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【実体験】大手子会社の就職難易度についてFラン学生が赤裸々に紹介!

悩める就活生
大手子会社の就職難易度は高いのでしょうか?
悩める就活生
学歴関係なく入れる大手子会社は多いのかな?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

私自身、関西の偏差値42.5の大学出身の人間なのですが…

現在は、新卒から「東証プライム上場している大手子会社」に約8年勤務しています。

今回は、そんな私が『大手子会社の就職難易度は実際どうなのか?』赤裸々に紹介する記事です。

ぜひ、大手子会社を狙うか悩まれている人は、参考にしてみてください。

【大前提】そもそも大手子会社とは?

まず始めに、『そもそも大手子会社とはなに?』という部分を紹介したいと思います。

区分 詳細
完全子会社 親会社が株式を100%保持している企業
子会社 親会社が株式の50%以上保持している企業
関連会社 子会社ではないが親会社が影響力を持つ企業

こんな感じでして、子会社にも「完全子会社」と「子会社」という違いがあります。

もう少しわかりやすくお伝えすると、下図のイメージです。

基本、株式会社は「株主総会」で会社の経営方針等を決めます。

そのとき、1株1票と考えられるので、株式の50%を保持している親会社には逆らえません。

結果、子会社は、実質的に経営を親会社に支配されています。

今回は、そんな株式50%以上を親会社に保持されている「大手子会社」の就職難易度について紹介します!

 

大手子会社の就職難易度は?【結論:企業によってさまざま】

ではさっそく、『大手子会社の就職難易度は高いの?』という部分を紹介します。

なお、正直なところ、大手子会社の就職難易度は、「企業によってさまざま」です…

もちろん、親会社よりも子会社のほうが就職難易度が低いのは間違いありません。

ただし、大手子会社でも倍率30倍以上の企業は存在します。

企業名 トヨタファイナンス株式会社
親会社 トヨタ自動車株式会社
初任給 240,400円
就職難易度 倍率36倍リクナビ2025
3年後の離職率 0%(3年前入社10名→3年後10名)
有給休暇の平均取得数 15.7日
平均年収 595万円(オープンワーク調べ
月の平均残業時間 18.3時間

上表は、トヨタファイナンス株式会社というトヨタ自動車の完全子会社です。

予測値ではありますが、倍率は36倍と簡単に入れる企業ではありません。

ミヤッチ
ちなみに、採用大学を見ても、高学歴の学生が多かったりします。

採用大学

愛知大学、大阪市立大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北九州市立大学、京都大学、金城学院大学、岐阜大学、慶應義塾大学、恵泉女学園大学、甲南大学、神戸大学、神戸市外国語大学、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、静岡大学、下関市立大学、首都大学東京、昭和女子大学、上智大学、専修大学、中央大学、東京大学、東京女子大学、東京都立大学、東洋大学、富山大学、同志社大学、名古屋大学、名古屋外国語大学、名古屋市立大学、南山大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、広島大学、法政大学、名城大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学

そのため、子会社は簡単に入れる企業という認識で目指すと痛い目を見るので要注意です!

ただし、それでも私は大手子会社を「学歴に自信がない人」にこそおすすめしたいと思っています。

次の章では、その辺りの理由について大きく3つに分けて紹介していきますね!

 

Fラン学生に大手子会社をおすすめする理由【3選】

ではさっそく、Fラン学生にこそ「大手子会社をおすすめしたい理由3つ」を紹介していきますね。

おすすめ理由

 

理由①:親会社に比べて倍率は低い

大手子会社の就職難易度は?」のパートで詳しく紹介しましたが…

大手子会社と親会社では倍率に大きな違いがあります。

例えば、住友商事と子会社の「住友商事マシネックス」を比較してみました。

項目 住友商事 住友商事マシネックス
就職倍率 約230倍 14.1倍
学歴フィルター あり なし
従業員数 5,220人 414名(単体)
平均年収 1,556万円 629万円
3年後離職率 3.0% 19.0%
有給平均取得日数 13.7日 13.2日
平均残業時間 10.9時間 11.3時間

こんな感じでして、就職倍率がまったく違うので、住友商事より入社確率は高いです。

もちろん、平均年収やそのほかの待遇に違いはありますが…

住友商事マシネックスも、親会社が住友商事であり、待遇はそこまで悪くないです。

こういった入社のしやすさが大手子会社の魅力だったりします。

 

理由②:学歴フィルターがほとんどない

詳しい詳細は、「学歴フィルターは当たり前?」という記事で紹介していますが…

残念ながら、就職活動において学歴フィルターは存在します!

とくに、人気の大手企業は、応募者が多いので導入していることがほとんどです…

その点、大手子会社は「学歴フィルターを設けていない」企業が多く狙い目だったりします。

こういった理由からも、Fラン学生に大手子会社をおすすめしています。

 

理由③:穴場の優良企業が多い

大手子会社をおすすめする最大の理由が「穴場の優良企業」が多いことです。

例えば、リクルートHDの子会社に「リクルートスタッフィング」という企業があります。

企業名 リクルートスタッフィング
従業員数 1,963人
平均年収 605万円
3年後離職率 データなし
有給消化率 74.3%
平均残業時間 25.0時間

上表は、国内最大の社員口コミサイト「オープンワーク」を参考にしました。

リクルートHDの子会社なだけあり、待遇面もかなり良いです。

ただし、リクルートHDのような知名度はなく、意外と狙い目だったりします。

経営基盤がしっかりしているのはもちろん、綺麗なオフィスで働けるのも魅力の一つ!

平均年収は605万円であり、こういった穴場企業が多いのが大手子会社の魅力だったりします。

ミヤッチ
私が激推しする大手子会社をまとめた記事もあるので、載せておきますね!

 

Fラン学生が狙ってはいけない大手子会社の特徴【3選】

ここまで、大手子会社の魅力を紹介してきましたが…

Fラン学生が狙ってはいけない大手子会社の特徴」があったりします。

本章では、この辺りの内容を私の実体験をふまえながら紹介していきますね!

狙ってはいけない大手子会社

 

特徴①:一度は聞いたことのある企業

まず始めに、大手子会社にもかかわらず「知名度のある企業」は要注意です。

例えば、ソニーグループの子会社である「ソニー株式会社」は、誰もが一度は聞いたことがあると思います。

こういった知名度の高い大手子会社は、倍率もかなり高いです。

私自身、大手子会社を調べて、『この企業聞いたことあるな!』という直感は大切にしていました。

とくに、CM放映されている大手子会社は、人気が高いので要注意です!

 

特徴②:採用大学のレベルが高い

残念ながら、大手子会社にも学歴フィルターの存在する企業があります。

例えば、「伊藤忠丸紅鉄鋼」は、高学歴の学生を採用している企業です。

採用大学

青山学院大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、中央大学、立命館アジア太平洋大学、東京大学、東京外国語大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

こんな感じでして、学歴の最低ラインはMARCH・関関同立レベルとなっています。

このように、採用大学のレベルが高い大手子会社は狙わないように注意しましょう!

 

特徴③:採用人数が少ない

大手子会社あるあるだったりするのですが…

大手子会社は採用人数が少ない企業が多かったりします。

例えば、先ほど紹介した「伊藤忠丸紅鉄鋼」の採用人数は例年30名前後です。

大手子会社にもかかわらず、採用人数が少ないこともあり、倍率は160倍前後になることがあります。

このように、採用人数が少ない大手子会社には注意しましょう!

ミヤッチ
大手子会社を狙うときには、上記3つの視点を押さえて企業選びしてみてください!

 

Fラン学生が穴場の大手子会社を見つける方法【3選】

ここまで、大手子会社について、いろいろ紹介してきましたが…

本章では、Fラン学生だった私が「穴場の大手子会社」を見つけるために実践していた内容3つを紹介します。

とくに効果があった3つに絞ったので、ぜひ参考にしてみてください!

穴場の大手子会社を見つける方法

 

方法①:逆求人サイトの活用

穴場の大手子会社を見つけるうえで「逆求人サイトの導入」は必要不可欠です!

逆求人サイトのサービス内容

上図のとおり、逆求人サイトに登録すれば、様々な企業からスカウトメールが届きます。

スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社などもあるのでかならず導入しておきましょう。

ミヤッチ
なお、逆求人サイトは「オファーボックス」一択です!

おすすめの理由

  1. 逆求人サイトの中で一番有名なサービス
  2. 登録企業が業界No1(19,000社以上のうち大手求人1,500社以上)
  3. スカウトが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)

詳しいサービス内容は、「オファーボックスの評判は?」という記事で紹介していますが…

大手子会社はもちろん、「サントリー」や「ニトリ」のような大手企業からのスカウトも狙えます。

「大学1年生の利用はできない」というデメリットもありますが…

それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。

公式サイトはこちらhttps://offerbox.jp/

 

方法②:就活イベントへの参加

穴場の大手子会社を見つけるうえで「就活イベントへの参加」もおすすめです!

私自身、就活イベント経由で「穴場の大手子会社」を発見することが多かったです。

とくに、マイナビやリクナビとは違う、小規模イベントがおすすめだったりします!

  1. 大手子会社が参加しやすい
  2. 学生と採用担当との距離が近い
  3. 高確率で早期選考の案内がもらえる

こんな感じでして、穴場の大手子会社と出会えるチャンスは高いです!

ミヤッチ
なお、私が参加したなかで大手子会社が多かったのは「ジョブトラ」というイベントでした。

今回は、ジョブトラを紹介する記事ではないので、イベント詳細は割愛しますが…

イベント内容が気になる方は「ジョブトラの公式サイト」をチェックしてみてください!

まずは、こういったイベントに参加しつつ、「穴場の大手子会社」を探してみるのがおすすめです。

公式サイトはこちらhttps://job-tryout.com/

 

方法③:就職四季報のチェック

穴場の大手子会社を探すのに「就職四季報」も役立ちます。

当サイトでは、「みんなが知らない穴場の優良企業165社」という記事があるのですが…

穴場の優良企業は、「就職四季報」経由で探すことが多いです。

とくに、「中小・優良企業版」は、穴場の大手子会社がいくつかピックアップされています。

こういった書籍を1冊手元においておくと、穴場の大手子会社を見つけることができるのでおすすめです!

ミヤッチ
すべて今日から始められる内容なので、ぜひ実践してみてください!

 

大手子会社に関するよくある質問【5選】

では最後に、当ブログに多く寄せられる大手子会社に関する質問5つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問【5選】

 

質問①:大手子会社に入社できると勝ち組?

F氏(22歳)

大手子会社へ就職できると勝ち組というウワサは本当ですか?
大手子会社の魅力がイマイチ分かっていません…

詳しくは、「大手子会社への就職は勝ち組?」という記事で紹介していますが…

正直、大手子会社への就職が勝ち組と感じるかは人それぞれです。

私の場合は、以下3つの理由から大手子会社への就職に満足しています。

  1. 親会社と同水準の福利厚生が受けられる
  2. ボーナスが比較的高い
  3. 社会的信頼度が高い(ローンが通りやすい)

ただし、大手子会社の働き方が合わないと感じる人も少なからずいます。

この辺りは、何を企業に求めるかによって違うのが正直なところです。

 

質問②:Fラン学生におすすめの大手子会社は?

K氏(20歳)

Fラン学生におすすめの大手子会社はありますか?
できれば学歴フィルターのない大手子会社が知りたいです…

結論、おすすめの大手子会社は10社あります。

詳しくは、「人事おすすめの大手子会社ランキングトップ10位」という記事で紹介しているのですが…

たくさん存在する大手子会社の中でも10つに絞りました。

ぜひ、大手子会社を探している人は、合わせてチェックしてみてください!

 

質問③:大手子会社はやめとけって本当?

M氏(21歳)

大手子会社への就職はやめておくべきでしょうか?
大手子会社の就職はおすすめしないというウワサを聞きました…

私としては、大手子会社への就職はおすすめです!

大手子会社に8年以上働いていますが、以下5つの魅力があります。

  1. 経営状況が安定している
  2. ボーナスが多い
  3. 手厚い福利厚生
  4. 手厚い教育体制
  5. 社会的信頼が高い

こんな感じでして、私自身は、大手子会社への就職を心の底から満足しています。

なお、大手子会社への就職はやめとけとウワサされている理由は大きく3つあります。

この辺りの詳しい詳細は、以下記事にまとめているので参考にしてみてください!

 

質問④:大手子会社はまったり働ける?

T氏(20歳)

大手子会社は、まったり働ける企業が多いと聞きましたが本当ですか?
バリバリ仕事したいタイプではないので気になっています…

詳しい詳細は、「大手子会社の働き方はまったり?」という記事で紹介していますが…

確かに、大手子会社はまったり働ける企業が多い印象です!

ただし、本当にまったり働けるかは企業次第だったりします。

社員の1日のスケジュールや福利厚生・平均残業時間はかならずチェックしておきましょう!

 

質問⑤:大手子会社と親会社の併願はダメ?

K氏(21歳)

大手子会社と親会社の併願はやめておくべきでしょうか?
書類選考や面接で不利になったりするのか気になります…

結論、大手子会社と親会社の併願はOKです。

私自身、新卒の就活市場を調査して7年以上経ちますが…

子会社と親会社の併願がダメと聞いたことがありません。

あくまで、株主としての影響力が強いだけであり、子会社と親会社は別会社です!

そのため、安心して親会社と子会社に挑戦していきましょう!

 

【まとめ】Fラン学生に大手子会社はおすすめ

今回は、『大手子会社の就職難易度は?』という悩みを中心に紹介しました。

結論、大手子会社の就職難易度は「企業によってさまざま」です…

ただ、私の経験上、Fラン学生こそ大手子会社を狙ってみるべきだと思っています。

  1. 学歴フィルターのない企業が多い
  2. 親会社より倍率が低い企業がほとんど
  3. 穴場の優良企業が多い

こんな感じでして、知名度の高い大手企業より、大手子会社のほうが狙い目です。

そのため、大手子会社を受けるべきか悩んでいる人は…

まずは、「Fラン学生が穴場の大手子会社を見つける方法3つ」を実践していきましょう。

穴場の大手子会社を見つける方法

上記3つを実践できれば「あなたに合った穴場の大手子会社」が見つかるはずです!

今日から実践できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値42.5のFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

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