こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、結論からお伝えすると、大学4年12月から就活をスタートするのは遅いです。
多くの学生が内定1社獲得しており、就活を終了している学生が大半です。
ただし、内定辞退が多い昨今、採用を続けている企業も存在します。
今回は、そういった状況の中、大学4年の12月から就活攻略のためにやるべき行動5つを紹介します。
ぜひ、大学4年の12月時点で内定なしの方は、参考にしてみてください。
大学4年の12月からの就活は遅い理由【3選】
冒頭で、大学4年の12月から就活をスタートするのは遅いと書きましたが…
実際に、どれだけ遅いのか統計データを用いながら紹介していきます。
遅い理由
遅い理由①:就職内定率は90%超え
リクルート社の調査データによると、24卒の12月1日時点の就職内定率は「92.0%」となっています。
また、25卒の8月1日時点の就職内定率は「91.2%」と高水準です。
予測にはなりますが、25卒の12月には、就職内定率は96%前後になると思います。
下表のとおり、就職内定率は年々増加傾向であり、内定の1社獲得は急務です。
年月日 | 23卒(就職内定率) | 24卒(就職内定率) | 25卒(就職内定率) |
大学4年生8月1日 | 87.8% | 86.6% | 91.2% |
大学4年生10月1日 | 93.8% | 92.0% | - |
大学4年生12月1日 | 94.0% | 95.1% | - |
※参考元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2025年卒)
遅い理由②:就職活動を終了する人が多くなってくる
下表は、大学生全体の就職活動実施率をリクルート社がまとめたデータです。
就活が終盤になるにつれ、学生の活動率が大きく下がっていることがわかります。
※参考元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2025年卒)
とくに、25卒の方であれば「大学4年生6月」あたりから大きく減少していることがわかります。
おそらく、大手企業の内定獲得者が就活終了を決断していることが要因です。
このように、就活終了を決断する人が増えている状況からも内定の1社獲得は急務と言えます。
遅い理由③:採用活動を終了する企業も存在する
日本最大級の人事ポータルサイト「HRpro」の記事によると…
2024年7月時点で選考を終了した企業は21.1%となっています。
1063社からの回答があり、調査データとしては十分な回答数があると考えます。
なお、内定辞退者が多いことで選考継続をおこなう企業もまだまだ多いみたいです。
そのため、今すぐすべての企業が選考を終了するわけではないのでご安心ください。
まずは、紹介した3つの現状を理解したうえで、「内定1社の獲得を目指す」のが一番大切です!
大学4年の12月で内定なしを解決する方法【5選】
前置きが長くなりすみません。
本章では、大学4年の12月に内定なしの人が取るべき行動5つを紹介します!
就活対策
①就活エージェントを活用する
大学4年の12月時点で内定なしの場合、「就活エージェントの導入」は必要不可欠です。
就活エージェントを活用することで、以下のような就職支援が無料で受けられます。
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
就活エージェントと聞くと『いやいや怪しいサービスでしょ!』と思われる方も多いですが…
就活エージェントは怪しいサービスではないのでご安心ください。
もちろん、就活エージェントは、アドバイザーの当たり外れに大きく左右されるサービスです…
「面談に遅刻してくるアドバイザー」や「就活経験の浅いアドバイザー」も存在します。
ただし、質の高いアドバイザーを見つけることができれば、就活攻略の難易度は一気に下がります。
そのため、大学4年の12月時点で内定なしの方であれば、まずは就活エージェントに頼るのが最適解です!
なお、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
②逆求人サイトの導入
大学4年の12月は、エントリーを締め切る企業が急増します。
そのため、できるだけ穴場の優良企業と接触できる回数を増やすために「逆求人サイト」も必要不可欠なサービスです。
下図のとおり、逆求人サイトに「ガクチカ」や「自己PR」を登録すれば、企業からスカウトメールが届きます。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社もあります。
就活後半でもスカウトが届くケースは多いのでかならず導入しておきましょう。
なお、逆求人サイトは、最大手の「オファーボックス」を導入しておけば間違いないです。
オファーボックスは、1,500社以上の大手企業が登録しており、「MicroSoft(マイクロソフト)」や「株式会社資生堂」も登録しています。
もし、『オファーボックスってなに?』と思われた方は、以下記事を参考にしてみてください。
③企業研究のやり方を学ぶ
基本、就活エージェントと逆求人サイトを軸に企業探しは実行します。
ただし、就活エージェントや逆求人サイト経由の求人を分析できる能力は必須です!
あなたの求める働き方ができる企業か否か、かならず確認しましょう。
なお、企業研究のやり方は、以下記事を参考にしてみてください。
合計10つのステップに分けて、企業研究のやり方を解説しています。
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④ブラック企業の見分け方を学ぶ
企業研究と少し被りますが、ブラック企業の見分け方も身につけておきましょう。
大学4年の12月まで選考を続けている企業は、学生の採用に苦戦していることが多いです。
苦戦している理由は、企業によってさまざまですが、ブラック企業が混じっている可能性も少なくないです。
なお、ブラック企業の見分け方は合計で20個あります。
詳しい詳細は、以下記事にまとめているので合わせてチェックしておきましょう。
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⑤面接対策の実施
正直、最初に紹介した就活エージェントが面接対策はやってくれます。
しかし、面接はどのような企業にもかならず取り入れられている選考です。
できれば、「違う相手と最低10回」は模擬面接をしておきましょう。
なお、模擬面接をおこなう場合は、以下3パターンのいずれかになってくると思います。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
就活エージェントはもちろんのこと、「キャリアセンター」も積極的に活用しましょう。
大学4年の12月であれば、優先的に相談に乗ってくれると思います。
ぜひ、大学の就職課に問い合わせてみてください。
大学4年の12月に内定なしの人が注意すべきこと【3選】
本章では、大学4年の12月から就活を始める場合の注意点3つを紹介します。
大学4年の12月から就活を始めようと考えている方は、合わせてチェックしておきましょう。
注意点
注意点①:就活対策を一人でしない
25卒の方で今から就活を始めるのであれば、「就活対策を一人でしない」のはマストです!
「自己分析」や「面接対策」・「ES作成」など、一人で調べてやるには時間が足りません。
そのため、まずは、冒頭で紹介した「就活エージェント」を活用しつつ、内定1社の獲得を目指しましょう。
もちろん、何でも良いから内定1社取ろうというわけではありませんが…
内定獲得までの成功体験は、かならず経験しておいたほうが良いです!
注意点②:企業研究のやり方を学ぶ
先ほども紹介しましたが、「企業研究のやり方」はかならず学んでおきましょう。
というのも、残念ながら、世の中にはブラック企業が存在します。
「マイナビ」や「リクナビ」はもちろん、就活エージェント経由の求人に混じっていることもあります。
だからこそ、企業研究はしっかり学んでおきましょう。
企業研究のやり方については、以下記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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注意点③:あまり深く考えすぎない
最後にもっとも大切なポイントとして「あまり深く考えすぎない」ということを伝えさせてください。
残念ながら、就活を始めると色々な口コミ・情報が流れ込んできます。
ただ、それらの口コミ・情報に流されすぎる必要はありません。
確かに、25卒の方で今から就活を始めようとするのは遅いかもしれません。
ですが、内定がまったく取れない時期ではないです。
就活エージェントをうまく活用しつつ、一歩づつ着実に歩みを進めれば、就活はまだまだ間に合います!
大学4年の12月に内定なしの人からのよくある質問【3選】
では最後に、大学4年の12月に内定なしの人からのよくある質問3つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
多く寄せられる質問3選
質問①:内定がないまま卒業したらどうなるの?
F氏(22歳)
内定がないまま卒業するとどうなるのでしょうか?
大学4年の12月時点で内定がないので少し心配です…
結論、内定がないまま卒業すると以下3つの選択肢があります。
選択肢
- アルバイトで生計を立てる
- 就職浪人する
- 起業する
詳しくは、「内定がないまま卒業する人の割合は?」という記事で紹介していますが…
どの選択肢も険しい道になることは間違いないです。
そのため、今回紹介した「大学4年の12月から取るべき行動5選」の実践は必須です。
一つずつこなしながら、まずは内定1社を目指しましょう。
質問②:大学4年の12月から大手へ就職するのは難しい?
N氏(21歳)
大学4年の12月から大手を目指すのは難しいですか?
だいたいの大手は夏以降の採用はしていませんよね…
結論、大学4年の12月から大手に就職することは可能です。
ただし、人気の高い大手企業は、エントリーを締め切っている可能性があります
そのため、まずは、あなたの志望業界で最大手3社の募集状況を確認してみてください。
大学4年の12月であっても、エントリーができるのであれば諦める必要はありません。
なお、大手企業を目指すために必要な就活対策は、以下記事を参考にしてみてください。
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質問③:大学4年の12月以降に狙うべき企業とは?
M氏(21歳)
大学4年の12月以降に狙うべき企業はありますか?
就活終盤だと思いますが、やはりブラック企業しか残ってないのでしょうか?
結論、大学4年の12月以降に狙うべき企業の特徴は以下3つです。
- 通年採用をおこなっている企業
- 知名度の低い穴場の優良企業
- 内定辞退を想定した大手企業
とくに、知名度の低い「穴場の優良企業」を見つけられるかが勝利のカギです。
「就職四季報」や「就活エージェント」・「逆求人サイト」など、マイナビ以外のルートから見つけていきましょう。
なお、私のブログでも、超穴場の優良企業を165社にまとめた記事があります。
ぜひ、みんなが知らないような穴場の優良企業を知りたいという方は、参考にしてみてください。
【まとめ】大学4年の12月からの就活は遅い理由3選
今回は、大学4年12月からの就活は遅い理由3つを中心に紹介しました。
遅い理由
- 大学4年の12月時点の就職内定率は90%超え
- 就職活動を終了する人が多くなってくる
- 採用活動を終了する企業も存在する
上記のとおりでして、多くの学生は大学4年の12月には内定を決めています。
採用活動を終了する企業も出てくる中で、内定1社の獲得は急務です。
もちろん、適当な企業に内定を獲得すれば良いわけではなく…
就活のプロに相談しつつ、自分自身が納得のいく企業の内定を獲得する必要があります。
そのため、大学4年の12月時点で内定なしの方であれば、まずは就活エージェントに頼ってみてください。
記事前半でも紹介しましたが、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。