
今回は、上記悩みに対して、元人事の私が、「就活で必ず乗り越えなければならない各面接対策」を解説していきます。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社!
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験!
- 2021年4月にAbemaTVの就活特番生出演!
- Fラン大から東証一部上場企業へ内定できたノウハウを発信中!
なお、今回紹介する選考は、以下の通りです。(定番の選考〜圧迫面接まで幅広く解説しています)
本記事の内容
- 一次面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 二次面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 集団面接の目的と通過するための対策3選を紹介!
- 最終面接の目的と通過するための対策4選を紹介!
- 圧迫面接の意図や対処法を紹介!
- グループディスカッションで意識すべきこと3選を紹介!
上記内容は、私が新卒から4年間、東証一部上場企業の新卒採用業務を経て得た、面接に関するノウハウの全てです。
本記事で各選考ごとの通過するための対策をまとめてますので、あなた自身が目前に控えている面接を中心に、確認をしてみてください!
目次
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企業が面接をおこなう理由は大きく分けて3つ!

就活では、面接を受けるのが当たり前と考えている人も多いと思います。
しかし、曖昧なイメージのままでいると、各選考に通過できる確率は格段に下がります。
なので、本記事で、企業が就活で面接をおこなう理由を明確にしましょう。

面接をおこなう理由3選!
- 応募者の人間性を確認するため!
- 応募者が自社で活躍できる人間なのかを見極めるため!
- 最低限のビジネスマナーが備わっているか確認するため!
例えば、履歴書で「コミュニケーション能力があります!」と記載されていたとします。
しかし、それが本当なのかを判断するには、直接話して、人間性を確認するのが最も有効な手段です。
また、履歴書やエントリーシートなどの文面だけでは伝わらない、応募者の雰囲気や身だしなみ、言葉遣いも面接で確かめるのが最も有効な手段です。
以上が、私の考える企業が面接をおこなう大きな理由3つです!
一次面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップの最初の入り口となる一次面接について解説していきます。
なお、「一次面接で落ちる学生の特徴」や「一次面接の特徴」については、以下の記事で解説しています。
是非、一次面接全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
一次面接の目的について元人事担当者が徹底解説!

結論からお伝えすると、一次面接は「最低限のビジネスマナーを有しているか」を目的としている企業が多いです。
そのため、面接官は、以下の項目をみています。
面接官が見ているポイント
- 最低限のコミュニケーション能力を有しているか?
- 身だしなみはしっかりとしているか?
- 会社を本当に志望しているか?
なお、一次面接では「言葉のキャッチボールができない方」や「身だしなみがダメな方」は確実に落ちます。
しかし、逆に捉えると、一次面接からは、学歴関係なく勝負できる舞台となるのでチャンスです!
一次面接を通過するための対策4選を元人事担当者が徹底解説!

一次面接対策4選
- 面接官の質問に対して違う回答をしない!
- 最低限の身だしなみを心掛ける!
- 企業分析は会社のホームページを軽く見ておく!
- 自己分析は完全無料のツールを利用する
なお、上記の中でも、もっとも意識して欲しいのが「自己分析」です。
一次面接に限らず、全ての選考に共通して大切なのが、企業に対して「あなた自身を売り込むこと」です。
つまり、あなたという商品を売り込むための「自己分析(商品理解)」が必須になってくるのです!
なお、「自己分析のやり方5ステップ」で紹介してますが、まずは、自己分析ツールを活用し、自分の客観的データの収集をすることが、自己分析の最初のステップです。
自己分析ツールについては、以下3つのサービスが「無料かつサービス品質」の観点から、おすすめとなっていますので、自己分析ツールを利用したことがない方は、是非、活用してみてください!
【無料】おすすめ適性検査ツール3選
- キャリアチケットスカウト(アプリ):質問に答えるだけで自己PRやガクチカが自動生成される!
- キミスカ
:業界No1の精度が非常に高い適性検査サービス!
- OfferBox
:就活生の4人に1人が利用!適性診断AnalyzeU+と適性診断360度!
とくに、自己PRやガクチカ作成に苦手意識がある方は、「キャリアチケットスカウト(アプリ)」がおすすめです。
私もそうでしたが、「自己PR」や「ガクチカ」を考えるのが苦手な中、アプリダウンロード後(利用登録含む)に、簡単な質問に答えると「自己PRやガクチカ」が自動作成される、非常に優秀なサービスとなっています。
二次面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップの鬼門である二次面接について解説していきます。
なお、「二次面接で落ちる学生の特徴」や「二次面接の特徴」については、以下の記事で解説しています。
是非、二次面接全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
二次面接の目的について元人事担当者が徹底解説!

結論、二次面接では「学生が入社してから会社で活躍できるか確認することを目的」としている企業が多いです。
そのため、あなたが仕事をしていくうえで、「適性があるか?」や「仕事をこなしていけるか?」「適した能力を有しているか?」など、以下のような、具体的な内容を確認してきます。
確認内容
- 入社後にやりたいことが明確か確認!
- 企業研究・業界研究をしっかり行えているか確認!
- キャリアプランをしっかりと考えているか確認!
- 企業と学生のミスマッチが起きないかの確認!
- 能力が仕事にマッチしているかの確認!
- 積極性や成長意欲があるかの確認!
以上のことから、二次面接は一次面接よりも「入社してから会社で活躍できるか確認する」ための具体的な質問がくるので、しっかりと対策が必要です。
二次面接を通過するための対策4選を元人事担当者が徹底解説!

二次面接対策4選
- 一次面接の内容と一貫性を持たせる
- 企業研究と業界研究をしっかりおこなう
- キャリアプランや将来のビジョンを明確にする
- 自己分析を再度見つめ直す
上記の中でも特に重要な項目は「キャリアプランや将来のビジョンを明確にする」です。
なぜならば、企業側としては、将来的なビジョンがしっかりとしている学生に対して、以下のような印象を持つからです。
ポイント
- 企業に対する志望度が高い印象を持つ!
- 長く働き続けてくれる印象を持つ!
なお、対策のポイントは、出来るだけ定量的に具体的なプランを伝えるです。
例えば、以下二つの例の場合、どちらの学生を採用したいと考えるでしょうか?
例1
私は、御社の●●事業に入社した際は、自分の●●という強みを活かし、10年目までに本部戦力のエリアリーダーとなりたいと考えています。
例2
私は、御社の●●事業に入社した際は、自分の●●という強みを活かし、入社後3年目までに「●●資格」を取得し、5年目でチーフとなり後輩育成の担当を経験します。
また、8年目には●●事業の●●部門のエリアリーダーを経験し、10年目には本部戦力のエリアリーダーとなりたいと考えています。
ここで、注目いただきたいのは、文章の構成や内容ではなく、定量的に具体的なプランを伝えているかです。
恐らく、同じ内容でも2番目に紹介した文章の方が「キャリアプランや将来のビジョンが明確」になっていると感じたのではないでしょうか?
以上のことから、キャリアプランや将来のビジョンを伝えるときは、定量的に具体的なプランを意識して伝えてみてください。
なお、面接で「5年・10年後の仕事の目標」を質問されたときの答え方は、以下記事を参考にどうぞ!
集団面接の目的や通過するための対策3選を紹介!
ここでは、各選考ステップに登場する集団面接について解説していきます。
なお、「集団面接を受ける前に知っておきたい心構え」については、以下の記事で解説しています。
是非、集団面接全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
集団面接の目的について元人事担当者が徹底解説!

結論、集団面接では「学生を効率的に絞り込むことを目的」としている企業が多いです。
そのため、同じグループの就活生と比べられる可能性があることを頭に入れておく必要があります。
とは言え、「周囲を押しのける」意識を持つのではなく「あなた自身の役割を果たす」ことを意識することが大切です。
集団面接を通過するための対策3選を元人事担当者が徹底解説!

集団面接対策4選
- 身だしなみと態度に気をつける!
- 質問に対して結論から話す!
- 周囲の意見をしっかり聞く姿勢!
上記の中でも、特に重要なのは「質問に対して結論から話す」です。
集団面接では、1人あたりの質問に対する回答時間は多くて2分です。
だからこそ、結論を最初に持ってきながら端的に面接官へ内容を伝えましょう!
なお、1つの質問に対しての回答は1分30秒くらいでまとめられるようにしましょう。

集団面接で頻繁に聞かれること
- 自己紹介をしてください!
- 自己PRをしてください!
- 学生時代に力を入れたことを話してください!
- 志望動機を教えてください!
- 逆質問はありますか?
経験上、ほとんどの企業は、上記5つの質問をしてくるので、あらかじめ答えを用意しておきましょう。
なお、当ブログでも、面接官がよくおこなってくる質問対策をたくさん載せていますので、参考にしてみてください。
関連記事
最終面接の目的や通過するための対策4選を紹介!
ここでは、各選考ステップにおける最後の関門である、最終面接について解説していきます。
なお、「最終面接の特徴」や「最終面接で落ちる学生の特徴」については、以下の記事で解説しています。
是非、二次面接全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
最終面接の目的について元人事担当者が徹底解説!

結論からお伝えすると、最終面接では「自社に合う人材かの最終確認を目的」としている企業が多いです。
なお、最終面接は「内定承諾の意思確認が目的」とされがちですが、それは違うと思っています。
なぜならば、最終面接は、役員が面接官をすることが多く、大手企業や成長中の企業は、内定承諾の意思確認だけのために面接をするようなことはないからです。
実際、私も、採用業務で、役員の面接シートを何百枚と見てきましたが、毎回ぎっしりと学生の特徴が書かれています。
なので、最終面接を受けるのであれば今まで以上に気を引き締めておこなう必要があります。

最終面接を通過するための対策4選を元人事担当者が徹底解説!

最終面接対策4選
- 最終面接を合格するには「自己分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「企業分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「逆質問」をしっかり考える!
- 最終面接を合格するには「緊張しないための努力」はしっかりする!
上記の中でも、特に重要な項目は「最終面接を合格するには「逆質問」をしっかり考える!」です。
役員の方から、人事担当者としてよく話を聞くのが「逆質問をしてこない学生は自社に興味がないと思ってしまう」です。
なので、事前に、面接官に好印象を与える逆質問のレパートリーを持っておくことが大切になってきます。
なお、「どのような質問をして良いか分かりません!」という方は、以下の記事を確認してみてください。
私が面接で効果的だった「面接官に好印象を与える逆質問を10個」紹介しています。
【番外編】圧迫面接の意図や対処法を紹介!
ここからは、各選考ステップにおける、番外編として圧迫面接について解説していきます。
なお、「私が就活中に受けた圧迫面接の経験談」については、以下の記事で解説しています。
是非、圧迫面接全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
面接官が圧迫面接をしてくる意図について元人事担当者が徹底解説!

結論、圧迫面接をしてくる企業の意図は「ストレス耐性」の確認です。
企業側からすれば、ビジネスにはたくさんの理不尽な状況があるので、その環境に耐えられるか面接で試すのです。
なので、やり方はどうであれ、あなた自身の資質を試されていることは間違いないと言えます。
圧迫面接をされた時の対処法を元人事担当者が徹底解説!

圧迫面接対策2選
- 圧迫面接を受けた時は「謙虚な姿勢」を心掛ける!
- 圧迫面接を受けた時は「辞退する」考えも持つ!
まず、圧迫面接を受けた時の対処法としては、以下のような謙虚な姿勢を持ちましょう。
(例)圧迫面接の謙虚な姿勢
- 勉強が足りませんでした。今後気をつけます。
- 自分の考えが狭いことに気づかされました。勉強になりました。ありがとうございます。
なお、個人的な意見になりますが、圧迫面接をしてくる企業に入社することはおすすめしません。
なぜならば、圧迫面接をしてくる企業には、以下の特徴がある可能性が高いからです。
圧迫面接をする企業の特徴3選
- コンプライアンス体制が整っていない企業!
- 人材を大切にしない企業!
- ストレスが多い企業!
なので、本当に行きたい企業でなければ、謙虚な姿勢以前に、選考辞退も頭の片隅に持っておくことをおすすめします。
【番外編】グループディスカッションで意識すべきこと3選を紹介!
ここでは、各選考ステップにおける、番外編となるグループディスカッションについて解説していきます。
なお、「グループディスカッションのおすすめの役割や必要な能力」については、以下の記事で解説しています。
是非、グループディスカッション全体の内容を把握したい方は、以下記事を読み進めてみてください。
なお、後述より、グループディスカッションをGDで統一して記載したいと思います。
面接官がグループディスカッションをしてくる意図について徹底解説!

結論、GDをしてくる企業の意図は「面接以上に総合的な能力を見るため」です。
採用業務を経験し、GDを選考に取り入れて感じるのは、以下の項目を網羅的に確認できるからです。
GDでの確認項目
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性 / 一般常識
- 論理的思考 / 考察力

上記の項目は、面接だけで見ることは困難なので、GDが取り入れられています。
グループディスカッションで意識すべきこと3選を徹底解説!

GD対策3選
- 課題を時間内で確実に終わらせる!
- 謙虚と尊重を大切にする!
- アイコンタクトを大切にする!
上記の中でも特に重要な項目は「課題を時間内で確実に終わらせる!」です。
GDは、短い時間の中で、いかにディスカッションをスムーズに進行し、かつ、議論を深めていくかがポイントです。
なお、私の経験上、GDをおこなっていると、活発になりすぎて時間を忘れて結論まで辿りつけないグループがたくさんいます。
なので、グループディスカッションでは「進行・時間管理・書記」の3つの役割をしっかり決めることが重要になることを覚えておいてください。
就活の面接対策を各選考ステップで解説のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、就活の面接対策を各選考ステップに分けて解説しました。
各選考の目的や対策を知ることにより、就活の面接に対する漠然としたイメージが明確になったのではないでしょうか?
是非、各選考ごとの対策を本記事を振り返りながらおこなってみてください。
また、面接対策全般に共通する対策としては、就活エージェントを活用した模擬面接の実施が一番効果があります。
就活エージェントは、就活生の10人に4人は利用している、プロのアドバイザーに、就活全般のアドバイスを無料で受けられるサービスです。
是非、「まだ就活エージェントを活用したことがない方」は、利用も無料なので、活用を検討してみてください。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。