広告 企業研究 就職活動

【リクルートの就職難易度は?】学歴フィルター・採用大学まで徹底解説!

はてな

  1. リクルートの就職難易度は高い?
  2. 学歴フィルターは存在する?
  3. Fラン学生がリクルートに就職できる?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、「リクルートの就職難易度は高い」です。

東洋経済オンライン2025の入社が難しい企業ランキングでは108位にランクイン!

  1. ENEOSは106位(入社難易度:58.9)
  2. 任天堂は113位(入社難易度:58.8)
  3. アサヒ飲料は117位(入社難易度:58.7)

上記のとおり、リクルートは「名だたる有名企業」と肩を並べています。

とは言え、「学歴不問+大量採用」をしているのがリクルートです。

偏差値40以下の私自身、リクルートの「最終選考」まで進んだことがあります。

今回は、この辺りの内容にふれつつ、「リクルートの選考攻略法5つ」まで紹介していきます!

リクルートの就職難易度は?【結論:15.0倍】

今回は、以下3つの視点で「リクルートの就職難易度」を紐解いていきます!

リクルートの就職難易度は?

  1. リクルートの採用倍率は?
  2. ほか企業と比べたリクルートの就職難易度は?
  3. リクルートの就職難易度に直結する選考フローは?

 

①リクルートの就職難易度は【約15.0倍】

残念ながら、リクルートの採用倍率は開示されていません。

ただし、リクナビ調査による2024年の新卒採用は「合計461人」!

以下のロジックで考えると、実質の就職倍率は「約15.0倍」と予測できます。

  • リクルートのプレエントリー:4,500人前後(リクナビ2025
  • リクルートの採用人数:450人前後(2024年実績
  • リクナビデータによる就職倍率:10.0倍
  • 実質の就職倍率:15.0倍前後

今回は、「リクナビ2025のプレエントリー数/2024年の採用人数」で計算!

リクナビ以外のエントリーも考えると、実質の就職倍率は「約15.0倍」になると予測しました。

15人に1人しか受からないと考えると、決して簡単に入れる企業ではありません。

 

②リクルートの選考フローは?【面接が鬼門】

2025年現在、リクルートには「合計6つのコース」が存在するのですが…

  1. ビジネスグロースコース(Business Growth)
  2. プロダクトグロースコース(Product Growth)
  3. データスペシャリストコース(Data Specialist)
  4. エンジニアコース(Engineer)
  5. デザインコース(Design)
  6. ファイナンスコース(Finance)

今回は、もっとも人気の高い「ビジネスグロースコース(総合職)」の選考フローを調べてみました。

  • step.1

    マイページ登録

  • step.2

    エントリーシート提出

  • step.3

    WEBテスト(SPI検査)

  • step.4

    面接複数回・最終面接

  • step.5

    内々定

まずは、「リクルートの採用サイト」からマイページ登録をおこないます。

その後、エントリーシート提出・WEBテストと進みます。

なお、リクルートの選考フローは「面接」で苦戦する学生が多いのが特徴です。

私自身、最終面接で「一つのテーマを深掘り質問」されて落ちました…

そのため、リクルートを受けた学生の口コミは「就活会議」で確認しておきましょう。

上図のような「エントリーシート」や「WEBテスト・面接内容」の体験談が詳しく載っています。

事前に「面接の想定質問」を確認できるので使わない手はありません!

公式サイトはこちらhttps://syukatsu-kaigi.jp/

 

リクルートの採用大学は?【偏差値60前後の大学中心】

結論、リクルートに学歴フィルターはありません!

この辺りの理由について、大きく3つの視点に分けて紹介していきます。

リクルートの採用大学は?

  1. リクルートの採用大学ランキング
  2. リクルートに学歴フィルターは存在する?
  3. Fランからリクルートへの就職難易度は?

 

①リクルートの採用大学ランキング

今回、「大学通信オンライン2024」にて、リクルートの採用大学ランキングが掲示されていました。

順位 大学名 採用人数
1位 慶應義塾大学 48名
2位 早稲田大学 40名
3位 東京大学 24名
4位 上智大学 20名
5位 同志社大学 16名
6位 青山学院大学 14名
6位 立命館大学 14名
7位 立教大学 13名
8位 明治大学 12名
9位 筑波大学 10名
9位 京都大学 10名
10位 法政大学 9名
10位 関西大学 9名
11位 東京工業大学 7名
11位 日本大学 7名
12位 関西学院大学 6名
13位 一橋大学 5名
13位 中央大学 5名
13位 明治学院大学 5名
13位 中京大学 5名

上表のとおり、上位の採用大学は「東大一橋早慶MARCH旧帝大関関同立…etc」とかなりハイレベルです。

2024年の採用者461名のうち279名が上位校となっています。

なお、そのほか182名の内定者は出身大学が明らかになっていません。

この辺りは、「偏差値50前後」の学生も名を連ねている可能性が高いです!

 

②リクルートは学歴フィルターなし

冒頭お伝えしたとおり、リクルートに学歴フィルターはありません。

毎年、「偏差値60前後の大学」から採用をしていますが、採用者全体の60%です。

残り40%の枠は、「偏差値50前後」の学生にチャンスがあります。

また、リクルートは「人物重視」の採用を基準としている企業です。

 

③Fランからリクルートへの就職は【全体の10%以下】

私の感覚値にはなりますが、Fランからリクルートへの就職がどれだけ難しいかまとめてみました。

大学グループ 代表大学(例) 就職割合
難関国立大(偏差値 ~70) 東京工業大学 40.0%
旧帝大クラス(偏差値 ~60) 九州大学 20.0%
中堅国公立大(偏差値 ~50) 熊本大学 15.0%
Fランク大学(偏差値40以下) (多数の大学が該当) 5.0%(全体の5人くらい)

上表のとおり、Fランからリクルートへの内定者は全体の5.0%くらいと感じています。

採用全体の60%は「偏差値60前後の大学」であり、就職難易度はかなり高いです。

ただし、繰り返しになりますが「不可能ではない」のも事実!

学歴不問+大量採用」に加え、選考は「人物重視」なので、Fランでも戦える企業です。

次の章では、偏差値40以下の私が「リクルートの最終選考まで突破した方法5つ」を紹介します!

 

【実体験】リクルートの就職難易度を突破する方法5つ

結論、Fラン学生がリクルートの就職難易度を突破する方法は5つです!

本気で内定を目指すのであれば、以下5つの対策は実践しておきましょう。

リクルートの必勝法【5選】

  1. 就活の本質を理解する
  2. 就活に早く取り組む
  3. WEBテスト対策の徹底
  4. 志望理由の明確化
  5. インターンシップへの参加

 

方法①:就活の本質を理解する

リクルートは、早慶上智のような学生もエントリーしてくる企業です。

ただし、就活は、早慶上智のような学生含めて、全員が初めての体験!

学歴フィルターは抜きにして、スタート時点で大きな差はありません。

就活の本質を理解しつつ、すぐに行動できる人が高学歴の学生に多いだけです。

つまり、Fラン学生であっても「就活の本質理解+行動力」によって十分に戦えます。

ミヤッチ
なお、就活の本質は「企業と学生の価値交換」です!
  1. 企業:自社に価値をもたらす人材が欲しい
  2. 学生:自分の能力・スキルを提供する代わりに対価が欲しい

例えば、リクルートは、求人サイト搭載の「AIマッチング強化」に注力したいと考えています。

そこで、「生成AIを活用した授業スタイルの確立」に取り組み、自己PRへ反映!

AI分野への興味・関心があると「相手の需要に自分を合わせていく」のが就活には必要不可欠です。

私の経験上、ここを意識できれば「学歴」や「スゴイ実績」は必要ありません。

 

方法②:就活に早く取り組む

就活攻略は早い者勝ちのゲームです。

一流企業(戦略コンサル・総合商社…etc)をのぞき、事前準備で多くの企業は攻略できます。

なお、「Fラン学生の就活はいつから始めるべきか?」という記事で詳しく紹介していますが…

Fランから人気の高い大手を目指すのであれば「大学3年生の4月」です!

私の経験上、リクルートのような企業は、この時期から対策すれば十分攻略できます。

具体的な「就活テクニック」は、以下記事にまとめているので参考にしてみてください!

 

方法③:WEBテスト対策の徹底

リクルート攻略には、Fラン学生の鬼門である「WEBテスト対策」も必要不可欠です。

リクルートの場合、「適性検査(SPI)+エントリーシートの内容」で書類選考の合否が決まります。

なお、私は以下3つの手法で「とにかく問題を解く」にリソースを割きました。

  1. 定番書籍:1冊2周から3周してみる
  2. スマホアプリ:スキマ時間に問題を解く
  3. WEB模試:キミスカなどのアプリで模試を解く

最初のうちは、訳が分からなくても「解き続けるのがポイント」です。

とにかく、以下のような「定番書籍」の問題を解き続けましょう。

 

方法④:志望理由の明確化

リクルートは、「一つのテーマを深く追求するスタイルの面接」となっています。

私が受けたときには、「なぜリクルートなの?」という質問が多かったです。

ミヤッチ
なお、以下のような志望理由であれば間違いなく落ちます!

私は、どんな環境でも主体的に価値を生み出せる人材になりたいと考えています。とくに、学生時代に〇〇に挑戦した経験から、「正解のない課題に挑む力」を身につけました。貴社では、20代から圧倒的な裁量とスピード感で事業づくりに携われる環境があり、私の「逆転キャリアを築きたい」という想いと強く重なりました。

リクルートを志望する学生は「20代から挑戦できる環境」を志望理由にする人が多いです。

ただし、「挑戦できる環境を求めるならベンチャーでも良いのでは?」と思われます。

だからこそ、「リクルートでないとダメだ!」という志望理由が必要不可欠!

私は「人と社会を前に進めるような事業づくり」に挑戦したいと考えています。学生時代、〇〇に取り組む中で「情報の非対称性が人の選択肢を狭めている」ことに問題意識を持ちました。この課題に対し、貴社は「マッチングテクノロジー」と「圧倒的な意思決定スピード」で、既存の仕組みを変革し続けています。単なる裁量だけでなく、「社会課題に事業で挑む」という思想に強く共感し、貴社でキャリアを築きたいと考えました。

上記レベルの「志望動機」まで落とし込むように意識しましょう。

志望動機を明確化するためにも、まずは「企業研究」から取り組んでみてください!

 

方法⑤:インターンシップへの参加

リクルートには、同社のビジネスや開発のあり方が学べるプログラムが用意されています。

  1. 【選考直結型】事業創造インターンシップ
  2. 【選考直結型】RECRUIT INTERNSHIP for Data Specialists
  3. 【選考直結型】RECRUIT INTERNSHIP for Engineers
  4. 次世代インターンシップKIKAI

上記のとおり、大きく4つのプログラムがあり、夏から冬にかけて申し込みできます。

そして、何よりポイントなのが、リクルートのインターンシップは「選考直結型」です!

ミヤッチ
以下5つの特典が用意されていることを公式が明言しています!
  1. 参加報酬10万円を全員に支給
  2. インターンの最優秀チームに賞金20万円
  3. 完全招待イベントへの参加権利を付与
  4. メンターによるキャリア検討の支援
  5. 本選考の一部免除

私の時代にはなかったのですが、Fランから一発逆転を狙うのであれば参加は必要不可欠!

落ちたとしても「本選考に影響はない」ので、ぜひ挑戦してみてください。

注意事項(27卒向け)

2025年6月現在、事業創造インターンシップ以外の申し込みは終了しています。

 

就職難易度の高いリクルートに受かりやすい人【3選】

本章では、就職難易度の高いリクルートに受かりやすい人をまとめました。

大きく3つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

リクルートに受かりやすい人【3選】

  1. とにかく行動力がある人
  2. 志望理由が明確な人
  3. キャリアプランが明確な人

 

特徴①:とにかく行動力がある人

リクルートは、「とにかく挑戦してみよう」という企業文化があります。

  • Will・Can・MustのWillドリブン思想
  • 全社異動公募制度(FA制度)
  • 20代から活躍できる評価制度

Willドリブン思考は、自分が「やりたいこと(Will)」を起点に、キャリア設計する思考です。

リクルートでは、「Willがないとリクルートで活躍できない」と明言されています。

だからこそ、リクルートの求める人物像は「とにかく行動力がある人」です。

必然的に「行動力がある人=リクルートで受かる人」となっています。

 

特徴②:志望理由が明確な人

リクルートの就職難易度を突破する方法」のパートで詳しく紹介しましたが…

「なぜリクルートなの?」という質問に明確な答えがないと落ちます。

前述で書いたとおり、リクルートは「Willドリブン思想」を大切にしている企業です。

「リクルートでやりたいことが明確な人=リクルートで受かる人」となっています。

 

特徴③:キャリアプランが明確な人

最後に紹介するリクルートに受かる人は「キャリアプランが明確な人」です。

と言うのも、リクルートは「社員のなりたい姿」を大切にしています。

「全社異動の公募制度」など、社員がキャリアを描きやすい工夫をしている企業です。

そのため、「入社後のキャリアプランが明確な人=リクルートで受かる人」となっています。

 

リクルートに興味がある人からのよくある質問【5選】

最後にリクルートに興味がある人からのよくある質問5つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください

よくある質問【5選】

  1. リクルートはやばい企業?
  2. リクルートへの内定はすごい?
  3. リクルートの平均年収は?
  4. 入社後にグループ会社へ出向はある?
  5. リクルートの職種は併願できる?

 

質問①:リクルートはやばい企業?

K氏(22歳)

リクルートはやばい企業というウワサは本当ですか?
確かに、激務でブラック企業なイメージがあるのですが…

結論、リクルートはやばい企業ではありません!

年間休日145日+離職率は8.0%前後(2024実績)の推移となっています。

もちろん、「リクルートは激務だ…」という口コミが存在するのも事実!

リクルートがどういった企業か知りたい人は、以下記事を参考にしてみてください。

 

質問②:リクルートへの内定はすごい?

T氏(22歳)

リクルートへの内定はすごいですか?
先輩が自慢していたのですがすごさがイマイチわかりません…

結論からお伝えすると、「リクルートへの内定はすごい」です!

  • 就職難易度が高い
  • 年間休日の多さは日本トップクラス
  • 平均年収は1,000万円以上

こんな感じでして、世間一般で言うところの「勝ち組企業」です!

ただし、リクルートに入れば全員が勝ち組というわけではありません。

あなた自身が企業に求めること」をリクルートで実現できるかが大切になってきます。

 

質問③:リクルートの平均年収は?

M氏(22歳)

リクルートの平均年収はどれくらいですか?
年収1,000万円以上というウワサも聞いたのですが本当なの?

結論、リクルートの平均年収は1,119万円です!

下表に、過去7年間の年収推移をまとめたので参考にしてみてください。

年度 平均年収(出典元:リクルートIR情報
2024年3月期 1,119万円(平均年齢:39.8歳)
2023年3月期 1,139万円(平均年齢:39.3歳)
2022年3月期 998万円(平均年齢:38.9歳)
2021年3月期 951万円(平均年齢:38.7歳)
2020年3月期 965万円(平均年齢:37.5歳)
2019年3月期 962万円(平均年齢:37.7歳)
2018年3月期 958万円(平均年齢:35.1歳)

なお、リクルートは、テーブルに規定されている役職で年収が大きく変わります。

ジュニアメンバーという役職で始まり、エグゼクティブまで昇進すると年収は2,000万円以上です!

役職 年次イメージ 年収イメージ(出典元:タレントスクエア
ジュニアメンバー 1-3年目 400-650万円
ミドルメンバー 4-6年目 650-1,000万円
GM 7年目- 1,200-1,600万円
部長 10年目以降 1,600万円-2,000万円
エグゼクティブ 実力次第 2,000万円-

 

質問④:入社後にグループ会社へ出向はある?

F氏(22歳)

リクルートは入社後に出向はありますか?
リクルートホールディングスに配属されたいです…

結論、リクルートは入社後に出向があります。

リクルートの公式サイト」にて、リクルートホールディングスへ入社後、以下のグループ会社へ出向があると書かれていました。

  • 株式会社リクルート
  • 株式会社インディード
  • リクルートパートナーズ
  • 株式会社インディード
  • リクルートテクノロジーズ
  • Indeed Japan株式会社

一応、原則と書かれているので、詳しい詳細は「リクルートの採用担当者」へ確認してみてください。

 

質問⑤:リクルートの職種は併願できる?

M氏(21歳)

リクルートの職種は併願できるのでしょうか?
例えば、デザイナーとファイナンスを併願することが可能か知りたいです…

結論、リクルートの職種は併願不可です。

そのため、以下6つのコースから自分に適したコースを選択しましょう。

リクルートの職種

  1. ビジネスグロースコース:あらゆるポジションで活躍を期待される職種
  2. プロダクトコース:リクルートのWebプロダクトを生み出す職種
  3. エンジニア:エンジニアスキルを通じた専門知識を活かした職種
  4. データスペシャリスト:リクルート保有のデータを取り扱いビジネスに活かす職種
  5. デザイナー:デザイナーやアートディレクターを目指す方の職種
  6. ファイナンス:経理/財務/FP&A/投資など、ファイナンス知識を活かしたい方の職種

なお、選考の中で適性を見たうえで別のコースを案内されることがあります。

もちろん、別コースへの案内は強制ではないのでご安心ください。

 

まとめ|リクルートの就職倍率は実質15.0倍

今回は、リクルートの就職難易度を中心に紹介しました。

まとめ

  1. リクルートの就職難易度は約15.0倍
  2. 学歴フィルターなしの大量採用
  3. Fラン学生でも十分狙えるおすすめ企業

上記のとおり、「リクルートの就職難易度は約15.0倍」です。

東洋経済オンライン2025の入社が難しい企業ランキングでは108位にランクイン!

簡単に入れる企業ではないのは間違いありません。

ただし、リクルートは「学歴不問+大量採用」している企業です。

記事内で紹介した「選考突破の方法5選」が実践できれば、Fランからでも十分に内定を目指せます。

そのため、リクルートへの就職を検討している人は、ぜひ積極的に挑戦してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

-企業研究, 就職活動