読者の悩み
- 新卒で年収400万円は周囲よりもらっている方でしょうか?
- 年収400万円の場合の生活レベルはどんな感じなのでしょうか?
- 新卒入社3年以内に年収400万円を達成するための方法はあるのでしょうか?
今回は、上記悩みに「社会人3年目に年収400万円」を超えることができた私が解説していきます。
なお、先に結論からお伝えしておくと、新卒で年収400万円は、かなり多くもらっています。
2020年11月時点の9年分の国税庁による「給与階級別分布」によると、年収400万円台(400万円超え~500万円以下)の人の割合は 労働者全体の約15%となっています。
また、同調査によると、年収400万円を超えている人の割合は約33%となっており、新卒に絞らずとも、年収400万円超えのハードルは高いからです。
以上のことから、新卒から年収400万円もらっている方は、勝ち組であると言えます。
なお、本記事では、上記内容を踏まえ、年収400万円の生活レベルや年収400万円達成するための方法まで解説しています。
是非、興味のある方は、最後まで読んでみてください。
目次
新卒の平均年収はどれくらいなのか手取り額含め解説!
ここでは、新卒で年収400万円もらうことがどれだけすごいのか、新卒の平均年収と比較しながら解説していきます。
なお、doda 平均年収ランキング 最新版 と厚生労働省のデータを参考にした、社会人1年目の平均年収は下表の通りです。
社会人1年目の平均年収 | ||
年齢 | 23歳(厚生労働省) | 23歳(doda) |
全体 | 292万円(賞与50万含む) | 294万円 |
男性 | 294万円(賞与50万含む) | 309万円 |
女性 | 290万円(賞与50万含む) | 281万円 |
厚生労働省の数字については、夏季賞与0.5カ月分(平均10万円)、年末賞与2カ月分(40万円)を入れてます。

新卒の平均年収
- 新卒(全体)の平均年収は「293万円」
- 新卒(男性)の平均年収は「301万円」
- 新卒(女性)の平均年収は「286万円」
なお、手取り額で考えた場合は、以下の社会人1年目で引かれる社会保険料と税金を考慮します。
各社会保険料と税金
- 健康保険料 / 厚生年金保険料
- 雇用保険料 / 所得税
※社会人1年目は「住民税」は、ほとんどの場合、控除なしとなります。
今回は、上記内容が給与額によって変動するため、明確な数字の算出は難しいですが、大雑把に、大卒の給与額からマイナス3万円として、手取り額を算出すると以下となります。
新卒の平均手取り額
- 新卒(全体)の平均手取り額は「20万2,500円/月」
- 新卒(男性)の平均手取り額は「20万9,000円/月」
- 新卒(女性)の平均手取り額は「19万6,000円/月」
逆に、年収400万円となると、夏季賞与0.5カ月分(平均10万円)、年末賞与2カ月分(40万円)を考慮しても、「手取りで26万円前後/月(約6万円/月の差)」もらえる計算となるので、どれだけ年収400万円が世間一般の新卒よりすごいのか理解いただけるのではないでしょうか?
新卒で年収400万円もらった場合の生活レベルをシミュレーション!
続いて、年収400万円もらった場合の生活レベルを、私が年収400万円だったときの月の支出額19万4,000円の内訳をもとに見ていきます。
執筆者の月の支出合計
- 「家賃」:8万円/月
- 「食費」:3万5,000円/月
- 「光熱費・水道代」:1万2,000円/月
- 「通信費」:1万円/月
- 「娯楽費」:2万円/月
- 「仕送り」:2万円/月
- 「奨学金」:1万7,000円/月
上記の通り、一人暮らしの家賃や食費が支出の多くを占めており、月によっては食費が6万円以上になることもありました。
しかし、私自身、「手取りで26万円前後/月」もらえていたので、毎月赤字になることはなかったです。
ただし、娯楽費(衣服など含む)や雑費などを節約しないと、すぐに赤字になってしまうので、年収400万円もらっていても、そこまで余裕のある生活はできない印象です。
逆に、実家暮らしの場合は、家賃や食費を押さえることができるので、かなり余裕のある暮らしができるはずです。
なお、私の一人暮らしをしていた友人の中には、年間で200万円の貯金をした強者もいました。
新卒入社3年以内に年収400万円を達成するための方法!
ここでは、「年収400万円を目指す就活生」と「入社3年以内に年収400万円を達成したい方」に向けて、年収400万円を達成するための方法を紹介します。
- 就活生で新卒から年収400万円企業への就職をしたい方はこちら
- 社会人で年収400万円を達成したい方はこちら
【就活編】新卒で年収400万円の企業に就職するための方法!
まず始めに、新卒で年収400万円の企業に就職したいのであれば、以下の対策をおこないましょう。
年収400万円超えの企業に就職する方法
- 長期インターンシップに参加する
- 筆記試験対策を大学3年生の12月から始める
- 自己分析を徹底的におこなう
- 逆求人サイトを利用して企業からのスカウト獲得環境を整える
- 就活エージェントを利用して就活相談できる環境を整える
基本、年収400万円を新卒からもらえる企業は、非常に限られており、大手企業がおもになってきます。
そのため、長期インターンシップや自己分析などを早いうちから取り組んでおくことが重要です。
また、企業からスカウトをもらえる逆求人サイトへの登録や就活エージェントの活用も必須になってきます。
なお、上記の細かい対策方法などについては、以下記事で詳しく解説してますので、参考にしてみてください。
余談ですが、新卒で年収400万円超えの企業であれば、博報堂やLINE株式会社などがあります。
その他、新卒からではないですが、平均年収が400万円を超える隠れ優良企業100選も当ブログで紹介してますので、就活生の方は、参考にしてみてください。
【社会人編】新卒入社3年以内に年収400万円を達成するための方法!
続いて、入社3年以内に年収400万円を達成したい方は、まずは、以下項目にあなたが該当していないか確認してみてください。
年収が上がらない環境の特徴
- 入社3年以内の給料テーブルが400万円以下となっている
- 入社3年以上の優秀な先輩社員の年収が400万円を下回っている
- 働いている業界の平均年収が400万円を下回っている
厳しい現実をお伝えすると、上記3つのうち、1つでも該当した場合は、入社3年以内に年収400万円達成は難しいです。
なので、入社3年以内に年収400万円をどうしても達成したい場合は、「転職活動」をすることをおすすめします。
なお、当ブログでお伝えしたいのは、以下の通り、「転職」ではなく「転職活動」となります。
転職と転職活動の違い
- 転職:今の会社を辞めることを前提として転職をおこなう!
- 転職活動:今の会社を辞めることを前提としない「市場価値」を把握する活動!
上記の通り、「転職活動」は、今の会社を辞めずに、自分の「市場価値」や「今後の方向性」を把握する活動となります!
なお、「転職活動」のイメージが掴みやすいよう、私が転職活動を通じて、方向性の決定までおこなった流れを載せておきます。
転職活動(例)
- 【面談実施】:さまざまな企業と見比べ、勤め先企業が周囲より恵まれていることに気づく。
- 【適性診断】:いくつかの転職サービス提供の適性診断を利用し「自分の強みや弱み」を可視化。
- 【方向性決定】:勤め先企業で仕事を続けつつ、強み(文章作成)を活かした「ブログ運営」開始。
- 【結果】:副業として始めたブログでAbemaTV出演を果たすことに成功。(副収入込みで年収400万円達成)
あくまで、上記内容は、私が転職活動をおこなった一つのモデルケースでしかありません。
ですが、費用もかからず、自分の市場価値(立ち位置)が把握できる「転職活動」は、取り組んでおいて損のない行動です。
転職活動の結果、「年収の高い環境に転職」や「今の環境で副業に取り組み年収アップ」など、進むべき道は人それぞれ。
まずは、自分の「市場価値」や「今後の方向性」を考える意味でも「転職活動」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私が転職活動で利用したサービス3選
- 第1位:「マイナビジョブ20's」:マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスや求人紹介が好評!
- 第2位:「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント!求人数は驚異の40万件越え!
- 第3位:「doda
」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト!
とくに、20代で実績がないという理由で、転職を諦めている方は、「マイナビジョブ20's」がおすすめです!
累計登録者数も26万人を突破しており、大手マイナビの20代に特化した手厚いキャリア相談を受けることができます!
ココに注意
ただし、「マイナビジョブ20's」は、「関東・関西・東海以外の求人」は、少ない傾向にあります。
なので、とにかく多くの求人を確認してみたい方は、「リクルートエージェント」の活用をおすすめします。
【新卒で年収400万円は多い?】生活レベル含め解説のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、以下の悩みについて解説してきました。
読者の悩み
- 新卒で年収400万円は周囲よりもらっている方でしょうか?
- 年収400万円の場合の生活レベルはどんな感じなのでしょうか?
- 新卒入社3年以内に年収400万円を達成するための方法はあるのでしょうか?
結論、新卒で年収400万円は、世間一般の新卒の平均年収293万円と比べ、かなり多くもらっています。
ただし、一人暮らしの場合は、娯楽費(衣服など含む)、雑費などを節約しないと、すぐに赤字になってしまうので、年収400万円もらっていても、そこまで余裕のある生活はできない印象です。
なお、あなた自身が年収300万円台で今後も上がる見込みがない場合は、以下サービスを活用しつつ、「転職活動」をすることをおすすめします!
私が転職活動で利用したサービス3選
- 第1位:「マイナビジョブ20's」:マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスや求人紹介が好評!
- 第2位:「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント!求人数は驚異の40万件越え!
- 第3位:「doda
」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト!
また、就活生の方は、年収400万円を新卒からもらえる企業を目指すために、以下の対策をおこなってみてください。
年収400万円超えの企業に就職する方法
- 長期インターンシップに参加する
- 筆記試験対策を大学3年生の12月から始める
- 自己分析を徹底的におこなう
- 逆求人サイトを利用して企業からのスカウト獲得環境を整える
- 就活エージェントを利用して就活相談できる環境を整える
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。