こんな悩みを解決できる記事を書きました。
キーエンスと聞くと、『とにかく年収が高い企業』というイメージがあると思います。
事実、キーエンスの平均年収は2,067万円の高年収企業です!
ただ、年収が高いのはもちろん、『激務で早死にする企業』というイメージも強いと思います。
「30歳で家が建ち、40歳で墓が建つ」とウワサのキーエンス!
本記事では、そんな『キーエンスはブラック企業なのか?』赤裸々に紹介していきます。
そのため、キーエンスへ就職すべきか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください!
キーエンスはやばい企業なのか?【結論:やばくない】
今回、キーエンスをさまざまな角度で分析しましたが…
結論、キーエンスはやばい企業ではありませんでした。
まずは、この辺りの理由について、一つずつ詳しく紹介していきますね!
やばくない理由
理由①:従業員にしっかり利益還元している
残念ながら、キーエンスは残業時間がかなり多いです。
ただし、「企業としての利益は従業員へしっかり還元する企業文化」があります。
年度 | 平均年収 |
2024年3月期 | 2,067万円 |
2023年3月期 | 2,279万円 |
2022年3月期 | 2,183万円 |
2021年3月期 | 1,751万円 |
2020年3月期 | 1,839万円 |
2019年3月期 | 2,111万円 |
2018年3月期 | 2,089万円 |
2017年3月期 | 1,862万円 |
上表は、キーエンスのIR情報を参考にした公式の数字です!
本当にやばい企業は、みなし残業当たり前の年収(給与)が低い企業だと思っています。
その点、キーエンスは利益を従業員へしっかり還元する「やばくない企業」と言えます!
理由②:福利厚生が手厚い
激務のイメージがあるキーエンスですが、実は福利厚生が手厚いです。
- リフレッシュ手当(GW前に10万円支給)
- 全員に住宅手当を支給(地域差あり)
- 産前・産後・育児休業
間違いなくほかの企業では考えられないのが「リフレッシュ手当」です!
新入社員含め、GW前に10万円の支給がされるという福利厚生があります。
また、実家・一人暮らし関係なく、住宅手当が支給されるのも大きな特徴です。
地域差はありますが、『30,000円の支給がある』という口コミもネットの中で見受けられました。
こういったキーエンス独自の福利厚生がある点でも、キーエンスは「やばくない企業」と言えます!
理由③:キーエンスの離職率は3%から5%
キーエンス=離職率が高いというイメージがあると思いますが…
キーエンスの公式(リクナビ掲載)で、離職率は3%から5%とコメントがあります。
直近5年間の離職率は3~5%台で推移。
キーエンスの平均年齢が他の大手企業より若干若いのは、事業規模の拡大とともに積極採用をしてきた結果、直近10年以内に採用した人の比率が40%を超えているため。
キーエンスの平均年齢は35.2歳とほかの大手企業に比べると若いのですが…
しっかりとした理由があるので、意外と定着率は良い企業となっています。
以上が、キーエンスはやばくない企業と言える理由3つです!
キーエンスがやばいとウワサの理由【3選】
キーエンスがやばくない企業であることは間違いないのですが…
本章では、「キーエンスがなぜやばいとウワサされているのか?」紹介していきます。
やばいとウワサの理由
ウワサ①:残業時間がとにかく多い
残念ながら、キーエンスの公式では、平均残業時間の情報はありません。
ただし、社員口コミサイト「オープンワークス」によると、平均残業時間56.8時間/月!
回答者は628人と多く、それなりに信ぴょう性の高いデータとなっています。
なお、厚生労働省の調査では、全産業の平均残業時間は10時間/月です!
そのため、キーエンス=残業が多いというのは間違いないと言えます。
ウワサ②:社員の監視が徹底されている
上記動画は、「キーエンス社員の働き方」が学べる動画です。
30分以上の動画なので、時間のある方だけチェックしてみてください。
なお、動画の中でも何より注目すべきは、「キーエンスの徹底的な監視体制」についてです。
営業車へのGPS装着はもちろん、1分単位の日報を書くことも義務付けられています。
こう言った監視体制があるからこそ、キーエンスは「20年以上、営業利益率40%以上」なのですが…
社員側の『監視が厳しすぎる…』という声からキーエンスはやばいというウワサが広まっています。
ウワサ③:早死にすると言われている
キーエンスには、「30歳で家が建ち、40歳で墓が建つ」ということわざがあります。
実は、この言葉の意味は、『40歳で墓を建てられるほど稼げる!』という意味みたいです。
ただ、激務というウワサも重なり、早死にするというウワサに飛躍しています。
なお、キーエンス=激務というのは間違っていないと思います。
ですが、上場している企業であり、コンプライアンス体制もしっかりしている企業です!
早死ににするほどの働き方をしている人の口コミは見受けられませんでした。
キーエンスへの就職が向いている人の特徴【3選】
ここまで、キーエンスについて色々書いてきましたが…
本章では、どういった方がキーエンスへの就職に向いているのかまとめました。
ぜひ、キーエンスへの就職に悩まれている方は、参考にしてみてください!
キーエンスへの就職が向いている人
特徴①:とにかく若いうちから稼ぎたい人
キーエンスは、日本を代表する高年収企業の一つです。
年度 | 平均年収 |
2024年3月期 | 2,067万円 |
2023年3月期 | 2,279万円 |
2022年3月期 | 2,183万円 |
2021年3月期 | 1,751万円 |
2020年3月期 | 1,839万円 |
2019年3月期 | 2,111万円 |
2018年3月期 | 2,089万円 |
2017年3月期 | 1,862万円 |
上表は、キーエンスのIR情報を参考にした公式の数字です!
新卒でも年収700万円から800万円と高水準となっています。
そのため、とにかく若いうちから稼ぎたい人には打ってつけの企業です!
特徴②:営業のスペシャリストを目指したい人
キーエンスは、営業のスペシャリストが多く在籍する企業です。
もちろん、キーエンスというネームバリューはありますが…
とにかく利益特化の営業力は、キーエンスの真骨頂です。
そのため、営業力をとにかく鍛えたい人にも、キーエンスは打ってつけの企業です!
特徴③:体力に自信のある人
繰り返しになりますが、キーエンスは激務です!
平均残業時間は56.8時間/月とかなり多くなっています。
もちろん、それだけもらえる給与も良いのがキーエンスの魅力!
体力に自信のある人は、キーエンスは向いている可能性大です。
なお、『私キーエンスに向いているかも!』と感じた方は、以下記事を参考にしてみてください。
キーエンスの就職難易度はもちろん、「キーエンス攻略法5つ」も載せているので要チェックです!
合わせて読みたい
キーエンスへの就職が向いていない人の特徴【3選】
続けて、キーエンスへの就職が向いていない可能性が高い人を紹介します。
かならず向いていないというわけではないですが、一つの参考にしてみてください!
キーエンスへの就職が向いていない人
特徴①:プライベートを大切にしたい人
残念ながら、キーエンスは「プライベートを大切にしたい人」にはおすすめしません。
平均残業時間56.8時間という情報がある以上、休日出勤も十分に考えられます。
ただし、キーエンスは年間休日127日(2024年実績)と休みは多いです。
休むときはしっかり休める環境はあるのでご安心ください!
特徴②:営業職にまったく興味のない人
一応、キーエンスには、S職という事務系の募集もあります。
ですが、どうしてもキーエンスは営業が中心の企業文化です。
そのため、営業にまったく興味がない人は、キーエンスへの就職はおすすめしません。
特徴③:自由な働き方をしたい人
「キーエンスがやばいとウワサの理由②」でも詳しく紹介しましたが…
キーエンスは、とにかく社員の行動を一つひとつ監視しています。
営業者にはGPSが組み込まれており、日報も1分単位で入力が必要です。
そのため、在宅ワークなど、自由な働き方を求める人にはおすすめできません…
以上が、キーエンスへの就職が向いていない人の特徴3つとなります!
【補足】キーエンスの会社情報・待遇面について
最後にはなりますが、「キーエンスの会社概要」と「待遇面」についてまとめました。
ぜひキーエンスの企業研究に役立ててもらえればと思います!
①キーエンスの会社概要について
会社名 | 株式会社キーエンス |
代表取締役 | 中田 有氏 |
本社所在地 | 〒533-8555 大阪市東淀川区東中島1-3-14 |
会社設立 | 1974年5月27日 |
従業員数 | 8,380人(平均年齢:35.8歳) |
資本金 | 306億3,754万円 |
株式区分 | 東証プライム市場上場 |
事業内容 | センサ、測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用 解析機器、ビジネス情報機器 |
キーエンスは、センサや測定器・画像処理機器などを開発・販売する総合メーカーです。
なお、キーエンスが開発する製品の70%は、世界初や業界初という開発力が飛び抜けた企業!
とにかく利益追求型の企業であり、従業員への還元もしっかりおこなっている企業となっています。
②キーエンスの待遇面について
初任給 | 25万円(固定残業18時間含む) |
平均年収 | 2,067万円(平均年齢:35.2歳) |
賞与 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
固定残業 | なし |
平均残業時間 | 56.8時間/月 |
年間休日 | 127日 |
有給取得率 | 32.7% |
離職率(3年以内) | 3%から5% |
福利厚生 | 借上住宅・自己啓発支援(語学レッスン受講)など |
在宅の有無 | 一部あり |
募集要項 | 詳細ページはこちら |
続けて、「キーエンス」の待遇面についてまとめてみました。
各データは、「キーエンスのIR情報・募集要項・オープンワークス」を参考にしています。
- 年収がとにかく高い(新卒でも700万円から800万円)
- 賞与が年4回もらえる
- 離職率は3%から5%と意外と低い
こんな感じでして、キーエンスは、とにかく利益を従業員に還元する文化のある企業です。
成果を上げるほど還元されるので、働きがいはかなりあると思います。
また、離職率は3%から5%と意外と低かったりします。
【まとめ】キーエンスはやばい企業ではない
今回は、『キーエンスはやばい企業なのか?』を中心に紹介しました。
結論、キーエンスはやばい企業ではないです!
- キーエンスは従業員へしっかり利益を還元している
- 意外と福利厚生が手厚い
- 実はキーエンスの離職率は低い(3%から5%)
こんな感じでして、キーエンスを詳しく調べると優良企業でした!
もちろん、平均残業時間56.8時間/月と決して楽な企業ではありません。
ただし、賞与は年4回・平均年収2,000万円以上と考えると、まったくやばくないと言えます。
そのため、『とにかく稼ぎまくってやる!』という熱意のある方は、挑戦価値の高い企業です。
以下記事で、キーエンスに就職するための対策をまとめているので…
ぜひ、キーエンスへの就職を前向きに検討している方は、合わせてチェックしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。