今回は、「Fラン就活生が上場企業に内定獲得する」ための完全ロードマップとなります。
私自身、以下プロフィールの通り、関西のFラン大学から東証一部上場企業へ就職を決めています。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社!
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験!
- 2021年4月にAbemaTVの就活特番生出演!
- Fラン大から東証一部上場企業へ内定できたノウハウを発信中!
また、上場企業での新卒採用も経験しており、就活に対して、採用側の視点で話せることも多くあると思っています。
今回は、そんな私が、Fラン大学から上場企業へ内定獲得するまでの全体像とやるべき行動を徹底解説していきます。
是非、Fラン大でも上場企業の内定獲得を目指している方は、参考にしてみてください。
ポイント
当記事で紹介する就活サービスは、すべて無料となっています。
そのため、金銭面に余裕のない方でも参考になる構成としておりますので、ご安心ください。
そもそも上場企業とは何かについて紹介!

ポイント
東証一部上場企業とは、東京証券取引所に株式を公開している企業を指します。
なお、東京証券取引所は、下表の4区分の株式市場を運営しています。
区分 | 詳細 |
東証一部上場企業 | 知名度の高い会社が多く、社会からの信頼性も高い。 |
東証二部上場企業 | 中堅企業が多く、東証一部上場企業より知名度が劣る。 |
マザーズ上場企業 | ベンチャー企業が多く、東証一部・二部への上場を目指している企業が多い。 |
JASDAQ上場企業 | 新興企業が多く、今後成長していくことが期待されている企業が多い。 |

- 株主数2,200人以上
- 時価総額250億円以上
- 2年間の利益総額が5億円以上、もしくは、時価総額が500億円以上
- 虚偽記載または不適正意見等がないこと
上場企業で働くことのメリット5選を実体験を踏まえ紹介!

上場企業で働くメリット
- 社会的信頼度が高い
- 教育体制が整っている
- 倒産リスクが低い
- 有給休暇を取得しやすい
- 福利厚生が充実している
上記の中でも「教育体制」と「福利厚生」部分については、上場企業で働く大きなメリットと言えます。
上場企業は、中小企業と比較すると、資金を潤沢に有しており、外部へ研修を委託する資金力があります。
また、社員数が多いことで、一人ひとりの業務分散が徹底されており、休暇の取得率が高い企業が多いです。
そのため、仕事とプライベートの両立を実現したい方は、上場企業で働くメリットが高いと言えます。

就活を始める時期について企業側スケジュールに沿って紹介!

経団連加盟企業
- 大学3年生の6月上旬〜2月中旬:インターンシップ(夏・冬)
- 大学3年生の3月上旬〜大学4年生の5月末:会社説明会・選考活動
- 大学4年生の6月上旬〜8月中旬:選考活動・内々定
上記の通り、経団連企業を基準とした場合のおすすめの就活開始時期は、大学3年生の4月となります。
まずは、最初の2ヶ月でインターンシップ先を探して参加をします。
その後、自己分析や選考対策などをおこない、大学3年生の3月に会社説明会、大学4年生の6月1日から選考開始です。
結果、経団連のルールに沿った上場企業の内定は、大学4年生の6月以降になります。

注意事項
なお、経験上、Fラン大学生から上場企業の内定を目指す場合、上記スケジュールでは厳しいです。
そのため、後述で、Fラン大学生が上場企業へ内定獲得するための具体的な行動を8つのステップに沿って紹介します。
Fラン就活生が上場企業へ内定獲得するための方法を紹介!

上場企業に内定獲得するために必要な行動8つ
- 【大学3年生4月までに】就活ブログを開設して情報発信
- 【大学3年生4月】:就活で最低限必要な対策について理解する
- 【大学3年生4月】:自己分析を徹底的にやり込む
- 【大学3年生5月】:自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)
- 【大学3年生6月〜8月】:長期インターンシップに参加
- 【大学3年生12月】:筆記試験対策
- 【大学3年生12月】:就活エージェントに登録する
- 【大学3年生12月】:逆求人サイトに登録する
※【】内の時期は、私の就活経験と人事担当者としての経験を踏まえた目安時期となります。
就活ブログを開設して情報発信

私自身、就活ブログを運営していますが、以下3つの理由から就活生に始めることをおすすめしています。
就活ブログのメリット
- 就活情報のインプットとアウトプットができる
- 面接でアピール可能な実績となる(例:名刺にブログURL貼り付けるなど)
- 上手くいけばバイト以上の収益源となる
上記の中でも「面接でアピール可能な実績となる」は、周囲の就活生と差をつける大きな実績となります。
なお、私が就活ブログの実績を面接でアピールする場合は、以下のように伝えます。
ブログ実績のアピール
私は、大学2年生4月から現在に至るまで、月間1万人の集客がある就活ブログを運営しています。
始めた理由は、Web全般のスキル向上に加え、ビジネスで成果を出すためのプロセスを学ぶためです。
結果、ブログ運営を通して、文章力の向上やサイト設計・Webマーケティングスキルの向上につながりました。
また、企業からの掲載依頼を受けることも多く、リアルな商談を学生時代から経験することができました。
なお、ブログ運営は、「個人で挑戦した」ことが一番の実績であり、成功がすべてではありません。
ブログ運営は、ハードルは高いと感じる方も多いですが、月額800円の開設だけであれば30分で作成できます。
是非、少しでも興味のある方は、以下記事を参考に開設してみてください。
就活で最低限必要な対策について理解する

と言うのも、就活対策を始めるには、どのような対策が必要かを理解することがかなり大切になってきます。

必要な対策
- 「自己分析」:就活の軸を決定する
- 「業界・企業研究」:自分の行きたい業界や企業を絞る
- 「長期インターンシップ」:最低3ヶ月の就業体験できるのがおすすめ
- 「面接対策」:自分の行きたい業界や企業に合わせた対策
- 「筆記試験対策」:大手企業を受ける場合は必須
他にも、「OB・OG訪問」や「エントリーシート作成」なども挙げられますが、大きく分けると上記5つになります。
まずは、上記行動を知っておくことで就活全体のタスクを組み立てることができます。
自己分析を徹底的にやり込む

と言うのも、就活は" あなたという商品を売り込む "ことで内定が獲得できます。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてきます。
そのため、就活対策の基盤とも言える自己分析は、就活対策をするうえで必須です。

と思われた方も多いと思いますので、自己分析のやり方についても箇条書きで紹介しますね。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、詳しい詳細は以下記事にまとめてますので合わせて読んでみてください。
自分の行きたい業界や企業を探す(大手子会社が狙い目)

なお、自分の行きたい業界や企業なんて分からないという方も多いと思います…
その場合は、自分の絶対に譲れないポイントを書き出してみるのがおすすめです。
譲れないポイント(例)
- 完全週休2日制
- 家賃補助制度がある
- 初任給が25万円以上およびボーナス夏冬支給
私自身、やりたいことが見つからず企業選びに苦労した経験がありますが、上記のように福利厚生を軸に探してみるのはかなりおすすめです。
結果、福利厚生を軸に探した企業を調べるうちに、自分の行きたい企業の傾向が掴めてくるかと思います。


長期インターンシップへの参加

なお、「就職白書2023採用活動の振り返り」にて下図のデータが公表されています。
上表の通り、約80%が採用・選考に関係があり、約40%が内定の明示または可能性があるという結果になっています。
そのため、早期内定を獲得するという意味でも長期インターンシップの参加価値は高いと言えます。
なお、長期インターンシップは採用につながる以外にも以下3つのメリットがあります。
メリット
- 社会で働く難しさを学生のうちに経験できた
- 面接でアピールできる実績となった
- 自分自身のやりたい仕事か明確にできた
上記3つの詳しい詳細は、" 長期インターンシップに行く意味があった理由 "を参考にしてみてください。
また、長期インターンシップを探すのであれば「インターンシップ提供サイト」から探しましょう。
私の場合は、インターンシップの通過率が高く利用者も多い「ユアターン」を活用していました。
月間の利用者数15万人以上となっており、長期有給インターンの掲載が多いのでインターンシップの参加を迷っている方は、ぜひ活用してみてください。

筆記試験・面接対策の開始

とくに、上場企業は、応募者数が多く、筆記試験を取り入れる企業が多いので対策必須となります。
そのため、上場企業を目指す方は、かならず大学3年生の12月には、筆記試験対策を始めましょう。


ポイント
「JOBTV」は「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウトがもらえるサービスです。
そして、「JOBTV」経由の企業エントリーは、書類選考や筆記試験がないのが特徴となっています。
なお、最近は、日経新聞に取り上げられたこともあり、かなり多くの就活生が登録し始めています…
逆求人サイトは、登録者が増えるたびにスカウトが取りづらくなるので、早めに導入しておきましょう。

就活エージェントに登録する

と言うのも、就活エージェントを活用すると、以下のような就活サポートを無料で受けられるためです。
サービス内容
- エントリーシートの添削 / 履歴書の添削
- 企業紹介 / 面接対策 / 自己分析サポート
- 就活セミナーの開催
- 面接後のフィードバック
- 内定後の入社書類サポート
就活エージェントによっては、自己分析や業界研究のサポートをおこなってくれる企業も多いです。
また、就活エージェントサイトは、定期的に" 自己PR添削 "や" 面接対策 "などのセミナーを開催しています。
そのため、登録していないと得られない情報も多いので利用は必須と言えます。

おすすめ就活エージェント
- 「JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介」:面談満足度93%以上 / 人材紹介事業歴50年以上の実績
- 「MeetsCompany」:座談形式の就活イベント提供サービス / 座談会後にプロのアドバイザーサポートあり
- 「JobSpring
」:AI分析を活用した質の高い企業紹介 / 入社3年以内の離職率0.1%の実績
ポイント
とくに、質の高いアドバイザーの面談を受けたいという方は「JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介」一択です。
就活生の面談満足度が93%となっており、年間1,000以上の質の高い就活セミナーも無料で実施しています。

逆求人サイトに登録する

なお、逆求人サイトを簡単に解説すると、あなたのプロフィールを見た企業からスカウトがもらえるサービスです。
上図の通り、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要がなく、出会える企業の幅が広がるという特徴があります。
なお、サービスによっては、特別選考のスカウトが届くケースも多くあります。
特別選考の案内の中には、書類選考や一次面接免除などの特典もあり、早期内定を獲得している就活生も多いです。

24卒についても逆求人サイト経由の採用は増加することが見込まれており、登録は必須と言えます。

おすすめ逆求人サービス
ポイント
とくに、上場企業のスカウトも狙っていきたい方は「OfferBox」がおすすめです。
OfferBoxの掲載企業12,500社以上のうち1,000社以上が上場企業であり、就活生の3人に1人が利用しています。
>>OfferBox(オファーボックス)の利用登録はこちら(無料)

Fラン就活生から多く寄せられる質問5つを紹介!

Fラン就活生からの質問5選
- 面接でアピールする実績がない場合はどうするべきか?
- 有料の就活サービスは利用するべきか?
- 書類選考が全く通らない場合はどうするべきか?
- 学歴フィルターは存在するのか?
- Fラン大学生は就活で不利なのか?
面接でアピールする実績がない場合はどうするべきか?
T氏(21歳)
今まで、留学や資格取得などおこなわず、アルバイトばかりやっていました。
そのため、面接でアピールする実績がないのですが、どうするべきでしょうか?

正直、Fラン大学生が上場企業へ内定するには、周囲の就活生と同じような実績では、厳しいです。
そのため、始める期間関係なく、「個人で挑戦した実績(経験)」として、就活ブログでインパクトを残しましょう。
ポイント
なお、就活ブログは、月額800円の年間9,600円から始めることができます。
低予算ながら、形のある実績を残せるのは、就活ブログの大きなメリットと言えます。
有料の就活サービスは利用するべきか?
M氏(21歳)
最近、友人に就活塾という有料の就活サービスを勧めまれました。
無料の就活サービスが多くある中で、有料の就活サービスは利用するべきでしょうか?

理由は、無料の就活サービスの質が、有料の就活サービスと遜色ないためです。

おすすめ就活エージェント
- 「JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介」:面談満足度93%以上 / 人材紹介事業歴50年以上の実績
- 「MeetsCompany」:座談形式の就活イベント提供サービス / 座談会後にプロのアドバイザーサポートあり
- 「JobSpring
」:AI分析を活用した質の高い企業紹介 / 入社3年以内の離職率0.1%の実績
ポイント
とくに、質の高いアドバイザーの面談を受けたいという方は「JOBRASS(ジョブラス)新卒紹介」一択です。
就活生の面談満足度が93%となっており、年間1,000以上の質の高い就活セミナーも無料で実施しています。

書類選考が全く通らない場合はどうするべき?
S氏(22歳)
上場企業を中心に選考を受けていますが、書類選考が全く通りません。
とくに、筆記試験の通過率が低く、どうするべきか悩んでいます、、



ポイント
「JOBTV」は「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウトがもらえるサービスです。
そして、「JOBTV」経由の企業エントリーは、書類選考や筆記試験がないのが特徴となっています。
ここ最近、「JOBTV」は、日経新聞にも取り上げられており、KDDIやAmazonなどの上場企業も掲載されています。
学歴フィルターは実在するのか?
M氏(20歳)
最近、上場企業の選考は、学歴フィルターがあるというウワサを聞きました。
実際、上場企業を中心とした選考では、学歴フィルターはあるのでしょうか?

とくに、上場企業は、応募者数が多いため、応募者のスキルや実績ではなく、学歴で判断をすることが多いです。
そのため、就活において、学歴フィルターは避けては通れない道となっています。
Fラン大学生は就活で不利なのか?
T氏(21歳)
Fラン大学生は就活で不利という記事を多く見かけます。
実際、Fラン大学生は、なぜ就活で不利なのか、詳しく聞きたいです。

不利な理由
- 就活に積極的な学生が周囲にいない
- SPIなどの学力試験で落ちる
- 大学のキャリアセンターからの求人が少ない
上記理由は、以下記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
Fラン就活生が上場企業へ内定獲得するための方法のまとめ!
今回は、上場企業の内定を目指すFラン就活生へ以下内容を解説しました。
本記事の内容
- そもそも上場企業とは何かについて
- 上場企業で働くメリット5つと就活を始める時期について
- Fラン大学生が上場企業へ内定獲得するための方法について
- 当ブログに寄せられるFラン大学生からの5つの質問について
上場企業の中でも、東証一部上場企業は、日本企業全体の0.1%と言われています。
そのため、学歴で差が出ているFラン就活生が、内定を獲得するには、「正しいやり方」と「努力」が必要です。
是非、今回紹介した、以下8つの行動を実践し、上場企業への内定を掴み取ってください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。