広告 企業研究 就職活動

【新卒向け】誰も教えてくれない企業研究のやり方10選!

はてな

  1. 企業研究って何で大切なの?
  2. 企業研究って何から手をつければ良いの?
  3. 企業研究のやり方がまったく分かりません…

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

就活を始めるとたくさんの企業と出会うことになります。

その中で、興味・関心のある企業を分析するのは必要不可欠です。

今回は、そんな「企業研究のやり方」をできるだけシンプルかつ体系的にまとめました。

就活市場を分析して約8年、すべてのノウハウを惜しみなく紹介していきます。

ぜひ、企業研究のやり方に悩んでいる人は、参考にしてみてください。

企業研究が必要不可欠な理由【3選】

『そもそも何で企業研究は必要なの?』と感じる人は多いと思います。

詳しくは、「企業研究に意味はあるのか?」という記事で紹介してますが…

必要な理由

  1. 入社前後のミスマッチ防止
  2. 入社意欲の明確化
  3. 面接官の質問に答えるため

上記3つが「企業研究」は必要不可欠と言われている理由です。

また、「企業研究=入社に値する企業か見極める手段」だったりします。

転職が当たり前の時代ですが、一生働く可能性のある企業です。

直感だけで決めるのではなく、次の章で紹介する「企業研究10選」は実践しておきましょう。

 

誰も教えてくれない企業研究のやり方【10選】

ではさっそく、「誰も教えてくれない企業研究のやり方」を紹介します。

大きく10つにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

企業研究のやり方【10選】

  1. 企業研究ノートの作成
  2. 採用サイトのチェック
  3. 有価証券報告書のチェック
  4. 就職四季報のチェック
  5. マイナビ・リクナビのチェック
  6. 社員口コミサイトのチェック
  7. 競合他社のチェック
  8. OB・OG訪問の実施
  9. インターンシップへの参加
  10. 会社説明会への参加

 

やり方①:企業研究ノートの作成

企業研究の最初のステップは「企業研究ノートの作成」です。

詳しくは、「企業研究ノートの作り方」という記事で紹介していますが…

上表のように分析することで「企業の全体感」が見えてきます。

なお、中小・ベンチャー企業の場合、入手できない情報が多いはずです。

その場合は、一旦空白としておき、会社説明会などで質問して埋めていきましょう。

 

やり方②:採用サイトのチェック

企業研究のやり方2つ目として「企業の採用サイト」をチェックしましょう。

もっとも質の高い情報を手に入れられるのが企業の採用サイトです。

なお、企業の採用サイトでは、以下10つをチェックしておきましょう。

チェックポイント

  1. 企業名/設立年
  2. 本社所在地/従業員数
  3. 企業概要/企業理念
  4. 事業内容/採用情報(募集要項)
  5. 社員インタビュー記事/社長挨拶

採用サイトをチェックすれば、前述で紹介した「企業研究ノート」の6割は埋まると思います。

ぜひ、「採用サイトのチェック」は欠かさず確認しておきましょう。

 

やり方③:有価証券報告書のチェック

上場している企業の場合、「有価証券報告書」のチェックも必要不可欠です。

企業の主力事業や業績はもちろん、社員の平均年収も載っています。

なお、有価証券報告書では、以下10つのポイントを確認しておきましょう。

チェックポイント

  1. 主力事業/主力商品
  2. 売上高(全体・事業別)
  3. 営業利益/経常利益
  4. 当期純利益/借入金
  5. 現預金/自己資本比率/経常利益率

「ChatGPT」が有料プランであれば、有価証券報告書の中身を代わりに分析してもらえます。

ぜひ、有料プランの人は、ChatGPTも活用してみてください!

 

やり方④:就職四季報のチェック

企業研究に欠かせない就活本として「就職四季報」も要チェックです。

各企業の以下のような情報を1冊にまとめてくれています。

チェックポイント

  1. 新卒3年後離職率
  2. 採用実績
  3. 有休取得状況
  4. 残業時間・待遇
  5. 最新の選考情報
  6. 採用人数

この辺りの生々しい情報は入手しづらかったりします。

「就職四季報」は、1,300円前後とお手頃なので、かならず購入しておきましょう。

 

やり方⑤:マイナビ・リクナビのチェック

企業研究では「マイナビリクナビ」の情報もチェックしておきましょう。

例えば、マイナビで「キーエンス」を調べると下図の画面が表示されます。

その中で、「会社概要」と「採用データ」には、さまざまな情報が載っています。

チェックポイント

  1. 新卒3年後離職率
  2. 採用実績(採用大学)
  3. 有休取得状況
  4. 残業時間・待遇
  5. 最新の選考情報
  6. 採用人数

就職四季報には載っていない情報が、マイナビ・リクナビには載っているケースもあります。

そのため、「企業の待遇面」を調べる場合は、「マイナビリクナビ」もチェックしておきましょう。

 

やり方⑥:社員口コミサイトのチェック

企業研究では「社員口コミサイトのチェック」も必要不可欠です。

OB・OG訪問に比べ、手軽に社員のリアルな情報が手に入ります。

なお、社員口コミサイトのチェックは以下2つで十分です。

おすすめ口コミサイト

  1. OpenWork」:1,500万件以上の企業の口コミ・評判が閲覧可能
  2. ライトハウス」:年間5,000万ユーザーが利用する大手口コミサイト

2サイトとも転職関係のサイトですが、学生も利用できます。

ぜひ、上記2サイトの導入がまだの人は、活用してみてください!

 

やり方⑦:競合他社のチェック

企業研究では、「競合他社のチェック」も必要不可欠です。

『なぜ当社を志望したのですか?』と聞かれたときの対策にもなります。

なお、競合他社の比較は時間がかかるのも事実…

そのため、「マネックス証券」という銘柄スカウターの導入を検討してみてください。

銘柄スカウターの機能

  1. 企業情報や取扱商品の業績ニュースのまとめ
  2. 過去10年以上の業績をグラフ表示
  3. 企業の売上達成率などのグラフ表示
  4. 企業の成長率や短期業績トレンド・財務状況のまとめ

上図のとおりでして、ボタン一つで「競合の業績」を比較できます。

投資家向けのツールであり、登録の手続きが少し手間ですが…

銘柄スカウターの利用は完全無料」なのでリスクなしで利用可能です。

そのため、競合比較の手間を簡略化したい人は、ぜひ導入してみてください!

公式サイト】https://www.monex.co.jp/

 

やり方⑧:OB・OG訪問の実施

企業研究には「OB・OG訪問」も欠かせません。

先輩社員のリアルな意見を聞けるのはOB・OG訪問最大のメリットです。

なお、OB・OG訪問は「大学のキャリアセンター」へ相談しましょう。

興味・関心のある企業にOB・OGがいれば代わりにコンタクトを取ってくれます。

高い学費を払っている以上、大学のキャリアセンターは使い倒しましょう。

 

やり方⑨:インターンシップへの参加

企業研究の精度を高める手段として「インターンシップへの参加」もおすすめです。

「企業の雰囲気」や「オフィスでの働き方」を肌で感じることができます。

ただし、興味・関心のある企業すべてのインターンシップ参加は難しいのも事実…

そのため、第三志望くらいまでのインターンシップに参加するのがおすすめです。

第一志望の企業は、長期インターンシップへの参加も視野に入れてみてください!

 

やり方⑩:会社説明会への参加

企業研究のやり方として「会社説明会への参加」も必要不可欠です。

そもそも、選考参加の入り口でもあるので、かならず参加しましょう。

なお、会社説明会では、最後に「逆質問」の時間が設けられていることが多いです。

そのため、以下記事を参考にしつつ、逆質問を事前に用意しておきましょう。

 

企業研究をおこなうときのポイント【3選】

本章では、企業研究をおこなうときのポイントをまとめました。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

ポイント【3選】

  1. 信頼性の高い情報に絞る
  2. 社員の口コミは要チェック
  3. 生成AIを上手く活用する

 

ポイント①:信頼性の高い情報に絞る

企業研究では、「信頼性の高い情報に絞る」のが必要不可欠です。

昨今、SNSが発達したことで「ガセ情報」がたくさん出回っています。

基本、そういった情報は当てにせず、以下5つの方法で情報収集しましょう。

  1. 企業の採用サイト
  2. 有価証券報告書
  3. 就職四季報
  4. マイナビ・リクナビ
  5. OpenWork・ライトハウス

上記5つは、大手企業が運営しているサービスも含まれています。

入手できる情報の質が高く、企業研究において欠かせない情報源です。

 

ポイント②:社員の口コミは要チェック

企業研究において「社員の口コミは要チェック」です。

企業研究のやり方⑥」のパートで詳しく紹介しましたが…

昨今は、簡単に在籍・退職社員の口コミが確認できます。

『〇〇部署は残業が多い』や『賞与は○ヶ月分』など、生々しい情報も入手可能です!

 

ポイント③:生成AIを上手く活用する

企業研究では「生成AI」を上手く活用しましょう。

まずは、生成AIの代表格「ChatGPT」は導入必須です。

企業研究のやり方③」のパートでも詳しく紹介しましたが…

すべて読むには時間のかかる「有価証券報告書の要約」にも使えます。

また、企業研究以外にも生成AIは就活で大活躍するツールです。

この辺りの詳しい詳細は、以下記事で紹介しているので興味のある人はチェックしてみてください!

 

企業研究をおこなうときの注意点【3選】

本章では、企業研究をおこなうときの注意点をまとめました。

こちらも大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

注意点【3選】

  1. 暗記は不要
  2. 財務分析は不要
  3. 企業研究をゴールとしない

 

注意点①:暗記は不要

企業研究では、「企業理念」や「売上高」など多くの情報が手に入ります。

ただし、ほとんどの情報は暗記する必要がありません!

もちろん、「会社名」や「事業内容」くらいは覚えておく必要がありますが…

「自己資本比率」や「経常利益率」を覚えても仕方ありません。

『〇〇企業は〇〇が影響で伸びているんだな』くらいの理解でOKです!

 

注意点②:財務分析は不要

前述の内容と被りますが、企業研究に「財務分析も不要」です。

もちろん、財務分析ができる人はやっても良いと思います。

ただし、企業研究のために一から勉強するには時間が足りません。

企業の業績を見るのであれば、以下7つの項目が理解できていればOKです!

チェックポイント

  1. 売上高(全体・事業別)
  2. 営業利益/経常利益
  3. 当期純利益/借入金
  4. 現預金/自己資本比率/経常利益率

 

注意点③:企業研究をゴールとしない

企業研究の注意点として「企業研究をゴールとしない思考」も大切です!

企業研究が必要不可欠な理由3選」のパートで詳しく紹介しましたが…

必要な理由

  1. 入社前後のミスマッチ防止
  2. 入社意欲の明確化
  3. 面接官の質問に答えるため

上記3つが企業研究をおこなう目的(ゴール)です。

企業研究ノートを作成して満足する人も多いですが、それはあくまで手段です。

企業研究によって「志望動機に説得力が増す」など、ゴールは別にあるので注意しましょう。

 

企業研究に関するよくある質問【3選】

では最後に、企業研究に関する学生からのよくある質問3つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問【3選】

  1. 企業研究はいつから始めるべき?
  2. 企業研究は意味がない?
  3. 企業研究におすすめのサイトは?

 

質問①:企業研究はいつから始めるべき?

R氏(21歳)

企業研究はいつから始めるべきですか?
就活解禁前(大学3年生3月)までには始めないといけないですよね…

結論、企業研究のスタート時期に決まりはありません。

気になる企業を見つけたタイミングで企業研究をしましょう。

参考までに、私は「大学3年生4月くらい」に夏インターンの企業を調査をしていました。

 

質問②:企業研究は意味がない?

T氏(20歳)

企業研究なんてやっても意味ないのでしょうか?
先輩から入社しないとわからないから企業研究は不要と言われました…

詳しくは、「企業研究に意味はあるのか?」という記事で紹介してますが…

必要な理由

  1. 入社前後のミスマッチ防止
  2. 入社意欲の明確化
  3. 面接官の質問に答えるため

上記3つのとおりでして、企業研究に意味はあります。

転職が当たり前の時代ですが、一生働く可能性のある企業です。

直感だけで決めるのではなく、志望度の高い企業はしっかり企業研究しておきましょう。

 

質問③:企業研究におすすめのサイトは?

T氏(21歳)

企業研究におすすめの情報サイトを教えていただきたく…
色々な就活サイトがある中で、何がおすすめなのかわからなくなっています…

結論、企業研究におすすめのサイトは以下5つです。

おすすめ情報サイト

  1. 銘柄スカウター」:各企業の業績比較が画面一つでチェック可能
  2. マイナビリクナビ」:王道の求人検索型サイト
  3. OpenWork」:1,500万件以上の企業の口コミ・評判が閲覧可能
  4. ライトハウス」:年間5,000万ユーザーが利用する大手口コミサイト

上記5つは、今回紹介した「企業研究のやり方10つ」を実践するうえで必要不可欠です。

すべて無料で利用できるので、早めに導入しておきましょう。

 

【まとめ】誰も教えてくれない企業研究のやり方10選

今回は、「誰も教えてくれない企業研究のやり方10つ」を紹介しました。

企業研究のやり方【10選】

  1. 企業研究ノートの作成
  2. 採用サイトのチェック
  3. 有価証券報告書のチェック
  4. 就職四季報のチェック
  5. マイナビ・リクナビのチェック
  6. 社員口コミサイトのチェック
  7. 競合他社のチェック
  8. OB・OG訪問の実施
  9. インターンシップ参加
  10. 会社説明会への参加

正直、企業研究はかなりめんどくさい作業です。

私自身、学生時代は夜通し企業研究をしていました。

とは言え、一生働くかもしれない企業を調査するのは必要不可欠です。

そのため、今回紹介した「企業研究のやり方10つ」は、かならず実践しておきましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値40ギリギリのFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

-企業研究, 就職活動