
今回は、上記悩みについて、新卒1年目から上場企業で働いている私が解説していきます。
- 東証プライム企業の通信業界にて6年勤務
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験
- 転職活動をきっかけに年収700万円達成
- 現在は年間30万人以上の読者が訪れる当ブログ運営中
なお、結論からお伝えすると、新卒1年目で年収400万円はかなり多くもらっています。
ポイント
2020年11月時点の国税庁による「給与階級別分布」によると、年収400万円台の割合は、労働者全体の15%です。
そのため、新卒1年目から労働者全体の15%である年収400万円をもらっているのはかなり多いと言えます。
なお、今回は、新卒の平均年収と比較した新卒から400万円もらえるすごさも紹介しています。
そのため、新卒で年収400万円をもらうことがどれだけすごいのか詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後には、新卒1年目または入社3年以内に年収400万円を狙う方法も紹介しています。
ぜひ、年収400万円以上の優良企業へ就職したい方や今より年収を上げたい方も参考にしてみてください。
新卒の平均年収はどれくらいなのか手取り額含め解説!


新卒1年目の平均年収 | ||
年齢 | 23歳(厚生労働省) | 23歳(doda) |
全体 | 292万円(賞与50万含む) | 294万円 |
男性 | 294万円(賞与50万含む) | 309万円 |
女性 | 290万円(賞与50万含む) | 281万円 |
上記の通り、新卒1年目の平均年収は、全体で293万円となっています。
なお、新卒1年目から引かれる「社会保険料」と「税金」を考慮すると、平均手取り額は、20万円2,500円/月(夏季賞与:10万円 / 冬季賞与:40万円と仮定)となります。
逆に、新卒1年目から年収400万円もらえるとなると、平均手取り額は、26万円前後/月(夏季賞与:10万円 / 冬季賞与:40万円と仮定)であり、月6万円ほどの差が出る結果となりました。

まとめ
- 新卒1年目の年収400万円は、新卒1年目の平均年収より107万円高い
- 新卒1年目の年収400万円は、手取りで比較すると6万円/月前後高い


20代の年収の中央値について厚生労働省の情報をもとに紹介!

20代の年収の中央値
- 20代の年収(中央値:全体):248~280万円
- 20代の年収(中央値:男性):250~290万円
- 20代の年収(中央値:女性):246~271万円
上記の通り、令和元年賃金構造基本統計調査によると、20代全体の年収(中央値)は、248~280万円となりました。
なお、下図の通り、中央値は、全体に高所得者がいるいないに関係なく、全体の真ん中の数値の平均を表します。
そのため、平均値よりも、実態に即した数字と考えることができます。
なお、上記で紹介した、20代全体の年収(中央値)と比較しても、年収400万円は120万円ほど差がでました。
新卒で年収400万円もらった場合の生活レベルをシミュレーション!

支出項目 | 支出額 |
家賃 | 8万円/月 |
食費 | 3万5,000円/月 |
光熱費・水道代 | 1万2,000円/月 |
通信費 | 1万円/月 |
娯楽費 | 2万円/月 |
仕送り | 2万円/月 |
奨学金 | 1万7,000円/月 |
合計 | 19.4万円/月 |
上表の通り、年収400万円の手取り額26万円/月もらえると仮定した場合、約7万円/月の余裕が生まれます。
もちろん、ひとり暮らしでない方は、家賃や仕送りなどの支出を削れるため、より余裕のある生活も可能です。
そのため、新卒1年目から年収400万円もらえると、大きな出費をしないかぎり、マイナスになることはないと言えます。


新卒入社3年以内に年収400万円を達成するための方法!

新卒1年目から年収400万円以上の企業へ内定するための8つの行動


8つのおすすめ行動
- 【大学3年生4月までに】就活ブログを開設して情報発信
- 【大学3年生4月】:就活で最低限必要な対策について理解する
- 【大学3年生4月】:自己分析を徹底的にやり込む
- 【大学3年生5月】:自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)
- 【大学3年生6月〜8月】:長期インターンシップに参加
- 【大学3年生12月】:筆記試験対策
- 【大学3年生12月】:就活エージェントの登録
- 【大学3年生12月】:逆求人サイトに登録する
上記8つの行動をおすすめしていますが、正直かなり面倒くさいと感じる内容もあるかと思います…
ですが、新卒で年収400万円超えの企業は、博報堂やLINE株式会社など競争率の高い企業が中心なので簡単に内定獲得は難しいのが現実です…
ポイント
なお、競争率の高い企業へ内定を獲得するには、上記8つの中でも" 就活サービス導入 "は必須と言えます。
理由は、周囲の就活生よりも、「質の高い情報の入手」や「年収の高い優良企業と出会える場を増やす」ためです。


おすすめ就活サービス
- 「シュトキャリ」:内定獲得まで最短2週間 / 首都圏に特化した質の高い求人紹介に定評あり
- 「ジョブラス新卒紹介」:面談満足度93% / 非公開求人や推薦者限定求人あり
- 「就活情報サイト キャリch
」:累計登録者600万人以上の就活情報提供サイト
- 「OfferBox
」:就活生の3人に1人が利用する最大手の逆求人サービス
- 「JOBTV
」:日経新聞に掲載された業界No1の会社説明会動画配信サービス

使用用途
- 「就活情報サイト キャリch」
で就活に関する情報収集開始
- 「シュトキャリ」で就活のプロを味方につけてまずは1社の内定獲得を目指す
- 「JOBTV」
で配信されている会社説明会を閲覧し企業分析
- 「OfferBox
」の登録で企業からスカウト獲得が狙える環境を整備
- 「MeetsCompany」で他大学の就活生や企業人事・役員の方とつながる
もちろん、すべて無料で利用できるので、導入がまだの方は活用してみてください。
ちなみに、" 5つとも導入済みだよ "という強者の就活生は、以下記事で他のサービスものぞいてみてください。
※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめ就活サービスをまとめた記事となります。
入社3年以内に年収400万円を達成するための行動


年収が上がらない企業の特徴
- 企業内である程度の給料テーブルが決まっている
- 社内の優秀な先輩社員の年収が思っているほど高くない
- 働いている業界の平均年収が高くない
厳しい現実ですが、上記3つのうち、いずれかに当てはまった場合は、今の会社で3年以内に年収400万円達成は厳しいかと…
とくに、ある程度の給料テーブルが決まっている場合は、年功序列の文化が強い特徴があります。
年功序列とは…
年功序列は、何もせずとも年収が少しづつ上がるメリットはあります。
しかし、平均勤続年数が高い企業は、40代〜60代の高い給料を若手の安月給で調整しているケースが多いです。
なお、上記現実を踏まえたうえで、入社3年以内に年収400万円を達成するためにおすすめの行動は以下の通りです。
転職活動(例)
※私の場合は、転職活動を通じて副業の道に進みましたが、上記はあくまで一例です。
正直、いきなり次月から年収100万円アップといった裏技ではないですが…
20代という若い時期だからこそ、年収アップのためのキャリアをじっくり考えておくのをおすすめします。

注意事項
厚生労働省の令和3年雇用動向調査では、転職により賃金が減少した方は35.2%となっています…
そのため、転職しても賃金が上がらないケースも多く、職場環境まで悪化した人も多く存在します。


おすすめ転職エージェント
- 「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント / 求人数は驚異の60万件越え。
- 「マイナビジョブ20's」:累計登録者32万人/マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスが好評。
- 「doda
」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト。
ポイント
キャリア経験のない方は、スキルや実績が不足しているケースも多く、ハイクラス転職は相手にされないことが多いです…
そのため、まずは取扱求人も多く・スキルや実績関係なく年収アップ相談のできる大手転職エージェントがおすすめです。



※私のリクルートエージェントを実際に利用した経験やネットの口コミをもとに利用価値のあるサービスか徹底解説しています。
【新卒で年収400万円は多い?】生活レベル含めた解説のまとめ!
今回は、新卒1年目から年収400万円もらえるのはすごいことなのかについて解説しました。
結論、新卒1年目で年収400万円はかなりすごいです。
まとめ
- 新卒1年目の年収400万円は、新卒1年目の平均年収より107万円高い
- 新卒1年目の年収400万円は、手取りで比較すると6万円/月前後高い
ぜひ、今回の内容を踏まえたうえで、年収400万円を目指したい方は、本日紹介した内容を参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。