
皆さんこんにちは!ミヤッチです!

読者の悩み
- 「ロジカルシンキング」ってどういう意味?
- 「ロジカルシンキング」を学ぶメリットってあるの?
- 「ロジカルシンキング」が難しくて理解できません、、
- 「ロジカルシンキング」についてのオススメ本はありますか?
なお、本記事の内容は以下の通りです。
本記事の内容
- 「ロジカルシンキング」の定義について徹底解説!
- 「ロジカルシンキング」を取得するメリット2選を紹介!
- 「ロジカルシンキング」で押さえておくべき基本ルール4つを紹介!
- 「ロジカルシンキング」を取得するうえで読んでおくべき書籍を紹介!
今回は「ロジカルシンキング」とは、何なのかについてお伝えしたいと思います。
恐らく、ロジカルシンキングと聞くと、非常に難しいイメージを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、ロジカルシンキングを理解するには、たった4つの基本ルールを押さえるだけで問題ないです。
本記事は、ロジカルシンキングの外部セミナーに参加したり、様々な書籍の情報を分かりやすくまとめております。
是非、これから「ロジカルシンキング」を取得したいと思っている方は、最後まで読んでみてください。
目次
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ロジカルシンキングの定義について徹底解説!

ここでは、ロジカルシンキングの定義について簡単に紹介していきたいと思います。
そもそも、ロジカルシンキングは、直訳すると【ロジカル】=【論理的】、【シンキング】=【考え方】となります。
なのでロジカルシンキングは論理的思考法と言われたりもしています。
そしてロジカルシンキングの定義とは、物事を深くかつスピーディに考え、分かりやすく伝えるために、体系的に道筋立てて考える力のことです。
つまり、ロジカルシンキングを身につければ、ビジネスの現場で「説得力のある説明」ができるのです。
これが、ロジカルシンキングがビジネスパーソンとして必須のスキルと言われている理由です。
ロジカルシンキングを取得するメリット2選を紹介!

ここでは、ロジカルシンキングを取得することで得られるメリットを大きく分けて2つ紹介します。
「コミュニケーション能力の向上」
まず1つ目は「コミュニケーション能力の向上」が挙げられます。
先ほどもお伝えしましたが、ロジカルシンキングは、物事を深くかつスピーディーに考え、分かりやすく伝えるために道筋立てて考える力です。
なので、ロジカルシンキングを身に付けることにより、お客様や上司、チームメンバーとのコミュニケーションがスムーズになり仕事の効率も向上します。
「物事を緻密に考える能力向上」
2つ目は「物事を緻密に考える能力の向上」です。
後ほど紹介しますが、ロジカルシンキングでは、様々なフレームワークを活用することにより、やるべきことや考えるべきことを抜けモレなく考えることができます。
例えば、営業担当者の方がロジカルシンキングの力を身につければ「お客様への抜けモレのない商品説明」ができるようにもなります。
つまり、ロジカルシンキングは、仕事の効率を向上させる強力なツールなのです。
以上、2つが私が思うロジカルシンキングを取得する上での大きなメリットです。
ロジカルシンキングの基本ルール4つを紹介!
では、本記事の本題である、ロジカルシンキングを理解するうえで必要な基本ルールを4つ紹介します。
ロジカルシンキングは、身に付けることが非常に難しいと言われています。
しかし、ここで紹介する基本ルール4つを押さえれば、ビジネスで十分通用する知識が得られるので、参考にしてみてください!
ロジカルシンキングのルール①:「情報を似たモノ同士で分ける」

ここは、言葉で伝えるよりも図で解説した方が分かりやすいので以下の図を使います。
左の図では、「A社にすべき理由」がたくさんある状態なので分かりにくい印象を持ったのではないでしょうか?
恐らく、営業担当者が左の図の状態で話す場合は「A社にすべき理由が4つありまして、、」と話すはずです。
それと比較して、右の図では、先ほどの4つの情報をコスト面とリスク面でしっかりとまとめることができています。
恐らく、営業担当者が右の図の状態で話す場合は「A社にすべき理由はコスト面とリスク面の2つがあります」と話すはずです。
聞き手として伝わりやすいのは、間違いなく右の図となります。
是非、モノゴトを相手に伝えるときは「情報を似たモノ同士で分ける」を心掛けてみてください!
ロジカルシンキングのルール②:「得られた情報からメッセージを抽出する」

こちらも、言葉で伝えるよりも図で解説した方が分かりやすいので、以下の図を使います。
左の図は、先ほどお伝えした「情報を似たモノ同士で分ける」がしっかりできている状態です。
ただし、そこに対する結論が「委託先の選定結果」では、何を言いたいのか分かりません。
それと比較して、右の図はしっかりと「情報を似たモノ同士で分ける」ことができており、その情報をしっかり捉えたうえで、結論が述べられています。
このように、「得られた情報からメッセージを抽出する」ことは、非常に大切なので心掛けてみてください!
ロジカルシンキングのルール③:「メッセージを根拠付けする」

ロジカルシンキングでは、メッセージを根拠で支える方法は、以下の2種類あると言われています。
根拠を支える方法
- 帰納法(きのうほう)
- 演繹法(えんえきほう)
「ヤバイ難しいのがきた」と思った方は、分かりやすく解説していきますので安心してください。

例えば、「成果を出す人は早起きの人が多い」という具体例があった場合にメッセージとして「成果を出しているAさんは早起きだ」「成果を出しているBさんは早起きだ」「成果を出していないCさんは早起きでない」とあれば、具体例に対する根拠付けがある状態です。
このように具体例を挙げながら根拠付けする方法が帰納法です。

例えば、「赤信号は止まらないといけない(前提)」「車で走っていたら目の前の信号が赤になった(ルールに物事当てはめる)」「なので車を止めた(根拠)」のように一般的かつ普遍的な事実(ルールやセオリー)を前提とし、結論を導き出すのが演繹法です。
これらの2種類の方法を使って「メッセージを根拠付けする」を心掛けてみてください!
ロジカルシンキングのルール④:「全体を抜けモレなく全体を捉える」

「全体を抜けモレなく全体を捉える」はMECEと言われたりもします。
こちらも、言葉で伝えるよりも図で解説した方が分かりやすいので以下の図を使います。
上図は「正しい例」と「抜けがある例」を載せています。
右の図は、自社の売り上げについて「大手企業」だけという回答になってますが、左の図は自社の売り上げは「大手企業」と「中小企業」としっかり分けられています。
これをMECEができている状態と言ったりもします。
その他にも、自社の売り上げは「大手企業」と「大手企業以外」という【AとNOT A】という方法で分けたり、レベルの高い方だと【5W2H】や【4P】のようなフレームワークを活用したりもします。
ロジカルシンキングを学ぶのにおすすめの本2選を紹介!
ここまで、ロジカルシンキングを理解するうえで、大切な基本ルールを4つ解説しました。
正直、ここまで紹介した基本ルールをしっかり実践で活用できれば、一般的なビジネスマンよりロジカルシンキングを理解したと言って良いと思います。
しかし、これまで紹介したロジカルシンキングの内容をさらに深掘りしたい方は、以下の2冊を本記事と合わせて読むことをおすすめします。
ロジカルシンキングおすすめ本2選
- 世界一やさしい問題解決の授業
- マンガで分かるマッキンゼー式ロジカルシンキング
「世界一やさしい問題解決の授業」の著者「渡辺健介さん」は、世界的に有名なコンサル会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーで活躍された方です。
本書籍はロジカルシンキングの中で最も売れた本とされており、世界25カ国、15言語以上で発売されており、ロジカルシンキングを学ぶうえで、読むことが必須の1冊となっています。
2冊目の「マンガで分かるマッキンゼー式ロジカルシンキング」は、タイトルにある通りロジカルシンキングの知識をもう少し深めたいけど、自己啓発本に苦手意識のある方におすすめの書籍です。
本書籍は、以下の記事でも詳しく紹介しているので確認してみてください!
ロジカルシンキングの基本ルールやおすすめ本のまとめ
いかがでしたか?
今回は、ロジカルシンキングの基本ルール4つと更なるロジカルシンキングの知識を深めるための書籍を紹介しました。
私も、人事担当者として様々な案件に取り掛かってきましたが、ロジカルシンキングを活用することが非常に多かったです。
是非、自分自身のスキルアップを目指されている方は、今回紹介した以下の基本ルール4つを意識しつつ、おすすめ本2冊も読んでみてください!
本記事のまとめ
- 情報を似たモノ同士で分ける
- 得られた情報からメッセージを抽出する
- メッセージを根拠付けする
- 全体を抜けモレなく全体を捉える
また、ビジネスの三大思考法の一つである「ラテラルシンキング」についても、以下記事で解説しています。
ロジカルシンキングと一緒に理解することで、ビジネスで考える力の幅が広がりますので、合わせて読んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。