こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、私自身、これまで200以上の就活記事を当ブログ経由で執筆!
上場企業の採用担当をしていた経験も合わせると合計7年以上、就活を研究してきました。
今回は、そんな私が、「就活知識ゼロから就活を始める場合の行動(完全ロードマップ)」を半年かけて作成!
具体的に、どういった行動をとるべきか「導入サービス」から「行動パターン」まですべて紹介していきます!
この記事を読めば、就活のやり方がわからないというモヤモヤはすべて解決!
ぜひ、就活を何からすべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。
【大前提】就活を攻略するために必要なのは正しい情報×行動量
就活攻略の公式=「正しい情報×行動量」
当たり前に聞こえるかもですが、就活は、正しい情報と行動量が掛け合わされば誰でも攻略可能です!
なお、「正しい情報」は、あなたが志望企業から内定獲得するために必要な情報!
「行動量」は、正しい情報をもとにしたアウトプットの反復を指します。
私自身、志望企業が決まっていないのに面接対策を始めたりしちゃってました…
だからこそ、次の章で紹介する「就活完全ロードマップ」はチェック必須!
就活を攻略したい人は、就活完全ロードマップの内容を一つずつ実践すればOKです!
【保存版】ゼロから就活を始めるための完全ロードマップ!
step.1
step.2
step.3
step.4
step.5
step.6
step.7
step.8
step.9
step.10
step.11
step.12
注意事項
今回は、大学3年生3月以降に就活を始める学生を想定したロードマップ!
そのため、募集を終了している企業が多い「長期インターンシップ」は除いているので注意です。
※現時点で志望企業のインターンシップが開催されている場合は、絶対に参加しておきましょう。
ステップ① 就活エージェントの導入
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
「就活エージェントはゴミなのか?」の記事でぶっちゃけてますが…
正直、就活エージェントは、アドバイザーの当たり外れに大きく左右されるサービス…
「面談に遅刻してくるアドバイザー」や「就活経験の浅いアドバイザー」も少なくないです…
ただし、就活開始のタイミングで「当たりのアドバイザー」を見つけることができれば鬼に金棒!
質の高いアドバイザーからの就職支援があるか否かで、就活攻略の難易度は一気に変わります。
なお、" 就活エージェントは何がおすすめですか? "と質問をいただくこともありますが…
初めての導入であれば、以下3つの初回面談を受けて一番良かったアドバイザーに相談すればOKです!
おすすめの大手就活エージェント
- 「イロダスサロン」:年間利用者20,000人以上 / 利用者満足度95%!
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:入社支援実績15,000人以上 / 利用者満足度91%!
- 「キャリアチケット」:就活生の3人に1人が利用 / 求人の質は業界No1!
上記3つは、毎年多くの就活生が利用しており、利用者満足度もかなり高いサービス!
各サービスの詳細は、「おすすめ就活エージェント」という記事にまとめてるので導入前の参考にどうぞ。
ステップ② 就活情報サイトの導入
就活情報(例)
- 就活全体のスケジュール
- 各業界・企業の選考情報
- 自己分析や企業研究のやり方
もちろん、ステップ①で紹介した就活エージェントを利用すれば、ある程度の就活情報はキャッチアップ可能…
とはいえ、質の高い就活情報をキャッチアップできる入り口はいくつか用意しておいて損なしです!
おすすめ就活情報サイト
- 「内定シラバス」:就活全般の対策セミナーを提供するサービス(例:ES作成セミナーなど)
- 「キャリアパーク」:就活生の4人に1人が登録 / 合計8つの就活対策コンテンツが利用可能
- 「Unistyle(ユニスタイル)」:先輩の選考通過したESが7万件以上見放題(利用者が累計40万人突破)
上記3つは就活生からの人気が高い就活情報サイト!
とくに「内定シラバス」は、「就活スタートダッシュセミナー」や「業界研究セミナー」を無料開催中!
セミナーはすべてオンライン開催してるので、自宅から気軽に参加可能です。
内定シラバス公式サイト「https://careerticket.jp/event/」
ステップ③ 自己分析の開始
ちなみに、自己分析は、就活を攻略するための武器探し!
以下5つを実践して、「武器(あなたの強み)」をいくつかピックアップしておきましょう。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
なお、自己分析は、明確なゴールがなく自己分析の沼にハマる学生が多い対策…
とはいえ、上記5ステップに沿って自己分析をおこない、あとは実践で武器(強み)を研ぎ澄ましていけばOK!
使える武器(強み)を用意できても実践で使えなければ意味なしです。
ステップ④ 志望業界の絞り込み実施
と言うのも、ステップ③の自己分析が終わった段階で、自分の価値観が少しずつ見えてきます。
そのタイミングで、自分の興味がある業界を少しずつ探していきましょう。
ただ、過去の私のように、" 自己分析したけど、どの業界もまったく興味持てないよ… "と悩む人も多いと思います。
もし、私と同じ悩みに当たったときは、以下5つのうちいずれかの方法を試すと効果ありです。
志望業界の見つけ方
- 無料の適性検査を利用して自己分析
- 給与や福利厚生で考える
- 自分の理想の働き方を考えて決める
- 各業界の大手企業を徹底的に調べる
- 市場が伸びてきている業界に絞る
とくに、「自分の理想の働き方を考えて決める」というやり方はかなり使えます。
例えば、「年収600万円以上・大手企業・年間休日120日以上」みたいな企業に求める理想像を紙に書き出します。
あとは、自分の理想の条件が満たせそうな業界や企業を調べていけばOKです!
ステップ⑤ 企業研究のやり方を取得
と言うのも、企業研究は、「志望動機の作成」や「入社前後のミスマッチ」・「ブラック企業に騙されない」ために欠かせない作業。
企業研究を進めるなかで、自分の想像と違うブラック企業だったという気づきも少なくないです。
そのため、志望動機の作成はもちろん、志望企業が「ブラック企業」なのか判断できる方法は知っておきましょう。
企業研究のやり方
- 企業研究ノートを作成する
- 企業のコーポレートサイトを確認
- 銘柄スカウターで志望企業の業績を確認
- 就活情報サイトで過去の選考情報を確認
- 社員口コミサイトで企業のリアルな情報を確認
- 会社説明会に参加する
- インターンシップに参加する
- 就職四季報を確認する
とくに、企業の業績や労働条件・社員口コミは確認必須!
ステップ①で紹介した「就活エージェント」から紹介のあった求人も上記8ステップに沿って企業研究しておきましょう。
注意事項
※就活エージェントから紹介のあった求人であっても、ブラック企業が紛れてる可能性はゼロじゃないので注意です。
ステップ⑥ グループディスカッションの練習実施
と言うのも、GDは、人気企業を始め、選考の序盤に就活生をふるいにかけるために取り入れるケースが多い選考。
志望企業が毎年GD選考を取り入れているのであれば、かならず対策しておきましょう。
詳しくは、「GDの通過率を上げる必勝法」という記事で紹介していますが、場数を踏むことがGD選考通過の一番の近道です!
そのため、今後GD選考の可能性が少しでもある場合は、以下のような就活イベントに参加して場数を踏んでおきましょう。
おすすめ就活イベント
- 「デアイバ」:1日で多くのGD経験を積みたい方におすすめ / 1日最大4回のGD練習をおこなえる!
- 「ジョブトラ」:参加者のレベルが高いGDへ参加したい方におすすめ / 参加学生は15万人突破!
- 「MeetsCompany」:オンライン形式のGD練習をしたい方におすすめ / 年間イベント開催数No1!
上記の中でも、1日で一気に多くのGD経験を積みたい場合は「デアイバ」!
本番さながらのGD練習に参加したい場合は「ジョブトラ」!
オンライン参加を希望の場合は、「MeetsCompany」になるかと思います。
ステップ⑦ 筆記試験対策の実施
なお、筆記試験は、問題の難易度よりも時間が足りなくて苦戦する学生が多い選考…
そのため、大学3年生3月以降であれば、今すぐSPI3の問題集を購入して対策しておきましょう。
JOBTVは「自己紹介動画」や「自己PR動画」を登録することで、企業からスカウト獲得が可能。
意外と知られてないですが、スカウト企業の選考を受ける場合は、書類選考や筆記試験が免除になります。
JOBTV新卒公式サイト「https://jobtv.jp/」
ステップ⑧ ガクチカの作成
なお、採用担当者として色々なガクチカを見てきましたが…
優秀と感じるガクチカは、以下の流れで作られていることが多かったです!
ガクチカの構成
- 起:ガクチカに対する成果と実績
- 承:成果に至るまでの問題と課題設定
- 転:課題解決に対する行動
- 結:最終的な結果
なお、起承転結に沿ったガクチカをいきなり作るのは難易度が高いと感じる人も多いと思いますが…
「大手も狙えるガクチカ作成方法」という記事を見れば簡単に作成可能!
ぜひ、ガクチカ作成に自信のない人は参考にどうぞ!
ステップ⑨ 志望動機の作成
なお、一貫性は、過去の経験と達成したい目標・志望企業を選択した理由がつながっているかが大切!
一貫性とは?
- 過去の経験:自分は一人っ子で幼少期に寂しい思いをした
- 達成したい目標:幼少期に寂しい思いをしない遊び場作り
- 志望企業の選択理由:全国の子どもが集まる遊び場の開発に積極的だから
思いつきで書きましたが、こういった一貫性を持たせた志望動機は面接官の受けがかなり良いです。
また、ロジック破綻しないように志望動機を作り込んでおくことも大切!
ロジック破綻と聞くと難しく聞こえるかもですが、自分の文章に違和感がないか友人やキャリアセンターに確認するだけでOKです。
あとは、完成したガクチカに対して「熱意」を持って話ができれば、面接官の心をグッと掴むことができます。
ステップ⑩ エントリーシートの作成
なお、基本は、「ステップ⑧:ガクチカの作成」と「ステップ⑨:志望動機の作成」で作った内容を転記すればOK!
ただし、転記する前に、志望企業に選考通過した先輩のESはかならず確認しておきましょう!
というのも、選考通過した過去のESを確認すると、選考通過しやすいESの傾向が見えてきます。
そこで、選考通過しているESの内容を参考にしながら、転記(微修正)すると選考通過しやすいESを作ることができます。
おすすめ就活情報サイト
- 「Unistyle(ユニスタイル)」:先輩の選考通過したESが7万件以上見放題(利用者が累計40万人突破)
- 「OneCareer(ワンキャリア)」:月間100万人が利用 / ESのレベルが少し高すぎる傾向
経験上、「ワンキャリア」よりも「ユニスタイル」の方が参考になるESが多い印象!
もちろん、2つとも無料で利用できるので、登録が面倒でなければ、2つとも利用してもOK。
もし、どちらか1つだけ使ってみようという人は、「Unistyle(ユニスタイル)」がおすすめです。
ユニスタイル公式サイト「https://unistyleinc.com/」
ステップ⑪ 面接対策の実施
なお、就活で必ず逃れられない対策が「面接対策」…
インターンシップ経由の直結内定をのぞき、すべての企業で面接があります。
ちなみに、過去の私のように、" 面接対策ってなにするの? "と悩む人も多いと思います。
ここについては、模擬面接を繰り返して「面接慣れしておこう」というのが結論!
正直、面接対策に小手先のテクニックはありますが、面接慣れしていないと意味なしです…
そのため、まずは、以下いずれかのパターンで模擬面接をおこないましょう。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
模擬面接の依頼先
- キャリアセンターが一番おすすめ!
- 友人同士の模擬面接はアドバイスが甘くなりがちなので注意…
- 就活エージェントもプロ視点のアドバイスがもらえるのでおすすめ!
上記の通り、一番確実かつ手間が少ないのは大学のキャリアセンターを利用した模擬面接!
最後の就活エージェントについても、初回面談の申し込みという手間はあるものの…
ステップ①で紹介した「イロダスサロン」の模擬面接は評判も良いので受けてみる価値ありです!
イロダスサロン公式サイト「https://irodas.com/」
ステップ⑫ 逆求人サイトの導入
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビ経由で自分に合った企業を一から探す必要なし。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録するだけで相性の良い企業からスカウト獲得が狙えます。
なお、リクルート社提供の「就職白書2024」によると、スカウト・オファー型の採用を導入している企業は34%!
従業員5,000人以上の企業では51.2%が導入しており、逆求人サイト経由の内定獲得は当たり前の時代になっています。
なお、就活エージェント同様、よくある質問で" 逆求人サイトは何がおすすめですか? "とありますが…
初めての導入であれば、以下3つに登録しておけば間違いなしです!
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは逆求人サイトの中でも王道のサービス!
17,000社以上の企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっともスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
【最後に】就活は人生でもっともコスパの良い投資活動である
ただ、攻略法が分かったとしても就活のやる気ってなかなかでないですよね…(昔の私がそうでした…)
もしそんな悩みがある人は「就活は人生でもっともコスパの良い投資である」という言葉を手帳に書いておいてください!
上記は、「ヤバイ内定術」という書籍にも書かれているのですが、かなり核心をついた言葉です。
というのも、投資とは、自分の資産を投下して利益を得る行為!
通常は30年から40年かけて数百万円から数千万円の利益を目指します。
ですが、就活はおよそ半年から1年の短期間本気になるだけで、生涯賃金に数千万から1億円以上の差を生むことができる活動!
しかも、金銭的な初期費用はなく、この瞬間のあなたの「時間」だけを投下すればOK!
これほどコスパの良い投資は世界中探しても存在しないです。
だからこそ、あなたの人生における半年から1年だけでも就活に全力投資してみてください!
これまで多くの学生を支援してみましたが、就活がキッカケで人生を大きく変えた人は意外と多いですよ!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。