はてな
- 面接対策って何をすれば良いのですか?
- まったく面接対策をしていません…
- 面接対策のやり方について詳しく知りたいです…
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
面接は、就活攻略において切っても切り離せない存在です。
企業によってさまざまな選考が存在しますが、面接はかならず実施されます。
今回は、そんな新卒の就活における「面接対策」について詳しく紹介する記事です。
面接に挑む前の事前準備はもちろん、各選考に分けた面接対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接に挑む前の事前準備【5選】
まず始めに、すべての選考で共通する「面接に挑む前の事前準備」について紹介します。
どんな面接であっても、以下5つの事前準備はかならずおこなっておきましょう。
面接に挑む前の事前準備
- 身だしなみのチェック
- 面接マナーのチェック
- 提出書類の読み込み
- 想定質問への回答準備
- 逆質問の用意
事前準備①:身だしなみのチェック
すべての面接において「第一印象」は大切になってきます。
その中で、第一印象を大きく決めるのは「身だしなみ」です。
オフィスカジュアルでの面接が主流になりつつありますが…
ポイント
- 寝グセがついていないか
- 爪を短く清潔に保っているか
- アクセサリーをつけすぎていないか
この辺りは、服装に関係なく意識しておきましょう。
なお、オフィスカジュアルでもっともおすすめなのは「ユニクロの感動ジャケット・パンツ」のセットアップです。
事前準備②:面接マナーのチェック
面接攻略において「面接マナー」も事前に押さえておきましょう。
面接マナーにも色々あるので難しく感じるかもしれませんが…
ポイント
- 身だしなみ
- 入室時のノック
- 分離礼(お辞儀してから挨拶)
こういった基本は押さえておいて損はありません。
もしビジネスマナーが不安な人は、以下書籍をチェックしておきましょう。
事前準備③:提出書類の読み込み
面接では、「提出書類(エントリーシート・履歴書など)」をもとに質問してきます。
そのため、提出書類の読み込みは必要不可欠です!
もちろん丸暗記は不要ですが、ESに書いた「自己PR・ガクチカ・志望動機」の要点は押さえておきましょう。
事前準備④:想定質問への回答準備
面接攻略において「想定質問への回答準備」も必要不可欠です。
もちろんカンペを作って丸暗記する必要はないですが…
- 自己紹介
- 自己PR
- ガクチカ
- 志望動機
- 他社の選考状況
私の経験上、上記5つの回答内容は事前に準備しておきましょう。
記事後半に紹介している「頻出質問への回答例」も参考にしながら準備してみてください!
事前準備⑤:逆質問の用意
ほとんどの企業では、『最後に質問はありますか?』という逆質問があります。
逆質問をおこなってくる企業の意図は以下3つなのですが…
ポイント
- 入社意欲の確認
- 積極性の確認
- 企業理解の確認
逆質問に対して、『質問はありません!』と答えると100%落ちます。
「逆質問がない=興味がない」と伝えているようなものなので注意しましょう。
なお、逆質問が思い浮かばない人は、以下記事を参考にしてみてください。
今すぐ使える「逆質問(例)」を合計10つ紹介しているので参考になること間違いなしです。
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【新卒向け】面接対策のやり方を徹底解説
本章では、各選考ごとの「面接対策」について紹介していきます。
以下4つの選考に分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
各選考に分けた面接対策
- 一次面接で必要な対策
- 集団面接で必要な対策
- 二次面接で必要な対策
- 最終面接で必要な対策
一次面接で必要な対策
一次面接は、以下の形式でおこなわれることが多いです。
- 面接官は「若手社員・人事1名」
- 基本的な質問が中心
- 集団面接となるケースも多い
上記のとおり、面接官は「若手社員中心」なので難しい質問は少なかったりします。
そのため、「面接に挑む前の事前準備5つ」のパートで紹介した内容も含まれますが…
ポイント
- 提出書類の読み込み
- 志望企業の調査
- 想定質問への回答準備
- 面接練習を繰り返す
この辺りの事前準備をしておけば選考通過できます。
「一次面接の選考対策」については、以下記事でも詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
集団面接で必要な対策
集団面接における対策も一次面接とまったく同じです。
ただし、ほかの面接以上に「結論ファースト」で話すことを求められます。
詳しくは、「集団面接を受かるために意識すべきポイント」で紹介していますが…
ポイント
- 結論ファーストで話す
- 身だしなみに気をつける
- ほかの学生の話を聞く
- ほかの学生と比べすぎない
- 積極性を忘れない
この辺りが、集団面接攻略における大切なポイントです。
「結論ファースト」で話すなど、空気を読みつつ発言する能力が求められます。
もし、「集団面接についてさらに詳しく知りたい人」は、集団面接に特化した記事も載せておくので参考にしてみてください!
二次面接で必要な対策
二次面接は、多くの学生が苦戦する選考フェーズです。
- 面接官は「中堅〜部長クラスの社員」
- 二次面接の通過率は約50%
- 質問レベルが格段に上がる
こんな感じでして、面接官は「現場責任者クラスの人」が登場することが多いです。
以下のような「企業研究」ができていないと答えられない高度な質問も多かったりします。
- 志望動機は?
- 入社後にやりたいことは?
- 〇〇さんの5年後のキャリアプランは?
そのため、「二次面接における頻出質問」への回答準備は必要不可欠です。
以下記事で紹介している「二次面接における頻出質問」をもとに対策しておきましょう。
最終面接で必要な対策
最終面接は、『どうせ内定の意思確認でしょ!』と考える学生も多いですが…
- 面接官は「役員クラス・社長」
- 最終面接の通過率は約50%
- 質問レベルは二次面接より難しい
こんな感じでして、最終面接であっても落ちることはあります。
面接官が役員クラスなので、質問も経営者目線の深い質問が多いです。
また、役員クラスの人は、「身だしなみ」を重んじる人が多かったりします。
そのため、最終面接では「身だしなみを整える」など、基本的な対策も必要不可欠です!
【番外編】圧迫面接で必要な対策
番外編ではありますが、「圧迫面接」についてもふれておきます。
なお、私としては、圧迫面接をしてくる企業の入社をおすすめしていません!
詳しくは、「企業が圧迫面接をする理由は?」という記事で紹介していますが…
入社をおすすめしない理由
- 圧迫面接でしかストレス耐性を測れない残念な企業
- 「ストレスの多い環境です!」と明言しているようなもの
- 今の時代に圧迫面接は古い
こんな感じでして、圧迫面接をしてくる企業に魅力はありません。
ただし、どうしても入社したい場合は、「謙虚な姿勢」を心がけましょう!
- 勉強が足りませんでした。
- 今後気をつけます。
- 自分の考えが狭いことに気づかされました。
上記のような姿勢で対応するのが集団面接を攻略する近道です!
新卒の面接における頻出質問【5選】
本章では、多くの企業が面接で聞いてくる「頻出質問」について紹介します。
以下5つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
面接における頻出質問
- 自己紹介
- 自己PR
- ガクチカ
- 志望動機
- 他社の選考状況
頻出質問①:自己紹介
面接官の質問①
〇〇さんの簡単な自己紹介をお願いします。
多くの企業が始めに聞いてくるのが「自己紹介」です。
「大学名」と「学部」・「名前(フルネーム)」を答えましょう。
なお、自己PRと自己紹介を混同する学生が多かったりしますが…
- 自己紹介:企業側への挨拶
- 自己PR:企業へあなたを売り込む挨拶
上記のとおりでして、自己紹介は「企業側への挨拶」です。
いきなり「企業へあなたを売り込むような挨拶」はしないようにしましょう。
頻出質問②:自己PR
面接官の質問②
〇〇さんの自己PRを1分以内でお願いします。
面接の頻出質問として「自己PR」も押さえておきましょう。
「提出書類(ES・履歴書など)」に書いた内容を簡潔に述べればOKです。
なお、自己PRの作成がまだの人は、以下記事をチェックして作成しておきましょう!
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頻出質問③:ガクチカ
自己PRと同じく「ガクチカ」も面接における頻出質問です。
「提出書類(ES・履歴書など)」に書いた内容を簡潔に述べましょう。
なお、ガクチカの作成がまだの人は、以下記事を参考に作成してみてください!
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頻出質問④:志望動機
面接官の質問④
弊社を志望した理由を教えてください!
多くの企業が聞いてくる「志望動機」も面接における頻出質問です。
- なぜうちの会社でないといけないの?
- うちの会社のどこに魅力を感じたの?
- あなたがうちの会社で働くメリットは?
この辺りを確認するための質問が「志望動機」となっています。
なお、志望動機については、以下記事で詳しく紹介中です。
例文も交えながら紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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頻出質問⑤:他社の選考状況
面接官の質問⑦
〇〇さんの他社の選考状況を教えてください!
面接では、「他社の選考状況」を聞かれることも多いです。
昨今、売り手市場のため、序盤に確認する企がは多くなっています。
なお、他社の選考状況を聞かれた場合は、企業名はできるだけ伏せましょう。
例えば、「二次面接が1社・最終面接が2社」と答えればOKです。
もし他社の選考状況の答え方を詳しく知りたい人は、以下記事もチェックしてみてください!
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面接中に意識すべきこと【3選】
本章では、面接中にかならず意識すべきことを紹介します。
大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
面接中に意識すべきこと
- 常に笑顔を心がける
- 結論ファーストで話す
- 面接官の立場になって考える
①常に笑顔を心がける
当たり前と感じる人も多いと思いますが、「面接中の笑顔」は必須です。
「初頭効果」と呼ばれる心理学用語があるのですが…
- 視覚情報(外見):55%
- 聴覚情報(話し方):38%
- 言語情報(話の内容):7%
上記3つは、初対面の人の第一印象を決める3大要素です。
笑顔に共通する「視覚」がほとんどの割合を占めています。
そのため、どれだけ緊張していても常に笑顔を心がけましょう!
②結論ファーストで発言する
すべての面接において「結論ファーストの発言」も必要不可欠です。
多くの就活ブログでも紹介されている、「PREP法」に沿って話しましょう。
PREP法
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)」
面接時間や参加人数にもよりますが、「1分〜2分前後/1質問」で話すことをおすすめします。
③面接官の立場になって発言する
面接では、「面接官の立場になって発言する」のも必要不可欠です。
- 自分だったらどんな人を採用するだろう
- この発言をしたら喜んでくれそうだな
- こんな学生は採用したくないな…
上記のような視点は本当に大切だったりします。
例えば、『私は御社の〇〇事業部に興味があるので志望しました』と話すのはアウトです。
ただ興味がありますだけだと、面接官は採用したいと思いません。
『私の〇〇というスキルが〇〇事業部で活かせると考え…』という貢献の姿勢が大切です。
以上3つが「面接中にかならず意識すべきこと」となります。
新卒の面接に関するよくある質問【5選】
では最後に、面接に関する学生からのよくある質問5つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問【5選】
- 面接後のお礼メールは必要?
- 面接中の合格フラグはある?
- 面接練習はどうすれば良い?
- 面接練習のやりすぎはダメ?
- 面接の合否連絡はいつまで待つべき?
質問①:面接後のお礼メールは必要?
T氏(20歳)
面接後のお礼メールは必要ですか?
友人は面接の終わりにお礼メールをしていると話していました。
結論、面接後のお礼メールを無理に送る必要はありません。
私自身、採用担当をしていましたが、お礼メールを合否の基準にはしていませんでした。
ただし、「面接中に答えられなかった質問」にメールで再回答するのはおすすめです!
ただの定型的なお礼メールとは違い、面接官へ好印象を残すことができます。
質問②:面接中の合格フラグはある?
T氏(21歳)
面接中の合格フラグってありますか?
「メモを取ることが多い」など、合格フラグがあれば教えてください。
結論、絶対に合格したという「面接中の合格フラグ」はありません。
ただし、私は以下5つのいずれかに当てはまった面接で不合格になったことはないです。
- メモを取ることが多い
- 入社後の話が多い
- 入社するメリットの話が多い
- 他社の選考状況を聞かれる
- 次選考のアドバイスがある
確実に合格というフラグは存在しないので、参考までにしてもらえればと思います。
質問③:面接練習はどうすれば良い?
S氏(21歳)
面接練習はどうやってすれば良いですか?
やはり大学のキャリアセンターにするのが良いのでしょうか?
面接練習は、以下5つの方法でおこなうのがおすすめです!
面接練習サービス【5選】
- 就活エージェント
- 大学のキャリアセンター
- OB・OG訪問
- ChatGPT(AIツール)
- マイナビ(模擬面接シミュレーター)
もちろん、上記5つ以外にも面接練習のやり方はたくさん存在しますが…
私は、上記5つの方法で面接練習することをおすすめします。
質問④:面接練習のやりすぎはダメ?
K氏(22歳)
面接のやりすぎは逆効果ですか?
どれくらい面接練習をすれば良いか知りたいです…
結論、「面接練習の回数は人それぞれ・量より質」が大切です!
なお、この辺りの内容は、以下記事で詳しく紹介しているので、面接練習の最適解について知りたい人は参考にしてみてください。
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質問⑤:面接の合否連絡はいつまで待つべき?
M氏(21歳)
面接の合否連絡はいつまで待つべきですか?
1週間経っても面接の結果連絡がこないです…
結論、2週間経っても合否連絡がこなければ催促メールをしてもOKです。
催促メールをする場合のテンプレートは、以下記事で紹介しているので参考にしてみてください。
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【まとめ】新卒向けの面接対策のやり方について
今回は、新卒向けの「面接対策のやり方」について紹介しました。
各選考フェーズによって、面接対策のやり方に細かい違いはありますが…
まとめ
- 身だしなみのチェック
- 面接マナーのチェック
- 提出書類の読み込み
- 想定質問への回答準備
- 逆質問の用意
上記5つは、どんな面接においても必要不可欠な対策です。
そのため、面接対策のやり方に悩まれている人は、上記5つから実践してみてください!
そのうえで、以下記事を参考にしながら「面接練習」を積み上げていきましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。