5社
- 入社企業:通信業界
- 学生生活:野球サークル / 大学2年生までバドミントン部
- インターンシップ経験:東京のホテルで約3ヶ月間
- 保有資格:MOS(エキスパート)/ 普通自動車免許
上記の通り、とくに目立った資格を持っていたわけではなく、部活動も最後まで続けることができなかった学生でした。
なお、実績で言えば、ホテルでの住み込みの長期インターンシップ参加くらいでしたが、この辺りは後ほど解説していきます。
以上が、Fラン大学生だった私の基本情報となります。
Fラン大学生が東証一部上場企業に内定するまでの体験記を公開!
では、さっそくFラン大学生の私が上場企業へ就職するためにおこなった行動を時系列に沿って紹介していきます。
上場企業へ就職するためにおこなった行動
- 【大学3年生4月】就活ブログを開設して情報発信
- 【大学3年生4月】:就活で最低限必要な対策について理解する
- 【大学3年生4月】:自己分析を徹底的にやり込む
- 【大学3年生5月】:自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)
- 【大学3年生6月〜9月】:長期インターンシップに参加
- 【大学3年生12月】:筆記試験・面接対策
- 【大学3年生12月】:就活エージェントに登録する
- 【大学3年生12月】:逆求人サイトに登録する
- 【大学3年生3月】:会社説明会参加(エントリー数100社前後)
- 【大学4年生の5月】:現在勤めている通信業界の東証一部上場企業に総合職として内定!
- 【大学4年生の6月】:車メーカー2社 / 薬品メーカー1社 / 人材会社2社内定!
- 【大学4年生の6月】:就活終了 (通信業界の東証一部上場企業に決定)
是非、あなた自身の就職活動に活かせる情報を1つでも盗んでいただければと思います。
【大学3年生4月】:就活ブログを開設して情報発信

なお、現在の" Fラン大卒の成り上がりブログ "ではなく、日記のようなブログを無料でやっていました。
なお、就活ブログを始めたきっかけは、以下3つのメリットがあると思ったからです。
就活ブログのメリット
- 就活情報のインプットとアウトプットができる
- 面接でアピール可能な実績となる(例:名刺にブログURL貼り付けるなど)
- 上手くいけばバイト以上の収益源となる
上記の中でも「面接でアピール可能な実績となる」は、周囲の就活生と差をつける大きな実績になると考えました。
実際、私が就活ブログの実績を面接でアピールしていたときは、以下のように伝えてました。
ブログ実績のアピール
私は、大学3年生4月から現在に至るまで、月間1万人の集客がある就活ブログを運営しています。
始めた理由は、Web全般のスキル向上に加え、ビジネスで成果を出すためのプロセスを学ぶためです。
結果、ブログ運営を通して、文章力の向上やサイト設計・Webマーケティングスキルの向上につながりました。
また、企業からの掲載依頼を受けることも多く、リアルな商談を学生時代から経験することができました。
なお、ブログ運営は、「個人で挑戦した」ことが一番の実績であり、成功がすべてではありません。
ブログ運営は、ハードルは高いと感じる方も多いですが、有料でも月額800円の約30分で作成できます。
名刺にQRコードを貼り付けてアピールもできますし、少しでも興味のある方は、以下記事を参考に開設してみてください。
【大学3年生4月】:就活で最低限必要な対策について理解する

と言うのも、就活対策を始めるには、どのような対策が必要かを理解することがかなり大切になってきます。

必要な対策
- 「自己分析」:就活の軸を決定する
- 「業界・企業研究」:自分の行きたい業界や企業を絞る
- 「長期インターンシップ」:最低3ヶ月の就業体験できるのがおすすめ
- 「面接対策」:自分の行きたい業界や企業に合わせた対策
- 「筆記試験対策」:大手企業を受ける場合は必須
他にも、「OB・OG訪問」や「エントリーシート作成」なども挙げられますが、大きく分けると上記5つになります。
まずは、上記行動を知っておくことで就活全体のタスクを組み立てることができます。
【大学3年生4月】:自己分析を徹底的にやり込む

と言うのも、就活は" 自分という商品を売り込む "ことが大切と思っていました。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてくると思い早いうちから取り組みました。
なお、自己分析については以下のやり方でおこなっていました。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切になってきます。
なお、各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめてますので合わせて読んでみてください。
※自己分析を実際におこなう手順を私の実体験を踏まえたうえで詳しく紹介しています。
【大学3年生5月】:自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)

実際、長期インターンシップ参加を目前としていたので、かなり焦って探していました。
なお、自分の行きたい業界や企業なんて分からないという方も多いと思います…
その場合は、自分の絶対に譲れないポイントを書き出してみるのがおすすめです。
譲れないポイント(例)
- 完全週休2日制
- 家賃補助制度がある
- 初任給が25万円以上およびボーナス夏冬支給
私自身、やりたいことが見つからず企業選びに苦労した経験がありますが、上記のように福利厚生を軸に探してみるのはかなりおすすめです。
結果、福利厚生を軸に探した企業を調べるうちに、自分の行きたい企業の傾向が掴めてくるかと思います。


【大学3年生の6月】:長期インターンシップ参加(3ヶ月)

まず始めに、私の就職活動は、大学3年生の6月に長期インターンシップへの参加としてスタートしました。
なお、参加した長期インターンシップは、所属ゼミのプログラムに組み込まれており、半ば強制参加となりました(笑)
私が参加した長期インターンシップ
- 参加時期:大学3年生の6月〜9月(約3ヶ月間)
- 参加場所:東京の新橋
- 参加業界:ホテル業界(婚礼のスタッフ)
- 報酬:3ヶ月間のホテル代+昼食代
結果、ホテルの長期インターンシップで学んだ経験が、これから始まる就職活動でアピールできる実績となりました。
また、良い意味で、ホテル業界で働くのは向いていないといった気づきを得ることができ、最終的には参加して良かった経験の一つとなりました。

※実際に私が大学3年生の頃に参加したホテルの長期インターンシップの経験をもとにした記事となります。
【大学3年生12月】:筆記試験・面接対策の開始

とくに、上場企業は、応募者数が多く、筆記試験を取り入れる企業が多いので対策必須と思っていました。
ちなみに、私は筆記試験がかなり苦手だったのですが…
筆記試験がどうしても自信ない方は「JOBTV」の活用がおすすめです。
ポイント
「JOBTV」は「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウトがもらえるサービスです。
そして、「JOBTV」経由の企業エントリーは、書類選考や筆記試験がないのが特徴となっています。
なお、最近は、日経新聞に取り上げられたこともあり、かなり多くの就活生が登録し始めています…
逆求人サイトは、登録者が増えるたびにスカウトが取りづらくなるので、早めに導入しておきましょう。

※JOBTVの利用者のリアルな口コミをもとに元人事の私が利用価値を徹底解説しています。
【大学3年生12月】:就活エージェントに登録する

と言うのも、就活エージェントを活用すると、以下のような就活サポートを無料で受けられるためです。
サービス内容
- エントリーシート・履歴書の添削
- 求人紹介(マイナビやリクナビにない非公開求人の紹介)
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート(適性検査ツールやワークシートを用いた分析)
- 面接後のフィードバック
- 内定後の入社書類サポート

と思われた方も多いと思うので、包み隠さずお伝えするとエージェント経由の大手企業の求人紹介は少ないです…
ですが、私はFラン大学から大手企業に内定獲得するには、就活エージェントの利用は必須と思っています。
就活エージェントの必要性
- 大手企業の選考前に内定獲得して精神が安定する
- キャリアセンターと就活エージェントの二刀流で就活無双
- 自分の知らなかった優良求人と出会える
上記の通り、大手企業の求人紹介が少なくてもエージェントの利用価値は高いのも事実です。
なお、私は、就活エージェントを利用して大手企業の選考前に内定を1社獲得していました。
結果、大手企業の選考では、内定を獲得した状態だったのでかなりリラックスして選考に臨むことができました。
このように、大手企業の選考前に就活エージェント経由で早期内定を狙うのも一つの利用方法と言えます。

おすすめ就活エージェント
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / 紹介求人は事前に審査した優良企業のみ
- 「ジョブラス新卒紹介」:面談満足度93% / 非公開求人や推薦者限定求人を多数保有
- 「MeetsCompany」:内定獲得が最短1週間 / 保有求人数は業界トップクラス
上記3つは、紹介求人の質や就活生の人気度・利用者満足度の部分で他エージェントを圧倒しています。
もちろん、エージェントとの相性はあると思いますが、合わなければ退会すればOKなので気軽に利用してみてください。
なお、サービス内容をじっくり確認してから利用したい方は、" おすすめ就活エージェント "に各サービスの特徴をまとめてますので参考にどうぞ。
※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめエージェントをまとめた記事となります。
【大学3年生12月】:逆求人サイトに登録する

なお、逆求人サイトを簡単に解説すると、あなたのプロフィールを見た企業からスカウトがもらえるサービスです。
上図の通り、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要がなく、出会える企業の幅が広がるという特徴があります。
なお、サービスによっては、特別選考のスカウトが届くケースも多くあります。
特別選考の案内の中には、書類選考や一次面接免除などの特典もあり、早期内定を獲得している就活生も多いです。

最近は、大手企業も逆求人サイトを導入して優秀な人材の確保を狙っており登録は必須と言えます。

おすすめ逆求人サービス
上記の2つは、就活生からの人気度や大手企業からのスカウト数の多さで他社と一線を画しています。
もちろん、大手企業のスカウトが100%くる保証はないですが、無料なので導入しておいて損はないかと。
なお、サービス内容をじっくり確認してから利用したい方は、" Fラン大学生におすすめの逆求人サイト "に各サービスの特徴をまとめてますので参考にどうぞ。
※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめ逆求人サイトをまとめた記事となります。
【大学3年生の3月】:会社説明会参加(エントリー数100社前後)

大学3年生の3月1日に就活解禁となり、100社ほどエントリーをパソコンからおこないました。
なお、100社のエントリーは、マイナビとリクナビからおこないましたが、サーバーがダウンし、実際に100社すべてにエントリーできたのは、3月2日だったと思います。
そのあとは、マイナビ主催の合同企業説明会やエントリーした企業の説明会を毎日こなしていきました。
余談ですが、大学3年生の3月は、さすがにアルバイトは入れていませんでした…
正直、毎日の会社説明会や就活エージェントとの面談など、やることが多いのでシフトは入れないのが無難です!
【大学4年生の5月】:通信業界の東証一部上場企業に総合職として内定!

なお、大学4年生の4月中旬には、【二次面接3社 / 最終面接2社】といった進捗になっていました。
そして、最終面接の2社のうち1社である東証一部上場企業の最終面接を大学4年生の4月下旬に東京で受けました。
結果、大学4年生の5月中旬に内々定を東証一部上場企業の総合職枠として獲得することができました。
なお、この時点では、第一志望の企業の最終面接が、大学4年生の6月に控えていたので、終了はしませんでした。
【大学4年生の6月】:車メーカー2社 / 薬品メーカー1社 / 人材会社2社内定!

そして、第一志望の最終面接がついに決まり、準備を進めていたのですが、ここで事件が起きます…
なんと、最終面接当日に、私の提出した履歴書をシュレッダーしてしまったから、もう一度書いてきてくれとの連絡が…
また、謝罪の言葉もなく、履歴書がなければ選考を進められないの一点張りであまりの怒りから辞退を決意しました。
【大学4年生の6月】:就活終了 (通信業界の東証一部上場企業に決定)

なお、通信業界の東証一部上場企業への就職を決めた理由は、やりがい面もありますが、企業側の対応が非常に良かったことも理由の一つです。
第一志望の最終面接も応援してくださり、内定の意思を1ヶ月以上待ってくださったことも決めてとなりました。
以上が、Fラン大学生の私が、東証一部上場企業に内定を獲得するまでのリアルな体験記です。
Fラン大学生が東証一部上場企業に内定獲得するまでの体験記のまとめ!

上場企業へ就職するためにおこなった行動
- 【大学3年生4月】就活ブログを開設して情報発信
- 【大学3年生4月】:就活で最低限必要な対策について理解する
- 【大学3年生4月】:自己分析を徹底的にやり込む
- 【大学3年生5月】:自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)
- 【大学3年生6月〜9月】:長期インターンシップに参加
- 【大学3年生12月】:筆記試験・面接対策
- 【大学3年生12月】:就活エージェントに登録する
- 【大学3年生12月】:逆求人サイトに登録する
- 【大学3年生3月】:会社説明会参加(エントリー数100社前後)
- 【大学4年生の5月】:現在勤めている通信業界の東証一部上場企業に総合職として内定!
- 【大学4年生の6月】:車メーカー2社 / 薬品メーカー1社 / 人材会社2社内定!
- 【大学4年生の6月】:就活終了 (通信業界の東証一部上場企業に決定)
なお、コロナ禍ということで、私の時代とは違う、就職活動を強いられている方も多いと思います。
しかし、ここ数年で、就職活動を有利に進めるためのサービスも多くリリースされており、オンラインでの活動で効率よく会社説明会に参加できるメリットもあるかと。
いつの時代も、就職活動においておこなう基本動作は「正しいやり方を理解しつつ早めの動きだし」です!
当ブログには、就職活動を乗り越えるためのさまざまな情報を無料で公開しています。
ぜひ、あなたの就職活動をより良いものにするために、どんどん利用していただければと思います。

※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめ就活サービスをまとめた記事となります。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。