今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、大学4年生9月時点で内定なしはやばい時期です…
と言うのも、大学4年生の9月は就職内定率が90.8%!
10人のうち9人は内定を1社は持っている計算になります。
とは言え、内定を確実に諦めた方が良いかというとそんなことはないです。
秋採用をおこなっている企業の内定獲得を狙える時期でもあり、立ち回りによっては大手企業も十分に狙えます。
今回はその辺りの内容を詳しく紹介しつつ、大学4年生9月からすべき就活対策を紹介していきます。
当記事はこんな方におすすめ
- 大学4年生の9月時点で内定なしがどれだけやばいか知りたい方
- 大学4年生9月から内定獲得するために取るべき5つの行動を知りたい方
- 9月以降も採用を続けている企業の特徴3つを詳しく知りたい方
大学4年生9月の時点で内定がないのはやばいのか統計データをもとに解説
年月日 | 21卒(就職内定率) | 22卒(就職内定率) | 23卒(就職内定率) |
大学3年生3月 | 15.8% | 22.6% | 29% |
大学4年生6月 | 56.9% | 68.5% | 73.1% |
大学4年生7月 | 73.2% | 80.5% | 83.3% |
大学4年生8月 | 81.2% | 85.3% | 87.8% |
大学4年生9月 | 85% | 90% | 90.8% |
大学4年生10月 | 88.7% | 92.4% | 93.8% |
大学4年生12月 | 93.4% | 95.2% | 94.0% |
大学4年生3月(卒業前) | 96.1% | 96.4% | ₋96.8%₋ |
※引用元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2023年卒)
多くのブログで、" まだ大丈夫な時期だよ "という記事を見ますが…
上図の通り、23卒の大学4年生9月時点で内定を決めている就活生は90.8%!
そのため、まずは大学4年生9月時点で内定がないのはやばい状況であることを受け止める必要があります。
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
近年、選考の早期化にともなって内定獲得のスピードは上がっていますが…
内定獲得のスピードが上がると同時に、内定辞退者の数も年々増加しているのが実情。
そのため、就職内定率だけを見ると大学4年生9月はかなりやばいように見えますが…
大手企業含めて、秋採用を考えている企業もあるので、絶対に内定獲得できない時期ではないと言えます。
就活生が大学4年生9月から内定獲得のために取るべき行動【5選】
取り組むべき行動
- 大手就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 小規模の就活イベントに参加する
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 企業研究の実施
上記の通り、大学4年生9月は秋採用をおこなう優良企業と出会うきっかけを作る行動が大切!
また、就活エージェントや逆求人サイト経由の企業が自分にマッチしているかチェックする土台も必要。
そう言った意味も込めて、自己分析と企業研究も今回の取り組むべき行動にて紹介しています。
①大手就活エージェントを利用する
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
" 就活エージェントはゴミなのか? "の記事で詳しく解説していますが…
正直、就活エージェントは、支援をしてくれるアドバイザーとの相性に左右されるという欠点はあります。
しかし、プロ視点の自己分析や業界研究・ES対策・面接対策など、あなたと相性の良いアドバイザーを味方にできれば鬼に金棒!
就活を何から始めるべきか悩む必要がないのはもちろん、他の学生よりも精度の高い就活対策が可能です。
そのため、大学4年生9月からの就活で内定を狙うのであれば必須級のサービスとなります。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 現状もっともおすすめの大手就活エージェント!
- 「就職エージェントneo」:内定獲得が最短1日 / 就職支援実績豊富なアドバイザーが多数在籍!
- 「キャリアパーク」:内定獲得が最短3日 / 就活対策資料を無料配布中のおすすめ就活エージェント!
内定スピードという面では、就職エージェントneoが最短1日と業界最速。
ですが、知名度や求人数・サポート品質を加味したおすすめ就活エージェントは「ミーツカンパニー就活サポート」です。
なお、運営元も大手企業(株式会社DYM)であり、業界トップシェアのお宝求人を取り揃えているのも魅力の一つ。
オンライン面談の予約もたった60秒で簡単なので、利用がまだの方は活用してみてください。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
②逆求人サイトを利用する
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要なし。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録するだけでスカウト獲得が狙えます。
大学4年生9月から就活を始める場合、企業との接触回数を増やす努力が必須。
その中で、マイナビやリクナビとは違う経路で企業とつながれる環境を作っておくことは重要になってきます。
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービス。
1,500社以上の大手企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手企業のスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
③小規模の就活イベントに参加する
- 公務員試験後に民間企業を受ける就活生
- 大手企業に落ちてしまった就活生
- 部活動で実績にある就活生
上記のような就活生は、秋採用を開始する企業への就職を狙っておりライバルとなる存在。
こういったライバルとなる就活生よりも早く企業側と直接コンタクトを取ることは必須です。
そのため、できるだけ早く企業側とのパイプを作るためにも小規模の就活イベントに参加することをおすすめします。
おすすめサービス
「MeetsCompany」:1社15分×最大8社の企業と座談会が可能なサービス
ポイント
上記の通り、MeetsCompanyは、企業側と密に会話することが可能な座談会があります。
また、座談会終了後に特別選考の案内をもらう就活生が多いのも「MeetsCompany」の魅力となっています。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
④自己分析を徹底的にやり込む
自己分析は、就活エージェントを利用することでプロ視点の分析をおこなってくれます。
しかし、就活エージェントの中には当たり外れがあるのも事実…
そのため、自分でも自己分析をおこない就活エージェントと認識の相違がないか確認できるようにしておきましょう。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切。
各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめてるので、ぜひ合わせて読んでみてください。
⑤企業研究の実施
企業研究は、入社前後のミスマッチやブラック企業に騙されないために欠かせない作業。
就活エージェント経由で紹介された企業であっても、自分でしっかり調べるようにしましょう。
企業研究のやり方
- 企業研究ノートを作成する
- 企業のコーポレートサイトを確認
- 銘柄スカウターで志望企業の業績を確認
- 就活情報サイトで過去の選考情報を確認
- 社員口コミサイトで企業のリアルな情報を確認
- 会社説明会に参加する
- インターンシップに参加する
- 就職四季報を確認する
上記やり方は、" 企業研究のやり方を8ステップに分けて紹介 "の記事で詳しく解説していますが…
とくに、銘柄スカウターを利用した企業研究は、他の学生と差をつけるためには必須の対策。
ボタンひとつで複数企業の業績チェックや志望企業の成長率を確認することができます。
大学4年生9月までに内定獲得できない就活生の特徴【5選】
内定獲得できない就活生の特徴
- ひとりで就活をすることにこだわり続けている
- 大手企業に絞って就活をおこなっている
- 業界・企業研究が不十分
- 自己分析が不十分
- 面接対策が不十分
上記の通り、私が年間100人以上の就活生の相談を受ける中で共通していたのが上記5つでした…
とくに、大手企業に絞って就活をしたことで、以下のようなパターンになってしまったという方は多いです。
就職活動(例)
- 大学3年生3月:求人サイトオープンと同時に大手企業へエントリー
- 大学4年生4月:書類選考で全滅
- 大学4年生5月:マイナビやリクナビ経由で大手企業へ再度エントリー
- 大学4年生8月:応募した大手企業全滅
- 大学4年生10月:秋採用をしている中小企業に応募
- 大学4年生12月:中小企業の面接で落とされる
- 大学4年生2月:内定ゼロ
もちろん、大手企業は魅力的な企業が多く、私自身、目指すことがダメだとはまったく思いません。
ですが、大手企業の場合、倍率が100倍の企業も多く、内定を獲得するのはかなり難しいのが現実…
そのため、大手企業以外にも視野を広げて就活を進めることが大切になってきます。
大学4年生9月の秋以降も採用を続けている企業の特徴【3選】
取り組むべき行動
- 通年採用をおこなっている企業
- 知名度の低い企業
- 内定辞退を想定した大手企業
①通年採用をおこなっている企業
通年採用 | 新卒一括採用 | |
採用期間 | 通年 | 主に広報解禁日3月〜8月まで |
特徴 | 1年を通して採用活動実施 | 広報解禁3月 / 選考解禁日6月(経団連加盟企業) |
メリット(学生) | 1年通して応募ができる | 採用枠が多く設けられている |
デメリット(学生) | 採用ハードルが高い | 秋以降に応募できない企業がでてくる |
上表の通り、通年採用と新卒一括採用の大きな違いは採用期間になります。
新卒一括採用の場合、経団連の定めた就活ルールとなっている広報解禁日の3月から就活がスタート!
しかし、通年採用の場合、1年を通して採用活動をおこなっているという特徴があります。
年次 | 通年採用を実施している企業割合(%) |
2020年卒 | 17.5% |
2021年卒 | 19.2% |
2022年卒 | 24.2% |
2023年卒(予定を含む) | 25.5% |
参考元:就職白書2020/就職白書2021/就職白書2022
通年採用は秋以降も採用枠の上限に達していないかぎり、応募を継続している企業が多いです。
②知名度の低い企業
なお、知名度の低い企業と聞くと、ブラック企業を連想する方も多いかもしれませんが…
意外と業界の中では有名な大手子会社やメーカーなどの優良企業も多いです。
実際、私も就活で知名度が低くても福利厚生が充実している企業はよく探していました。
結果、誰も知らないような企業が海外シェア8割の製品を作っているという発見もあったので調べる価値は高いです。
③内定辞退が多く出た大手企業
現在、就活は売り手市場と言われており、内定承諾率は年々増加傾向!
そのため、内定承諾率が高い=就活生の内定辞退率も増加傾向になっています。
従業員規模が1,000人以上の大手企業の採用継続割合は51.2%。
まだまだ秋採用枠として就活生が内定を掴めるチャンスは残っていると言えます。
大学4年生9月時点で内定がない就活生に元人事が伝えたいこと【3選】
伝えたいこと3選
- 周囲と比較しすぎて焦らない
- 就職浪人の決断を特別な理由がないかぎりしない
- 思い立ったら即行動してみる
①周囲と比較しすぎて焦らない
と思われた方も多いと思いますが、確かに内定承諾率からも大学4年生9月は焦る時期であることは間違いなし…
ですが、周囲の就活生と比較しすぎて、ネガティブに考えすぎると負の連鎖に入ってしまいます。
(例)負の連鎖
- 周囲の就活生と比較してネガティブになる
- ネガティブな気持ちで企業の選考へ参加
- 気持ちが乗らずに選考で力を発揮できない
正直、私も周囲と比較することはあったので偉そうなことは言えませんが…
スタート時期が遅くても、周囲と比較せずに冷静になって自分の就活に集中するのが大切です。
②就職浪人の決断をしない
就職浪人(既卒)のリスク
- モチベーション維持が想像以上に大変
- 正社員としての採用枠が新卒に比べ狭くなる
- 新卒として就活をしなかった明確な理由がないと詰む
私自身、就職浪人をしている友人を何人も見てきましたが、正社員として採用されるハードルはかなり上がると言っています…
また、私は採用側の人間でしたが、既卒の方に対する面接官の評価視点は厳しく、新卒の就活より通過率は低いです。
そのため、大学4年生の3月(卒業式の1ヶ月前)までは就活を諦めずに踏ん張ることをおすすめします。
③思い立ったら即行動してみる
上記の通り、大学4年生9月時点で内定がない場合は、初動をどこまで早められるかが重要になってきます。
と言うのも、大学4年生の9月以降は、以下のような就活生が本格的に動き始めるため!
- 公務員試験後に民間企業を受ける就活生
- 大手企業に落ちてしまった就活生
- 部活動で実績にある就活生
とくに、大手企業一本で選考対策してきた方は、一瞬で秋以降の採用をしている企業の内定枠を勝ち取っていきます。
だからこそ、今回紹介した以下5つの行動含め、思い立ったら即行動が大切になってきます。
取り組むべき行動
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 小規模の就活イベントに参加する
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 企業研究の実施
大学4年生9月時点で内定なしの就活生が取るべき行動5選のまとめ
取り組むべき行動
- 就活エージェントを利用する
- 逆求人サイトを利用する
- 小規模の就活イベントに参加する
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 企業研究の実施
上記の通り、大学4年生9月は秋採用をおこなう優良企業と出会うきっかけを作る行動が大切です。
と言うのも、大学4年生の9月は以下のような就活生が本格的に動き出し始めます。
- 公務員試験後に民間企業を受ける就活生
- 大手企業に落ちてしまった就活生
- 部活動で実績にある就活生
とくに、大手企業一本で選考対策してきた方は、一瞬で秋以降の採用をしている企業の内定枠を勝ち取っていきます。
だからこそ、無料で利用できる就活サービスをフル活用して、秋以降の採用枠を勝ち取っていきましょう。
おすすめ就活サービス
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 現状もっともおすすめの大手就活エージェント!
- 「OfferBox」:スカウト受信率90%超え / 就活生の3人に1人が利用する逆求人サイト最大手!
- 「MeetsCompany」:座談会形式のイベント提供サービス / 特別選考案内を受けるチャンスあり!
上記3つは、例年多くの就活生が利用している就活サービス!
ぜひ、導入がまだの方は積極的に活用して、誰も知らない隠れ優良企業の内定獲得を狙っていきましょう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。