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【完全ガイド】新卒向けの自己分析のやり方5ステップ!

はてな

  1. 自己分析って何で大切なの?
  2. 自己分析って何から手をつければ良いの?
  3. 自己分析のやり方がまったく分かりません…

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

就活では、あなた自身が「企業へ売り込む商品」となります。

そんな商品理解に必要不可欠なのが自己分析です!

今回は、そんな「自己分析のやり方」をできるだけシンプルかつ体系的にまとめました。

就活市場を分析して約8年、すべてのノウハウを惜しみなく紹介していきます。

ぜひ、自己分析のやり方に悩んでいる人は、参考にしてみてください。

就活に自己分析が必要不可欠な理由【3選】

『そもそも何で自己分析は必要なの?』と感じる人は多いと思います。

まずは、この辺りの理由について、大きく3つに分けて紹介していきますね。

自己分析が必要不可欠な理由

  1. あなたという商品を知るため
  2. 自己PR・ガクチカ作成に必要なため
  3. 自分に合った業界・企業を見つけるため

 

理由①:あなたという商品を知るため

冒頭でもお伝えしたとおり、就活において「あなたは商品」です!

あなたという商品を売り込むにあたり、「商品理解」が不足していると売れません。

その中で、あなたという商品の魅力を見つける手法が「自己分析」です。

現代の就活攻略において、自己分析は欠かせない対策となっています。

 

理由②:自己PR作成に必要なため

自己分析は、多くの企業で求められる「自己PR」の土台となります。

詳しくは、「人事も唸る自己PRの書き方」という記事で紹介していますが…

例文

私は、混乱する状況でも課題を整理し、最適な解決策を導く力があります。
大学2年時、サークルの大型イベントで企画リーダーを務めた際、進行管理や役割分担が曖昧で、準備に遅れや混乱が生じました。
私は全タスクを「重要度」と「緊急度」で分類し、ガントチャートで進行を見える化。
さらに週1回の定例ミーティングを設け、情報共有を徹底しました。
その結果、作業の優先順位が明確になり、イベントは成功。
来場者数は前年の1.5倍を記録しました。
この経験から、課題を構造化しチーム全体に落とし込む力を養いました。
貴社でも本質を捉えた提案で貢献していきたいと考えています。

上記のように、自己PRには「あなたの強み」を書く必要があります。

この強みを明確にするために必要なのが「自己分析」です。

 

理由③:自分に合った業界・企業を見つけるため

自己分析は、「自分に合った業界・企業を見つけるため」にも必要不可欠です。

自分の強みや価値観を見つけ、相性の良い企業を探すときに役立ちます。

なお、イメージとしては、以下のような感じです。

  • step.1

    自己分析を始める

  • step.2

    自分の強みは論理的に物事を考える力と分かった

  • step.3

    論理的思考を活かせるコンサル業界を軸に企業を探してみる

かなりシンプルに書きましたが、「自己分析」と「業界・企業選びの軸」は密接に関係しています。

この辺りも自己分析が必要不可欠な理由の一つです!

 

【完全ガイド】新卒向けの自己分析のやり方5ステップ

前置きが長くなりましたが、本章では「自己分析のやり方」について詳しく紹介していきます。

大きく5つのステップにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

自己分析のやり方【5ステップ】

  1. 自分史の作成
  2. エピソードの抽出
  3. 客観的データの収集
  4. 自己PR・ガクチカに落とし込む
  5. 第三者から意見をもらう

 

ステップ①:自分史の作成

自己分析を始める最初のステップは「自分史の作成」です。

下表の自分史を埋めることで「過去の自分を振り返る」ことができます。

年代 活動・出来事 立場・役割 感情・学び 価値観・強み
幼少期 絵本の読み聞かせ 聞き手 想像力が刺激された 創造性・好奇心
小学校(低学年) 学級文庫の管理 図書委員 責任感を持って仕事をする大切さを学んだ 責任感・整理整頓能力
小学校(高学年) 地域のお祭りの手伝い ボランティア 地域の人々と協力する喜びを感じた 協調性・社会貢献への意識
中学校 吹奏楽部での活動 部長 チームワークの重要性を学んだ リーダーシップ
高校 文化祭の企画・運営 実行委員長 イベントを成功させる達成感を味わった 企画力・マネジメント能力
大学1年-2年 海外留学(1年間) 留学生 異文化に触れ、視野が広がった 適応力、コミュニケーション能力
大学3年-4年 ベンチャー企業でのインターン インターン生 起業への興味が芽生えた チャレンジ精神・問題解決能力
  1. 活動・出来事:各年代で印象に残っている出来事を記述
  2. 立場・役割:活動における自分の立ち位置や役割を記述
  3. 感情・学び:経験から得た感情や学びを記述
  4. 価値観・強み:経験を通じて形成された価値観や強みを記述

記述方法は上表のとおりですが、書く内容は「どんな小さなこと」でもOKです!

まずは、家族や友人にもヒアリングしながら埋めてみてください。

 

ステップ②:エピソードの抽出

自分史の作成が完了したタイミングで「エピソードの抽出」をおこないます。

自分史の中で「一番印象に残っているエピソード」を選びましょう。

なお、自己PRに使用するエピソードはいつの年次でも問題ないですが、ガクチカに使用するエピソードは「大学時代」から選択するのがおすすめです!

この辺りの詳しい詳細を知りたい人は、以下記事を参考にしてみてください。

 

ステップ③:客観的データの収集

自己分析において「客観的データの収集」も必要不可欠です。

自分で考えた「強み・弱み」が本当に合っているとはかぎりません。

そのため、以下のような「客観的データ」を取得できるサービスはかならず試しておきましょう。

おすすめ自己分析ツール

  1. オファーボックス」:累計100万人が受けた適性検査が無料
  2. キミスカ」:業界No1の高精度の適性検査が無料
  3. 「ChatGPT」:AIを活用した自己分析が可能

上記3サービスについては、次の章で詳しく紹介しています。

適性検査を用いた「自己分析」がまだの人は、合わせてチェックしておきましょう!

 

ステップ④:自己PR・ガクチカに落とし込む

自己分析は、「強み・弱み」を見つけたら終わりではありません。

と言うのも、自己分析をおこなう主たる目的は以下3つです。

ポイント

  1. あなたという商品を理解するため
  2. 自己PRやガクチカを作成するため
  3. 自分に合った業界・企業を見つけるため

今の時点では、「あなたという商品理解」までしかできていません。

そのため、自己分析で見つけた「強み」や「エピソード」をもとに「自己PR」や「ガクチカ」を作っていきましょう。

なお、「自己PR」や「ガクチカ」を一から作るのが難しい人は、生成AIの利用がおすすめです。

生成AIを利用すれば「自己PR」や「ガクチカ」の土台が一瞬で作成できます!

具体的な作成方法は、以下記事にまとめてますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

ステップ⑤:第三者から意見をもらう

自己分析の最後のステップは「第三者から意見をもらう」です。

ステップ①からステップ④で見つけた「強み・弱み」が「ほかの人から見たあなたの強み・弱み」と認識相違ないか確認してもらいましょう。

なお、第三者に依頼する場合は、下表の3パターンのいずれかになると思います。

パターン メリット デメリット
キャリアセンター 手軽に利用できる 民間企業の就職経験がない人も多い
友人・家族・アルバイト社員 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる プロ視点のアドバイスはもらえない
就活エージェント 就活のプロに相談できる 自己分析だけのサポートは受付けていない

私の場合は、就活のプロに相談できる「就活エージェント」を利用していました。

就活エージェントを利用すれば、以下の就職支援をすべて無料で受けられます。

  1. キャリア相談(業界・企業研究含む)
  2. あなたに合った求人紹介
  3. 自己PR・ガクチカの添削
  4. 自己分析サポート
  5. 面接後のフィードバック

ただし、就活エージェントは「自己分析だけの相談」は受付けていません。

そのため、自己分析の支援のみを希望する人は「大学のキャリアセンター」を利用しましょう。

ミヤッチ
就活エージェントに就職支援をお願いしたい人は、以下記事を参考にどうぞ!

 

完全無料で使える適性検査ツール【3選】

本章では、自己分析に必要不可欠な「適性検査ツール」を紹介します。

無料で使えるツールとして、大きく3つに分けて紹介していくので要チェックです!

おすすめ適性検査ツール

  1. オファーボックス」:累計100万人が受けた適性検査が無料
  2. キミスカ」:業界No1の高精度の適性検査が無料
  3. 「ChatGPT」:AIを活用した自己分析が可能

 

ツール①:オファーボックス

おすすめの適性検査ツール1つ目は「オファーボックス」です。

詳しくは、「オファーボックスの評判は?」という記事で紹介していますが…

おすすめ理由

  1. 学生利用者数は年間20万人以上
  2. 累計100万人が受けた適性検査が無料
  3. 適性検査をもとに企業スカウトが狙える

こんな感じでして、逆求人サイトの中でもっとも有名なサービスです。

なお、適性検査では「簡単な質問:251問」に答えるだけで、下図の結果が表示されます。

もちろん、上図以外にも細かい検査結果が表示されるのでご安心ください!

私の経験上、客観的データの収集には「オファーボックス」が必要不可欠です。

公式サイトはこちらhttps://offerbox.jp/

 

ツール②:キミスカ

おすすめの適性検査ツール2つ目は「キミスカ」です。

オファーボックスと同じく、逆求人サイトの中でも老舗のサービスとなっています。

なお、キミスカも「無料の適性検査」を提供しているサービスです。

上図は私の検査結果ですが、かなり分かりやすく表示してくれます。

もちろん、上図以外にもさまざまな分析をしてくれるサービスです。

詳しくは、「キミスカの適性検査の驚愕の結果とは?」という記事で紹介していますが…

客観的データの収集には「キミスカ」も必要不可欠となっています。

公式サイトはこちらhttps://kimisuka.com/

 

ツール③:ChatGPT

最後に紹介するおすすめの適性検査ツールは「ChatGPT」です。

昨今、多くの人が注目している生成AIの代表格となっています。

なお、そんな生成AIの利用率は「62.9%(マイナビ調査:25卒対象)」です。

詳しい詳細は、「おすすめ生成AIプロンプト10つ」という記事で紹介していますが…

#命令
あなたは「新卒の就職活動を支援するプロのアドバイザー」です。
私は就職活動中の大学生なのですが、以下の条件に沿って私の「就活における強みと弱み」を特定するため、自己分析をしてください。
#目的
この質問を通じて「就職活動における強み・弱み」を把握し、自己PRや志望動機に活かせるようにします。
#条件
・質問は1回ずつ、合計〇〇回おこなってください
・四肢選択式の質問形式でおこなってください(毎回、選択肢A〜D)
・各質問は重複せず、異なる視点から強み・弱みを見つけてください
・強みや弱みの分析は「コミュニケーション力」「行動力」「論理的思考力」「協調性」「自己管理能力」「課題発見力」など、ビジネススキルを基準にしてください
#回答形式(ユーザーが回答する形式の例)
Q1. あなたは初対面の人と打ち解けるのが得意ですか?
A)とても得意 B)まあ得意 C)少し苦手 D)かなり苦手
#出力形式(最後の出力)
・強みの内容|簡単な解説(つ)
・弱みの内容|簡単な解説(つ)
・最後に出力される強みと弱みは「表形式」でまとめてください

上記の指示(プロンプト)をコピペすれば自己分析ができます。

もちろん、自己分析だけではなく、「自己PR」や「ガクチカ」の作成にも使えるサービスです。

そのため、「ChatGPT」も一つの就活ツールとして導入しておきましょう!

 

自己分析に役立った就活本【3冊】

本章では、自己分析に欠かせない「就活本3冊」を紹介したいと思います。

今まで20冊以上の自己分析に関する本を読みましたが、ぶっちゃけ以下3冊で十分です。

おすすめの就活本【3冊】

  1. マイナビ2026オフィシャル就活BOOK
  2. 絶対内定2026
  3. 最強の自己分析

 

就活本①:マイナビ2026オフィシャル就活BOOK

私のおすすめ就活本1冊目は「マイナビ2026オフィシャルBOOK」です。

マイナビが出版しているだけあり、情報の質はかなり高い1冊となっています。

また、イラストが多いのもおすすめポイントの一つ!

自己分析のやり方はもちろん、別冊に「ES作成」や「面接対策」などのノウハウも収録されているおすすめの1冊です。

 

就活本②:絶対内定2026

私のおすすめ就活本2冊目は「絶対内定2026」です。

「絶対シリーズ」も就活本の中では鉄板の1冊と言われています。

なお、本書の特徴は「膨大な量のワークシート」が収録されている点です。

「あなたの好きな言葉は?」のような質問が多く用意されています。

そのため、実践形式で自己分析を進めたい人におすすめの1冊です。

 

就活本③:最強の自己分析

 最後に紹介する就活本は「最強の自己分析」です。

本書は、4,000人の学生を支援した著者が書き上げた1冊となっています。

なお、本書は「自己分析に関する情報量」が一番多いです。

「ワークシート等」の収録がない分、情報量の多さに全振りした1冊となっています。

 

自己分析においてやってはいけない行動【3選】

本章では、自己分析においてやってはいけない行動をまとめました。

意外とやってしまいがちな行動も多いので、合わせてチェックしておきましょう!

やってはいけない行動【3選】

  1. 客観的データを取らない
  2. 第三者の意見を聞かない
  3. 自己分析に正解を求めない

 

行動①:客観的データを取らない

自己分析に「客観的データ」は必要不可欠です。

自分で考えた「強み・弱み」が本当に正しいか確かめる必要があります。

そのため、「おすすめの適性検査ツール」のパートで詳しく紹介しましたが…

おすすめ自己分析ツール

  1. オファーボックス」:累計100万人が受けた適性検査が無料
  2. キミスカ」:業界No1の高精度の適性検査が無料
  3. 「ChatGPT」:AIを活用した自己分析が可能

上記3サービスはかならず利用して「客観的データ」を入手しましょう。

 

行動②:第三者の意見を聞かない

自己分析においては「第三者の意見を聞く」のも必要不可欠です。

自己分析のやり方5ステップ」で詳しく紹介しましたが、「あなたの強み・弱み」が「ほかの人から見たあなたの強み・弱み」と認識相違ないか確認してもらいましょう。

 

行動③:自己分析に正解を求めない

私自身、就活市場を約8年調べてきましたが、自己分析に正解はありませんでした。

当たり前の話ですが、自分の価値観や興味は日々変化していきます。

そのため、自己分析に100%を求めるのはおすすめしません。

まずは、今回紹介した「自己分析のやり方5ステップ」を実践するのがおすすめです!

その中で、興味関心の変化に応じて、自己分析を繰り返していきましょう。

 

自己分析に関するよくある質問【3選】

では最後に、自己分析のやり方に悩まれている学生からのよくある質問3つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問【3選】

  1. 自己分析はいつから始めるべき?
  2. 自己分析にかける時間は?
  3. 自己分析にお金はかけるべき?

 

質問①:自己分析はいつから始めるべき?

F氏(22歳)

自己分析っていつから始めるべきなのでしょうか?
できれば大学○年生○月までみたいな具体的なスタート時期が知りたいです…

結論、自己分析は「大学3年生4月」から始めましょう。

詳しくは、「就活はいつから本気で始めるべき?」という記事で紹介していますが…

夏のインターンシップの応募開始は大学3年生6月が一番多いです。

そのため、夏のインターンシップの2ヶ月前には取り掛かっておきましょう。

 

質問②:自己分析にかける時間は?

N氏(21歳)

自己分析にはどれくらい時間をかけるべきですか?
正解が見えないのでどこまでやれば良いか分かりません…

結論、自己分析にかける時間は「人それぞれ」です。

なお、残念ながら自己分析に正解はありません。

そのため、まずは今回紹介した「自己分析のやり方5ステップ」を実践しましょう。

だいたい1週間くらいあれば、一通り実践できるはずです。

 

質問③:自己分析にお金はかけるべき?

K氏(22歳)

現在、大学3年生なのですが有料の自己分析ツールを購入するか悩んでいます…
正直、自己分析のやり方もわからないですし良いツールを使った方が良いかなと思い…

結論、「自己分析にお金を払う必要はない」です。

昨今、キャリアコーチングなど、多くの有料サービスが出回っていますが、まずは今回紹介した「自己分析のやり方5ステップ」を実践すれば問題なしです!

 

【まとめ】新卒向けの自己分析のやり方5ステップ

今回は、新卒向けの自己分析のやり方を5ステップに分けて紹介しました。

自己分析のやり方【5ステップ】

  1. 自分史の作成
  2. エピソードの抽出
  3. 客観的データの収集
  4. 自己PR・ガクチカに落とし込む
  5. 第三者から意見をもらう

自己分析のやり方はたくさんありますが、まずは上記5ステップを実践してみましょう。

自己分析はゴールが見えず、どこまでやれば良いか悩む学生が多い就活対策の一つです!

ただし、時間をかけすぎると沼にハマってしまうので注意してください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

偏差値40以下のFラン大学から東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 新卒採用を4年担当 ▶︎ AbemaTV就活特番に生出演 ▶︎ 学歴に自信がなくても戦える「就活攻略法」を発信中!

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