
今回は、上記悩みに対して、グループディスカッションを担当していた人事目線で、「意識すべきポイント」や「どの役割を選択すべきか」解説していきます。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 2021年4月にAbemaTVの就活特番生出演
- Fラン大から東証一部上場企業へ内定できたノウハウを発信中!
なお、グループディスカッションは、企業によって選考内容や評価項目が違います。
そのため、手応えがなかったグループディスカッションのときほど、通過するケースも珍しくありません。
とは言え、グループディスカッションの役割や求める能力には、ある程度の決まりがあるので、紹介していきます。
本記事では、グループディスカッションを「GD」の略称で記載しています。
グループディスカッションを選考に取り入れる企業の意図を紹介!

ポイント
GDを選考に取り入れる企業の意図は「就活生一人ひとりの総合的な能力」を見るため。
上記の通り、GDでは、周囲の就活生と課題を解決していく能力など、個人面接では見られない総合的な能力を見ています。

と思われた方も多いと思うので、GDで企業側が見ている能力も紹介しますね。
求められている能力
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性 / 一般常識
- 論理的思考 / 考察力
上記の通りでして、正直、6つの能力をすべて把握して、GDへ参加している就活生はほとんどいません…
逆に上記6つの能力をすべて把握して高めることができれば、GDの通過率を大幅にアップさせることが可能です。

グループディスカッションで企業が求めている能力6つを紹介!

求められている能力
- 建設的なコミュニケーション能力
- ディスカッション能力
- 柔軟性 / 一般常識
- 論理的思考 / 考察力
建設的なコミュニケーション能力


と思われた方も多いと思うので解説すると…
ポイント
建設的なコミュニケーション=相手と目的がしっかり共有できており、会話のゴールを把握していること
と言った感じでして、仕事で失敗したときに、" 原因が知りたい上司 "へ" 許されるための説明 "をおこなうのは建設的なコミュニケーションではないと言えます。
なお、実践的な" 建設的なコミュニケーション "を学びたい方は、以下書籍がおすすめとなっています。
※ビジネス現場で実際に求められているコミュニケーションが学べる良本です。
ディスカッション能力

なお、ディスカッション能力は、正直、" 場数を踏む "以外に能力向上は難しいです。
そのため、できるだけ多くの企業のGDに参加して経験を積む必要があるのですが…

と言った悩みを抱える就活生は多いと思います。(昔の私もそうでした…)
是非、そんな方は、1日で6回〜10回のGDの実戦経験が積める「デアイバ」というサービスを利用してみてください。
デアイバの特徴
- 参加した学生と1日に6回〜10回のGD実施
- 企業の採用担当者より評価・コメントを直接もらえる
- 企業の採用担当者の目に止まった場合 " 選考免除 "の特典あり
1日に6回から10回のGD経験を積めるので、場数を踏むのに最適なサービスとなっています。
もちろん、参加費用も無料なので、時間がないけどGDの本格的な練習をしたい方は、参加してみてください。
※オンライン開催は、人気が高いので、空きがあった場合は、早めに申し込むことをおすすめします。

柔軟性

GDでは、「発言しない人」や「なんでも否定してくる人」など、さまざまなトラブルがあります。
そんな中で、柔軟な発想をGDで発揮し、チームを良い方向に進められる力は、非常に大切になってきます。
ポイント
なお、柔軟性は、とにかく物事を多角的な視点で考えることが大切です。
この辺りも、「デアイバ」で" 場数を踏み "さまざまなお題や環境に慣れるしかないと言えます。
一般常識

多くの会社では、GDのテーマは、新聞で取り上げられるホットなキーワードが議題となることが多いです。
※新聞で取り上げられるホットなキーワード=一般常識といった感じです…
そのため、一般常識として、GD参加の1ヶ月前くらいからのニュースには目を通しておくのがおすすめです。

「スマートニュース」は、スマートニュース株式会社が運営するニュースアプリです。
日米総ダウンロード数は、5,000万以上となっており、世界的に有名なニュースアプリとなっています。
なお、「スマートニュース」は、自分で読むチャンネルをカスタマイズできるので、業界に関連する情報に絞ることも可能です。
※私の場合は、「経済・政治・テクノロジー」に絞って、面接前の情報収集をしていました。
是非、日経新聞など、情報収集にお金をかけたくない就活生は、導入してみてください。
論理的思考

GDでは、結論に至った" 経緯 "の説明を求められることが多い傾向にあります。
そのため、結論に至った経緯を論理的(根拠づけ)に話すことが大切です。
なお、論理的思考は、一朝一夕では身につかないので…
以下のような論理的思考に関する書籍を読みつつ、" 実践経験を積む "のが一番の近道かと。
考察力

GDは、議題に対して「考察力(最後まで考え抜く力)」を求められることが多いです。
そのため、「考察力」を鍛える必要がでてくるのですが、ポイントは、" 人にすぐ回答を求めない "クセをつけることです。
※私の経験上、2ヶ月くらい意識して取り組んでいると、自然と自分で調べるクセが身につきました。
グループディスカッションで意識すべきこと3つを紹介!

ポイント
- 議題を時間内に確実に終わらせる
- 謙虚さと相手への尊重を大切にする
- 相手とのアイコンタクトを意識する
課題を時間内に確実に終わらせる

GDは、短い時間の中で、ディスカッションをスムーズにおこない、結論を出せるかが大切になってきます。
そのため、GDへ参加する際は、時間内に確実に結論を出すようにしましょう。
注意事項
なお、GDでよくある事例として、場が活発になりすぎて、結論まで辿りつけないことがあります。
そのため、「進行・時間管理・書記」の役割をしっかり決めることが大切になってきます。
謙虚さと相手への尊重を大切にする

GDでは、積極的に発言することが大切ですが、" 積極的な発言=自分の意見を突き通す "のはNGです。
基本、GDは、全員が対等の立場で、気持ちよく参加できてこそ、最高のGDと言えます。
※なお、" チーム内で競う "ではなく" 他チームと競う "を意識して取り組むと上手くいきます。
相手とのアイコンタクトを意識する!

4年ほど、GDの面接官を務めましたが、以下は減点対象としてました。
減点対象
- うつむく行為
- 相槌がなく本当に聞いているか分からない
- 話し手の顔を見て会話ができていない
※恐らく、ほとんどの企業の面接官は、上記3つは必ず減点対象として見ているはずです。
そのため、GDでは、相手とのアイコンタクトは、意識しておこなうことをおすすめします。
グループディスカッションの主な役割とおすすめについて解説!


主な役割
- 進行役:GDの" リーダー "的なポジション
- タイムキーパー:GDの" 時間管理 "をおこなうポジション
- 書記:GDの" 発言のメモ "をおこなうポジション
と言うことで、結論をお伝えすると、GDでおすすめの役割は" タイムキーパー "となります。
タイムキーパーは、時間を知らせるための発言をする必要があり、チームに溶け込みやすいです。
また、議題に対する結論を時間までに導き出せた際の評価対象となりやすい特徴があります。
※この辺りは、企業の評価項目によりますが、一番バランスが取りやすい役割と言えます。

ポイント
- 自由に意見を発表する時間の確保
- 発表された意見から結論を導き出す時間の確保
- 発表を練習する時間の確保
是非、上記内容を参考にしながら、「タイムキーパー」を選んでみてください!
グループディスカッションが初めてで不安な方のまとめ!
今回は、グループディスカッションが初めてで不安な方へ「意識すべきポイント」や「どの役割を選択すべきか」解説しました。
まとめると、意識すべきポイントは、以下3つであり、役割は" タイムキーパー "がおすすめです。
ポイント
- 議題を時間内に確実に終わらせる
- 謙虚さと相手への尊重を大切にする
- 相手とのアイコンタクトを意識する
とは言え、GDを乗り越えるために一番必要なのは" 場数を踏む "ことです。
そのため、" とにかくGDの練習をしたい "という方は、途中で紹介した「デアイバ」を活用してみてください。
デアイバ(DEiBA)の特徴
- 参加した学生と1日に6回〜10回のGD実施
- 企業の採用担当者より評価・コメントを直接もらえる
- 企業の採用担当者の目に止まった場合 " 選考免除 "の特典あり
※GDの実力がつくのはもちろん、思いがけない企業や就活仲間と出会えるかもです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。