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【完全ガイド】エントリーシートの書き方を例文付きで紹介!

はてな

  1. そもそもエントリーシートってなに?
  2. エントリーシートはどうやって書くの?
  3. エントリーシートを書くときの注意点は?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

エントリーシート(ES)は、就活攻略において切っても切り離せない存在です。

多くの企業が「ESを選考の入り口」としています。

今回は、そんな「ESの書き方」について詳しく紹介する記事です。

これから、ESの提出が多くなってくる学生は、ぜひ参考にしてみてください。

【大前提】エントリーシートとは?

まず始めに『そもそもESってなに?』という部分にふれておきます。

大きく3つの切り口に分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

エントリーシートとは?

  1. エントリーシートで見られているポイント
  2. エントリーシートと履歴書の違い
  3. エントリーシートでよくある設問

 

①エントリーシートについて

ESは、採用選考の材料となる大切な書類です。

多くの企業は、以下3つのポイントを知るために提出を求めてきます。

ポイント

  1. あなたの能力
  2. あなたの価値観・人柄
  3. 志望意欲の高さ

とくに、志望意欲の高さは要チェック項目です。

私自身、新卒の採用担当をしていたときは、志望意欲を中心にチェックしていました。

 

②エントリーシートと履歴書の違い

続けて、「ESと履歴書の違い」についてもふれておきます。

  1. ES:採用のために活用する資料
  2. 履歴書:入社後も従業員データとして保管される資料

こんな感じでして、実はESと履歴書には明確な違いがあります。

また、エントリーシートは、企業ごとに記入内容が違うことが多いです。

その点、履歴書は「企業が用意しているもの以外」もOKなケースが多かったりします。

ポイント

ESと履歴書を同時に提出する必要がある場合は、「ESへ具体的な内容」・「履歴書にESで書いた内容の要約」を書くようにしましょう。

 

③エントリーシートでよくある設問

ESは、企業ごとにカスタマイズされていることが多いのですが…

多くの企業は、以下4つの設問をかならず設けてきます。

  1. 自己PR
  2. ガクチカ
  3. 志望動機
  4. キャリアプラン(入社後にやりたいこと)

前述で紹介した、「企業がESで見ているポイント」を満たすのが上記4つの設問です。

そのため、まずは上記4つの書き方を理解していきましょう。

正直、上記4つを上手く書ければESを攻略したと言っても過言ではありません。

 

【例文あり】エントリーシートの書き方

ではさっそく、ESの書き方を大きく4つの設問に分けて紹介していきます。

ESで求められる設問4つ

  1. 自己PR
  2. ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)
  3. 志望動機
  4. キャリアプラン(入社後にやりたいこと)

 

①自己PRの書き方

詳しくは「自己PRの書き方とは?」という記事で紹介していますが…

自己PRは「決まった型(構成)」で書くのが必要不可欠です。

自己PRの構成

  1. 結論:志望者の強みを簡潔に書く
  2. プロセス:強みを裏付けるエピソードを書く
  3. プロセスにおける課題:エピソード内で直面した課題を書く
  4. 課題の解決策:課題解決のために取った行動を書く
  5. 成果:課題解決によって学んだ成果を書く
  6. 貢献:志望企業への貢献を書く

上記は、私が約8年間、多くの学生の自己PR添削をしてきた経験をもとに作成した構成です。

イメージしやすいように、「自己PRの例文」も載せておきますね!

私の強みは、チームワークを円滑にする「コミュニケーション能力」です。
私は大学のゼミ活動で「持続可能な都市開発」がテーマのプレゼン大会に参加しました。
本件を進めるにあたっては、序盤にチームで役割を決めることに注力。
しかし、役割分担のデメリットとして「ヨコ連携」が上手くできず、プロジェクト全体の作業進捗が滞ることが多々ありました。
そこで、全員の意見を整理するための「週1回の定例ミーティング」を設定。
定例ミーティングでは、チーム全体の方向性をまとめつつ、各メンバーと協力しながら資料反映までおこないました。
結果、プレゼン大会では「10チーム中3位入賞」という成績を残すことに成功。
御社でもこの経験を活かし、社内外の関係者と連携しながら、最適なソリューションを提供することで貢献します。

なお、自己PRに書けるエピソードがない人は「ゼロから作る」しかありません。

この辺りの詳しい詳細を知りたい人は、以下記事を参考にしてみてください。

 

②ガクチカの書き方

詳しくは、「ガクチカの書き方とは?」という記事で紹介していますが…

ガクチカにも「決まった型(構成)」が存在します。

ガクチカの構成

  1. 経験:学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
  2. 理由・動機:なぜ学生時代にそのエピソードに取り組んだのか書く
  3. 目標・課題:エピソードの中で目指した目標や課題を書く
  4. 課題の解決策:課題解決のために取った行動を書く
  5. 成果:課題解決によって学んだ成果を書く
  6. 今後の展望:以上の成果を通じた学びの継続と今後の展望を書く

上記6つの構成に従って書くことで「筋道の通ったガクチカ」を作ることができます。

イメージしやすいように、「ガクチカの例文」も載せておきますね!

私が学生時代に頑張ったことは、マーケティング会社のインターンシップで経験した「健康食品の市場分析」をテーマにしたプレゼンテーションです。
大学二年生の夏、実践的な力を身につけたいと考え、1ヶ月間のインターンシップに参加。
私は、1ヶ月間の分析結果を社員の前で発表する役割を担いました。
中間発表では、相手に伝わる話し方を意識しましたが、緊張からスライドの順番を間違え、重要なデータを抜け落とす失敗を経験。
その後、資料構成や話し方について、グループメンバーはもちろん、社員の方にも積極的にアドバイスを求めPDCAを繰り返しました。
結果、本番のプレゼンテーションでは「5点満点中の4.5点」という好成績を残すことに成功。
この経験を通じて、失敗を恐れず挑戦する姿勢と、改善し続ける大切さを学びました。

なお、ガクチカに書けるエピソードがない人も「ゼロから作る」しかありません。

この辺りの詳しい詳細を知りたい人は、以下記事を参考にしてみてください。

 

③志望動機の書き方

詳しくは、「志望動機の書き方とは?」という記事で紹介していますが…

志望動機にも「決まった型(構成)」が存在します。

志望動機の構成

  1. 結論ファースト:私は〇〇が理由で志望しましたと簡潔に書く
  2. 背景・エピソード:自分のやりたいことが〇〇である理由や背景を書く
  3. 入社後の活躍プランの明示:入社後に取り組みたいことを書く

志望動機で大切なのは、「なぜうちでないとダメなのか?」をハッキリ伝えることです!

イメージしやすいように、「志望動機の例文」も載せておきますね!

私は、貴社の「感情への貢献」という理念を軸とした事業展開に魅力を感じ志望しました。
貴社のインターンシップでは、「感情への貢献」という軸をもとにした新規事業の立ち上げを体験し、顧客視点での価値創造の難しさを実感しました。
入社後は、顧客の感情に寄り添い、社会を支える事業を創り出す一員として、既存事業の成長に貢献するとともに、新規事業の創出にも積極的に挑戦したいと考えています。
また、貴社の成長を牽引し、次代を創る企業へと押し上げる原動力となれるよう尽力します。

文字数によっては、「新規事業の立ち上げ」という体験をさらに詳しく書いても良いと思います。

この辺りは、文字数指定に応じて臨機応変に対応しましょう。

なお、上記以外の例文を知りたい人は、以下記事も参考にしてみてください。

合計20つの例文を紹介しているので、かなり参考になるはずです。

 

④キャリアプランの書き方

多くの企業では、「入社後のキャリアプラン」についての設問も存在します。

『入社したこともないのに分からないよ…』と感じてしまう人も多いと思いますが…

以下のような方法を用いて、10年後までのキャリアプランを用意しておきましょう。

キャリアプランを考える方法

  1. 企業の公式サイトのチェック(社員インタビュー記事)
  2. インターンシップへの参加
  3. OB・OG訪問
  4. 会社説明会への参加

キャリアプランを明確に記載することで、企業側へ志望意欲の高さを伝えることができます。

参考までに、「キャリアプランに関する例文」も載せておきますね!

私のやりたいことは、法人顧客への端末販売を通じた通信インフラへの貢献です。
私は貴社で、法人向けの端末販売を担当し、企業の業務効率化を支えたいと考えています。
そのために、入社3年目までに、法人営業の基礎を習得し、幅広い業界の顧客と関係を構築。
5年目には、大型案件の提案を主導し、売上向上に貢献します。
また、10年後には、営業戦略の立案を担当し、組織の成長をけん引。
目標実現のために、通信技術や営業スキルを磨き、顧客の課題解決に努めます。

上記は例文なので、具体的な「事業部・プロジェクト名」までは記載していないですが…

キャリアプランを記載するときは、この辺りの内容を盛り込むようにしましょう。

 

エントリーシートを書くときの注意点【3選】

本章では、ESを書くときの注意点にふれておきます。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

注意点

  1. 文字数制限は守る
  2. 誤字脱字は要チェック
  3. 読みやすい文章で書く

 

注意点①:文字数制限は守る

ESでは、「文字数制限」が設けられていることが多かったりします。

例えば、「300文字以内で自己PRを記載してください」などです。

その中で、文字数制限を守らないと確実に落ちます。

300文字であれば「290文字前後」を意識して書くようにしましょう。

 

注意点②:誤字脱字は要チェック

ESでは、「誤字脱字」も要チェックです。

誤字脱字があると一発アウトの可能性も少なからずあります。

そのため、「ChatGPT」などの生成AIツールも活用しながら、誤字脱字が存在しないか入念にチェックしておきましょう。

 

注意点③:読みやすい文章で書く

ESを書くときには、「読みやすい文章」を意識するのも大切です。

私の場合は、以下3つの注意点を意識して作っていました。

注意ポイント

  1. 専門用語を多用していないか
  2. 話し言葉になっていないか
  3. 漢字ばかりを多用していないか

この辺りは、多くの学生がESを書くときにやってしまいがちです。

例えば、「漢字・ひらがな・カタカナ」の割合は「2:7:1」とするなど、読みやすい文章になっているか意識しながら書きましょう。

 

エントリーシートを書くときに使えるサービス【3選】

最後に、「ESを書くときに使えるサービス3つ」を紹介します。

すべて無料で使えるサービスなので、ES作成に苦戦している人は導入を検討してみてください!

ES作成に使えるサービス

  1. キャリアパーク」:100以上の内定者ESが見放題
  2. 生成AI」:文章添削に大活躍(ChatGPTがおすすめ)
  3. 就活エージェント」:就活のプロに添削依頼するのにおすすめ

 

サービス①:キャリアパーク

最初におすすめするのは「キャリアパーク」というサービスです。

詳しくは、「キャリアパークの評判は?」という記事で紹介していますが…

おすすめの理由

  1. 大手内定者のES100以上が読み放題
  2. 有益な就活ツールがすべて無料
  3. サイト内の就活コラムが豊富

こんな感じでして、無料で「大手内定者のESが100以上」が読み放題のサービスです。

もちろん、それ以外の就活ツール・コンテンツもすべて無料です!

そのため、ES作成はもちろん、就活攻略に役立つツール・情報を手に入れたい人にもおすすめのサービスとなっています。

【公式サイトはこちら】https://careerpark.jp/

 

サービス②:生成AI

昨今、ChatGPTの誕生で「生成AI」に多くの人が注目しています。

そんな生成AIの利用率は「62.9%(マイナビ調査:25卒対象)」!

就活攻略に生成AIは必要不可欠なサービスとなっています。

なお、生成AIは以下8つのシーンで活用することができます。

  1. 自己分析
  2. 企業選びの軸
  3. 自己PRの作成
  4. ガクチカの作成
  5. 志望動機の作成
  6. キャリアプランの作成
  7. 面接練習
  8. 文章の添削

各シーンの活用方法は、以下記事にまとめているので参考にしてみてください!

 

サービス③:就活エージェント

就活エージェントの就職支援範囲のイメージ図

ES作成において「就活エージェント」を活用するのもおすすめです。

ES作成・添削はもちろん、以下の就職支援が無料で受けられます。

  1. キャリア相談(業界・企業研究含む)
  2. あなたに合った求人紹介
  3. エントリーシート・履歴書の添削
  4. 自己分析サポート
  5. 面接後のフィードバック

やはり一番の魅力は「プロ視点のES作成・添削支援が受けられる点」です。

多くのサイトでおすすめされていますが、私も「就活エージェント」は使えると思っています。

ただし、デメリットも少なからずあるので認識しておきましょう。

デメリット

  1. ES作成・添削の支援だけはしてくれない
  2. アドバイザーの質に左右される

残念ながら、就活エージェントは「ES作成・添削だけの相談」は受付けていません。

そのため、「ES作成の手伝いだけして欲しい人」の利用はおすすめしません。

逆に「就職支援を一から受けたい人」には、かなりおすすめのサービスです。

キャリア相談はもちろん、あなたに合った求人紹介も受けられる神サービスとなっています。

なお、おすすめの就活エージェントは、以下記事にまとめているので参考にしてみてください!

 

【まとめ】エントリーシートの書き方について

今回は、エントリーシートの書き方を中心に紹介しました。

ESで求められる設問4つ

  1. 自己PR
  2. ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)
  3. 志望動機
  4. キャリアプラン(入社後にやりたいこと)

上記4つは、多くの企業がエントリーシートに求める設問です。

まずは、上記4つの設問を事前に準備することが大切になってきます。

ぜひ、今回紹介した「各設問の構成(型)」を参考にしながら、ESを作成していきましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
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ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値40ギリギリのFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

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