

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、Fラン大学生でも中小企業の就職はできます。
また、中小企業だけでなく大手企業の就職も目指せるのでご安心ください。
ただし、自己分析やインターンシップ参加・面接対策など、しっかり就活対策をしなければ就職は難しいです…
今回は、この辺りの内容について詳しく解説しつつ、中小企業を受けるべきメリットについても紹介していきます。
ぜひ、中小企業の就職も難しいのではないかと考えている就活生は参考にしてみてください。
スポンサーリンク
Fラン大学生でも中小企業の就職は難しくない理由を紹介!


年月日 | 21卒(就職内定率) | 22卒(就職内定率) | 23卒(就職内定率) |
大学3年生3月 | 15.8% | 22.6% | 29% |
大学4年生6月 | 56.9% | 68.5% | 73.1% |
大学4年生8月 | 81.2% | 85.3% | 87.8% |
大学4年生10月 | 88.7% | 92.4% | 93.8% |
大学4年生12月 | 93.4% | 95.2% | 94.0% |
大学4年生3月(卒業前) | 96.1% | 96.4% | ₋ |
※引用元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2023年卒)
上表の通り、年々、就職内定率は上昇しており選考の早期化が進んでいます。(大学4年生8月で約90%)
そのため、企業を倍率の高い大手企業ばかり受けなければ内定ゼロの可能性は少ないと言えます。
また、DISCOの2023年卒採用 内定動向調査を見ると、就活後半でも採用を続けている企業があります。
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
近年、選考の早期化にともなって内定獲得のスピードは上がっています。
しかし、内定獲得のスピードが上がると同時に、内定辞退者の数も年々増加しています。

そのため、Fラン大学生は中小企業の就職は難しくないどころか大手企業の就職も不可能ではないです。


Fラン大学生が中小企業を受けるメリット3選を紹介!


と思われた方も多いと思いますが、私の経験上、大手企業を狙う方こそ中小企業も受けることをおすすめします。
メリット
- 大手企業の選考前に面接練習ができる
- 早期内定を獲得できると精神的に余裕が生まれる
- 大手企業以上に好条件の中小企業と出会える
上記3つについて詳しく解説していきますね。
大手企業の選考前に面接練習ができる

と言うのも、経団連に加盟している大手企業は、以下のスケジュールに沿って選考をおこないます。
就活スケジュール(経団連加盟企業)
- 大学3年生の6月からインターンシップ開始
- 大学3年生の3月1日に説明会解禁
- 大学4年生の6月1日に採用面接など選考解禁
- 大学4年生の7月〜8月上旬に内々定
- 大学4年生の10月1日に正式な内定解禁(内定式)
※経団連企業は、日本経済を元気にするをテーマに掲げた団体で大手企業が主に加盟しています。(詳しい詳細はこちら)
そのため、採用面接などが大学4年生6月以降に開催されます。
ポイント
しかし、中小企業の場合、大学3年生1月から採用面接をする企業も多く、大手企業より選考開始が早い傾向にあります。
そのため、本命の大手企業前に中小企業を受けることで選考対策をすることができます。
以上が、中小企業を受けるメリット1つ目です。
なお、経団連非加盟企業(中小企業含む)や外資系企業のスケジュールは、以下記事を参考にどうぞ。
※上場企業の採用担当を4年経験した情報を参考に" いつから本気で就活を始めるべきか" 徹底解説しています。
早期内定を獲得できると精神的に余裕が生まれる

と言うのも、中小企業は内定出しが早い傾向にあります。
そのため、中小企業に早期内定を獲得できると" 本命落ちても何とかなる! "といった感じで精神的に余裕ができます。
結果、精神的に余裕ができることで本命企業に最高の状態で臨むことができます。
ポイント
また、面接でよく聞かれる" 他社の選考状況は? "を聞かれたときに内定があると有利に働くこともあります。
と言うのも、" すでに内定を○社も持っている優秀な学生なんだ! "といった印象を与えられるためです。


大手企業以外の好条件の中小企業と出会える

と言うのも、中小企業の中には、〇〇で世界No1といった企業は多く存在します。
また、ブログ経由でさまざまな就活生の相談を受ける中で以下のようなコメントをいただいたこともあります。
M氏(23卒)
業界研究のため、中小企業を受けることが多かったのですが…
あまり聞いたことのない中小企業がパソコン・電源・SDカードなど「コネクタ」の国内最大手企業でした!
また、企業研究をしていく中で、世界でも「コネクタ」において知名度の高い優良企業だったので入社を決めました。
このように隠れ優良企業が中小企業の中に多く存在するのもメリットの1つと言えます。

※4年間の人事経験で培った情報をもとに給料や有休消化率・離職率から隠れ優良企業と判断した100社を紹介しています。
Fラン大学生が大手・中小企業へ内定獲得するために必要な行動11選!

内定獲得するために必要な行動11つ
- 無料の就活情報サイトへ登録
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 長期インターンシップへの参加
- グループディスカッションの練習実施
- 志望業界の絞り込み実施
- 企業研究の実施
- エントリーシート対策の実施
- 筆記試験対策の実施
- 面接対策の実施
- 無料の逆求人サイトを利用する
- 無料の就活エージェントを利用する


と思われた方も多いと思いますが、学歴のない状態で競争の激しい就活を乗り越えるには上記対策は必須です…
もちろん、ポジティブに捉えれば、上記11個の就活対策をおこなえば、ライバルの多い大手企業の内定も十分に狙えます。
私自身、アルバイト以外の実績がなかったFラン大学生でしたが、MARCH出身の同期に混じって上場企業に内定獲得できました。
なお、当記事で上記11つの行動をすべて紹介すると長くなってしまうので…
" Fラン大学から大手企業に内定獲得するためのおすすめ行動11選! "にてまとめ記事を作成しました。
そのため、大手含めた優良企業の内定を本気で目指したい方は、ぜひチェックしてみてください。
【Fラン大学生は中小企業の就職も厳しい?】大手以外の選択肢についてのまとめ!
今回は、" Fラン大学生は中小企業の就職すら厳しいのでしょうか… "という悩みについて解説しました。
結論、2023年時点でも就職事情は売り手市場が続いており、Fラン大学生でも中小企業の就職はできます。
もちろん、中小企業だけでなく大手企業の就職も目指すことは可能になります。
ただし、就活対策をしないまま就職できるほど就職活動は甘くはないのも事実です…
だからこそ、今回紹介した以下9つのうち、今すぐできそうな内容から行動していきましょう。
内定獲得するために必要な行動9つ
- 無料の就活情報サイトへ登録
- 自己分析を徹底的にやり込む
- 長期インターンシップへの参加
- グループディスカッションの練習実施
- 志望業界の絞り込み実施
- 企業研究の実施
- エントリーシート対策の実施
- 筆記試験対策の実施
- 面接対策の実施
- 無料の逆求人サイトを利用する
- 無料の就活エージェントを利用する

※私がFラン大学から上場企業へ内定獲得するためにおこなった具体的な行動11つを余すことなく紹介しています。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。