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【就活では平均何社落ちるのか?】文系・理系別に何社受けるのかも解説!

悩める就活生
就活では平均何社落ちるのでしょうか?
悩める就活生
どれくらいの企業を受けるべきなのかも知っておきたいな…

今回は、上記悩みを解決していきます。

  • アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
  • 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
  • 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
  • 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演

私自身、書類選考で落ちてしまったときは、" 就活は平均何社落ちるんだろう… "と悩むことが多かったです。

また、" 周囲はどれくらいの企業数を受けるのだろう? "と悩むことも多く、今回はその辺りの内容についても解説していきます。

ポイント

なお、当記事では、各選考(書類選考〜最終面接)の落ちる割合も紹介しています。
最後には、各選考の対策についても紹介してますので、参考にしてみてください。

就活では平均何社落ちるのか?各選考ごとに徹底解説

ミヤッチ
では、さっそく、各選考ごとに「平均何社落ちるのか?」をパーセンテージで紹介していきます。
ミヤッチ
なお、選考全体で見たときの平均で落ちる企業は25社となっています。

ポイント

リクルート就職白書2023」によると、学生の企業へのプレエントリー数は30.98社となっています。
そして、平均内定獲得数が2.52社となっていることから約30社受けて約28社落ちる計算となります。

※上記数値は、平均値を出す前の母集団によって平均が変わってくるので注意してください。

 

①就活における「書類選考」の落ちる割合は50パーセント!

ミヤッチ
まず始めに、就活における「書類選考」で落ちる割合は平均50%と言われています。

なお、平均50%と言われていますが、大手企業の場合は、応募者が多いため落ちる割合はさらに高いと予想できます。

そのため、大手企業の書類選考であれば、落ちる割合は平均60%から70%まで上がると考えても良いかと思います。

 

②就活における「適性検査・筆記試験」の落ちる割合は60パーセント!

ミヤッチ
続けて、就活における「適性検査・筆記試験」で落ちる割合は平均60%と言われています。

書類選考より通過率は低く、10人に6人は落ちる計算となります。

なお、エントリーシート+適性検査+筆記試験を加味した合否を決めている企業も多いので注意してください。

 

③就活における「一次面接」の落ちる割合は30パーセント!

ミヤッチ
続けて、就活における「一次面接」で落ちる割合は平均30%と言われています。

書類選考や筆記試験・適性検査を通過すれば、いよいよ面接となりますが…

正直、一次面接の通過率は平均30%(10人に3人が落ちる)とそこまで落ちる割合が高くないです。

と言うのも、一次面接では、以下のような項目を重視しており、そこまで難しい質問がないためです。

  1. 言葉のキャッチボールができているか
  2. 身だしなみはしっかりしているか
  3. 志望する理由が明確になっているか

とは言え、企業によっては、一次面接から難しい質問を投げかけてくる企業もあるので要注意です。

 

④就活における「二次面接」の落ちる割合は50パーセント!

ミヤッチ
続けて、就活における「二次面接」で落ちる割合は平均50%と言われています。

なお、二次面接は、以下のような項目を確認する場であり面接官の質問も難しくなります。

  1. 企業研究 / 業界研究はしっかりできているか
  2. 入社後にやりたいキャリアプランが明確か
  3. 能力が志望企業にマッチしているか
  4. 論理的思考を用いて質問に回答ができているか

二次面接は、最終面接前の選考であることも多く、中途半端に通過させると役員に怒られるケースも多いです…

そのため、企業研究や業界研究はしっかりとおこなってから臨む必要があります。

 

⑤就活における「最終面接」の落ちる割合は50パーセント!

ミヤッチ
続けて、就活における「最終面接」で落ちる割合は平均50%と言われています。

なお、"最終面接は内定承諾の意思確認の場でしょ? "と質問をいただくことも多いですが…

内定承諾の意思確認だけで最終面接をしている企業は、役員がひまな成長の見込めない企業と言えます。

実際、私の勤めている企業は、最終面接の通過率は約50%であり、役員の方も厳しい視点で学生を見ています。

そのため、"最終面接は内定承諾の意思確認の場でしょ? "と軽い気持ちで臨むと痛い目を見るので注意が必要です。

ミヤッチ
以上が、各選考(書類選考〜最終面接)の落ちる平均割合となります。

まとめ

  • 書類選考:平均50%(10人に5人が落ちる割合)
  • 適性検査 / 筆記試験:平均60%(10人に6人が落ちる割合)
  • 一次面接:平均30%(10人に3人が落ちる割合)
  • 二次面接:平均50%(10人に5人が落ちる割合)
  • 最終面接:平均50%(10人に5人が落ちる割合)
ミヤッチ
なお、志望企業によって通過率は違うので注意してください。
ミヤッチ
キャリアセンターや四季報を用いて志望企業の過去3年間の選考通過率を調べるのが一番確実です。

 

就活では平均何社受けるべきか統計データをもとに解説

悩める就活生
各選考ごとの落ちる割合って思った以上に高いんだね…
悩める就活生
落ちる割合が高いってことは、やっぱり多くの企業を受けた方が良いのかな?

と思われた方も多いと思いますので、就活生は平均何社受けているのかデータをまとめてみました。

就職白書2023(活動社数) 株式会社DISCO 学生調査2023(活動社数)
プレエントリー 30.98社/人  26.90社/人
エントリーシート提出 16.02社/人 15.20社/人
筆記試験・適性検査 10.39社/人 10.70社/人
面接試験受験 4.64社/人(Web:9.09社) 9.2社/人(Web・対面含む)
最終選考 - 3.3社/人

上表の通り、調査会社によって少しばかりの活動社数に差異はありますが…

一人当たりのプレエントリー社数は平均29社という結果になりました。

なお、私は3月の就活解禁と同時に50社ほどエントリーしましたが、そのうち20社ほどしか受けませんでした。

そういった意味でも、3月の就活解禁と同時に20社〜30社あたりを受けるのがおすすめと言えます。

 

就活では平均何社受けるべきか文系と理系別に統計データを用いて紹介

ミヤッチ
続けて、就活では平均何社受けるべきか「文系」と「理系」別に紹介します。
ミヤッチ
なお、調査結果は、株式会社DISCO 学生調査2023を参考にしています。
2023年7月1日時点 文系(男子) 文系(女子) 理系(男子) 理系(女子)
プレエントリー 34.6社 / 人 28.4社 / 人 17.3人 / 人 22.3社 / 人
エントリーシート提出 18.2社 / 人 16.1社 / 人 11.1社 / 人 13.1社 / 人
筆記試験・適性検査 13.0社 / 人 10.8社 / 人 8.2社 / 人 9.8社 / 人
面接試験受験 10.7社 / 人 9.8社 / 人 6.9社 / 人 8.0社 / 人
最終選考 3.5社 / 人 3.3社 / 人 3.0社 / 人 3.3社 / 人

上表の通り、文系と理系別で見ると、プレエントリー数は理系より文系の方が約12社ほど多い結果となりました。

また、調査結果で意外だったのが、男女別でもエントリーに違いがあったことです。

基本、プレエントリー含め、男性の方が活動社数は多く、最終選考では男女関係なく同水準となりました。

以上が、文系と理系別の平均活動社数となります。

ぜひ、あなた自身に当てはまる平均データを確認してみてください。

 

就活で各選考に落ちないための対策を元人事が紹介

ミヤッチ
最後に、各選考ごとの就活対策を紹介して終わりたいと思います。
ミヤッチ
具体的な選考対策を箇条書きでわかりやすく解説していきますので、参考にしてみてください!

 

①書類選考を通過するためにおこなうべき対策【2選】

ミヤッチ
書類選考を通過するためにおこなうべき対策は以下の通りです。

対策

  1. 基本の型を理解する
  2. 逆求人サイトに登録する

まず始めに、書類選考(エントリーシート)を通過するには、基本の型を理解することが大切です。

と言うのも、「エントリーシートの書き方」の記事で詳しく解説していますが、9割以上の確率で以下項目の記入を求められます。

基本の型

  1. 基本情報(氏名・住所・生年月日・連絡先)
  2. 学歴(中学卒業から書くのが一般的)
  3. 企業への志望動機
  4. 学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)
  5. 自分を売り込むための自己PR

とくに、ガクチカや自己PRは、書類選考の項目の中でも重点的にみられるので事前に考えておきましょう。

なお、" ES含めたガクチカや自己PRってどうやって作成するの? "と思われた方も多いと思います。

そういった方は、逆求人サイトと「Unistyle(ユニスタイル)」を活用して優れた自己PRやガクチカを2パターンほど作っておきましょう。

ガクチカや自己PR作成手順

  1. Unistyle(ユニスタイル)」で選考通過した就活生のES(自己PRやガクチカ)を確認
  2. キャリアチケットスカウト(アプリ)」のテンプレート機能を利用して自己PRとガクチカ作成
  3. 完成したガクチカを逆求人サイト最大手の「OfferBox」と「dodaキャンパス」に登録
  4. 直近2週間の志望業界からスカウトが合った企業数を確認
  5. もっとも志望業界からスカウトの多かったガクチカを採用

上記の通り、まずは、「Unistyle(ユニスタイル)」で選考通過した就活生のESを確認して型を学びます。

続けて、「キャリアチケットスカウト(アプリ)」のテンプレート機能を利用してESの中でも記載が必須の自己PRとガクチカを作成します。

続いて、作成した自己PRやガクチカを「OfferBox」と「dodaキャンパス」に登録実施。

その後、2週間で自分の志望業界からスカウトが何社あったか確認し、全くこない場合は、再度1から作りなおすイメージです。

ポイント

とくに、「キャリアチケットスカウト(アプリ)」はかなりおすすめのサービスです。
自己PRやガクチカを作成する手順があらかじめ用意されているので効率的にガクチカを作成できます。

ダウンロード

 

②筆記試験や適性検査を通過するための対策を紹介

ミヤッチ
筆記試験や適性検査を通過するためにおこなうべき対策は以下の通りです。

対策

  1. 試験問題をひたすら解く
  2. 筆記試験や適性検査が免除される企業を受ける

上記の通り、筆記試験や適性検査を乗り越えるには、問題になれるのが一番の近道です。

とくに、筆記試験は、問題の難しさより問題数に苦しめられることが多く、目安としては大学3年生12月くらいから対策しておきましょう。

ミヤッチ
なお、筆記試験がどうしても自信ない方は「JOBTV」の活用がおすすめです。

ポイント

「JOBTV」は「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウトがもらえるサービスです。
そして、「JOBTV」経由の企業エントリーは、書類選考や筆記試験がないのが特徴となっています。

ミヤッチ
なお、最近は、日経新聞に取り上げられたこともあり、多くの就活生が登録し始めています。
ミヤッチ
登録者が増えるとスカウトが取りづらくなるので、こちらも早めに導入しておきましょう。

JOBTV新卒公式サイト「https://jobtv.jp/

 

③一次面接を通過するための対策【4選】

ミヤッチ
一次面接を通過するためにおこなうべき対策は以下の通りです。

対策

  1. 就活エージェントを活用して模擬面接
  2. 最低限の身だしなみを整える
  3. 志望企業のホームページを確認しておく
  4. 自己分析を徹底的にやり込む

" 一次面接を通過するための対策 "で詳しく解説していますが、上記4つの中でも" 模擬面接 "はかならずやっておきましょう。

と言うのも、一次面接は実績よりもコミュニケーションが取れるかといった基本の動作を見ています。

そのため、面接に落ち着いて臨むことができれば通過率を大幅に上げることができます。

なお、模擬面接であれば、友人やキャリアセンターよりも就活エージェントを活用しましょう。

知っている人よりも緊張感ある練習ができ、就活のプロから無料でアドバイスがもらえるので利用価値はかなり高いです。

ミヤッチ
なお、就活エージェントは大手を中心にいくつか登録しておけばOKです!
ミヤッチ
やはり、マニュアルがしっかり整備されている大手運営のサービス品質が1番安定しています。

おすすめの大手就活エージェント

  1. ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
  2. LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
  3. キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!

とくに、内定スピードや求人数・サポート品質など、総合力では「ミーツカンパニー就活サポート」がNo1!

模擬面接に関するマニュアルがあるので精度が高く、利用者満足度も91%と高い実績を誇ります。

もちろん、大手運営のサービスとは言え、アドバイザーとの相性や各社の保有求人に違いはあるので…

上記3サービスの初回面談を受けて「自分に合っているな」と感じるアドバイザーに協力してもらうようにしましょう!

手間はかかりますが、質の高い就職支援を受けるうえで他社比較は必須の作業です。

ミヤッチ
なお、大手就活エージェント以外も詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてみてください。

 

④二次面接を通過するための対策【4選】

ミヤッチ
二次面接を通過するためにおこなうべき対策は以下の通りです。

対策

  1. 一次面接で答えた内容と一貫性を持たせる
  2. 企業研究と業界研究をしっかりおこなう
  3. キャリアプランや将来のビジョンを明確にする
  4. 自己分析を再度見つめ直す

上記4つの中でも" 一次面接で答えた内容と一貫性を持たせる "ことが大切になってきます。

二次面接では、一次面接でされた質問を再度されることも多いです。

そのため、一次面接で答えた内容をしっかり把握して臨むことが大切です。
※私の場合は、一次面接で聞かれた内容を面接終了後にノートに書き出していました。

なお、上記以外の対策については、" 二次面接を通過するための対策 "記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

 

⑤最終面接を通過するための対策【4選】

ミヤッチ
最終面接を通過するためにおこなうべき対策は以下の通りです。

対策

  1. 一次面接や二次面接以上に自己分析を徹底的にする
  2. 応募企業のホームページを隅まで確認する
  3. 逆質問を最低でも5つ以上用意しておく
  4. 面接で緊張しないために模擬面接を最低3回はおこなう

上記4つの中でも、" 逆質問を最低5つ用意しておく "は非常に効果があるのでおすすめです。

と言うのも、最終面接は役員クラスの方が面接官となるケースが多く、若手からの質問好きの方が多いです。

そのため、最終面接前には逆質問を5つほど用意しておきましょう。

なお、おすすめの逆質問は" 面接で好印象な逆質問10選 "にまとめてますので参考にしてみてください。

また、上記以外の最終面接の対策を詳しく知りたい方は、" 最終面接で落ちる学生の特徴 "も参考にしてみてください。

 

就活では平均何社落ちるのか?文系・理系別に平均何社受けるのかのまとめ

ミヤッチ
今回は、" 就活では平均何社落ちるのか? "といった悩みを中心に解説しました。
ミヤッチ
結論、各選考(書類選考〜最終面接)の落ちる平均割合は以下の通りとなります。

まとめ

  • 書類選考:平均50%(10人に5人が落ちる割合)
  • 適性検査 / 筆記試験:平均60%(10人に6人が落ちる割合)
  • 一次面接:平均30%(10人に3人が落ちる割合)
  • 二次面接:平均50%(10人に5人が落ちる割合)
  • 最終面接:平均50%(10人に5人が落ちる割合)

また、" 文系・理系別の就活で平均何社受けるのか? "のデータは下表の通りです。

文系(男子) 文系(女子) 理系(男子) 理系(女子)
プレエントリー 34.6社 / 人 28.4社 / 人 17.3人 / 人 22.3社 / 人
エントリーシート提出 18.2社 / 人 16.1社 / 人 11.1社 / 人 13.1社 / 人
筆記試験・適性検査 13.0社 / 人 10.8社 / 人 8.2社 / 人 9.8社 / 人
面接試験受験 10.7社 / 人 9.8社 / 人 6.9社 / 人 8.0社 / 人
最終選考 3.5社 / 人 3.3社 / 人 3.0社 / 人 3.3社 / 人

※引用元:株式会社DISCO 学生調査2023

上表の通り、文系と理系別で見ると、プレエントリー数は理系より文系の方が約12社ほど多い結果となりました。

もちろん、文系・理系関係なく、あなた自身の無理のない範囲でエントリーをするのが大切です。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

年間30万人の「就活生」と「20代社会人」が訪問 ▶︎ アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験▶︎ 2023年12月16日【ABEMA(アベマTV)】生出演!▶︎ 当ブログでは、学歴関係なく就活で成功するための【就活情報】と内定後の社会人生活で役立つ【20代のキャリア】を発信しています!

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