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【ガクチカなしでも大手内定】元人事が語る就活逆転術とは?

はてな

  1. ガクチカに書けるエピソードがない…
  2. インパクトのあるガクチカでないと大手はムリ?
  3. 大手も目指せるガクチカってどんなの?

多くの学生が苦戦するガクチカに書けるエピソードがない問題…

私自身、ガクチカとして書けるような経験・実績がなかった人間です。

ですが、就活の最後には、下表の成績を残すことができました。

企業名 備考
通信系の大手子会社(内定承諾) 総合職(推定倍率:40倍)
住友商事マシネックス(内定) 総合職(推定倍率:50倍)
富士通ゼネラル(内定) 営業(推定倍率:60倍)
ニトリ(内定) 総合職(推定倍率:100倍)
東芝テック(内定) 事務職(倍率:非公開)
リクルート(最終選考まで) 総合職(推定倍率:15倍
パナソニック(最終選考まで) 総合職(推定倍率:70倍

今回は、そんな私の実践していた「ガクチカの作り方5ステップ」を紹介する記事です。

私の実体験に加え、「生成AIの導入」など、近年の就活事情もかけ合わせた「ガクチカの作り方」としてますので、ぜひ参考にしてみてください!

ガクチカがないと大手に就職できない?

中小企業庁の調査によると、日本国内の大手企業は「約1.4万社」です。

約1.4万社の中には、知名度の低い大手企業が存在するのも事実!

ガクチカに「すごい経験・実績」がなければ大手へ就職できないというわけではありません。

ただし、大学通信にて紹介されている「有名企業400社」のような人気企業は例外です。

  1. アルバイトでの接客・リーダー経験
  2. サークルや部活動での活動・役職経験
  3. ゼミ・研究活動への取り組み

私自身、上場企業の採用担当を約4年やりましたが、上記のような「ありきたりなエピソード」では勝てません。

だからこそ、人気の高い大手企業を狙うのであれば、一からガクチカを作り込みましょう。

次の章からは、私も取り組んでいた「おすすめのガクチカエピソード」を紹介していきますね!

 

【就活用】ガクチカに書けるおすすめエピソード3選

前述で紹介したとおり、ガクチカに書けるエピソードがなければ作るしかありません。

多くのサイトでは、「アルバイト」や「趣味」でも良いと書かれていますが、中途半端なエピソードでは意味がありません。

人気の高い大手企業を狙うのであれば、以下3つのいずれかを選択してエピソードを作りましょう。

ガクチカに書けるエピソード【3選】

  1. 単位外の授業を受ける
  2. 長期インターンシップ経験
  3. ゼミ活動における教授のサポート

 

①単位外の授業を受ける

私がもっともおすすめしたいのが「単位外の授業を受ける」というエピソード!

例えば、「違う学部のマーケティング授業を受けた」のようなイメージです。

詳しい例文は、記事後半の「エピソードがない人向けのガクチカ例文」で紹介しますが…

おすすめポイント

  1. ガクチカとして書きやすい
  2. アピールしやすい学びが多い
  3. 取り組むまでのハードルが低い

上記のとおり、「単位以外の授業を受ける」というエピソードは、ガクチカに適しています。

「ガクチカ=学生時代に頑張ったこと」であり、ガクチカとして書いても違和感がありません。

また、志望企業と関係のある授業の場合、高確率で興味を持ってもらえます。

取り組むまでのハードルも低く、ガクチカに書けるエピソードがない人にもっともおすすめです。

 

②インターンシップ経験

続けて紹介するのは、「インターンシップの経験」です。

なお、インターンシップの経験をガクチカに書く場合の鉄則が2つあります。

  1. ありきたりな経験は書かない
  2. 短期インターンシップはダメ

正直、中小・中堅企業あたりであれば、ガクチカに書くエピソードはなんでもOKです。

ただし、人気企業を狙うのであれば、生半可な経験では通用しません。

詳しい例文は、記事後半の「エピソードがない人向けのガクチカ例文」で紹介しますが…

  1. 東京の婚礼ホテルで1ヶ月間住み込み
  2. パワハラが当たり前の職場環境
  3. とにかく雑用ばかりの毎日

私の場合は、住んでいる大阪ではなく「東京のホテルで1ヶ月間インターンシップ」を経験しました。

偏差値40以下の私が「インパクトのあるエピソード」を作るには、これしかなかったからです。

なお、私のホテルでの長期インターンシップについては、以下記事にまとめています。

長期インターンシップのリアルが知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください!

 

③ゼミ活動における教授のサポート

最後に紹介するのは「ゼミ活動における教授のサポート」です。

上記内容は、エピソードとして書いている学生が意外と少なかったりします。

その点、教授のサポート業務は、ガクチカのエピソードがたくさん眠る宝の宝庫です。

  1. ゼミ活動のスケジュール管理・日程調整
  2. ゼミ資料の作成や配布・イベントの補助
  3. 欠席者フォロー(資料共有、内容説明)

色々書きましたが、とにかくサポートした分だけ、書ける内容が増えていきます。

また、教授の評価が上がり「単位が取りやすくなる」のもポイントの一つ!

正直、メリットしかないのが「ゼミ活動における教授のサポート」です。

以上が、ガクチカに書けるエピソードがない人が取るべき行動となります。

ミヤッチ
続けて、エピソード作り以外の部分についても見ていきましょう!

 

ガクチカなしでも大手内定が目指せる方法【5ステップ】

ガクチカは書けるエピソードが見つかって終わりではありません。

本章では、さらに詳しく「ガクチカの作り方」を5つのステップに分けて紹介していきます。

ガクチカの作り方【5ステップ】

  1. 大手内定者のガクチカ分析
  2. 生成AIでガクチカの下書き作成
  3. 個性・独自性を取り入れる
  4. 第三者にチェックしてもらう
  5. 逆求人サイトへ登録する

 

ステップ①:大手内定者のガクチカ分析

ガクチカは、エピソードだけでなく「構成」が大切になってきます。

詳しくは、「人事も唸るガクチカの書き方」という記事で紹介していますが…

構成 備考
①経験 学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
②理由・動機 なぜその取り組みに挑戦したのかを書く
③目標・課題 エピソードの中で設定した目標と直面した課題を書く
④課題の解決策 課題を乗り越えるために自ら考えて行動したことを書く
⑤成果 行動によって得られた結果や学びを書く
⑥今後の展望 その経験を今後どのように活かすかを書く

上表は、私が人気の高い大手企業100社に通過した内定者のガクチカを分析して作った構成です。

基本、ガクチカの構成は、上記6ステップに沿って書けば問題ありません。

そのうえで、「大手内定者のガクチカ」をだいたい20枚くらいは見ておきましょう。

「どういった構成・内容」であれば、選考通過できるか見えてきます。

ミヤッチ
参考までに、私は「キャリアパーク」という就活サイトで確認してました!

おすすめの理由

  1. 大手企業のES100種類が見放題
  2. 適職診断や自己分析ツールも使い放題
  3. サイト内の就活コラムが豊富

こんな感じでして、「内定者ES100選」はもちろん、「適職診断」などの就活ツールや・「就活対策資料」が無料でダウンロードできます。

もちろん、それ以外の就活ツール・コンテンツもすべて無料!

就活対策において必要不可欠な就活サイトとなっています。

【公式サイトはこちら】https://careerpark.jp/

 

ステップ②:生成AIでガクチカの下書き作成

続けて、生成AIで「ガクチカの下書き作成」をおこなっていきます。

例えば、以下の「ガクチカ」は、私が生成AIで作成しました。

私が学生時代に力を入れたことは、ゼミ活動で中小企業の経営課題に対する提案プロジェクトを担当した経験です。私は、実践的な学びを得たいと考え、地域の中小企業と連携して課題解決を目指すゼミに参加しました。担当した企業は顧客リピート率の低さに悩んでおり、売上の安定化が課題でした。私はまず、現場視察と従業員インタビューを通して課題の本質を把握し、顧客体験の見直しが必要だと考えました。そこで、サービス利用後のフォロー体制やアンケート収集を提案し、得られたデータを基に施策をブラッシュアップしました。最終的に、提案内容の一部が実際に導入され、約3ヶ月でリピート率が15%向上しました。この経験から、課題を深く捉えた上で、論理と実行力をもって解決へ導く姿勢の重要性を学びました。貴社の「まだ、ここにない、出会い。」というビジョンに共感し、私は顧客や社会の課題に向き合い、最適解を創出する存在を目指したいです。

正直、先ほど紹介した「ガクチカ構成」と「ガクチカに書けるエピソード」があれば、生成AIでこのレベルのガクチカは作れます。

なお、「ガクチカの下書き作成プロンプト(生成AIへの指示文)」は、以下noteにまとめています。

ガクチカの作成はもちろん、「自己PR作成」や「企業分析」など、就活特化の生成AI活用術を合計30個紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

【詳しい詳細はこちらhttps://note.com/ai-prompt/

セール中

2025年9月14日まで「生成AIで今すぐ差がつく!就活プロンプト30選」は、価格2,000円(定価4,000円)のキャンペーン中です。

 

ステップ③:個性・独自性を取り入れる

ガクチカの下書き作成が終われば、「個性・独自性」を取り入れましょう。

生成AIで作成したガクチカは、悪い意味でキレイに出来上がりすぎます。

本来であれば、以下レベルまで「個性・独自性」を取り入れるべきです。

私が学生時代に力を入れたことは、地域の老舗和菓子店の経営課題解決プロジェクトです。創業50年の同店は、若年層の顧客離れに悩んでいました。私は「なぜ伝統的な商品が敬遠されるのか」という疑問から、20代の友人50名にアンケートを実施。「味は好きだが、購入機会がない」という声を発見しました。そこで私は、店主と共に「現代の生活に溶け込む和菓子」をテーマに、SNS映えする季節限定商品の企画を提案。さらに、近隣大学での試食販売イベントを企画し、学生ボランティア10名を巻き込んで実施し、私自身も和菓子作りを学び、商品開発に参加することで、現場の課題をより深く理解できました。結果として、若年層の来店数が3ヶ月で40%増加し、SNSフォロワーも1000人を突破。何より、店主から「若い感性が店に新しい風を吹き込んでくれた」と感謝されたことが最大の成果でした。この経験から、課題解決には当事者視点と実行力が不可欠であることを学びました。御社でも、顧客に寄り添いながら新たな価値を創造し続けたいです。

少し文章量が多くなりましたが、これくらい「個性・独自性」があるべきです。

私自身、上場企業で新卒の採用担当を4年やっていましたが、ありふれたガクチカばかりでした。

その中でも、「熱量のあるガクチカ」に共通していたのが「個性・独自性」です。

ここを意識して取り組めるか否かで、ガクチカの完成度は大きく変わってきます。

 

ステップ④:第三者にチェックしてもらう

ガクチカができたタイミングで「第三者にチェック」してもらいましょう。

私自身が利用していたのは、大きく分けて3つです。

  1. 大学のキャリアセンター
  2. 社会人のOB・OG
  3. 就活エージェント

正直、一番気軽に相談できるのは「大学のキャリアセンター」です。

続けて、志望企業へ内定したOB・OGへの添削依頼だったりします。

ミヤッチ
なお、OB・OG訪問は「Matcher」というサイトがおすすめです!

Matcherの魅力

  1. 国内最大級のOB・OG訪問サービス
  2. すべての大学生が利用できる
  3. 実名制の安心・安全設計

上記の中でも、「すべての大学生が利用できる」のがポイントの一つ!

ビズリーチ・キャンパス」のようなサービスと違い、すべての学生が利用できます。

また、相談を受ける側の人は「実名制」で登録する必要がある「安全・安心設計」です。

アプリから「どんな人がいるのかな?」と簡単に確認できるので、OB・OG訪問を検討している人は、ぜひ利用してみてください!

【公式サイトはこちら】https://matcher.jp/

 

ステップ⑤:逆求人サイトへ登録する

ガクチカの添削が終わったタイミングで「逆求人サイト」へ登録しましょう。

逆求人サイトは、「ガクチカ」や「自己PR」を登録すれば、企業スカウトが狙えるサービス!

「このガクチカは企業の反応が良いかも」という判断に使えます。

ミヤッチ
なお、逆求人サイトは最大手の「オファーボックス」一択で大丈夫です。

オファーボックスの魅力

  1. 有名企業のオファーが狙える
  2. 登録企業数が業界No1(20,000社以上)
  3. オファーが獲得しやすい(スカウト受信率93.6%)

詳しいサービス内容は、「オファーボックスの評判は?」という記事で紹介していますが…

Fラン学生だった私でも「ニトリ・KOKUYO」からスカウトが届いたサービスです!

「大学1・2年生は利用できない」というデメリットはありますが、それ以外の人であれば、確実に導入すべきサービスとなっています。

公式サイトはこちらhttps://offerbox.jp/

 

エピソードがない人向けのガクチカ例文【3選】

ここでは番外編として、エピソードがない人向けに「ガクチカ例文3つ」を紹介します。

私が学生時代に使っていたガクチカもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

ガクチカ例文【3選】

  1. 主体性をアピールした自己PR例文
  2. 協調性をアピールした自己PR例文
  3. 柔軟性をアピールした自己PR例文

 

①主体性をアピールしたガクチカ例文

まず始めに紹介するのは、「主体性をアピールしたガクチカ例文」です。

エピソードとしては、「単位と関係ない授業を受けた」で作成しました。

私が学生時代に力を入れたことは、他学部のマーケティング授業に「主体的」に参加したことです。将来の進路に悩む中で「顧客のニーズを理解し、価値を創造する仕組み」に強く惹かれ、正式な履修登録をせずとも学びたいと考えました。目標は理論の体系的理解と実践的な課題解決スキルの習得でした。しかし、専門外のため基礎知識が不足していました。そこで、毎回最前列に座り積極的に質問し、授業後には関連書籍を読んで理論を深掘りしました。さらに、学んだ内容を自身のSNSで「価値創造実験日記」として発信し、フォロワーの反応を分析して顧客視点での価値提供を検証しました。この取り組みにより、論理的思考と多様なステークホルダーとのコミュニケーション力が向上し、ゼミ活動における「マーケティング視点の政策提言」というテーマでプレゼンテーションを任されました。また、SNSのフォロワーが3倍に増加し、理論と実践を通じて顧客視点で価値を提供する力を体得できました。この「違和感を行動に変える主体性」を活かし、貴社でも好奇心を原動力として多様な事業領域で新たな価値創造に挑戦し、社会・産業インフラの未来を支える人材として成長したいと考えています。

上記は、私が住友商事マシネックスを受けたときのガクチカです。

偏差値40以下の私でも、内定を獲得できたガクチカとなっています。

もちろん、単位と関係ない授業は「Webマーケティング」にこだわる必要はありません。

 

②協調性をアピールしたガクチカ例文

続けて紹介するのは、「協調性をアピールしたガクチカ例文」です。

エピソードとしては、私が参加した「ホテルのインターンシップ経験」で作成しました。

私が学生時代に力を入れたことは、大阪から東京のホテルでの1ヶ月間の長期インターンシップです。人々の特別な瞬間を支えるサービスを通じて、生活を豊かにする仕事の本質を学びたいと考え、関西とは異なる環境で実践的な経験を積みたいと思いました。婚礼チームの一員として戦力になることが目標でしたが、初日から関西弁が出てしまい先輩に注意を受ける始末。さらに、20代から60代まで幅広い年代のスタッフが集まるチームで、結婚式の厳格なマナーや複雑な連携についていけず、「足手まとい」と感じる日々が続きました。そこで私は、この課題を解決するために主体的に行動しました。休憩時間を活用して各スタッフの得意分野や経験談を積極的に聞き、それらの情報を「チーム情報ノート」としてまとめました。また、新人の視点から現場の課題を発見し、世代間の意見交換を促進する改善提案を行いました。この挑戦により、チーム全体のコミュニケーションが活発になり、チーム全体の業務効率も向上。最終週には「君がいると現場が明るくなる」という評価をいただき、重要な担当業務を任せてもらうことができました。この経験で培った協調性と課題解決への主体性を活かし、貴社でも多様な仲間と連携しながら人々の生活を豊かにする価値創造に貢献したいと考えています。

上記は、私がパナソニックホールディングスを受けたときのガクチカとなっています。

選考では、「東京のホテルに住み込みってスゴイね!」と言われることも多かったです。

正直、長期インターンシップは、実践するまでのハードルが高いのも事実!

ですが、ハードルが高いからこそ、良い意味で目立つガクチカを書くことができます。

 

③柔軟性をアピールしたガクチカ例文

最後に紹介するのは、「柔軟性をアピールしたガクチカ例文」です。

エピソードとしては、「ゼミ活動における教授のサポート」として作りました。

私が学生時代に力を入れたことは、ゼミでの教授と学生の橋渡し役として、みんなが学びやすい雰囲気作りに取り組んだことです。20名規模のゼミに所属する中で、多忙な教授と多様な学生の間でコミュニケーション不足を感じ、一人ひとりに合わせた学習支援が必要だと気づきました。全員が授業についていける状況を作ることを目標に、理解度のばらつき、オンライン授業での技術的な困りごと、ゼミ生同士の関係希薄化という3つの課題に直面しました。そこで、理解が追いつかない学生には個別に声をかけて一緒に復習し、オンライン授業では事前に操作方法を確認して技術的に困っている友人をサポートしました。また、よく聞かれる質問をまとめてゼミ長として教授に相談し、授業の進め方について話し合いを実施。さらに、メンバーの得意分野を活かした発表形式の勉強会を企画し、教わるだけでなく教え合える機会を作りました。結果、ゼミ全体の理解度が上がり、学生同士の交流も活発になりました。この経験で培った柔軟性を活かし、貴社でも変化する環境に対応し、「個の尊重」の理念のもと価値創造に貢献したいです。

上記は、私がサポートした学生のガクチカです。

ガクチカに書けるエピソードがないという悩みから、「ゼミ活動における教授のサポート」を実践!

結果、上記のようなレベルの高いガクチカを作り上げてくれました。

今回紹介する中では、もっとも取り組みやすい内容であり、ゼミに所属している人は、積極的に挑戦してみてください!

 

ガクチカ作成で差がつく!意識すべきポイント【3つ】

ガクチカを作成するときには、「エピソード+個性・独自性」が大切です。

ただし、それら以外にも大きく3つのポイントがあるので紹介させてください!

意識すべきポイント【3選】

  1. 正しい構成で作成する
  2. 数字を用いて表現する
  3. 志望企業に応じてカスタマイズする

 

ポイント①:正しい構成で作成する

ガクチカの作成方法5ステップ」のパートでも詳しく紹介しましたが…

構成 備考
①経験 学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
②理由・動機 なぜその取り組みに挑戦したのかを書く
③目標・課題 エピソードの中で設定した目標と直面した課題を書く
④課題の解決策 課題を乗り越えるために自ら考えて行動したことを書く
⑤成果 行動によって得られた結果や学びを書く
⑥今後の展望 その経験を今後どのように活かすかを書く

ガクチカを作成するときは、上記6つの構成を意識して作りましょう。

「このガクチカは何が言いたいの?」と思われた瞬間、書類選考で確実に落ちます。

なお、今回紹介した「ガクチカ例文3つ」は、上記6つの構成で作成しています。

 

ポイント②:数字を用いて表現する

繰り返しの登場になりますが、下表の「目標・課題」と「実行・結果」には、数字を用いて書くことをおすすめします。

構成 備考
①経験 学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
②理由・動機 なぜその取り組みに挑戦したのかを書く
③目標・課題 エピソードの中で設定した目標と直面した課題を書く
④課題の解決策 課題を乗り越えるために自ら考えて行動したことを書く
⑤成果 行動によって得られた結果や学びを書く
⑥今後の展望 その経験を今後どのように活かすかを書く

漠然とした目標や結果は、読み手・聞き手としては印象に残りづらかったりします。

そのため、数字を用いて、「ガクチカにおける目標・成果」をしっかり明示していきましょう。

 

ポイント③:志望企業に応じてカスタマイズする

ガクチカを書くときは「志望企業に応じてカスタマイズ」しましょう!

ガクチカを使い回す人は多いですが、私はおすすめしません。

注意ポイント

  1. 企業との適合性が示せない
  2. 他人との差別化が図れない
  3. 入社意欲が伝わらない内容になる

とくに「企業との適合性を示せない」のが大きな理由です。

企業は「価値観・求める人物像・スキル」と一致する学生を探しています。

この辺りの内容を調べずに作ったガクチカは、内容が薄いと思われる可能性大です。

ミヤッチ
企業研究のやり方は、以下記事にまとめているので参考にどうぞ!

 

ガクチカに関するよくある質問【3選】

では最後に、ガクチカに関する学生からのよくある質問を紹介します。

大きく3つに分けて紹介していくので、気になる質問があればチェックしておきましょう!

よくある質問【3選】

  1. ガクチカがないと詰みですか?
  2. ガクチカにアルバイト経験はダメ?
  3. ガクチカは大学入学前の経験でも良い?

 

質問①:ガクチカがないと詰みですか?

F氏(21歳)

ガクチカに書けるエピソードがないと詰みですか?
アピールできるようなエピソードがまったく思い浮かびません…

結論、ガクチカに書けるエピソードがなくても詰みはしません。

ただし、冒頭でもお伝えしたとおり、「有名企業400社」あたりの人気企業は例外です。

  1. アルバイトでの接客・リーダー経験
  2. サークルや部活動での活動・役職経験
  3. ゼミ・研究活動への取り組み

私自身、上場企業の採用担当を約4年やりましたが、上記のような「ありきたりなエピソード」では勝てません。

だからこそ、人気の高い大手企業を狙うのであれば、一からガクチカを作り込みましょう。

ぜひ、冒頭でお伝えした「ガクチカに書けるおすすめエピソード3選」のいずれかに取り組んでみてください!

 

質問②:ガクチカにアルバイト経験はだめ?

T氏(22歳)

ガクチカにアルバイト経験を書くのはダメですか?
正直、アルバイト以外に書くことがありません…

結論、ガクチカにアルバイト経験を書くのはダメではないです。

ただし、私はガクチカにアルバイト経験を書くのはおすすめしません…

おすすめしない理由

  1. 採用担当者は見飽きている
  2. アルバイト以外書くことがないと思われる
  3. ほかの学生と差別化が難しい

この辺りの詳しい詳細を知りたい人は、以下記事で解説しています。

ガクチカにアルバイト経験を書こうとしている人は、合わせてチェックしてみてください!

 

質問③:ガクチカは大学入学前の経験でも良い?

N氏(21歳)

ガクチカは大学入学前の経験でも大丈夫ですか?
大学時代に話せるガクチカがなくて困っています…

結論、ガクチカは「大学時代の経験」を書きましょう!

もちろん、ガクチカに高校時代の体験を書いても受かる企業はあります。

ただし、基本は「ガクチカ=大学時代の経験」を聞いています。

そのため、ガクチカに書く内容を大学時代以外のエピソードにするのはおすすめしません。

 

まとめ|ガクチカなしから大手内定は十分目指せる

今回は、「ガクチカに書けるエピソードがありません…」という悩みを中心に紹介しました。

冒頭でもお伝えしたとおり、私自身、就活を始めるまでは「アルバイト以外」に書ける内容はありませんでした。

ですが、就活の最後には、以下の成績を残すことができました。

企業名 備考
通信系の大手子会社(内定承諾) 総合職(推定倍率:40倍)
住友商事マシネックス(内定) 総合職(推定倍率:50倍)
富士通ゼネラル(内定) 営業(推定倍率:60倍)
ニトリ(内定) 総合職(推定倍率:100倍)
東芝テック(内定) 事務職(倍率:非公開)
リクルート(最終選考まで) 総合職(推定倍率:15倍
パナソニック(最終選考まで) 総合職(推定倍率:70倍

そんな私の実践していた内容は至ってシンプルです。

エピソード作り+正しい構成でガクチカ作成+改善」の3つとなります。

とくに、ガクチカに書けるエピソードがなければ作るしかありません!

  1. 単位外の授業を受ける
  2. 長期インターンシップ経験
  3. ゼミ活動における教授のサポート

上記3つは、私がもっともおすすめする「ガクチカに書けるエピソード」です。

今回紹介した「ガクチカの作り方5ステップ」も合わせて実践しながら、エピソード作りにも挑戦してみてください!

厳しく聞こえるかもしれませんが、ここまでしなければ「人気企業の内定」はもらえません。

就活は人生逆転のチャンス、後悔がないように全力で取り組んでいきましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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