
今回は、上記悩みに対して、元人事の私が、グループディスカッションを初めて受ける際に「意識すべきポイント」や「どの役割を選択すべきか」解説していきます。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社!
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験!
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グループディスカッションは、手応えがないときほど、通過する傾向にあり、正解がわからないといった学生も多いです。
しかし、グループディスカッションの企業側の意図や、通過するために必ず押さえておくべきポイントは必ずあります。
当記事を読むことで、「グループディスカッションの合格率を格段に上げる」ことができるので、最後まで読んでみてください。
本記事では、グループディスカッションを「GD」の略称で記載しています。
目次
グループディスカッションを選考に取り入れる企業の意図を紹介!


就活では、コミュニケーション能力が大切と言われますが、その選考が面接中心だった場合、どう思われますか?
上記質問に対して、学生の頃の私は、面接だけで本当の意味でのコミュニケーション能力は見えないと思っていました。
そして、人事担当者として採用側となり、GDを選考に取り入れる理由は、面接官が、以下の能力を確認するためであることが分かりました。
面接官がGDで確認する能力6選
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性 / 一般常識
- 論理的思考 / 考察力
つまり、面接以上に、就活生一人ひとりの総合的な能力を見ることが、グループディスカッションを企業側が取り入れる意図となります。
なお、上記6つの能力の詳しい詳細や鍛え方については、次で紹介していきますね!
グループディスカッションで重要な能力6つを紹介!

面接官がGDで確認する能力6選
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性 / 一般常識
- 論理的思考 / 考察力
建設的なコミュニケーション能力

「そもそも建設的なコミュニケーションって何?」と言った方のために、簡単に解説すると以下の通りです。
建設的なコミュニケーションとは、目的が相手としっかり共有できており、その会話のゴールが分かっていること!
例えば、仕事に失敗したとき、なぜ、そうなったのかを知りたい上司に対して、許されるための説明をするケースは、建設的なコミュニケーションができているとは言えません。
以上のことから、「建設的なコミュニケーション」で意識すべきことは、何のためにその会話をするのか意識して話すことです。
なお、実践的な建設的コミュニケーションを鍛えたい方は、以下書籍が参考になると思いますので、検討してみてください。
ディスカッション能力

なお、ディスカッション能力は、個人で高めるには難しい能力とされています。
とは言え、何もせずにディスカッション能力が高まるわけではないので、私が就活時代におこなっていた方法を紹介します。
ディスカッション能力を高めるための対策2選
- 中小規模の合同企業説明会や就活イベントへ参加する!
- グループディスカッションに関する書籍を最低でも5冊読む。
上記の中でも、大規模な合同説明会と違い、中小規模の合同企業説明会やイベントへ参加するは、非常におすすめです。
理由は、中小規模の合同説明会は、大規模な合同説明会と違い、「グループワーク」を実施することが多いためです。
ちなみに、中小規模の合同説明会へ参加する方法としては、「MeetsCompany」の利用がおすすめとなっています。
「MeetsCompany」は、就活マッチングイベント(合同説明会)の開催頻度が業界トップクラスであり、参加も無料です。
なので、ディスカッション能力を鍛えつつ、就活仲間や企業との出会いを増やしたい方は、利用を検討してみてください!
Check!
柔軟性

GDでは、「あまり意見を発しない人」や「何でも否定してくる人」など、たくさんのトラブルがつきものです。
そんなときに、柔軟な発想でGDを進めていく力は、非常に大切です。
また、いきなり出される議題に対して、結論までもっていくための思考の柔軟性も大切になります。
なお、柔軟性については、とにかく物事を多角的な視点で考えることが重要です。
是非、柔軟性を鍛えたい方は、柔軟な発想を鍛えられる、以下の「ラテラルシンキング」に関する記事を参考にしてみてください!
一般常識

GDは、「良い会社とは?」や「仕事と趣味の違いは?」「5Gの今後について」と言った様々な議題が出題されます。
そして、グループワークで、もっとも議題に取り上げられるのが、新聞で取り上げられるホットなキーワードです。
なので、ニュース関係のアプリは、導入して毎日チェックすることをおすすめします。
なお、私の場合は、情報収集に「スマートニュース(日米5000万ダウンロード)」を使っていますが、豊富なコンテンツから、自分のライフスタイルにあったチャンネルを追加/削除でき、並び替えも可能なので、おすすめです。

論理的思考

GDは、結論を面接官へ伝えるときに、どのような考えからその結論に至ったのかを説明する必要があります。
そのときに「論理構造」や「根拠」をしっかり伝えなければ、通過は難しいです。
なので、論理的思考については、以下記事も参考にしながら、インプットしておくことをおすすめします。
なお、以下記事は、論理的思考を鍛えるためのおすすめ本も紹介しているので、参考になること間違いなしです!
考察力

ビジネスでは、物事に対して、最後まで考え抜く力が非常に重要です。
なので、GDでも、議題に対して「考察力(考え抜く力)」は、非常に重要視されています。
では、「考察力」を鍛えるにはどうすれば良いかと言うと、人にすぐ回答を求めない癖をつけることです。
上記内容を踏まえ、分からないことが出た場合は、自分で調べることを意識し、考察力を高める習慣を身につけてみてください!
グループディスカッションで意識すべきこと3つを紹介!
ここでは、人事担当者として、4年以上、GDの進行役をしていた私が、GDで必ず意識して欲しい3つのことを紹介します。
どれも重要とされる内容になりますので、GDへ行く前に見返すようにしてください。
課題を時間内で確実に終わらせる!

GDは、短い時間の中で、いかにディスカッションをスムーズに進行し、かつ、議論を深めていくかがポイントです。
なお、GDをおこなっていると、活発になりすぎて、結論まで辿りつけないグループがたくさんいます。
なので、「進行・時間管理・書記」の3つの役割をしっかり決めることが重要になります。
謙虚と尊重を大切にする!

GDでは、積極的に発言することは、非常に大切です。
しかし、あなたのオンステージではない意識を持つことが非常に重要です。
なぜならば、GDでは、全員が対等の立場で、気持ちよく参加できるGDこそ、最高のGDと言えるからです。
なお、チーム内で競うのではなく、他のチームと競う意識で取り組むことを意識するのが成功のポイントになります。
アイコンタクトを大切にする!

私の経験上、GDでは、うつむく行為をすると、大幅な減点対象となるので注意が必要です。
なので、発言をしていないとしても、互いにアイコンタクトをして会話することを意識しましょう!
グループディスカッションの主な役割とおすすめについて解説!

グループディスカッションの主な役割
- 進行役
- 時間管理係
- 書記係
結論、私のおすすめするGDの役割は、以下の理由から「時間管理係」です。
発言をすることが容易で、時間を知らせるための発言もする必要があるのでチームに溶け込みやすい。
また、進行役ほど責任が重くはないが、サポートをすることで進行役よりも注目されることがある。
なお、時間管理係をおこなう場合は、以下のポイントを押さえるのがコツです。
ポイント
- 自由に意見を発表する時間の確保
- 発表された意見から結論を導き出す時間の確保
- 発表を練習する時間の確保
是非、上記内容を踏まえ、GDをおこなう際は、「時間管理係」を選んでみてください!
グループディスカッションが初めてで不安な方のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、グループディスカッションが初めてで不安な方へ、以下の内容をお伝えしました。
本記事で解説した内容
- グループディスカッションを選考に取り入れる企業の意図を解説!
- グループディスカッションで重要な6つの能力を解説!
- グループディスカッションで必ず意識すべきこと3つを紹介!
- グループディスカッションの主な役割とおすすめについて解説!
とくに、グループディスカッションを通過するには、事前にディスカッションの雰囲気を確認しておくことが欠かせません。
是非、GDの雰囲気を体験したことがない方は、今回紹介した、「MeetsCompany」を活用してみてください。
グループワークの雰囲気も掴め、同じ就活生や企業とのつながりを増やすことができる、一石二鳥のサービスとなっています。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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