今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、面接日を除いて2週間連絡がなければ催促して問題なしです。
もちろん、企業によっては、面接終了後に3週間後までに連絡すると言われるケースもあります。
しかし、とくに選考結果の案内がなければ、面接日を除いて2週間連絡がなければ催促しても失礼にはならないです。
なお、今回は、この辺りの内容も解説しつつ、" 企業側の合否連絡が遅い理由 "や" 催促する場合の注意点 "を紹介していきます。
ぜひ、" 面接結果が全然こないけどどうしたら良いんだろう… "と悩まれている方は、参考にしてみてください。
面接の合否結果がくるまでの期間を元人事の視点から解説
なお、冒頭で" 面接日を除いて2週間連絡がなければ催促して問題なし "とお伝えしましたが…
正直、合否連絡の期間は企業によって違うため、確実にこの日までと言える期間がないのが本音です。
しかし、" 当ブログでの就活生の口コミ "や" 4年間の新卒採用経験 "を踏まえると、以下の期間が多いかと思います。
合否連絡の期間(目安)
- 選考通過の場合は" 面接日を除き3日以内 "
- 選考不通過の場合は" 面接日を除き5日から2週間以内 "
まず、選考通過の場合は、他社へ人材を取られないためにも、できるだけ早く通過連絡をおこなう傾向にあります。
そのため、私の経験上、" 面接日を除き3日以内 "には、通過連絡をしている企業が多い印象です。
逆に、選考不通過の場合は、早い方だと5日・他の方と通過をどっちにするか悩んでいる場合は2週間が多い印象です。
なお、面接から2週間以上経っても連絡がこない場合の理由についても詳しく紹介していきますね。
面接の合否結果が遅い理由3選を元人事の視点から解説
連絡がこない3つの理由
- 人事担当者が合否連絡を忘れている
- 次の面接の日程調整が難航している
- 内定辞退者が出ることを考え保留としている
ひとつずつ詳しく解説していきますね。
①人事担当者が合否連絡を忘れている
上記の通りでして、人事担当者のリソース不足により合否連絡を忘れているケースとなります。
この辺りは、応募者数の多い大手企業に多く、2週間以上連絡がない場合は催促して問題なしです。
②次の面接の日程調整が難航している
上記の通りでして、二次面接や最終面接など、次の選考調整に時間がかかってしまっているケースもあります。
なお、大手企業の場合、就活解禁前に役員含めた1年間のスケジュール調整は完了していることが多いです、
そのため、中小企業や外資系企業に多い特徴とも言えます。
③内定辞退者が出ることを考え保留としている
上記の通りでして、内定辞退に備えて連絡をしていないケースもあります。
実際、企業側は、1年間の採用目標に対して内定辞退を考慮して選考通過連絡をしています。
そのため、最終面接後の内定出しなどで合否連絡を保留としているケースは多々あります。
以上が、企業側の面接結果の連絡が遅い理由3つとなります。
面接の合否結果が遅くても合格の可能性がある面接中のサインを紹介
受かるサイン5選
- 入社後の話題を中心に質問してきた
- 面接官がメモを取ることが多かった
- 予定よりも面接の時間が長かった
- 他社の選考状況について確認される
- 面接の最後に握手を求められた
※受かるサインとありますが、確実に合格を意味するわけではないのでご注意ください。
①入社後の話題を中心に質問してきた
多くの面接は、入社意欲を確認する質問が多いため、入社後にどうしたいか確認されることも多いです。
その中で、 " 当社は〇〇という制度があって〇〇君におすすめだよ! "のような話題があると通過した可能性は高いと言えます。
また、入社前の懇親会や入社式の話題を振られる場合も通過した可能性は高いと言えます。
②面接官がメモを取ることが多かった
上記は、面接官がメモを取る人かどうかに左右されるケースも多いですが…
メモを取っているということは、あなたに興味があるサインと言えます。
なお、私も面接をしたことが何度もありますが、正直興味のない人のメモは取りません…
そのため、メモを多く取っているかは合格フラグの判断軸の一つと言えます。
③予定よりも面接の時間が長かった
面接の時間が想定より長い場合も面接官があなたに興味があるサインと言えます。
ただし、合否の判断に迷っているため追加質問をしているケースもあります。
また、あなたの逆質問への回答が長くなっての延長は、合格フラグではない可能性も高いので注意が必要です。
④他社の選考状況について確認された
ただし、他社の選考状況を見て、以下の内容を確認しているケースも多いため注意です。
- 志望業界に一貫性があるか(就活の軸を確認)
- 他企業で内定や最終面接まで進んだ実績があるか
上記のように、他社の選考状況を確認することで、あなた自身の就活の軸や実績を見ているケースもあります。
そのため、一概に他社の選考状況を聞かれることが合格フラグとは言いづらいですが…
マイナスの印象を面接官に抱かれたときにでる質問ではないので紹介しました。
⑤面接の最後に握手を求められた
正直、握手を求められた場合は、かなり通過した可能性は高いと言えます。
なお、私自身、最終面接で面接官へ握手を求められた企業は100%内定でした。
もちろん、握手してきた=100%通過というわけではないですが、合格フラグの一つと捉えて問題ないと言えます。
以上が、面接で就活生が感じた合格フラグ5つとなります。
あくまで受かるサインであり、確実に合格というわけではないので過度な期待には注意しましょう!
面接結果に対する催促連絡をおこなう場合のテンプレートを紹介
メール
件名:○月○日(○)の面接結果につきまして(○○大学 山田○○)
株式会社○○○○
○○部○○課 ○○ ○○様
いつもお世話になっております。
○大学○○学科の○○○○と申します。
先日は、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
○月○日に貴社の面接にお伺いしましたが、合否の結果につきまして、何日頃にご連絡をいただけるか教えていただくことは可能でしょうか。
本来であれば、面接時にご返答期日を確認すべきところ、私の不注意でこのような催促めいたメールを差し上げ、大変失礼かとは存じますがご連絡を頂けますと幸いです。
ご多忙の中、お手数をお掛けして、誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
上記の通りでして、できるだけ低姿勢で先方への催促連絡をおこなうようにしましょう。
また、大学名や氏名はしっかり記載するようにしましょう。
電話
あなた:大変お世話になっております。
あなた:御社に応募させていただいております大学の○○と申します。
あなた:人事課の○○様はいらっしゃいますでしょうか。
企業:はい。○○ですね。少々お待ちください。
担当者:お電話代わりました○○です。
あなた:大変お世話になっております。
あなた:先日、応募させていただきました○○大学の○○と申します。
あなた:お忙しいところ、大変申し訳ございません。今、お時間はよろしいでしょうか。
担当者:はい。大丈夫ですよ。
あなた:ありがとうございます。
あなた:本日ご連絡させていただいたのは、面接の日程についてですが、いつごろ決定してご連絡いただけるのかお伺いしてもよろしいでしょうか。
担当者:面接日程の件ですね。
担当者:大変お待たせして申し訳ありません。
担当者:今、確認いたしますのでお待ちいただけますでしょうか。
あなた:はい。お手数おかけして申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
上記テンプレートは、あくまで電話での催促連絡をする場合の一連の流れとなります。
そのため、担当者が不在の時など、そのときによって臨機応変に対応するようにしましょう。
面接結果について催促の連絡を入れる場合の注意点を紹介
注意点
- 催促連絡は「メール」でおこなう
- 結果ではなく合否連絡の期日を確認する
上記の通りでして、とくに最初の催促連絡は「メール」でおこなうようにしましょう。
と言うのも、就活が本格的に動いている時期は、人事担当者はかなり忙しいです。
そのため、簡潔にメールで連絡を入れておくのがマナーと言えます。
また、メールや電話で催促連絡をする場合、あくまで確認するのは「結果」ではなく「期日」を意識してください。
結果が気になってしまい、" 私の選考結果を教えていただきたく… "と聞いてしまう気持ちはわかりますが抑えるようにしましょう。
【面接の結果はいつまで待つべき?】合否連絡の遅い理由3選のまとめ
今回は、面接の結果が遅い場合はいつまで待つべきかを中心に紹介しました。
結論、面接日を除いて2週間連絡がなければ催促して問題なしです。
ただし、不採用の場合は連絡しないなど、事前案内があった場合は連絡はしないようにしましょう。
なお、面接の結果がくるまで就活に集中できない方も多いと思いますが…
そんなときは、選考結果がくるまで一旦就活を忘れて勉強や遊びに打ち込むのも一つの手です。
ぜひ、あなたの就活が後悔ない結果になることを祈っています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。