広告 就職活動 面接対策

【二次面接が最終面接だとほぼ内定?】企業側の意図を紹介!

はてな

  1. 二次面接が最終面接だとほぼ内定ですか?
  2. 二次面接までしかない企業の意図とは?
  3. 二次面接が最終だと一次面接の通過率は高い?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

昨今、多くの企業が優秀な学生の囲い込みに注力しています。

その中で、選考が「書類選考・一次面接・二次面接」のみという企業も少なくありません。

今回は、そんな『二次面接が最終面接の場合はほぼ内定なのか?』紹介する記事です!

面接回数が少ないので簡単に内定が取れるイメージがあると思いますが…

この辺りの現実について、元採用担当の経験も交えながら紹介していきます。

二次面接が最終でもほぼ内定ではない理由【2選】

結論からお伝えすると「二次面接が最終面接でもほぼ内定ではない」です!

この辺りの理由について、大きく2つに分けて紹介します。

ウソの理由

  1. 最終面接の通過率は約50%
  2. 質問レベルは高くなる

 

理由①:最終面接の通過率は【約50%】

最終面接で落ちる割合は企業によって変動するので公式データはありません。

ですが、一般的に「最終面接の通過率は50%前後」と明示されています。

なお、そのほかの選考通過率は以下のとおりです。

  1. 書類選考・エントリーシート:約50%
  2. グループディスカッション:基準なし
  3. Webテスト・適性検査:約40%
  4. 一次面接:約30%
  5. 二次面接:約50%
  6. 最終面接:約50%

上記のとおり、一次面接のほうが選考通過の難易度が高いのは間違いありませんが…

二次面接(最終面接)であっても決して油断できる通過率ではないです。

そのため、二次面接が最終面接であっても、しっかり選考対策する必要があります。

 

理由②:質問レベルは高くなる

二次面接(最終面接)では、一次面接以上に「質問レベルが高くなる」こともあります。

詳しくは、「最終面接ってほぼ受かる?」という記事で紹介していますが…

注意ポイント

  1. 回答への深掘り質問が多い
  2. 経営者(役員)視点の質問が多い

こんな感じでして、経営者(役員)視点の質問が多かったりします。

そのため、意外と最終面接=内定の意思確認というケースは少ないので注意しましょう。

 

企業が二次面接を最終面接にする意図【4選】

本章では、企業が二次面接を最終面接にする意図についてまとめました。

大きく4つに分けて紹介していくので、合わせてチェックしておきましょう。

企業側の意図【4選】

  1. 早期での学生の囲い込み
  2. 採用担当者の負担軽減
  3. 書類選考を重視している
  4. リクルーター面談を組み込むため

 

意図①:早期での学生の囲い込み

企業が二次面接を最終面接にする理由の1つ目は「早期での学生の囲い込み」です。

昨今、選考が早期化しており、多くの企業が優秀な学生の採用に注力しています。

その中で、選考の長期化は、学生の囲い込みには大きなデメリットです。

そのため、選考フローを短縮し、優秀な学生を囲い込もうとしている可能性があります。

 

意図②:採用担当者の負担軽減

企業が二次面接を最終面接にする理由の2つ目は「採用担当者の負担軽減」です。

当たり前の話ですが、選考フローが短くなれば採用コストは少なくなります。

もちろん、学生をしっかり見定めることはできなくなりますが…

とくに、中小企業は少ない社員で採用活動に注力しています。

そのため、選考フローを短縮し、「コスト減+早期での学生囲い込み」を狙う中小企業が多いです。

 

意図③:書類選考を重視している

企業が二次面接を最終面接にする理由の3つ目は「書類選考を重視しているため」です。

エントリーシートやWEBテストに採用基準を設け、多くの学生を落とす傾向にあります。

そして、2回の面接で学生の適正・入社意欲を確認!

本選考開始前には、採用基準を満たした学生を囲い込むような採用手法となっています。

 

意図④:リクルーター面談を組み込むため

企業が二次面接を最終面接にする理由の4つ目は「リクルーター面談を組み込むため」です。

  1. 選考前にリクルーターを組み込む
  2. 内定後にリクルーターを組み込む

多くの企業は、上記2パターンのいずれかでリクルーターを組み込んできますが…

昨今は、選考前からリクルーターを組み込むケースが多くなっています。

結果、リクルーターが優秀と感じた学生は、二次面接が実質の最終となるケースも多いです。

以上が、二次面接を最終面接にする企業側の意図となります!

 

二次面接(最終面接)で企業が見ているポイント【3選】

続けて、二次面接(最終面接)で企業が見ているポイントをまとめてみました。

大きく3つに分けて紹介していくので、合わせてチェックしておきましょう。

企業が見ているポイント【3選】

  1. 入社意欲
  2. 自社の理解度
  3. キャリアビジョン

 

ポイント①:入社意欲

二次面接(最終面接)では、「学生の入社意欲」を見ているのは間違いないです。

当たり前の話ですが、入社意欲が低い人材を企業が採用するメリットがありません。

例えば、『御社は第一志望群です!』と答えれば落ちます。

この辺りの詳しい詳細は「御社が第一志望と答えて問題ないか?」という記事で紹介していますが…

正直に答える人ほど、二次面接(最終面接)で落ちてしまうケースが多いので注意しましょう。

 

ポイント②:自社の理解度

二次面接(最終面接)では、「自社の理解度」を確認しているケースも多いです。

例えば、以下のような質問は二次面接・最終面接における頻出質問となっています。

  1. なぜうちの会社でないといけないの?
  2. うちの会社のどこに魅力を感じたの?
  3. あなたがうちの会社で働くメリットは?

この辺りの質問に答えるには、企業理解が必要不可欠です。

そのため、一次面接以上に「企業理解」を深めておきましょう!

なお、企業理解を深めるやり方は、以下記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

ポイント③:キャリアビジョン

二次面接(最終面接)では、「キャリアビジョン」を確認しているケースも多いです。

  1. 入社後にやりたいことは?
  2. 〇〇さんの5年後のキャリアプランは?
  3. 〇〇さんは自社でどう活躍していきたい?

上記のとおり、キャリアプランについての質問は多かったりします。

もちろん、働いたことがない企業のキャリアプランを描くのは大変ですが…

「OB・OG訪問」や「社員インタビュー記事」を通じて、キャリアプランは考えておきましょう。

具体的な目標設定・段階的な成長計画・企業への貢献意欲」の順番で考えるのがポイントです!

 

二次面接が最終面接の場合の注意事項【3選】

本章では、二次面接が最終面接の場合の注意事項をまとめてみました。

大きく3つに分けて紹介していくので、合わせてチェックしておきましょう。

注意事項【3選】

  1. アピールのチャンスは少ない
  2. 一次面接の選考難易度は高め
  3. 企業理解のチャンスは少ない

 

注意事項①:アピールのチャンスは少ない

選考フローが短いと「アピールのチャンスが少ない」のも事実です!

少ない選考フローの中で、あなた自身を魅力的に語る必要があります。

そのため、意外と二次面接が最終の企業で落ちてしまう学生は多いです。

人間関係と同じく、接触回数が少ないほど、魅力をアピールするのは難しかったりします!

 

注意事項②:一次面接の通過難易度は高め

二次面接が最終の場合、「一次面接の通過難易度は高い傾向」が強いです。

と言うのも、各選考フェーズの面接官には以下の特徴があります。

  1. 一次面接:若手社員
  2. 二次面接:中堅社員〜部長クラス
  3. 最終面接:役員〜社長クラス

基本、最終面接を担当するのは「役員〜社長クラス」です。

そのため、一次面接を担当する面接官は、役員クラスに会わせて良い人材か吟味します。

結果、一次面接から質問レベルが高くなり、選考難易度が高くなります。

 

注意事項③:企業理解のチャンスは少ない

選考フローが短いと「企業理解のチャンスが少ない」のも事実です!

と言うのも、多くの企業では各選考の終わりに「逆質問」が設けられています。

その中で、学生が企業理解を深め、志望意欲が高まっていくケースも少なくないです。

しかし、選考フローが少ないと、その分の企業理解のチャンスは少なくなります。

この辺りは、選考フローが少ない場合の学生側の大きなデメリットです。

ミヤッチ
選考前から「OB・OG訪問」を活用して企業理解を深めておきましょう!

 

【番外編】二次面接における落ちるフラグ7選

本章では、番外編として「二次面接における落ちるフラグ」をまとめてみました。

詳しくは、「二次面接に落ちるフラグとは?」という記事で紹介していますが…

落ちるフラグ【7選】

  1. 面接時間が短い
  2. リアクションが薄い
  3. 回答の深掘りがない
  4. メモを取っていない
  5. 業務と関係ない話が多い
  6. 逆質問の時間がない
  7. 次選考の案内がない

上記7つは、私が採用担当をしていたときの経験も交えた落ちるフラグです。

もちろん、上記7つのいずれかに当てはまっていても合格するケースはあります。

そのため、あまり落ちるフラグに惑わされる必要はありません。

もし、二次面接の選考結果がわからずモヤモヤしている人は、結果が分かるまで就活と距離を置くのも一つの手です!

 

【まとめ】二次面接が最終面接であってもほぼ内定はウソ

今回は、『二次面接が最終面接でもほぼ内定はウソ?』という悩みを中心に紹介しました。

まとめ

  1. 二次面接が最終面接でもほぼ内定はウソ
  2. 二次面接における落ちるフラグは意外と多い
  3. 二次面接の通過に事前準備は必要不可欠

こんな感じでして、二次面接が最終面接であればほぼ内定というのはウソです!

一般的に「最終面接の通過率は50%前後」と明示されています。

そのため、二次面接が最終面接であっても油断しないようにしましょう。

以下記事で「最終面接の選考対策」をまとめているので、これから二次面接(最終面接)を控えている人は、合わせてチェックしておきましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値40ギリギリのFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

-就職活動, 面接対策