

今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイト以外の実績がないFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月に東証プライム企業へ総合職入社
- 新卒1年目から約4年間 東証プライム企業で採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者へ向けて就活情報発信中(実績:AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると" 大学4年生の2月で内定なしはかなり厳しい "です。
実際、大学4年生の2月は、次の年次の採用に切り替えている企業も多く、いつ採用活動が終了してもおかしくない時期です…
とは言え、内定を確実に諦めた方が良いかというとそんなことはないです。
もちろん、かなり厳しい現実に変わりはないですが、立ち回り方によって内定獲得は十分に可能です。
今回はその辺りの内容を詳しく紹介しつつ、" 大学4年生の2月で内定なしはやばい? "という疑問を解説していきます。
当記事はこんな方におすすめ
- 大学4年生の2月時点で内定なしがどれだけやばいか知りたい方
- 大学4年生の2月から内定獲得するために取るべき2つの行動を知りたい方
- 大学4年生の2月までに内定が取れない就活生の特徴を知りたい就活生
大学4年生2月の時点で内定がないのはやばいのか統計データをもとに解説!

と思われた方も多いと思いますが、正直にお伝えすると、大学4年生2月時点で内定がないのはやばいです。
年月日 | 21卒(就職内定率) | 22卒(就職内定率) | 23卒(就職内定率) |
大学3年生3月 | 15.8% | 22.6% | 29% |
大学4年生6月 | 56.9% | 68.5% | 73.1% |
大学4年生8月 | 81.2% | 85.3% | 87.8% |
大学4年生10月 | 88.7% | 92.4% | 93.8% |
大学4年生12月 | 93.4% | 95.2% | 94.0% |
大学4年生3月(卒業前) | 96.1% | 96.4% | ₋96.8%₋ |
※引用元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2023年卒)
上図の通り、23卒の大学4年生12月時点で内定を決めている就活生は94%となっています。
そのため、大学4年生2月時点で内定がない場合はかなり焦る必要があります。
とは言え、DISCOの2023年卒採用 内定動向調査を見ると、就活後半でも採用を続けている企業があるのも事実です。
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
近年、選考の早期化にともなって内定獲得のスピードは上がっています。
しかし、内定獲得のスピードが上がると同時に、内定辞退者の数も年々増加しています。

以上のデータから、就職内定率だけを見ると大学4年生2月はかなりやばいように見えますが、絶対に内定獲得できない時期ではないと言えます。
なお、上記内容を踏まえ、大学4年生2月から内定獲得のために取り組むべきこと2つを続けて紹介していきます。
大学4年生2月から内定獲得を目指すために取り組むべき行動2選!

取り組むべき行動
- 就活エージェントを利用して就活支援を受ける
- 逆求人サイトで企業からスカウトを狙う
上記の通り、取るべき行動は至ってシンプルでして…
プロの支援を受ける+自動的に企業からスカウトがくる仕組み作りです。
一つずつ詳しく紹介していきますね。
就活エージェントを利用して就活支援を受ける


上図の通り、就活エージェントサービスは、企業と就活生の間に入り、" 企業へは就活生を紹介 "し" 就活生には就活相談や求人紹介 "をおこなうサービスです。
なお、就活エージェントは、企業へ就活生を紹介し、紹介した就活生が面接・入社と進むことで企業より報酬を受取ります。
そのため、就活生からお金を取るスキームはなく、就活生は、プロのアドバイザーより以下の就活支援を無料で受けられます。
就活支援
- 面接対策 / キャリア相談 / あなたに合った求人紹介
- 自己分析サポート / イベント紹介
- ES添削 / 履歴書添削
- 内定後の手続きサポート
とくに、登録すると自分に合った企業紹介をおこなってくれるので大学4年生の2月からの就活には必須です。
なお、" 就活エージェントと言っても何を利用すれば良いの? "と悩まれる方も多いと思います。
ぜひ、上記悩みを抱える方は、以下3つのうちどれか一つを利用してみてください。
(無料)おすすめ就活エージェント
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / 紹介求人は事前に審査した優良企業のみ
- 「ジョブラス新卒紹介」:面談満足度93% / 非公開求人や推薦者限定求人あり
- 「MeetsCompany」:内定獲得が最短1週間 / 保有求人数は業界トップクラス
上記3つのサービスは、毎年多くの就活生が利用している就活エージェントになります。
とくに、キャリアチケットは、紹介求人の質や就活生の人気度・利用者満足度の部分で他エージェントを圧倒しています。
もちろん、キャリアチケットは、オンラインの初回面談含めすべて無料で利用できるので、就活エージェントの利用に悩まれている方は、気軽に相談してみてください。
>>キャリアチケットの初回面談登録はこちら(無料支援実施中)


※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめエージェントをまとめた記事となります。
逆求人サイトで企業からスカウトを狙う

なお、逆求人サイトを簡単に解説すると、あなたのプロフィールを見た企業からスカウトがもらえるサービスです。
上図の通り、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要がなく、出会える企業の幅が広がるという特徴があります。
そのため、大学4年生2月にマイナビやリクナビと違う、企業と出会える窓口を持っておくのはかなり重要になってきます。

昨今、スカウト経由での採用が当たり前になってきているからこそ、利用価値はかなり高いと言えます。

おすすめ逆求人サイト
上記3つの中でも、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービスです。
1,500社以上の大手企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手企業のスカウト獲得が狙えます。
そのため、OfferBoxの導入がまだの方は、ぜひ本記事を参考に利用を始めてみてください。
>>OfferBox(オファーボックス)の利用登録はこちら(無料)


※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめ逆求人サイトをまとめた記事となります。
大学4年生2月までに内定獲得できていない就活生の特徴5選!

内定獲得できない就活生の特徴
- ひとりで就活をすることにこだわり続けている
- 大手企業に絞って就活をおこなっている
- 業界・企業研究が不十分
- 自己分析が不十分
- 面接対策が不十分
※100人以上の就活生と交流してきた経験を踏まえ紹介していきます。
ひとりで就活をすることにこだわり続けている

実際、私のブログの読者の方で" 大学のキャリアセンターやエージェントに頼らず内定獲得したいです… "という質問は多くいただきます。
しかし、初めて経験する就活で誰にも頼らずに内定獲得を目指すのは難しいのが現実です…
とは言え、Youtube登録者30万人やTOEIC900点・公認会計士合格など、大きな実績があれば別です。
ですが、ほとんどの方は、" 実績はないけど、就活エージェントやキャリアセンターはやばいうわさ多いから… "のような理由でひとりで就活することにこだわる方が多いです。
結果、就活後半に内定ゼロという結果になることが多いです。
大手企業に絞って就活をおこなっている

例えば、以下のような例は多くの就活生がはまってしまうことが多いパターンとなります。
就職活動(例)
- 大学3年生3月:求人サイトオープンと同時に大手企業へエントリー
- 大学4年生4月:書類選考で全滅
- 大学4年生5月:求人サイト経由で大手企業へ再度エントリー
- 大学4年生8月:応募した大手企業全滅
- 大学4年生10月:秋採用をしている中小企業に応募
- 大学4年生12月:中小企業の面接で落とされる
- 大学4年生2月:内定ゼロ
正直、大手企業の場合、倍率が100倍の企業も多く、内定を獲得するのはかなり難しいです…
そのため、大手企業が自分の働きたい企業であれば、それなりの対策が必要になります。
なお、大手企業があなたがやりがいを持って働ける企業のである保証はありません。
まずは、あなた自身がどのような企業で働きたいかなど、自己分析を再度おこなうのがおすすめです。
業界・企業研究が不十分

と言うのも、面接では、" 業界の中で弊社を志望した理由は? "という質問がかならずあります。
この質問に対して、自分の意見でしっかりと答えられないと落とされる可能性はかなり高いです…
そのため、業界研究や志望企業の事業内容や求める人物像はしっかり把握しておくことが大切と言えます。

ポイント
- なぜ志望企業でなければならないのか?
- なぜ志望企業の〇〇でなければならないのか?
- 志望企業でどのようなことがしたいのか?
上記3つを考えて思いつかなければ、他の企業を志望してみるのも一つの手です。
自己分析が不十分

と言うのも、就活は" あなたという商品を売り込む "ことで内定が獲得できます。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてきます。
そのため、就活対策の基盤とも言える自己分析が不十分だと内定獲得の難易度は一気に上がります…

と思われた方も多いと思いますので、自己分析のやり方についても箇条書きで紹介しますね。
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切になってきます。
なお、各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめてますので合わせて読んでみてください。
※自己分析を実際におこなう手順を私の実体験を踏まえたうえで詳しく紹介しています。
面接対策が不十分

正直、就活では面接を受けずに内定を獲得することは不可能に近いです…
そのため、面接対策が不十分だと就活で内定獲得をすることは難しいのが現実です。
なお、面接対策で一番効率が良いのはプロのアドバイザーに模擬面接をしてもらうことです。
もちろん、大学センターや友人と模擬面接も手軽で良いのですが、本番の緊張感がないのがデメリットです…
また、的確なアドバイスを受ける意味でも就活エージェント経由でのアドバイスが一番効果的と言えます。
大学4年生2月からの内定獲得に向けて狙うべき企業の特徴3選!

おすすめ企業の特徴
- 通年採用をおこなっている企業
- 知名度の低い優良企業
- 直前で内定辞退が起こった大手企業
実際、大学4年生の2月でも採用を続けている企業は多いので諦める必要はなしです。
通年採用をおこなっている企業

例えば、以下のような企業は通年採用をおこなっている企業となります。
- 楽天株式会社
- 株式会社リクルート
- ファーストリテイリンググループ
- ソフトバンク株式会社
もちろん、上記のような有名企業以外にも通年採用をおこなっている企業は多く存在します。
そのため、今まで見ていなかった業界にも目を向けて、通年採用している企業を探すのをおすすめします。
なお、" 通年採用をおこなう優良企業50選 "にて、上記以外の通年採用企業をまとめてみました。
ぜひ、大学4年生2月以降も採用を続けている企業を探している方は参考にしてみてください。
※" シキホー!Mine "をもとに通年採用をおこなっている優良企業50社をまとめた記事となります。
知名度の低い優良企業

と言うのも、知名度の低い企業は大学4年生2月の時期でも採用を続けており、採用意欲が高い特徴があります。
そのため、知名度の低い大手グループ企業や業界で有名な中小企業を狙うのはかなりおすすめです。
なお、隠れ優良企業については、" 元人事おすすめの隠れ優良企業100選 "にまとめてますので参考にしてみてください。
※4年間の人事経験で培った情報をもとに給料や有休消化率・離職率から隠れ優良企業と判断した100社を紹介しています。
直前で内定辞退が起こった大手企業

と言うのも、選考が早期化したことで内定辞退率は年々増加傾向にあります。
上図の通り、「全体で41.4%・1,000人以上の大手企業でも47.2%」の企業が内定辞退が増えたと回答しています。
そのため、大学4年生2月でも内定獲得を諦める必要はないと言えます。
注意事項
ただし、内定辞退枠はマイナビやリクナビなどに掲載されないケースが多いので注意が必要です。
と言うのも、企業側は不足人員を確保したいので、マイナビやリクナビで応募が殺到するのを避けたいからです。

おすすめ就活エージェント
- 「OfferBox
」:1,000社以上の東証一部上場企業が登録している逆求人サイト最大手
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / 紹介求人は事前に審査した優良企業のみ
- 「MeetsCompany」:内定獲得が最短1週間 / 保有求人数は業界トップクラス
※上記3つは、就活サービスの中でも毎年多くの就活生が登録しており、企業側も内定辞退に備えて登録していることが多いです。

※上場企業へ内定獲得した私の就活経験と4年間の人事経験をもとにしたおすすめ就活サービスをまとめた記事となります。
【大学4年生2月時点で内定なし】今から始めるべき就活対策2選のまとめ!

取り組むべき行動2選
- 就活エージェントを利用して就活支援を受ける
- 逆求人サイトで企業からスカウトを狙う
正直、大学4年生2月時点で内定がないのはやばいのが現実です…
とは言え、DISCOの2023年卒採用 内定動向調査を見ると、就活後半でも採用を続けている企業があるのも事実です。
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
だからこそ、今回紹介した就活エージェントや逆求人サイトを上手に活用すれば、内定獲得もまだまだ狙えます。
ぜひ、" 大学4年生の2月だから内定は諦めないとダメかな… "と思われた方は、今回の内容を参考に就活を進めてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。