今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- Fラン大(偏差値42.5)から日本3大商社の大手子会社へ就職
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、私自身、大手子会社へ就職した人間ですが、志望理由は、まったり働ける環境があるからと言う理由でした。
正直、意識高い系ではなかったので、" そこそこの給料でまったり働きたい "と思っていたのが本音です。
今回は、そんなまったりとした環境を求めた私が、大手子会社は本当にまったり働けるのか実体験をもとに紹介!
ぜひ、大手子会社はまったりした働き方ができるのか気になっている方は、参考にしてみてください。
【結論】大手子会社はまったりしている企業が多い印象
勤め先企業
- 日本3大商社の大手子会社
- 東証プライム上場(総合職入社)
- 通信業界
- 就職倍率は40倍程度
上記のような企業に勤めていますが、仕事面や待遇面については、かなり満足しています。
本章では、この辺りの内容を詳しく紹介しつつ、周囲の仕事に対するモチベーションについてもお話ししていきます。
①仕事面
仕事面
- 所定労働時間:7時間30分
- 平均残業時間:20時間前後
- ノルマなし(チーム全体であり)
上記の通り、残業時間やノルマなど、仕事面についてはかなりホワイトと言えます。
ただし、上記はあくまで私の勤め先企業の例である点には注意が必要です。
大手子会社の中でも、企業や部署によっては残業時間が多い可能性は十分にあります。
そのため、私の勤め先企業(部署)の仕事面については、比較的まったりしていますが…
大手子会社だから仕事面はまったりしていると考えるのはおすすめしないのが本音です。
ポイント
大手子会社は、社員数が多く仕事の分散がされている企業は多い印象。
また、親会社が大手なだけあり、コンプラ意識は強く、サービス残業などはない企業がほとんどです。
②待遇面
待遇面
- 年収:634万円(社会人6年目時点)
- 有給休暇:年10日前後(5日取得は義務)
- 福利厚生が充実(家賃補助8割負担など)
- 育児休暇などの推進あり(男性取得も推奨)
上記の通り、私の勤め先企業の待遇面は良く、満足度はかなり高いです。
とくに、親会社の福利厚生が受けられることも多く、大手子会社の大きな強みと思っています。
また、親会社の恩恵という意味では、有給取得や育児休暇等の積極的な推奨がされている企業も多い印象。
グループ企業全体の取得率を重視している親会社も多く、待遇面は中小企業より優れていることが多いと言えます。
ポイント
企業によりますが、大手子会社は、賞与についても親会社の恩恵を受けられることが多い印象!
理由は、大手子会社は、グループ全体の利益に応じた賞与となるケースが多いためです。
③周囲のモチベーション
待遇面
- 昇進を希望する20代は少ない印象
- 仕事にやりがいを求める人は少ない印象
- 定時上がりを基本としている
上記の通り、私の勤め先企業にかぎっては、周囲のモチベーションはそこまで高くない印象です。
もちろん、モチベーション高く働いている社員も少なからずいますが…
仕事よりもプライベート重視の方が多く、私の同期の中でも昇進目指して頑張っている方は少ない印象です。
もちろん、すべての大手子会社がぬるま湯企業とは言いませんが…
大手子会社は、親会社のブランド力などがあるので、ネット上でも熱量の高い社員は少ないと言われたりしています。
大手子会社への就職が向いている人・向いていない人の特徴
と言うのも、企業選びは恋愛と一緒で相性が大切になってきます。
例えば、プライベートを大切にしたい=スタートアップ企業へ就職して後悔するのは最たる例です。
このように、大手子会社が向いているかは、あなたが働くうえで大切にしたい軸によって変わってくると言えます。
なお、今回は、上記内容も踏まえつつ、大手子会社への就職が向いていない人と向いている人について紹介します。
①大手子会社への就職が向いていない人の特徴【2選】
向いていない人の特徴
- ベンチャー志向の人
- 出世意欲の高い人
やはり、大手子会社は、親会社がバックにいることで経営が安定しているというメリットがあるものの…
社員一人ひとりの売上に対するモチベーションは低い傾向にあります…
また、役員クラスの人は、ほとんどが親会社からの出向なので、出世意欲が高い人やベンチャー思考の人にはおすすめしません。
②大手子会社への就職が向いている人の特徴【3選】
向いている人の特徴
- プライベートを充実させたい人
- 福利厚生の充実した会社で働きたい人
- 安定した経営基盤のもとで仕事がしたい人
正直、上記3つの特徴に当てはまる人は大手子会社への就職は向いています。
プライベートを充実させやすいのはもちろん、親会社の福利厚生が受けられるのも大きなメリットです。
もちろん、大手子会社の中には、ブラックな企業も存在しますが…
労働条件が良く、誰も知らないような穴場の大手子会社を見つけることができれば、勝ち組と言っても過言ではありません。
穴場の大手子会社を見つける方法【4選】
大手子会社を見つける方法
- 大手就活エージェント経由の求人紹介
- 逆求人サイト経由のスカウト
- 親会社のホームページから探す
- 就職四季報を活用する
①大手就活エージェント経由の求人紹介
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
" 就活エージェントはゴミなのか? "の記事で詳しく解説していますが…
正直、就活エージェントは、支援をしてくれるアドバイザーとの相性に左右されるという欠点はあります。
しかし、優秀なアドバイザーに当たれば、穴場の大手子会社を余すことなく紹介してくれます。
もちろん、大手子会社の紹介だけでなく、内定に必要な選考対策をトータルサポートしてくれるので利用しない手はないです。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
- 「LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!
とくに、大手子会社の求人紹介という意味では、「ミーツカンパニー就活サポート」がNo1!
下図のような、東証プライム上場企業や福利厚生の整った大手求人を多数取り揃えています。
正直、自分と相性の良い大手子会社をマイナビやリクナビ経由で一から探すのはかなり手間です。
だからこそ、こういった就活エージェントを上手く活用しながら、効率よく穴場の大手子会社を見つけていきましょう。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
②逆求人サイト経由のスカウト
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要なし。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録するだけでスカウト獲得が狙えます。
もちろん、大手子会社からスカウトがこないというリスクもありますが…
あなたと相性の良い大手子会社と出会える窓口を広げるうえで導入は必須と言えます。
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービス。
1,500社以上の大手企業(子会社含む)が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手子会社のスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
③親会社のホームページから探す
就活エージェントや逆求人サイトより手間はかかりますが、親会社のホームページを確認するのもおすすめ。
親会社に関連する正しい子会社情報が書かれているので信憑性の高い情報を入手できます。
④就職四季報を活用する
こちらの方法も就活エージェントや逆求人サイトより手間はかかりますが…
就職倍率や平均年収・有給休暇取得率などの細かい情報が入手できるのでおすすめ。
企業研究をするうえで、確実に持っておきたい一冊であり、購入がまだの方は入手しておきましょう。
大手子会社についてよくある質問【5選】
よくある質問
- 大手子会社への就職は勝ち組でしょうか?
- 大手子会社の就職難易度はどうなのでしょうか?
- おすすめの大手子会社はどこでしょうか?
①大手子会社への就職は勝ち組でしょうか?
R氏(21歳)
大手子会社へ就職できると勝ち組なのでしょうか?
ネットで検索すると" 大手子会社 勝ち組 "という記事をよく見ます。
歯切れの悪い回答になりましたが、上記が真実です!
なお、この辺りは以下記事で詳しく解説しているので気になる方は合わせてチェックしてみてください。
②大手子会社の就職難易度はどうなのでしょうか?
F氏(20歳)
大手子会社への就職は難しいのでしょうか?
大手子会社の就職難易度について詳しく知りたいです…
詳しくは、" 大手子会社の就職難易度は? "で紹介していますが、100倍以上の企業も存在します。
もちろん、親会社に比べると就職倍率は低いですが、決して簡単に受かるわけではないので就活対策は必須です。
③おすすめの大手子会社はどこでしょうか?
T氏(20歳)
おすすめの大手子会社があれば教えて欲しいです…
大手小会社10社
- 【商社(卸売業)】住友商事マシネックス
- 【商社(卸売業)】三井物産ケミカル
- 【メーカー(電気・事務機器)】FDK株式会社
- 【メーカー(電気・事務機器)】新日本無線株式会社
- 【メーカー(自動車部品)】京三電機株式会社
- 【メーカー(食品・水産)】日東富士製粉株式会社
- 【電力・ガス】東亜石油株式会社
- 【サービス(人材・教育)】株式会社TAKシステムズ
- 【サービス(運輸・倉庫)】三井物産グローバルロジスティクス株式会社
- 【サービス(運輸・倉庫)】伊藤忠ロジスティクス株式会社
上記10社は、親会社は業界の中でも知名度の高い大手企業ばかりです。
しかし、就職倍率は比較的低い企業も多く、狙い目となっています。
なお、上記10社は以下記事にまとめているので、興味のある方は合わせてチェックしてみてください。
④大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
H氏(21歳)
大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
親会社の業績が悪く、子会社社員をリストラするケースを聞いたことがあります…
例えば、大手子会社が赤字で親会社に吸収される場合、大手子会社の一定社員はリストラされるケースが多いです。
ただし、社員のリストラは、Googleなどでも起こりうることなので、大手子会社にかぎらずリスクはあると言えます。
⑤大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
O氏(21歳)
大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
大手子会社へ就職した先輩は合コンでモテたと言ってました!
私がイケメンではないのもあるかもしれませんが、モテるかは本人次第と感じます。
ちなみに、合コンに参加した経験もありますが、会社名を伝えてもあまりリアクションはなかったです。
正直、合コンには、さまざまな業界の人が参加するので親会社の子会社であっても注目を惹くのは難しいと言えます。
【まとめ】大手子会社の働き方はまったりしているのか?
結論
大手子会社はまったりしている企業が多い印象。
ただし、企業や部署によるところもあるので就職してみないと分からないのも事実。
上記の通り、私の勤め先企業含め、大手子会社はまったりしている企業が多い印象です。
この辺りは、親会社の恩恵を受けられる点や親会社からの残業等の厳しい取り締まりも一つの理由になってくると思います。
もちろん、すべての親会社が上記に当てはまるわけではないので、企業研究は必須です。
社員の口コミチェックやOB/OG訪問・業績チェックなど、細かい部分まで企業研究しておきましょう。
また、今回紹介したような" 穴場の大手子会社を見つける方法【4選】 "も参考にしてみてください!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。