今回は、こんなモヤモヤを解決できる記事を書きました。
私自身、Fラン大学(関西の偏差値42.5)と呼ばれる大学に4年間通っていました。
その中で、就活が迫ってくると、" Fラン大学生に就職先とかないだろ… "というウワサを聞き不安になることが多かったです。
今回は、そんなFラン大学生に就職先はあるのか実体験をもとに解説!
記事後半では、Fラン大学生が就活で勝ち組になるための戦略【5選】も紹介していきます。
そのため、Fラン大学生には就職先なんてないと不安になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】Fラン大学生でも就職先は存在する
結論
結論、Fラン大学生でも大手企業含め、就職先は存在します。
学歴フィルターのある企業は存在しますが、Fラン大学生=就職先がまったくないわけではないです。
上記の通り、Fラン大学生だから就職先がまったくないという口コミは無視してOK!
アルバイト三昧の私でも、早稲田や慶應出身の同期がいる東証プライム企業に総合職の枠で入社することができました。
なお、少し古いデータですが、偏差値49以下の就職率は「61.5%〜67.8%」という数字も公表されています。
※出典元:大阪経大論集・第64巻第1号
偏差値49以下をFラン大学生とした場合、100人中61人から67名は就職先が決まっている計算。
正直、Fラン大学生は就職先がないというのはデータを見ても信憑生がない情報であることが分かります。
Fラン大学生が就職先によく選ぶ5業界を紹介
Fラン大学生が良く選ぶ業界
- 小売業界
- 飲食業界
- 不動産業界
- IT業界
- 運輸業界
①小売業界
小売業界は、卸売業者から仕入れた商品を消費者に販売する業態。
有名企業をいくつか挙げると、ファーストリテイリング社やローソン社・ニトリ社となります。
なお、Fラン大学生に人気の理由は、エントリーのしやすさが一番の理由!
特殊なスキルや難易度の高い資格は必要なく、募集人数も多い企業が目立つことから人気の業界になっています。
②飲食業界
飲食業界は、食品を仕入れて調理し消費者に飲食品を販売する業態。
有名企業をいくつか挙げると、日本マクドナルドホールディングス社や吉野家ホールディングス社となります。
なお、飲食業界もエントリーのしやすさからFラン大学生に人気の業界。
アルバイトからそのまま正社員になる方も多い業界です。
③不動産業界
不動産業界は、不動産の売買、交換、賃貸、管理などの代理もしくは仲介をおこなう業態。
有名企業をいくつか挙げると、三井不動産社やオープンハウス社となります。
なお、年収が比較的高く、学歴関係なく体育会系の学生を求めている企業が多い印象。
特別なスキルがなくても高年収を狙えるというウワサからFラン大学生に人気の業界です。
④IT業界
IT業界は、information technology(情報技術)を活用したサービスを展開する業態。
有名企業をいくつか挙げると、NEC社やソフトバンク社・楽天グループとなります。
なお、IT業界に就職してスキルを身につけて転職や独立したいと考える就活生は多い印象。
もちろん、Fラン大学生も例外ではなく、人気の高い業界の一つです。
⑤運輸業界
運輸業界は、陸・海・空それぞれで人やモノを運んだり、運送に関わるサービスを提供する業態。
有名企業をいくつか挙げると、日本郵政やヤマトホールディングス社となります。
なお、ドライバー枠として、運輸業界の中でも大手企業に就職するFラン大学生も多く、毎年注目を集めています。
Fラン大学生におすすめの就職先【3選】
Fラン大学生におすすめの就職先
- ニッチな分野でシェアNo1の企業
- 大手子会社
- ベンチャー企業
①ニッチな分野でシェアNo1の企業
例えば、「エスペック株式会社」は、温度や湿度、振動などの環境変化の影響を分析する環境試験器のトップ企業。
企業名 | エスペック |
企業概要 | 温度や湿度、振動などの環境変化の影響を分析する環境試験器のトップ企業。 恒温。恒湿室などの大型タイプも主力製品であり、様々な気象環境を人工的に再現している。 また、2次電池や半導体の試験装置も手がけている。 |
従業員数 | 786名(単体) |
3年後の離職率 | 15.0%(3年前入社:男14名 女6名) |
有給休暇の平均取得数 | 15.6日/年 |
平均年収 | 655万円 |
月の平均残業時間 | 22.8時間/月 |
求める人物像 | モノづくりに興味があり、縁の下の力持ちにやりがいを感じていただける人 |
上表の通り、平均年収も高く、有給休暇取得率なども高水準を記録しています。
また、ニッチな分野でのシェアNo1ということもあり、エスペック含め収益性が高い企業は多いです。
もちろん、比較的倍率も低く、Fラン大学生が目指すおすすめ就職先としてニッチな分野で業界No1の企業は狙い目です。
②大手子会社
大手子会社は、大手企業に比べて倍率が低いのが大きな特徴。
例えば、住友商事マシネックスという企業は、住友商事が親会社の企業ですが聞いたことはあるでしょうか?
住友商事マシネックスは、機械・電機・情報通信・建設設備を専門分野とする商社。
住友商事グループおよびタイ子会社との情報共有でシナジーを発揮し、グローバル化も促進しています。
このように大手企業と連携してグローバルに活躍する企業も大手子会社には多く存在します。
もちろん、大手と同じ福利厚生が提供されている企業も多く狙い目となっています。
③ベンチャー企業
正直、大手ベンチャー企業は倍率が高く難しい傾向にありますが…
小規模のベンチャー企業であれば、比較的倍率が低く狙い目となっています。
なお、ベンチャー企業は、裁量のある仕事を若手のうちから学べる環境が魅力の一つ。
ベンチャー企業で実績を積み、転職活動でキャリアアップを目指すFラン大学生も一定数います。
バリ活公式サイト「https://barikatsu.com/」
Fラン大学生が就職活動で勝ち組になるための戦略【5選】
Fラン大学生の勝ち組戦略
- 倍率の低い穴場企業を狙う
- 逆求人サイトを導入する
- インターンシップへの参加
- 筆記試験対策の実施
- 就活エージェントの導入
基本、就活攻略のポイントは、「倍率の低い穴場の優良企業」を見つけることです。
よくある間違えで、倍率が低い=人気のないダメな企業と考える学生は多かったりします。
ただ繰り返しになりますが、2023年の日本企業全体の「99.7」%は中小企業です!
倍率が低いにもかかわらず、誰もが羨むような「穴場の優良求人」は多く存在します。
まずは、そう言った「穴場の優良企業」を狙うのが、Fランから就職で勝ち組になる方法の一つです。
Fラン大学生から多く寄せられる質問【5選】
多く寄せられる質問5選
- 学歴フィルターのない大手企業は存在するのでしょうか?
- Fラン大学生でも大手企業へ就職できるのでしょうか?
- Fラン大学生が就活で不利と言われているのはなぜでしょうか?
- Fラン大学生が就活で有利に感じることはあるのでしょうか?
- Fラン大学生の就職は悲惨というのは本当でしょうか?
①学歴フィルターのない大手企業は存在するのでしょうか?
R氏(21歳)
Fラン大学生でも入れる学歴フィルターのない大手企業はあるのでしょうか?
正直、大手企業はすべて学歴フィルターがあると思っています…
もちろん、応募者が多い理由から、ESで学歴フィルターを用いて不合格にする大手企業も存在します。
ですが、学歴関係なく採用している企業も存在するのは間違いないので、学歴で大手企業の就職を諦める必要はありません。
なお、" Fランでも入れる大手企業 "の記事で、学歴フィルターのない大手企業を10社紹介しています。
ぜひ、学歴フィルターのない大手企業を詳しく知りたい方は、合わせてチェックしてみてください。
②Fラン大学生でも大手企業へ就職できるのでしょうか?
T氏(20歳)
Fラン大学生が大手企業へ就職することってできるのでしょうか?
やはり、学歴のある優秀な学生しか入社することはできないですよね…
事実、私はFラン大学(関西の偏差値42.5)出身ですが、東証プライム企業に総合職枠で内定獲得できました。
もちろん、就職活動はかなり頑張ったのも事実。
以下12ステップの就活対策はすべておこなっていました。
大手企業へ就職するために必要な行動12選
- 企業研究のやり方を取得
- インターンシップサイトへの登録
- 就活情報サイトの導入
- 就活イベントへの参加申し込み
- 自己分析の開始
- 志望業界の絞り込み実施
- ガクチカの作成方法を学ぶ
- 逆求人サイトの導入
- 志望動機の作成方法を学ぶ
- エントリーシートの作成方法を学ぶ
- 筆記試験対策の実施
- 面接対策の実施
正直、倍率の高い大手以外の企業を目指すのであれば、今回紹介した「Fランから就職活動で勝ち組になる戦略5つ」で十分です!
ただし、倍率の高い大手企業を目指すのであれば、上記12の就活対策は必須です!
③Fラン大学生が就活で不利と言われているのはなぜでしょうか?
S氏(21歳)
Fラン大学生が就活で不利と言われているのはなぜでしょうか?
これから就活に本格的に突入するのですがかなり不安です…
実際、学歴フィルターのない大手企業も存在しますが、学歴重視の採用をおこなう企業が存在するのも事実…
そのため、Fラン大学生は就活で不利と言われています。
なお、学歴フィルター以外にも就活で不利に働くことが3つあります…
この辺りは、" Fラン大学生が就活で不利な理由4選 "で詳しく紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
④Fラン大学生が就活で有利に感じることはあるのでしょうか?
N氏(22歳)
Fラン大学生は就活で不利に働くといううわさは多くありますが…
Fラン大学生だから有利に感じることってあるのでしょうか?
実際、私もFラン大学生で良かったという場面は存在しました。
なお、有利に感じたことの1つとして実績が高く評価されるということがありました。
- 東大生がTOEIC600点の実績をもっている
- Fラン大学生がTOEIC600点の実績をもっている
恐らく、多くの面接官がFラン大学生がTOEIC600点を持っていることに注目するはずです。
このように、Fラン大学生だからこそ、実績に対する注目を集めやすいのは、有利な理由の1つと言えます。
なお、上記以外の有利に働いたことは、以下記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
⑤Fラン大学生の就職は悲惨というのは本当でしょうか?
T氏(21歳)
Fラン大学生の就職活動は悲惨と聞いたのですが本当でしょうか?
大学受験を頑張れなかったのは自分の責任ですが、就職活動が悲惨なのはつらいです…
と言うのも、Fラン大学生は、学歴で勝負ができないので面接で勝負するしかありません。
その中で、面接対策などの基本的な対策すらやっていなければ悲惨なことになります…
もちろん、今回紹介したような「就職活動」をしっかりとおこなえば、内定ゼロという悲惨な結果にはなりません。
この辺りは、学歴関係なく、まずは悲惨なことにならないようにできることから行動していくのが大切です!
Fラン大学生に就職先はあるのかについてのまとめ
結論
結論、Fラン大学生でも大手企業含め、就職先は存在します。
学歴フィルターのある企業は存在しますが、Fラン大学生=就職できないわけではないです。
上記の通り、Fラン大学生だから就職先がまったくないというウワサは無視してOK!
アルバイト三昧の私でも、早稲田や慶應出身の同期がいる東証プライム企業に総合職の枠で入社することができました。
ただし、就活対策をまったくしていない場合は、内定ゼロという悲惨な結果になる可能性があります…
そのため、今回紹介した以下5の就活対策はしっかりおこなっておきましょう。
Fラン大学生の勝ち組戦略
- 倍率の低い穴場企業を狙う
- 逆求人サイトを導入する
- インターンシップへの参加
- 筆記試験対策の実施
- 就活エージェントの導入
" 5つもあるのか… "と感じる方も多いと思いますが、就活は、人生においてもっともコスパの自己投資の一つ!
3ヶ月から半年の短期間を本気で取り組むだけで、生涯賃金に数千万の差が生まれる最高の投資活動なので頑張っていきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。