今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
私自身、Fラン大学(関西の偏差値42.5)と呼ばれる大学に4年間通っていました。
今回は、そんなFラン大学生だった私の就活あるある20選を赤裸々に紹介!
内容としては、" 学内セミナーの参加企業が中小企業ばかり… "と言ったリアルな部分もお話ししています。
また、Fラン大学生の就活あるあるをただ連ねるだけでなく、就活あるあるに対するアドバイスも記載していきます。
そのため、Fラン大学生の就活のリアルや就活対策を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Fラン大学生の私が就活で感じたあるある【20選】
Fラン就活あるある20選
- 髪色を黒に戻すことをためらう学生が多い
- 一人で就活をすることにこだわる
- 周囲と就活の時期を合わせる
- 就活のために資格取得しようするも挫折する
- 長期インターンシップに拒絶反応がある
- SNSや口コミサイトの情報をすぐに信頼する
- 大手企業のみエントリーする
- 履歴書やエントリーシートの空白が多い
- 書類選考で落とされる
- 筆記試験で落とされる
- 先輩の志望動機をそのまま使い回す
- 会社説明会では一番後ろの席に座る
- 会社説明会や面接で逆質問しない
- 学内セミナーの参加企業が中小企業ばかり
- 卒業生の就職先を見て絶望する
- 集団面接の自己紹介で大学名を言いづらい
- 周囲の就活生の学歴が気になる
- 面接や会社説明会の帰りにパチンコ屋へ行く
- 内定獲得したら就活をすぐにやめる
- 単位が足りず内定辞退をする
①髪色を黒に戻すことをためらう学生が多い
なお、" 日本の就活はおかしいと感じる理由 "の記事でも解説していますが、日本の就活は黒髪が暗黙のルールとなっています。
しかし、私の周囲では、" 茶髪でも問題ないでしょ! "と言って面接を受ける就活生が多かったです。
ポイント
なお、ベンチャー企業やアパレル業界であれば、茶髪でも問題ない企業が多いです。
そのため、あなたの志望企業に合わせた髪色で臨むようにしましょう。
②一人で就活をすることにこだわる
実際、当ブログ経由でも" 大学のキャリアセンターに頼らず内定獲得したいです… "という質問は多くいただきます。
しかし、初めて経験する就活で誰にも頼らずに内定獲得を目指すのは難しいのが現実…
初めて経験する就活だからこそ、キャリアセンターや就活エージェントなど、第三者に頼るのは必須です。
③周囲と就活の時期を合わせる
就活で勝ち組になるには、開始時期が大切であり、周囲と合わせて出遅れるのはNG。
統計データはないですが、私の大学では、就職活動解禁(大学3年3月)と同時に開始する方が多かったです。
なお、リクルート調査によると、24卒の就職活動解禁(大学3年3月)時点の就職内定率は30.3%。
間違いなく、就職活動解禁(大学3年3月)と同時に始めると出遅れることになります。
④就活のために資格取得しようするも挫折する
実際、大学の就活ガイダンスでも" 資格を取りましょう "とアナウンスがされることが多いと思います。
結果、資格取得を安易に考え、参考書を購入し" 宅建 "などの高難易度資格に臨み挫折した方は多い印象です…
ポイント
なお、私の経験上、就活に資格はかならず必要ではないです。
もし、あなたが就活解禁の直前(1ヶ月〜3ヶ月前)であれば、就活対策が優先事項となります。
とは言え、まだ時間のある方は、資格取得を目指してみる価値は大いにあります。
実際、資格を持っていると就活で不利に働くことは絶対ないので、どんどん挑戦していきましょう。
⑤長期インターンシップに拒絶反応がある
実際、私の周囲にも" 長期インターンシップは意味ないでしょ… "や" せっかくの最後の夏休みは楽しまなくちゃ "といった理由で参加しない方は多かったです。
しかし、昨今は、インターンシップ経由の内定獲得は当たり前の時代になってきています…
と言うのも、リクルート社提供の「就職白書2024」では、採用直結と明示したインターンシップからの学生採用は19.6%となっているからです。
また、下図の通り、23卒・24卒の方でインターンシップに参加した割合は70%超え!
※リクルート社提供 - 就職プロセス調査2025(対象:大学生 732人/大学院生 303人)
正直、インターンシップ参加は、内定獲得において参加必須の就活対策の一つとなっています。
メリット
- 社会に出て働くことがどれだけ大変なのか知れる
- 面接でアピールする実績を作れる
- 自分が本当にやりたい仕事か見極められる
上記3つの詳しい詳細は、" 長期インターンシップに行く意味があった理由 "で紹介しています。
長期インターンシップに参加するために必要な行動も載せてるので要チェックです。
⑥SNSや口コミサイトの情報をすぐに信頼する
なお、私自身、SNSや口コミには敏感なタイプだった側の人間。
実際、〇〇社 評判 で検索して、" 口コミがやばいから受けるのをやめとこう… "という行動をしていました。
もちろん、SNSや口コミサイトの情報を調べて判断するのは間違っていません。
しかし、志望度の高い企業の場合、OB・OG訪問や会社説明会など、リアルで確認するのも大切です。
⑦大手企業のみエントリーする
就職活動(例)
- 大学3年生3月:求人サイト経由で大手企業へエントリー
- 大学4年生6月:応募した大手企業全滅
- 大学4年生10月:秋採用をしている中小企業に応募
- 大学4年生12月:中小企業の面接で落とされる
- 大学4年生2月:内定ゼロ
上記は、大手企業だけを視野に入れた結果、倍率が高くすべて落ちてしまうケースです。
もちろん、大手企業だけを志望するのが悪いわけではないですが、中小企業にも目を向けるのは大切!
まずは、大手企業の子会社なども視野に入れつつ、いくつか滑り止めのような企業は持っておきましょう。
⑧履歴書やエントリーシートの空白が多い
実際、約4年採用担当を経験しましたが、学歴に比例して履歴書やエントリーシートの空白は多い印象でした。
なお、履歴書やエントリーシートの空白が多いと、人気企業は内容を見る前に落とす傾向が高いです。
そのため、エントリーシートや履歴書は空白なく書くことをおすすめします。
⑨書類選考で落とされる
というのも、一昔前に比べれば減ったと言われていますが、まだまだ学歴フィルターを用いた企業は存在します。
とくに、大手企業は募集が多いので、学歴を一つの足切りとしていることも多いです。
そのため、Fラン大学生の方は、書類選考で落ちるケースが多くなります。
ポイント
JOBTVは「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウト獲得が可能。
JOBTV経由のスカウト獲得企業のエントリーは、書類選考や筆記試験が免除になるのが大きな特徴となっています。
JOBTV新卒公式サイト「https://jobtv.jp/」
⑩筆記試験で落とされる
実際、私の感覚値にはなりますが、10人に7人は筆記試験で落ちているかなと思います。
と言うのも、筆記試験は基礎学力を見る試験なので、学歴によって大きな差が出ます。
そのため、Fラン大学生にとっては、筆記試験が面接以上に苦戦することも多々あります…
ポイント
なお、筆記試験をどうしても逃れたい方も、前章で紹介した「JOBTV」の活用がおすすめです。
登録者が増えるたびに選考免除のスカウトが取りづらくなるので、早めに導入しておきましょう。
JOBTV新卒公式サイト「https://jobtv.jp/」
⑪先輩の志望動機をそのまま使い回す
実際、約4年間の新卒採用をしている中で" この志望動機見たことあるな… "という場面は多々ありました。
もちろん、学歴関係なく同じ志望動機を使う方もいますが、比率はFラン大学生が多い印象でした…
なお、志望動機をすべて同じ内容で書くのはNGですが、参考にするのは問題ないと思っています。
実際、私もES見放題の「Unistyle(ユニスタイル)」というサービスを活用して、ガクチカや志望動機を参考にしていました。
⑫会社説明会では一番後ろの席に座る
なお、私自身、会社説明会では後ろに座っていた思い出があります。
結果、何も聞こえず、なんとなく説明会後にエントリーシートを提出して帰った記憶があります…
しかし、採用側にまわり感じたのは、会社説明会は前で聞いた方が良いと言うことです。
ポイント
会社説明会では、 " 社員の仕事内容 "や" どのような人材を求めているか "説明することも多いです。
そのため、志望度が高い企業なのであれば、積極的な姿勢で説明を受けることをおすすめします。
⑬会社説明会や面接で逆質問しない
実際、採用担当として多くの面接をおこないましたが、学歴に比例して、最後に質問をする方は少ない印象でした…
なお、せっかく会社説明会や面接に参加したのであれば、逆質問は積極的におこなうことをおすすめします。
とくに、最終面接では、若手からの質問が大好物の役員が参加することが多いです。
そのため、好印象を与えるためにも逆質問はしっかり用意しておきましょう。
⑭学内セミナーの参加企業が中小企業ばかり
実際、私の大学の学内セミナーもそうでしたが、基本は中小企業の参加が多かったと思います。
もちろん、大手企業も少なからずありましたが、基本はBtoCと言われるアパレルや小売の中小企業が多い印象でした。
そのため、大手企業の内定を目指すのであれば、自分で企業を探すことをおすすめします。
ただし、学内セミナーの中には、優良企業が混ざっていることも多く、時間があれば参加しておきましょう。
⑮卒業生の就職先を見て絶望する
実際、私の大学でも就職課で卒業生の就職先を閲覧できましたが、大手企業は少なかったです…
なお、大学のホームページに有名企業の内定ありと書いてあることも多いですが、過去何十年間で1人輩出したというケースも少なくありません…
そのため、大学の有名企業の輩出実績ありを完全に信用することはおすすめしません。
⑯集団面接の自己紹介で大学名を言い出しづらい
実際、私も集団面接の場では大学名を言い出しづらいと感じることは多々ありました…
しかし、採用担当を経験した今だから言えますが、集団面接でも大学名はハキハキ言って問題なしです。
集団面接まで進めたということは、書類選考はクリアしているケースが多く、学歴関係なく戦えます。
そのため、大学名に負い目を感じる必要はなく、しっかりと集団面接の対策をして臨みましょう。
⑰周囲の就活生の学歴が気になる
実際、私がそうだったのですが、就活が始まった頃は周囲の学歴が気になることが多かったです…
なお、周囲の学歴については気にしても仕方ないので、考えすぎないのが一番!
実際、学歴をバカにされたケースもありますが、バカにした学生が選考で落ちるケースも多々ありました。
そのため、周囲の学歴は気にせず、自分のペースで就活を進めましょう!
⑱面接や会社説明会の帰りにパチンコ屋へ行く
なお、私も面接前や会社説明会後に友人とパチンコ屋に行くことはありました…
結果、帰宅後に会社説明会の内容をまったく思い出せないことが多々ありました。
この辺りは、パチンコ屋に行かないとしかアドバイスできないのですが…
できるだけ、面接前や会社説明会後は負けたときのメンタルを考慮しても行かないようにしましょう。
⑲内定獲得したら就活をすぐにやめる
なお、私は就活をすぐにやめることを悪いとは思っていません。
しかし、早く遊びたいが理由で就活をやめることはおすすめしません。
転職が当たり前の時代になっていますが、始めに就職する企業はあなたの今後のキャリアライフを左右します。
だからこそ、最低以下3つについて考えてから就活をやめるか判断してみてください。
- 内定もらったからここにしようと言った妥協ではないか?
- 自分の成長につながる会社であるかどうか?
- 実際に3年以上内定した会社で自分が働くイメージが出来るか?
⑳単位が足りず内定辞退をする
実際、約4年間新卒採用をおこなってきましたが、学歴に比例して単位が足りず内定辞退した方は多かったです…
上記内容の対策は、単位を取りましょうとしか言えないですが、ゼミの先生に根回しはしておきましょう。
大学側も企業に迷惑をかけることは嫌うので、単位取得の基準を下げてくれる可能性も少なからすあります。
【実体験】Fラン就活あるある20選のまとめ
Fラン就活あるある20選
- 髪色を黒に戻すことをためらう学生が多い
- 一人で就活をすることにこだわる
- 周囲と就活の時期を合わせる
- 就活のために資格取得しようするも挫折する
- 長期インターンシップに拒絶反応がある
- SNSや口コミサイトの情報をすぐに信頼する
- 大手企業のみエントリーする
- 履歴書やエントリーシートの空白が多い
- 書類選考で落とされる
- 筆記試験で落とされる
- 先輩の志望動機をそのまま使い回す
- 会社説明会では一番後ろの席に座る
- 会社説明会や面接で逆質問しない
- 学内セミナーの参加企業が中小企業ばかり
- 卒業生の就職先を見て絶望する
- 集団面接の自己紹介で大学名を言いづらい
- 周囲の就活生の学歴が気になる
- 面接や会社説明会の帰りにパチンコ屋へ行く
- 内定獲得したら就活をすぐにやめる
- 単位が足りず内定辞退をする
実際、私の所感も多く" あるあるじゃないだろう "という意見もあったかと思います。
しかし、私の経験上、Fラン大学生の就活あるあるとしては上記20個でした。
なお、Fラン大学生の就活は悲惨すぎるという口コミもありますが気にせずで大丈夫です。
この辺りは、以下記事で詳しくまとめているので、お時間のある方は合わせて読んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。