こんな悩みを解決できる記事を書きました。
本記事では、上場企業の採用担当+就活ブロガーとして合計7年間で学んだ「就活ノウハウ」をすべて詰め込みました。
上図を見てもらえれば分かるとおり、『マイナビやリクナビに登録しよう!』のような当たり前の情報はありません。
今回紹介する内容は、7年間、とにかく就活市場を調査し続けた、私の現時点における最強の就活攻略法です!
大手企業からベンチャー企業まで、すべての企業に通用する内容としています。
そのため、『就活対策って何をしたら良いの?』と悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【注意】25卒の方は就活エージェントの利用一択
今回、「就活完全ロードマップ」として、就活対策12選を紹介しますが…
次年度以降の採用が活発になっている今、25卒の方は例外です!
現時点で内定なしの場合は、「就活エージェント」から活用しましょう!
上図のとおり、就活エージェントは、就職支援をすべて無料で対応してくれます。
卒業までの時間も迫るなか、就活のプロを味方につけるのは必要不可欠です。
キャリア相談はもちろん、ES作成や優良企業の求人紹介・選考対策まで、すべて対応してくれます。
なお、就活エージェントについては、以下記事に「品質の高いサービス」をまとめています。
就活エージェントを一から調べるのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください。
【大前提】就活攻略にかならず必要な3つのポイントを紹介
本記事では、就活攻略の大前提となる以下3つのポイントから紹介していきます。
すべて「就活攻略には欠かせないポイント」なので、かならず押さえておきましょう!
3つのポイント
ポイント①:企業視点を軸とした考え方
上記のとおりでして、就活攻略には「企業視点を軸とした考え方」が必要になります。
例えば、企業はどんな人を採用したいと思いますか?
答えは、「売上・利益に長期的に貢献してくれる人」です!
にもかかわらず、『〇〇に魅力を感じて志望しました!』と答える人が多くいます。
当然、企業は「魅力を感じているだけの学生」に興味はありません!
入社したい理由の一歩先、「あなたが活躍・貢献できる理由」まで言葉にする必要があります。
まずは、こういった「企業視点を軸とした考え方」が、就活攻略において大切になってきます!
ポイント②:狙うべきは超穴場の優良企業
続いて、就活攻略の大前提となるのが「超穴場の優良企業を狙う」です!
と言うのも、誰もが知るような人気企業は、倍率200倍が当たり前の世界…
落ちる確率が高い以上、リスクヘッジは必要不可欠です。
そのため、人気企業に負けず劣らずの「穴場企業」も狙っていきましょう。
「みんなが知らない穴場の優良企業165社」で詳しく解説していますが、超穴場の優良企業は意外と多いですよ!
ポイント③:就活攻略は正しい情報×行動量で決まる
ポイント3つ目は、就活攻略の大前提となる「正しい情報×行動量」という公式について紹介します。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、上記公式の理解は非常に大切です。
具体的には、「正しい情報」=あなたが志望企業から内定獲得するために必要な情報!
「行動量」は、正しい情報をもとにしたアウトプットの反復を指します。
私自身、志望企業が決まっていないのに面接対策を始めたりしてました…
だからこそ、今回は「就活完全ロードマップ」という地図を用意しました。
新卒の採用担当を4年間していた私の「企業視点」× 就活市場で7年情報発信してきた「就活情報」の集大成!
本記事で余すことなく伝えていくので、ぜひ参考にしてみてください。
【保存版】ゼロから就活を始めるための完全ロードマップ!
ゼロから就活を始める人は、以下①から⑫の順番で就活対策を進めていきましょう!
もちろん、すでに対策済みの内容は飛ばしてもらって大丈夫です!
就活完全ロードマップ
①就活イベントへの参加
就活を始める場合、多くの学生は「自己分析」や「就活の軸」について考えます。
ただ、私の経験上、まずは就活イベントに参加して「就活の雰囲気を体験する」のが一番です。
おすすめの理由
- 就活のモチベーションが上がる
- 他大学の学生と情報交換できる
- イベント参加企業からの特典が狙える
こういった感じでして、就活イベントに参加しないと得られない雰囲気や就活情報がたくさんあります。
なお、イベントと聞くと、マイナビやリクナビ主催の合同説明会をイメージされると思いますが…
上の写真は、私がジョブトラに参加したときの写真なのですが…(掲載許可済み)
『就活がいよいよ始まったな!』という気持ちになれます。
今回は、ジョブトラの詳細については割愛しますが、気になる方は「ジョブトラの公式サイト」をチェックしてみてください!
まずは、こういったイベントに参加しつつ、就活の雰囲気を体験するのが就活攻略の最初のステップです!
【公式サイトはこちら】https://job-tryout.com/
②企業研究のやり方を学ぶ
就活イベントに参加すると同時に「企業研究のやり方」についても学んでいきましょう。
多くのサイトでは、就活対策は、「自己分析」から始めましょうと書かれていますが…
以下3つの理由から「企業研究のやり方は序盤に学んでおくこと」をおすすめします!
おすすめの理由
- 気になる企業を見つけたときにすぐ分析できる
- 穴場の優良企業を知るキッカケになる
- 企業に求める条件が明確になってくる
就活を始めると、イヤでも求人情報が入ってきます。
そのときに、企業研究ができるか否かで「穴場の優良企業」を見つけられる確率は大きく変わります。
そのため、「企業研究のやり方」は、就活序盤のうちから頭に叩き込んでおきましょう。
合わせて読みたい
③インターンシップサイトへの登録
続けて、「インターンシップサイトへの登録」も序盤のうちに済ませておきましょう。
というのも、「リクルート社提供の調査データ」にて以下データが公開されています。
参考データ
- 24卒のインターンシップ参加率は74.2%
- 24卒内定者の中にインターンシップ参加者がいた割合は82.7%
- インターンシップが選考と関係があったと回答した24卒は78.3%
箇条書きのとおりでして、「就活攻略にインターンシップの参加」は当たり前の時代です!
インターンシップに参加しているか否かで大きな差が生まれます。
そのため、まずは興味のあるインターンシップをすぐに見つけられるよう「インターンシップサイトへの登録」は済ませておきましょう。
なお、最近だと、月間30万人が利用している「ユアターン」というサービスが人気急上昇中です。
どのようなサービスかまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
④就活情報サイトの導入
上記のとおりでして、「就活情報サイトの導入」も序盤のうちに済ませておきましょう。
就活は、ライバルよりどれだけ有益な情報を早く入手できるかの「情報戦」です!
例えば、「過去の選考情報を知っているか否か」で選考対策の質に大きな影響が出ます。
だからこそ、質の高い就活情報をキャッチアップできる環境は早めに整えておきましょう。
なお、私のサイトでも「無料で利用できる就活サイト」をまとめた記事を用意しています。
もし、一から就活サイトを探すのが面倒な方は、ぜひ参考にしてみてください!
合わせて読みたい
⑤自己分析の開始
ここまでの作業が終わったタイミングで、「自己分析」を始めていきましょう。
というのも、志望企業から内定を獲得するには、あなたという商品を魅力的に伝える必要があります。
そして、あなたという「商品理解」をするために、自己分析は欠かせない作業だからです。
自己分析のやり方5ステップ
- 自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット
箇条書きだけだと分かりにくいと思うので、以下記事で詳しいやり方を紹介しています。
自己分析がまだの方は、かならず実践しておきましょう。
合わせて読みたい
⑥志望業界の絞り込み実施
自己分析がある程度終わったタイミングで「志望業界を絞り込む作業」もしていきましょう。
ただし、過去の私のように、『どの業界もまったく興味が持てないです…』と悩むケースも出てくると思います。
もし、私と同じ悩みに当たったときは、以下5つのうちいずれかの方法を試してみてください。
志望業界の見つけ方
- 自己分析を再度おこなう
- 気になる企業を見つける
- 自分の理想の働き方から考えて決める
- 各業界の大手企業を徹底的に調べる
- 市場が伸びてきている業界に絞る
上記5つの方法をしっかり実践すれば、志望業界を確実に絞り込めます!
もし志望業界が絞りきれないと感じた場合は、以下記事も参考にしてみてください。
合わせて読みたい
⑦ガクチカの作成方法を学ぶ
ここからは、就活対策の実践的な内容である「ガクチカの作成方法」を学んでいきましょう。
ちなみに、「ガクチカ=すごい経験」である必要はありません。
アルバイト経験はもちろん、趣味をテーマにしてもOKです。
ただし、ガクチカは、「起承転結に沿った」作成が大切になってきます。
この辺りは、「ガクチカが本当にない人が取るべき行動5ステップ」という記事で紹介しています。
ガクチカ作成に自信のない方は、合わせてチェックしておきましょう!
合わせて読みたい
⑧逆求人サイトの導入
自己分析やガクチカ作成がある程度終わったタイミングで「逆求人サイトの導入」も進めていきましょう。
上図のとおり、逆求人サイトに「ガクチカ」や「自己PR」を登録すれば、企業からスカウトメールが届きます。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社などもあるのでかならず導入しておきましょう。
おすすめの理由
- 逆求人サイトの中で一番有名なサービス
- 登録企業No1(18,000社以上)
- スカウトが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)
オファーボックスは、私が知る中でもっともおすすめの逆求人サイトです!
もし導入がまだの方は、レビュー記事も用意しているので合わせてチェックしてみてください。
⑨志望動機の作成方法を学ぶ
続けて紹介するのは、「志望動機の作成方法を学ぶ」です。
おそらく、「インターンシップ」や「就活イベント」・「逆求人サイト経由のスカウト」など…
さまざまな企業と出会うことで、志望企業の候補が何社か出てくると思います。
そのタイミングで、候補に上がっている志望企業の「志望動機」を考えていきましょう。
一貫性とは?
- 過去の経験:自分は一人っ子で幼少期に寂しい思いをした
- 達成したい目標:幼少期に寂しい思いをしない遊び場作り
- 志望企業の選択理由:全国の子どもが集まる遊び場の開発に積極的だから
思いつきで書きましたが、こういった一貫性を持たせた志望動機は面接官の受けがかなり良いです。
また、ロジック破綻しないように志望動機を作り込んでおくことも大切になってきます!
ロジック破綻しないように作ると聞くと難しく感じるかもしれませんが…
自分の文章に違和感がないか友人やキャリアセンターに確認するだけでOKです。
あとは、完成したガクチカに対して「熱意」を持って話ができれば、面接官の心をグッと掴むことができます。
もちろん、「あなたが企業に貢献できること」も忘れずに伝えましょう!
⑩エントリーシートの作成方法を学ぶ
上記のとおりでして、志望企業が何社か絞れてきたタイミングで「エントリーシートの作成」もおこなっていきましょう。
ちなみに、エントリーシートの作成は簡単でして…
ここまでに紹介したやり方で作成した「ガクチカ」と「志望動機」の内容を転記します。
あとは、志望企業の内定者のESを確認しながら微調整すればOKです!
なお、過去の内定者のESは、「ユニスタイル」というサイトに登録すればで無料で見れます。
どのようなサービスかまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
⑪筆記試験対策の実施
続けて紹介するのは、「筆記試験対策の実施」です。
基本、応募者の多い人気企業には、筆記試験があるので対策は必須となります。
ちなみに、筆記試験対策は「志望企業の筆記選考2ヶ月前くらい」から対策するのがおすすめです!
志望企業が決まっていない場合は、とりあえず「SPI3」を解いておきましょう!
だいたいの企業は、以下書籍で対策することが可能です!
⑫面接対策の実施
最後にはなりますが、「面接対策」もしっかり取り組んでおきましょう。
面接は、すべての企業で実施される選考なので、かならず対策が必要になります。
なお、どの企業も一緒ですが、面接攻略のカギは、「面接練習を繰り返して練度を高めること」です!
私自身、上場企業で面接官を4年経験して分かったことなのですが、面接に小手先のテクニックは必要ありません。
まずは、以下いずれかのパターンで「模擬面接を最低10回」はおこないましょう!
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
- 利用が無料なのでリスクなし
- 実践に近い緊張感のもと面接練習できる
- 就活市場に精通したプロが対応してくれる
今回は、就活エージェントの詳細は割愛しますが…
もし就活エージェントを利用したことがないという方は、以下記事も参考にしてみてください、
『就活エージェントとは何か?』という部分にもふれているので、サービスイメージが掴めるかと思います。
合わせて読みたい
【最後に】就活は人生でもっともコスパの良い投資活動である
ここまでお疲れ様でした!
正直、今回紹介した内容が実践できれば「就活攻略」は余裕です!
ただ、攻略法が分かったとしても就活のやる気ってなかなかでないですよね…(昔の私がそうでした…)
そんなときは、「就活は人生でもっともコスパの良い投資活動」と考えてみてください!
投資とは、自分の資産を投下して利益を得る行為!
通常は30年から40年かけて数百万円から数千万円の利益を目指します。
ですが、就活はおよそ半年から1年の短期間本気になるだけで、生涯賃金に数千万から1億円以上の差を生むことができる活動!
しかも、金銭的な初期費用はなく、この瞬間のあなたの「時間」だけを投下すればOKです!
だからこそ、あなたの人生における半年から1年だけでも就活に全力投資してみてください!
これまで多くの学生を支援してみましたが、就活がキッカケで人生を大きく変えた人は多いですよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。