こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私自身、関西の偏差値42.5の大学出身なのですが、一番キライなのはSPIでした。
正直、SPIを初めて受けたときは、『就活は無理だ…』と思った記憶があります。
そんなSPIですが、私自身、なぜかボロボロでも受かることが多かったです!
そして、現在、採用担当を4年経験し、その理由が確信に変わったと思っています。
今回は、そういった経験もふまえたうえで、「SPIがボロボロでも受かる理由5つ」を紹介していきます。
そもそもSPIとは何かについて
まず始めに『そもそもSPIとは何?』という悩みについて紹介していきます。
もし、SPIが何かすでに知っている方は、本章は飛ばしていただいて大丈夫です。
- SPIとは「性格特性」や「基礎となる知的能力」を測る検査
- 多くのSPIは「能力検査」と「性格検査」に分かれる
- 提供している会社は「リクルートマネジメントソリューションズ」
SPIを理解するために押さえるべきポイントは上記3つです!
おそらく、SPIがボロボロというのは、「能力検査(言語・非言語)」を指すと思っています。
上図は、「キミスカ」というサービスで受けられるSPI(能力検査)です。
多くの方が苦戦する試験であり、今回は、SPI(能力検査)にフォーカスして紹介していきます。
SPIがボロボロでも受かる理由【5選】
ではさっそく、SPIがボロボロでも受かる理由5つを紹介していきます。
ボロボロでも受かる理由
理由①:思った以上に成績が良かった
SPIは、ほとんどの問題が「選択式」で出題されます。
そのため、解けないと思った問題であっても回答はできます。
結果、自分はできていないと思っていても、『想像以上に解けていた!』というケースも少なくないです。
理由②:企業が設定した基準が低かった
続けて、企業が設定した合格ラインが低いケースもあります。
なお、私の会社でもSPIの合格基準はかなり低かったです。
一般的な合格ラインは「60%から70%」とウワサされていますが…
私の会社は、40%から50%が合格ラインになっていました。
このように、SPIの点数をあまり重視しない、合格ラインの低い企業の可能性もあります。
理由③:SPI以外の結果が良かった
冒頭の「SPIとは何か?」というパートで詳しく紹介しましたが…
SPIには、以下2つの検査が存在します。
- 能力検査:どのような仕事でも必要な基礎学力を測る検査
- 性格検査:どんな人でどんな仕事・組織に向いていそうか測る検査
この中でも、性格検査が飛び抜けて良かったことで合格するケースがあります。
なお、私は、「性格検査」が飛び抜けて良かったらしく、今の会社に合格しました。
意外と、企業は学力よりも性格検査(自社に合う人材か)を見ていることが多いです!
理由④:エントリーシートの内容が良かった
前述の内容と被りますが…
SPI以外の部分、その中でもエントリーシートの内容が評価されるケースもあります。
とくに、志望動機は、企業がもっともチェックする項目です。
SPIの結果が悪くても、『熱意があって活躍してくれそう』と判断され、合格できるケースも少なくありません。
理由⑤:選考参加者が少なかった
最後に考えられるのは、選考参加者が少なかったケースです。
企業は、年間を通しての採用人数が決まっています。
その中で、思った以上に選考参加者が少ない場合、全員通過させるケースがあります。
中小企業に多いケースですが、意外と知名度の低い「穴場の大手企業」にも多いです!
『穴場の大手企業ってあるのかよ?』と思われた方も多いと思いますが…
上場しているにもかかわらず就職難易度の低い企業はあったりします。
もし就職難易度の低い穴場企業が気になる方は、以下記事も合わせてチェックしてみてください。
SPIがボロボロでも受かりやすい企業の特徴【3選】
本章では、SPIがボロボロでも受かりやすい企業の特徴を3つにまとめました。
ぜひ、SPIが苦手な方は、以下3つに該当するような企業を狙ってみてください。
受かりやすい企業の特徴
特徴①:SPIを重視していない
当たり前の話ですが、SPIを重視していない企業は、結果がボロボロでも受かりやすいです!
なお、『その企業がSPIを重視していないかなんて分からないでしょ!』と質問をいただくことも多いですが…
意外と、「ユニスタイル」のような、過去の選考情報が載っているサイトに書かれていることがあります。
今回は、ユニスタイルの詳細については割愛しますが…
もし、過去の選考情報をチェックできるような就活サイトを導入していない方は、以下記事を参考に導入検討してみてください!
特徴②:ほかの検査・選考も同時におこなっている
例えば、「午前中に説明会と性格検査・午後に能力検査」のような企業を指します。
こういった企業は、性格検査と能力検査・エントリーシートの総合評価形式を取っている場合が多いです。
そのため、能力検査がダメでも、性格検査やエントリーシートで通過基準を満たせれば、通過できたりします。
特徴③:採用大学が幅広い
志望企業の採用大学が幅広い場合もチャンスです!
SPIなどの検査結果をもとに足切りしていない可能性があります。
正直、倍率の高い人気企業は、学歴かSPIでふるいにかけています。
そういった企業の特徴は、採用大学をチェックすることで見分けることが可能です!
以上が、SPIがボロボロでも受かりやすい企業の特徴となります。
SPIがボロボロでも受かった場合の次選考への影響は?
残念ながら、SPIがボロボロで受かった場合、次選考への影響は少なからずあります!
私自身、上場企業の採用に4年携わりましたが、選考は総合的に決まります。
例えば、以下の2パターンだと当然①が受かります!
- ①SPI60点+ES30点+一次面接50点+最終面接60点=合計200点
- ②SPI20点+ES30点+一次面接50点+最終面接60点=合計160点
このように、選考が総合点で決まる以上、SPIの点数は大切になってきます。
多くの場合、SPIの点数は次選考の担当者へ引き継がれるので、高得点を狙えるように対策するのは必須です!
もし、今後もSPIの導入されている企業を受ける方は、次の章で紹介する「SPI対策」は実践しておきましょう!
SPIでボロボロにならないための対策【2選】
私自身、SPI(とくに非言語)がかなり苦手なタイプでしたが…
ダマされたと思って、毎日ひたすら問題を解き続けた結果、得点は上がりました!
学力など皆無なFランの私でも得点は上がったので間違いないと思っています。
そのため、「SPI対策=ひたすらスキマ時間に問題が解ける環境を整える」が最強の攻略法です!
今回は、そんな私がSPI対策として導入(利用)していた就活サイト+書籍を紹介したいと思います。
対策①:キミスカを利用する
運営会社 | 株式会社グローアップ |
利用者数 | 推定130,000人 |
登録企業数 | 6,500社以上(2024年8月現在) |
求人エリア | 全国 |
スカウト受信率 | 非公開 |
適性検査 | あり(適性検査TPI) |
費用 | すべて無料 |
公式サイト | https://kimisuka.com/ |
キミスカは、プロフィールを登録すると「企業からスカウトがもらえる」逆求人サイトです。
『SPIと関係ないじゃん…』と思われた方も多いと思いますが…
実は、キミスカは、アプリ内でSPI対策ができるようになっています!
私自身、キミスカのSPIを受けてみましたが、かなり内容が実践的でした。
全部で382問と多く、スキマ時間にスマホで勉強できるのも良かったです。
上図は、私が「SPI(非言語)」を解いているときの画面です!
私自身、利用している中で以下3つのメリットを実感できました。
- 制限時間が設けられているのが良い
- AからDの4段階で合格判定が出る
- とにかくスキマ時間に取り組める
もちろん、「キミスカ」の利用にお金は一切かからないのでご安心ください!
SPI以外にも「適性検査」や「キミスカイベントの定期開催」もあり、導入しておいて損はないと思います!
ぜひ、導入がまだの方は、さっそく活用してみてください!
【公式サイト】https://kimisuka.com/
対策②:書籍を購入して勉強する
シンプルですが、SPI対策本の購入は必要不可欠です!
前述で紹介した「キミスカ」はスキマ時間に解けるのが魅力のサービス!
机に座って時間をかけて解くシーンでは、SPI対策本の方がおすすめです!
- 業界で一番ボリュームのある本
- 性格検査の解説も掲載
- テストセンター・ペーパーテスト・Webテスティングに完全対応
おそらく、多くの方が就活本コーナーで見たことがあると思います。
正直、本書1冊あれば、ほとんどの企業のSPI対策は完了します。
もし、手元にまだないという方は、今のうちに購入しておきましょう。
【まとめ】SPIがボロボロでも受かる理由5つ
今回は、SPIがボロボロでも受かる理由5つを中心に紹介しました。
ボロボロでも受かる理由
色々書いていますが、多くの場合、「思った以上に成績が良かった」か「企業の合格基準が低かったか」の2パターンです!
正直、通過できたのであれば、あまり深く考えなくてもOKだと思います!
ただし、今後もSPIを受ける予定のある方は、SPI対策は必要不可欠です!
たまたま受かった可能性が高く、次の企業でも受かるとはかぎりません。
そのため、今回紹介した「SPI対策2選」は、かならず実践しておきましょう。
「SPI対策=ひたすらスキマ時間に問題が解ける環境を整える」が最強の攻略法です!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。