

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、就活に学歴フィルターは当たり前に存在します。
私自身、就活中に学歴フィルターに合ったこともありますし、採用担当者として学歴フィルターの存在する企業を見てきました。
今回は、この辺りの経験もふまえたうえで、企業が学歴フィルターを導入するのが当たり前の理由3つを紹介します。
記事後半では、" 学歴フィルターを導入する企業の見極め方 "や" 学歴に自信のない就活生が取るべき行動11つ "も紹介します。
そのため、学歴フィルターの存在で就活に不安のある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
当記事はこんな方におすすめ
- 企業が学歴フィルターを使うのが当たり前の理由を知りたい方
- 学歴フィルターのある企業を見極める方法を知りたい方
- 学歴に自信がなくても就活で大手企業の内定獲得を目指したい方
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【大前提】就活における学歴フィルターとは何かについて紹介!


学歴フィルターとは、企業が就活の選考で「学歴」を基準に合否を決めることです。
基本的に、偏差値50未満の大学が学歴フィルターの対象と言われています。
なお、学歴フィルターの対象は偏差値50未満のFラン大学と呼ばれる企業を指します。
この辺りは、サイトによって曖昧な部分も多いですが、当記事における学歴フィルターの基準とさせてください。

私自身、関西のFラン大学出身ですが、偏差値だけで学歴を判断するのではなく、何を学んだかといった視点で企業は選考基準を考えるべきだと思っています。
とは言え、企業が学歴フィルターを用いるのは当たり前となっているのも事実でして、その辺りも詳しく紹介していきますね。
企業が学歴フィルターを使うのは当たり前の理由3つを紹介!

学歴フィルターが当たり前の理由
- 採用にかけるコストを削減するため
- 努力できる人物と評価できるため
- 有能な学生を探す手間が省けるため
上記の通りでして、学歴フィルターを用いることで採用コストを削減できるなどのメリットが企業側にあります。
一つずつ詳しく紹介していきますね。
採用にかけるコストを削減するため

なお、採用コスト削減を目的とした学歴フィルターは、毎年応募者が多い企業が導入しているケースがほとんどです。
と言うのも、応募者の多い企業は、ES(履歴書含む)が1,000枚に及ぶことも少なくありません…
その中で、1,000枚のESをすべて確認すると膨大な採用コストが必要となります。
結果、学歴フィルターを用いて、優秀な学生を採用する手法を取ることが多いです。
努力できる人物と評価できるため

上記の通り、" 学歴が高い=勉強を頑張ってきた努力できる人物 "として、企業が評価するケースも多いです。
もちろん、学歴が低くても大学4年間の中で頑張ってきたことが評価されるべきと考える方も多いと思います。
しかし、先ほど紹介した通り、1,000枚以上のESすべてのガクチカを確認するケースは少ないです…
有能な学生を探す手間が省けるため


と思われた方も多いかもしれませんが…
企業の中には、Fラン学生の中から有能な人を探す手間よりも上位校から無能を落とす方が楽という考え方があります。
結果、学歴フィルターを用いて、優秀な学生を採用する手法を取ることが多いです。
以上が、企業が学歴フィルターを使うのが当たり前と言われている理由となります。
なお、私自身、就活をしていたときは、" 学歴フィルターあるなら初めから言って欲しいな… "と思っていました。
しかし、企業イメージもあるので学歴フィルターを公表している企業はほとんどありません…
そこで、今回は、採用担当を経験した私が、学歴フィルターを導入している企業を見極める方法を見つけたので紹介します。
ぜひ、学歴フィルターを導入しているか見極める参考としてみてください。
学歴フィルターを導入している企業を見極める方法3つを紹介!

見極める方法
- 内定者に偏差値50未満の大学が存在するか確認
- リクルーターがついていないか確認
- 選考倍率の高い企業か確認
一つずつ詳しく紹介していきますね。
内定者に偏差値50未満の大学が存在するか確認

と言うのも、企業の出身大学に偏差値50未満の採用実績があるか否かで、学歴フィルターを判断できるからです。
なお、採用実績の調べ方は多種多様ですが、参考までに私が調べていた方法を紹介します。
採用実績の調べ方
- 大学のキャリアセンター経由で確認
- マイナビやリクナビなどの求人サイトで確認
上記の通り、基本は、マイナビやリクナビなどの求人サイトに載っています。
例えば、マイナビ2024にてキーエンスの採用実績が載っているのでそちらを確認するイメージです。


Unistyle(ユニスタイル)は、先輩の選考通過したESが7万件以上見放題のサービスです。
また、ESだけでなく" 内定者が面接でされた質問 "などのリアルな選考情報も確認できます。
リアルな選考情報の中には、学歴フィルターに関係のある質問をされたという口コミがあることも…
そのため、内定者のリアルな情報を集めるうえでは、「Unistyle(ユニスタイル)」を活用するのがおすすめです。
>>Unistyle(ユニスタイル)の評判・口コミを確認してから利用したい方はこちら
リクルーターがついていないか確認


リクルーター制度とは?
リクルーターとは、社員が新卒者の採用活動に関わる制度です。
人事部が規制で動けないときの活動・優秀な人材の確保を目的として導入されます。
例えば、ES提出後に企業よりOB・OGを紹介されるケースが多いです。
このように、リクルーターがつくと学生側も有利になるのですが、基本は学歴フィルターを用いてリクルーターをつけます。
そのため、リクルーターの有無を学歴フィルターを導入しているか見極める基準とすることができます。
選考倍率の高い企業か確認

繰り返しになりますが、選考倍率の高い企業は、学歴フィルターを用いて学生をふるいにかけます。
もちろん、すべての企業が学歴フィルターを導入しているわけではないですが…
選考倍率の高い企業は、学歴フィルターの可能性があることを考えておきましょう。
なお、選考倍率の高い企業でも以下の特徴がある場合は、学歴フィルターのないケースが多いです。
ポイント
- 直近3年以内に偏差値50未満の大学で内定が出ている
- 選考内容がすべて面接となっている
とくに、選考内容がすべて面接の場合は、一人ひとりの学生の人柄や能力を見ている企業が多いです。
そのため、上記に当てはまる企業は、学歴フィルターを導入していないケースも多いので、狙ってみるのも一つの手かと思います。


と質問をいただくことも多く、最後に" 学歴に自信のない就活生が取るべき行動11つ "を紹介します。
Fランだった私が上場企業の内定獲得までに取り組んだ行動となりますので、一つの参考としてみてください。
学歴に自信のない就活生が取るべき行動11選を元採用担当者が紹介!

就活対策11選
- 無料の就活情報サイトへ登録
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 長期インターンシップへの参加
- グループディスカッションの練習実施
- 志望業界の絞り込み実施
- 企業研究の実施
- エントリーシート対策の実施
- 筆記試験対策の実施
- 面接対策の実施
- 無料の逆求人サイトを利用する
- 無料の就活エージェントを利用する


と思われた方も多いと思いますが、学歴のない状態で競争の激しい就活を乗り越えるには上記対策は必須です…
もちろん、ポジティブに捉えれば、上記11個の就活対策をおこなえば、ライバルの多い優良企業の内定も十分に狙えます。
私自身、アルバイト以外の実績がなかったFラン大学生でしたが、MARCH出身の同期に混じって上場企業に内定獲得できました。
なお、当記事で上記11つの行動をすべて紹介すると長くなってしまうので…
" Fラン大学から大手企業に内定獲得するためのおすすめ行動11選! "にてまとめ記事を作成しました。
そのため、大手含めた優良企業の内定を本気で目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。
企業が学歴フィルターを使うのは当たり前の理由3つのまとめ!
今回は、企業が学歴フィルターを使うのは当たり前の理由3つを中心に紹介しました。
学歴フィルターが当たり前の理由
- 採用にかけるコストを削減するため
- 努力できる人物と評価できるため
- 有能な学生を探す手間が省けるため
上記の通り、企業側が学歴フィルターを導入するのは当たり前となっています。
もちろん、学歴フィルターを導入せずにすべての学生を評価しようとする企業も存在しますが…
大手企業含めた、応募者の多い人気企業は、採用コストの面でも学歴フィルターで学生の合否を決定するケースが多いです。
とは言え、" 学歴に自信のない就活生が取るべき行動11選 "で紹介した通り、就活を諦める必要はありません。
しっかりと対策をおこなえば、優秀な学生と対等以上に渡り合うことは十分に可能です。
ぜひ、学歴に自信がないけど自分の納得のいく企業に内定したいという方は参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。