【ニトリの就職難易度は？】学歴フィルター・採用大学まで徹底解説！

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

なお、結論からお伝えすると、ニトリの就職難易度は「難しい」です。

ニトリは、小売業界の中でもトップクラスの人気を誇る大手企業です。

採用倍率は60倍以上であり、簡単に入社できる企業ではありません。

ただし、ニトリは「学歴不問＋大量採用」なのが大きな特徴の一つ！

記事内で紹介する「ニトリへ就職する方法3つ」を実践できれば内定は十分目指せます。

そのため、ニトリへの就職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

ニトリの会社概要

おそらく、多くの方が「ニトリ」という企業名についてご存知だと思いますが…

実は、家具・インテリアショップだけの企業ではありません。

詳しくは、「ニトリの公式サイト」に書かれていますが、ニトリは「製造・物流IT小売業」です。

2025年6月時点で63部署100種類以上の多種多様な職種が存在します。

この辺りがニトリの大きな強みであり、多くの学生から人気の高い理由の一つとなっています。

 

ニトリの就職難易度は【難しい】

ここからは、そんな「ニトリの就職難易度」についてふれていきます。

「ニトリの採用倍率」まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

入社が難しい企業ランキングには入っていない

今回、ニトリへの入社は難しいか確認するために「東洋経済オンラインの入社が難しい企業200社」に掲載があるか調べてみました。

結果、ニトリは、上記ランキングには入っていませんでした。

ただし、下表のような「企業ランキング」にはランクインしています。

また、小売業界はもちろん、多くの総合ランキングサイトでも上位の企業です。

そのため、多くの学生から人気のある企業であることは間違いありません。

 

ニトリの採用倍率は【推定61.2倍】

今回は、そんな「ニトリの採用倍率」について、以下ロジックで計算してみました。

今回は、リクナビ2026のプレエントリー113,530人をもとに計算します。

リクナビからの流入が全体の60%として仮定した場合、ニトリの合計プレエントリー数は189,216人（113,530÷0.60）！

ただし、プレエントリーした全員がエントリーシートを提出するわけではありません。

「リクルート就職白書2025」のデータを参考に「ES提出率は30%」とすると、エントリーシート提出者は56,765人（189,216×0.30）！

推定値とは言え、決して簡単に入れる企業ではないことが分かります。

 

ニトリの選考フローは【人物重視】

そんなニトリの選考フローは「人物重視」です。

下表のような選考フローをもとに学生採用に注力しています。

 

会社説明会への参加

ニトリでは「会社説明会への参加」がスタートラインです。

大手就活掲示板の「就活会議」を見ると、以下3つの開催形式が確認できました。

この辺りは、「インターン」または「本選考」からのエントリーによって違いがあります。

ただし、「説明会からいきなり選考スタート」のような口コミはありませんでした。

 

エントリーシートの提出

なお、ニトリの選考は「エントリーシートの提出」からスタートです。

年次によってエントリーシートの設問は変更になることが多いですが…

この辺りは、毎年のエントリーシートの頻出質問となっています。

とくに、「人生でもっとも挑戦したこと（300文字以内）」は定番の質問です。

大手就活掲示板の「就活会議」に載っている「内定者のエントリーシート」を参考にしながら事前に考えておきましょう。

 

適性検査の受験（人によってない場合あり）

続けて、ニトリでは「適性検査」の受験を求められることがあります。

適性検査は「玉手箱」となっており、WEB形式のテストです。

そのため、玉手箱が苦手な人は、本選考へ申し込む前に学習しておきましょう。

なお、「オファーボックス」からのスカウト経由であれば、玉手箱が免除される可能性があります。

詳しくは、「オファーボックスの評判はやばい？」という記事で紹介していますが…

下図のとおり、ニトリからのスカウトが狙える業界最大手の逆求人サイトです。

残念ながら、「大学1年生・2年生の利用はできない」というデメリットはありますが…

それ以外の方であれば、確実に導入しておきたい逆求人サイトとなっています。

 

一次面接（60分前後のオンライン）

「就活会議」の口コミを見ると、入社5年目くらいの採用担当者と1対1のケースが多かったです。

とくに、「人生でもっとも挑戦したこと」と「志望理由」の準備は必要不可欠！

そのほか、「第一印象の徹底＋結論ファースト」の2つは押さえておきましょう。

 

リクルーター面談（人によってない場合あり）

全員が対象ではないですが、ニトリには「リクルーター面談」も存在します。

なお、リクルーター面談に選考要素はなく、OB訪問に近いイメージです。

また、学生と企業のミスマッチを起こさないという目的もあります。

そのため、「なぜニトリなのか？」は聞かれることが多いので、事前に回答を準備しておきましょう。

 

二次面接（人によってない場合あり）

二次面接でも採用担当者と1対1のケースが多く、雰囲気は和やかなケースが多いです。

ただし、今までと違い「深掘り質問」がかなり多くなってきます。

上記のような質問が多く、「臨機応変な対応」が求められるので注意しましょう。

二次面接前には、ニトリの企業分析はもちろん、自己分析に注力しておくのがベストです。

 

最終面接（60分前後のオフライン）

上表のとおり、最終面接は「役員クラス」が担当となります。

志望者によって違いはあると思いますが、面接の雰囲気は「厳格なケースが多い」です。

なお、大手就活掲示板の「就活会議」を見ると、約5分のプレゼンテーションから始まるケースが多いと書かれていました。

上記のような内容を5分でプレゼンする必要があり、「簡潔に話す」のは必要不可欠！

結論ベースでわかりやすく話せるように準備しておきましょう。

なお、ニトリの内定は「その場で通知が多い」みたいですが、内々定が確約されているような面接ではないので油断大敵です。

 

ニトリの採用大学は？【学歴フィルターなし】

続けて、「ニトリの採用大学はどこ？」という悩みについて紹介します。

「ニトリって学歴フィルターがあるの？」という部分含め、徹底解説していきます。

 

採用大学は幅広い

上記のとおり、ニトリは「偏差値50以下の大学」からの採用実績があります。

また、直近の新卒採用は927人と大量に採用中です。

幅広い大学から多くの学生を採用をしている点で、狙い目の1社となっています。

 

Fランからでも入れる企業

もちろん、そんなニトリは「Fラン学生にも十分チャンス」があります。

上記のとおり、ニトリは「人物重視の選考フロー＋大量採用」です。

志望者のポテンシャルを重視して大量採用をおこなっています。

そのため、入念な事前準備をおこなえば、学歴関係なく内定が狙える企業です。

次の章では、そんな「Fランからニトリへ就職する方法3つ」を紹介していきますね！

 

【実体験】Fランからニトリへ就職する方法3選

結論、Fラン学生がニトリへ就職する方法は以下3つです！

本気で内定を目指すのであれば、以下3つのポイントはかならず押さえておきましょう。

 

方法①：就活に早く取り組む

多くのサイトで「自己分析」や「企業研究」に取り組もうと書かれていますが…

ニトリへの内定を狙うのであれば、以下のような「就活対策」の実践は当たり前です。

学生人気の高い企業なので、上記のような就活対策は必要不可欠！

そのうえで、できるだけ早く就活をスタートさせることが大切になってきます。

なお、「就活はいつから本気で始めるべき？」という記事で詳しく紹介していますが…

ニトリを目指すのであれば、「大学3年生の6月スタート」が一つの目安です！

もし現時点で「就活対策をまったくしていないよ…」という人は、今すぐ「Fランから大手への内定術15選」に取りかかりましょう。

大手攻略に必要不可欠な「基本となる就活対策」を余すことなく解説しているので要チェックです。

 

方法②：ニトリの企業分析

ニトリを目指すうえで「企業分析」も必要不可欠です。

以下3つの理由から、基本となる就活対策の中でも、とくに注力すべき対策となっています。

冒頭でも紹介したとおり、ニトリは家具・インテリアショップだけの企業ではありません。

下図のとおり、商品企画から販売まで、一気通貫のサービス体制が魅力となっています。

ほか学生がしない差別化として、「ニトリの働き方」は読んでおきましょう。

面接で「書籍に書かれている〇〇の理念に感銘を受け」と答えれば、ほか学生と差別化ができます。

そのうえで、生成AIを活用した「ニトリの企業分析」も実践しましょう。

具体的なやり方は、以下記事で紹介してますので合わせてチェックしてみてください！

 

方法③：インターンシップへの参加

ニトリ攻略において「インターンシップへの参加」は必要不可欠です。

詳しくは、「ニトリのインターンシップ公式サイト」に書かれていますが…

上表のとおり、コースによってさまざまな「インターン優遇」が存在します。

最低ラインとして「選べる！就業体験コース」には、かならず参加しておきましょう。

 

ニトリを受ける前に知っておくべきこと【5選】

本章では、ニトリを受ける前に知っておくべきこと」をまとめました。

「業績は好調なの？」や「平均年収はどれくらい？」のような視点で5つ紹介していきます。

 

直近のニトリの業績は増収減益

上表は、ニトリグループ全体の業績となっています。

過去3年間の推移を見ると、2023年度が大きく見えますが「決算期変更にともなう13ヶ月決算」となったことが要因です。

なお、2025年3月期には「国内14店・海外34店」の純増を記録しています。

業績は増収減益となっていますが、いきなり倒産するような企業ではありません。

 

直近の平均年収は507万円

そんなニトリ単体の平均年収は非公開でした。

そのため、今回は「オープンワーク」の年収データを参考にしています。

上表のとおり、ニトリは「30歳で年収549万円」が一つの目安となっています。

なお、ニトリの公式サイトによる「大卒の初任給は29.0万円」です。

直近の平均残業9.7時間を加味すると月給は31.0万円前後！

初年度ボーナス30.0万円を想定した場合、新卒1年目の年収は400万円前後と予測できます。

 

直近の平均残業は9.7時間

詳しくは、「数字で見るニトリ（公式サイト）」に書かれていますが…

2025年3月時点の平均残業時間は9.7時間となっており、競合他社と比較しても「低水準」です。

部署・チーム（店舗）によって違いはありますが、従業員が多いのが大きな特徴の一つ！

プライベートとのバランスは取りやすい企業となっています。

 

直近の離職率は非公開

ニトリは、未上場のため離職率も未公表でした。

なお、大手社員口コミサイト「オープンワーク」を確認してみると…

上記のような社員の口コミは多く見受けられました。

ただし、社員口コミサイトはネガティブな意見が多くなるのも事実！

事前に「OB・OG訪問」や「インターンシップ」を通じて、入社前後のミスマッチを埋めるのがもっとも大切です。

 

【要注意】新卒の配属先は店舗中心

最後に、ニトリへ就職をするうえで「初期配属の現実」は知っておきましょう。

と言うのも、ニトリの初期配属は「店舗経験」からスタートすることがほとんどです。

膨大な量の公式データ・社員口コミサイトを見ましたが、商品企画からキャリアをスタートしている社員はいませんでした。

そのため、「商品企画がやりたい！」という想いだけで入社するのはおすすめしません。

最短3年・長くて10年の店舗経験をしたうえで、本社業務に携われると考えておきましょう。

 

まとめ｜ニトリの就職難易度は【推定61.2倍】

今回は、「ニトリの就職難易度」を中心に紹介しました。

上記のとおり、採用倍率だけ見ると入社が難しい企業と思われがちですが…

ニトリは「学歴不問＋大量採用」が大きな特徴の一つです！

記事内で紹介した「Fランからニトリへ就職する方法3つ」を実践できれば内定は十分狙えます。

そのため、学歴を理由にあきらめる必要はまったくありません。

ぜひ、ニトリに少しでも興味のある人は、積極的に挑戦してみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。