

今回は、タイトルにある通り、私が2019年1月から2021年8月までの1年6ヶ月で読んだ120冊以上の自己啓発本の中から選んだ「夢をかなえるゾウ」の紹介です。
本書籍は、愛知県生まれ慶應義塾大学出身の水野敬也さんが著者のシリーズ累計400万部の大人気作品です。
なお、夢をかなえるゾウは、以下の通りシリーズ化されており、この後に「夢をかなえるゾウ2」「夢をかなえるゾウ3」「夢をかなえるゾウ4」も出版されています。
シリーズ2作目・3作目・4作目の「夢をかなえるゾウ」については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は、合わせてチェックしてみてください。
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今回は、そんなシリーズの中でも、著者が「夢があるのに叶えられていないサラリーマンに勇気を与えたい!」という想いで書き上げた、第1シリーズを紹介します。
ストーリー仕立てで、他の自己啓発本よりも読みやすい本となっているので、自己啓発本が苦手という方にも是非、読んでいただきたい1冊となっています。
目次
夢をかなえるゾウのあらすじを紹介!
「夢をかなえるゾウ」に登場する主人公は、どこにでもいる普通のサラリーマンです。
主人公は、これまで自分を変えるために自己啓発本を何冊も読んだり、インドへ海外旅行にいったりしていました。
しかし、3日坊主の性格が災いし、いつまでも芽が出ない生活を送っていました。
そんなある日、会社の先輩に誘われ、実業家(先輩の友人)が開催した誕生日パーティーに参加することになりました。
しかし、参加したパーティーで、主人公よりも遥かにレベルの高い活躍をしている人達を見て「自分の住んでいる世界との差」を痛感し、惨めな気持ちで泥酔しながら帰宅します。
帰宅後、インド旅行で買った置物(ガネーシャ象)に「人生を変えたい」と泣き叫びます。
次の日の朝に目を覚ますと、枕元に関西弁を喋るゾウのような姿をした神様が立っていました。
枕元の関西弁を喋るゾウは、自らをインドの神様である「ガネーシャ」と名乗り「成功したければ私の課題を1つずつこなすように」と主人公に指示を与えます。
主人公は、半信半疑ではあるが、わらにもすがる想いでガネーシャと課題をこなす契約を結びます。
本作品は、そんな契約を結んだガネーシャから与えられた課題を、1つずつクリアしながら主人公が成長していくストーリーとなっています。
夢をかなえるゾウで与えられる課題一覧(一部抜粋)を紹介!


課題一覧(一部抜粋)
- 靴をみがく。
- 人が欲しがっているものを先取りする。
- 会った人を笑わせる。
- その日頑張れた自分を褒める。
- 決めたことを続けるための環境を整える。
- 明日の準備をする。
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる。
- 人の長所を盗む。
- 毎日感謝する。
夢をかなえるゾウの課題を実践して行動が変わりました!

夢をかなえるゾウの課題①:靴を磨く

本書の中で、ガネーシャが主人公へ、以下の言葉を伝える場面があります。
メモ
「ええか?自分が会社へいく時も、営業で外回りする時も、カラオケ行って馬鹿騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれているんや。そういう支えている物を大事にできんやつが成功するか、アホ!」
私自身、この言葉を聞いてまさにその通りだなと感じました。
それまでの私は、靴磨きの道具すら持っていなかったのですが、直ぐに最寄りのイオンモールへ買いに行きました。
そして、今では、靴磨きを毎日実践しています。
なお、靴磨きをするようになってから以下のメリットがありました。
靴磨きをおこなうメリット
- 靴に愛着が湧くようになった。
- 磨く前より足取りが軽くなった。
また、社会人として靴が汚れているのは、相手に対してマイナスのイメージを与えてしまいます。
以上のことから、今後も、成功するしないは抜きにして、社会人としての最低限のエチケットとして継続していきたい項目です。
夢をかなえるゾウの課題②:人が欲しがっているものを先取りする。

この考え方は、ビジネスで成功している人は、必ず当てはまると思います。

メモ
ビジネスで成功をおさめている人は、人の欲望を満たすことが得意な人
この言葉を受けた私自身も、この半年間は、上司が求めているものは何だろうと常に意識して働くように努めました。
すると、上司からの賞与における評価を5段階評価中の4.5の評価を取得できました。
また、そのコメントの中で「与えた仕事以上の成果で返してくれた」と記載がありました。
この成功体験は、本書籍の「人が欲しがっているものを先取りする」を実践したおかげだと思っています。
夢をかなえるゾウの課題③:会った人を笑わせる。

私の職場環境は、採用の仕事以外は、基本的に黙々とPCと向き合う仕事です。
そのため、仕事において人と話すことは限りなく少ないのですが、この課題を意識してからは、隣の人や他部署の方と積極的に話をするようになりました。
すると、今まで仕事を頼みにくかった他部署の方に、仕事を頼みやすくなったりしました。
夢をかなえるゾウの課題④:その日頑張れた自分を褒める。

本書籍を読んでからは、毎日寝る前に、どれだけ小さなことでも、自分が頑張ったことを振り返り褒めるようにしました。
すると、以下のようなメリットがありました。
メリット3選
- 自己肯定感がなくなる。
- 失敗をくよくよ悩まなくなる。
- 寝付きが良くなる。
なお、自分の頑張ったことを褒める作業は、意外と楽しいと感じるようになるのもメリットです。
夢をかなえるゾウの課題⑤:決めたことを続けるための環境を整える。

私が、この課題を実践するために行動したのは、30万円を出してMacBookProを買ったことです。
今までブログを始めたいと何回も思っていたのですが、10年以上使っていたパソコンは、動作が遅く、なかなか始める気が起きませんでした。
しかし、本書籍をきっかけに、デザインもカッコ良くて動作が早いMacBookProを購入したのです。
おかげで、ブログを1週間に2投稿することが今でも継続できており、課題の効果を実感しています。
夢をかなえるゾウの課題⑥:明日の準備をする。

この課題に取り組む前の私は、飲み会の後などで帰りが遅くなった日は、明日の会社の準備をしないまま寝てしまうことも多かったです。
しかし、どれだけ疲れている日でも、明日の準備を必ずやると決め、半年間継続すると、準備をすることがルーティーン化されました。
結果、忘れ物をすることは、半年間一度もありませんでした。
また、朝の準備時間をコーヒータイムにあてられたのも良い効果でした。
夢をかなえるゾウの課題⑦:身近にいる一番大事な人を喜ばせる。

この課題は、彼女の誕生日が近かったこともあり、サプライズを考えて実践しました。
サプライズでは、彼女が泣きながら喜んでくれ、その顔を見ると自分自身も幸せな気持ちになりました。

メモ
「人間は、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱う生き物」
確かに、日頃の生活で、親や彼女、友人に感謝の気持ちを伝え切れているかと言われると「ハッキリ伝えられている」とは言えませんでした。
今後も課題を継続する中で、感謝の気持ちは常に持ち続ける必要があると気付かせてくれました。
夢をかなえるゾウの課題⑧:人の長所を盗む。

私は、本書籍を読むまでは、人の真似をすることに気が引けていました。
なぜならば、昔から人の真似をするのは悪と教えられていたからです。
しかし、本書の「人を喜ばせることに標準が合えば恥ずかしさはなくなる」と言った言葉に後押しされて、仕事のできる上司の行動を1から真似てみました。
すると、上司の行動が自らの知識となり、そこから自分自身の考えも取り入れ仕事を進められるようになりました。
夢をかなえるゾウの課題⑨:毎日感謝する。


メモ
「己を満たし、他人の中に足りないものを見つけてこそ成功する」
この言葉を見たときに、確かにその通りだなと感じたのを今でも覚えています。
お金や名声・名誉は自分で手に入れるものと思い込んでいる人も多いかと思います。
しかし、これらの全ては、他人から与えられているものだと気付かせてくれました。
私は、この課題を継続することにより、自分は充分に満たされていると意識し行動する大切さを得られました。
【書評】夢をかなえるゾウを読んで行動が変わりましたのまとめ
いかがでしたか?
今回は、夢をかなえるゾウに書かれている課題9つを紹介しました。
私自信が夢をかなえるゾウを読んで課題を実践したことを踏まえて、本書籍をオススメしたい人は以下の通りです。
本書籍をオススメしたい人
- 自己啓発本を最後まで読めた試しがない人!
- 自己啓発本を読んだことがない人!
- 明日からでも実践できる有益な情報が知りたい方!
是非、何の書籍を読むか悩んでいる方は、手にとってみてください!
なお、冒頭でもお伝えした通り、他のシリーズも気になる方は、以下記事で詳しく解説しているので、本記事と合わせて読んでみてください。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。