今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、私も就活中に海外の友人と話す中で、日本の就活がおかしいと感じる場面は多々ありました…
とくに、同じ髪型やスーツ・面接でも同じような話をする学生ばかりでうんざりした時期もありました。
そして、学生を採用する立場になっても" やはり日本の就活はおかしいのでは? "と感じることもあります。
今回は、その辺りの内容にも触れつつ、日本のおかしい就活を乗り越える方法も3つ紹介していきます。
ぜひ、日本の就活に少しでもおかしいと感じて悩まれている方は、最後まで読んでみてください。
当記事はこんな方におすすめ
- 日本の就活がばかばかしいと感じている方
- 日本のばかばかしい就活を乗り越える方法を知りたい方
【ばかばかしい…】日本の就活がおかしいと感じる理由9選を紹介
日本の就活がおかしいと感じる理由9選
- 黒髪が正しいという暗黙のルールがある
- リクルートスーツは黒か紺という暗黙のルールがある
- エントリーシートや履歴書を手書きで求めてくる
- スキルより人柄が評価される
- 学生が授業のある平日に選考がおこなわれる
- 面接の回数が多い
- 面接で落ちた理由を教えてくれない
- 新卒一括採用の考え方がおかしい
- 選考でウソをつくことが当たり前になっている
①黒髪が正しいという暗黙のルールがある
なお、私自身、採用側になった今でも、就活前に黒髪にする理由がわからないでいます…
と言うのも、髪色だけで合否が決まるのはもちろん、髪色を指定して個性をつぶす理由がわからないからです。
また、髪色を指定するにもかかわらず、" 顔採用 "を実施している企業が少なからずある部分についても、日本の就活がおかしいと感じる理由の1つと言えます。
②リクルートスーツは黒か紺という暗黙のルールがある
前述と一緒ですが、今になってもスーツの色を統一させて個性をつぶす理由がまったくわからないでいます…
なお、私自身、就活時代にグレーのスーツで大学の就活セミナーに参加し怒られた経験があります。
まさかスーツの色で怒られるとは思わず、日本の就活の異常性を垣間見た瞬間でした…
③エントリーシートや履歴書を手書きで求めてくる
最近は、逆求人サイトの登場でエントリーシートや履歴書を書く手間も減ってきました。
しかし、今の時代になっても、古風な企業では履歴書やエントリーシートを手書きで求めてくる企業があります。
なお、手書きで求める企業に理由を聞いてみたところ、" 字に学生の個性が表れる "とのことでした…
正直、髪色やスーツで個性を消して、エントリーシートや履歴書の字に個性を求める日本の就活はおかしいと感じる発言でした。
④スキルより人柄が評価される
実際、就職未来研究所の就職白書2022によると、企業側の採用基準でもっとも重要なのが" 人柄 "となっています。
また、今後の可能性やアルバイト経験が、大学/大学院で身につけた専門性以上に評価される項目となっています。
なお、人柄や自社/その企業への熱意は、私自身も大切な採用基準と思っています。
しかし、専門性の高い学生が人柄で落とされるケースも多く、日本の就活がおかしいと言われている理由の1つであることに間違いはないと言えます。
⑤学生が授業のある平日に採用活動をおこなう
なお、日本の就活は、" 就活はいつから本気で始める? "で詳しく解説していますが、一定のルールが決まっています。
しかし、就活ルールはあるにもかかわらず、授業のある平日に採用をおこなう企業が大半となっています。
また、毎年3月1日にあるマイナビやリクナビ主催の合同企業説明会も平日開催が多いです。
なお、最近、就活<学業という風潮が強くなっていますが、この辺りのルールが変更されることはないと思われます。
⑥面接の回数が多い
なお、「マイナビ2023年卒企業新卒内定状況調査」によると、一次選考から内々定までの平均選考回数は2.4回となっています。
そのため、ほとんどの企業が選考を2回から3回実施して内定出しをしています。
なお、アメリカなどの海外では、スキル重視の採用をおこなっており面接は1回が基本です。
しかし、日本ではポテンシャル採用を重視しており、面接を複数回おこなうのは当たり前になっています。
引用元:就職未来研究所の就職白書2022
⑦面接で落ちた理由を教えてくれない
なお、私の日本の就活でもっともおかしいと感じている部分が面接で落ちた理由を教えてくれないになります。
恐らく、フィードバックする手間とコストがかかるのが理由と言えますが…
サイレントお祈り(落ちた学生になにも連絡しない)に関しては、企業側のかなり異常な行動と言えます。
ポイント
なお、最近は、就活エージェントを利用すれば、面接のフィードバックがもらえるケースが多いです。
フィードバックがもらえると合否に関わらず次の選考に活かせるので導入してみてください。
⑧新卒一括採用の考え方がおかしい
なお、海外の場合は、通年採用をおこなっている企業がほとんどとなっています。
しかし、下表の通り、日本の就活は、一定のルール内で実施される新卒一括採用を取り入れる企業が多いです。
通年採用 | 新卒一括採用 | |
採用期間 | 通年 | 主に広報解禁日3月〜8月まで |
特徴 | 1年を通して採用活動実施 | 広報解禁3月 / 選考解禁日6月(経団連加盟企業) |
メリット(学生) | 1年通して応募ができる | 採用枠が多く設けられている |
デメリット(学生) | 採用ハードルが高い | 秋以降に応募できない企業がでてくる |
なお、通年採用と新卒一括採用には、どちらもメリット・デメリットがあります。
とは言え、学生側は、学業と両立のしやすい通年採用の方がメリットが大きく、日本の就活はおかしいという意見が多いです。
⑨選考でウソをつくことが当たり前になっている
ポイント
なお、株式会社ライボ提供のJob総研の調査結果によると、面接やエントリーシートでウソをついたことがあるは38.7%となっています。(具体的には、" 御社が第一志望です "や" ガクチカの内容を盛って話した "が多い結果となっています)
なお、私自身はウソをつかずに就活していましたが、途中でばかばかしくなることも多かったです…
しかし、現実はウソをつく学生が採用されるケースも多く、就活に嫌気がさす学生が多くなっています。
以上が、日本の就活がおかしいと感じる理由9つとなります。
日本のおかしい就活で有利に働く「ポテンシャル採用」とは?
と言うのも、先ほど紹介した通り、日本の採用基準は、スキル以上に" 人柄 "や" 今後の可能性 "が評価されます。
引用元:就職未来研究所の就職白書2022
そのため、学歴に自信のない方も下克上のチャンスがある採用基準となっています。
なお、Fラン大学から東証一部上場企業に入社できた私としても、ポテンシャル採用に助けられたと思っています。
結果、入社してからさまざまなスキルを身につけることができました。
日本のおかしいと感じる就活を乗り越えるための方法【3選】
と思われた方も多いと思いますので、最後に日本のおかしいと感じる就活を乗り越える方法3つを紹介したいと思います。
日本のおかしいと感じる就活を乗り越える方法
- 外資系企業の選考を中心に受ける
- 逆求人サイト経由のスカウト企業を受ける
- 就活エージェントを活用して早期内定を狙う
①外資系企業の選考を受ける
外資系企業の場合、スキル重視の採用も多く、内定までのステップが少ないケースも多いです。
なお、" 就活はいつから本気で始める? "で詳しく解説していますが、選考スタートが早いという特徴もあります。
就活スケジュール(外資系企業)
- 大学3年生の4月からインターンシップ開始
- 大学3年生の10月〜採用面接など選考開始
- 大学3年生の11月下旬〜12月下旬に内々定
- 大学4年生の10月1日に正式な内定解禁
そのため、早期内定を獲得してばかばかしい就活を終わらせるという点でも外資系企業への応募はおすすめです。
②逆求人サイト経由のスカウト企業を受ける
先ほどお伝えした通り、逆求人サイトは、エントリーシートや履歴書を書く手間を減らすことができます。
ポイント
逆求人サイトは、自己PRやガクチカを登録することで企業からスカウト獲得できるサービスです。
スカウト獲得企業は、エントリーシートや履歴書が不要なケースが多い特徴があります。
また、一次面接免除などの案内がスカウト企業からくるケースも多いです。
そのため、日本のおかしいと感じる就活を乗り越えるうえで、逆求人サイトの活用もかなり有効です。
昨今、スカウト経由での採用が当たり前になってきているからこそ、利用価値はかなり高いと言えます。
おすすめ逆求人サイト
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも最大手のサービス。
1,500社以上の大手企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手企業のスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
③就活エージェントを活用して早期内定を狙う
なお、日本の就活がおかしいと感じた方は、全員が就活エージェントを活用すべきと考えています。
と言うのも、就活エージェントを活用することで、以下のサポートを受けられるため早期内定が狙えます。
サービス内容
- エントリーシートの添削 / 履歴書の添削
- 企業紹介 / 面接対策 / 自己分析サポート
- 就活セミナーの開催
- 面接後のフィードバック
- 内定後の入社書類サポート
私もそうでしたが、第一志望関係なく早い時期から内定を1社でも獲得しておくとメンタルがかなり安定します。
また、企業側に優秀な学生と思わせることができ、日本のおかしいと感じる就活を乗り越える大きな助けとなります。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
- 「LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!
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もちろん、大手運営のサービスとは言え、アドバイザーとの相性や各社の保有求人に違いはあるので…
上記3サービスの初回面談を受けて「自分に合っているな」と感じるアドバイザーに協力してもらうようにしましょう!
手間はかかりますが、質の高い就職支援を受けるうえで他社比較は必須の作業です。
【ばかばかしい…】日本の就活がおかしいと感じる理由9選と対処法のまとめ
日本の就活がおかしいと感じる理由9選
- 黒髪が正しいという暗黙のルールがある
- リクルートスーツは黒か紺という暗黙のルールがある
- エントリーシートや履歴書を手書きで求めてくる
- スキルより人柄が評価される
- 学生が授業のある平日に選考がおこなわれる
- 面接の回数が多い
- 面接で落ちた理由を教えてくれない
- 新卒一括採用の考え方がおかしい
- 選考でウソをつくことが当たり前になっている
上記の通り、日本の就活はおかしいと感じる場面は多いのが現実です。
とは言え、日本の就活は、無料の就活サービスも充実しており、学歴に自信のない方も下克上が十分可能です。
まずは、今回紹介した" 日本のおかしい就活を乗り越える方法も3つ "を実践してみてください。
日本のおかしいと感じる就活を乗り越える方法
- 外資系企業の選考を中心に受ける
- 逆求人サイト経由のスカウト企業を受ける
- 就活エージェントを活用して早期内定を狙う
早期内定を獲得できると精神面含めて就活で無双できるのでかなりおすすめです。
なお、早期内定獲得に貢献してくれる就活サービスをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。