今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると" 大学4年生の2月で内定なしはかなりやばい "です。
実際、大学4年生の2月は、次の年次の採用に切り替える企業も存在し、いつ採用活動が終了してもおかしくない時期です…
とは言え、内定を確実に諦めた方が良いかというとそんなことはないです。
もちろん、厳しい現実に変わりはないですが、立ち回り方によって内定獲得も十分に可能な時期!
今回はその辺りの内容を詳しく紹介しつつ、" 大学4年生の2月で内定なしはやばい? "という疑問を解説していきます。
当記事はこんな方におすすめ
- 大学4年生の2月から内定獲得するために取るべき3つの行動を知りたい方
- 大学4年生の2月時点で内定なしがどれだけやばいか知りたい方
- 大学4年生の2月までに内定が取れない就活生の特徴を知りたい就活生
大学4年生2月時点の就活で内定なしの場合にやるべき行動【3選】
取り組むべき行動
- 大手就活エージェントの支援を受ける
- 逆求人サイトで企業からスカウトを狙う
- 企業研究のスキルを身につける
上記の通り、取るべき行動は至ってシンプルでして…
プロからの就職支援を受ける+自動的に企業からスカウトがくる仕組み作りです。
また、企業研究も大切になってくるのですが、一つずつ詳しく紹介していきますね。
①大手就活エージェントの支援を受ける
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
" 就活エージェントはゴミなのか? "の記事で詳しく解説していますが…
正直、就活エージェントは、支援をしてくれるアドバイザーとの相性に左右されるという欠点はあります。
しかし、プロ視点の自己分析や業界研究・ES対策・面接対策など、あなたと相性の良いアドバイザーを味方にできれば鬼に金棒!
一人で内定ゼロの状況を悩む必要がないのはもちろん、他の学生よりも精度の高い就活対策が可能です。
そのため、大学4年生2月から内定獲得するのであれば確実に利用しておきたいサービスです。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
- 「LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!
とくに、内定スピードや求人数・サポート品質など、総合力では「ミーツカンパニー就活サポート」がNo1!
通年採用をしている企業含めた、豊富な優良求人を取り揃えており、利用者満足度は91%と高い実績を誇ります。
もちろん、大手運営のサービスとは言え、アドバイザーとの相性や各社の保有求人に違いはあるので…
上記3サービスの初回面談を受けて「自分に合っているな」と感じるアドバイザーに協力してもらうようにしましょう!
手間はかかりますが、質の高い就職支援を受けるうえで他社比較は必須の作業です。
②逆求人サイトで企業からスカウトを狙う
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要なし。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録するだけでスカウト獲得が狙えます。
大学4年生2月から就活を始める場合、企業との接触回数を増やす努力が必須。
その中で、マイナビやリクナビとは違う経路で企業とつながれる環境を作っておくことは重要になってきます。
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービス。
1,500社以上の大手企業が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手企業のスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
③企業研究のスキルを身につける
前章で、就活エージェントと逆求人サイトをおすすめしましたが…
就活エージェントや逆求人サイト経由の求人をすべて信用するのはリスクがあります。
とくに、大学4年生2月は、就活生が集まらないブラック企業と呼ばれる求人も多いです。
そのため、就活エージェントや逆求人サイト経由の求人がどのような企業か調べるスキルは身につけておきましょう。
大学4年生2月からの就活で内定獲得に向けて狙うべき企業【3選】
おすすめ企業の特徴
- 通年採用をおこなっている企業
- ニッチな分野でシェアNo1の企業
- 直前で内定辞退が起こった大手企業
①通年採用をおこなっている企業
- 楽天株式会社
- 株式会社リクルート
- ファーストリテイリンググループ
- ソフトバンク株式会社
もちろん、上記のような有名企業以外にも通年採用をおこなっている企業は多く存在します。
そのため、今まで見ていなかった業界にも目を向けて、通年採用している企業を探すのはおすすめです。
なお、" 通年採用をおこなう優良企業50選 "にて、上記以外の通年採用をおこなっている企業をまとめてみました。
ぜひ、大学4年生2月以降も採用を続けている企業を探している方は参考にしてみてください。
②ニッチな分野でシェアNo1の企業
例えば、「エスペック株式会社」は、温度や湿度、振動などの環境変化の影響を分析する環境試験器のトップ企業。
企業名 | エスペック |
企業概要 | 温度や湿度、振動などの環境変化の影響を分析する環境試験器のトップ企業。 恒温。恒湿室などの大型タイプも主力製品であり、様々な気象環境を人工的に再現している。 また、2次電池や半導体の試験装置も手がけている。 |
従業員数 | 786名(単体) |
3年後の離職率 | 15.0%(3年前入社:男14名 女6名) |
有給休暇の平均取得数 | 15.6日/年 |
平均年収 | 655万円 |
月の平均残業時間 | 22.8時間/月 |
求める人物像 | モノづくりに興味があり、縁の下の力持ちにやりがいを感じていただける人 |
上表の通り、平均年収も高く、有給休暇取得率なども高水準を記録しています。
また、ニッチな分野でのシェアNo1ということもあり、エスペック含め収益性が高い企業は多いです。
しかし、知名度が少ないことから採用が上手くいかず、就活後半に採用活動を続けている企業も少なくありません。
そのため、マイナビやリクナビ以外の「就活エージェント」や「逆求人サイト」経由で探してみるのがおすすめです。
③直前で内定辞退が起こった大手企業
※引用:就職白書 就職プロセス調査(2024卒)7月1日時点の内定状況
24卒の方の7月1日時点の内定辞退率は60.2%と過去3年間でもっとも高くなっています。
また、下図の通り、内定辞退企業数も一人当たり1.29社と高水準が続いているのが現状。
※引用:就職白書 就職プロセス調査(2024卒)7月1日時点の内定状況
そのため、内定辞退が出た大手企業を狙うのはかなりおすすめです。
ただし、大手企業の内定辞退枠はマイナビやリクナビなどに掲載されないケースが多いので注意が必要!
企業側は不足人員を確保したいだけなので、マイナビやリクナビで応募者が殺到するのを避けたいからです。
おすすめ就活サービス
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 現状もっともおすすめの就活エージェント!
- 「OfferBox」:就活生の3人に1人が利用する逆求人サイト最大手!
- 「ABABA」:最終面接で落ちた経験を登録するとスカウト獲得が狙える逆求人サイト!
基本は、就活エージェント+逆求人サイト経由で内定辞退枠の大手企業を探せばOK。
就活エージェントの場合は、初回面談で" 内定辞退の出た大手企業はありますか? "と聞いてみましょう。
大学4年生2月までに内定獲得できない原因と対策【5選】
内定獲得できない原因
- ひとりで就活をすることにこだわり続けている
- 大手企業に絞って就活をおこなっている
- 自己分析が不十分
- 業界・企業研究が不十分
- 面接対策が不十分
①ひとりで就活をすることにこだわり続けている
実際、当ブログ経由で" 大学のキャリアセンターに頼らず内定獲得したいです… "という質問は多くいただきます。
しかし、初めて経験する就活で誰にも頼らずに内定獲得を目指すのは難しいのが現実…
初めて経験する就活だからこそ、キャリアセンターや就活エージェントなど、第三者を頼るのは必須です。
②大手企業に絞って就活をおこなっている
就職活動(例)
- 大学3年生3月:求人サイトオープンと同時に大手企業へエントリー
- 大学4年生4月:書類選考で全滅
- 大学4年生5月:求人サイト経由で大手企業へ再度エントリー
- 大学4年生8月:応募した大手企業全滅
- 大学4年生10月:秋採用をしている中小企業に応募
- 大学4年生12月:中小企業の面接で落とされる
- 大学4年生2月:内定ゼロ
上記は、大手企業だけを視野に入れた結果、倍率が高くすべて落ちてしまうケースです。
もちろん、大手企業だけを志望するのが悪いわけではないですが、中小企業にも目を向けるのは大切!
まずは、大手企業の子会社なども視野に入れつつ、いくつか滑り止めのような企業は持っておきましょう。
③自己分析が不十分
と言うのも、就活は" あなたという商品を売り込む "ことで内定獲得が可能。
また、自己分析をすることで" 自分のやりたいこと(就活の軸) "も見えてきます。
そのため、就活対策の基盤とも言える自己分析が不十分だと内定獲得の難易度は一気に上がります…
結果、内定がまったく取れないという状況になってしまうケースも少なくありません…
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
上記5つの通りでして、まずは適性検査を受講して自分の客観的データを収集するのが大切。
各項目の詳しい詳細は" 自己分析のやり方5ステップ "にまとめているので、ぜひ合わせて読んでみてください。
④業界・企業研究が不十分
と言うのも、面接では、" 業界の中で弊社を志望した理由は? "という質問がかならずあります。
この質問に対して、自分の意見でしっかりと答えられないと落とされる可能性はかなり高いです…
そのため、業界研究や志望企業の事業内容や求める人物像はしっかり把握しておくことが大切と言えます。
ポイント
- なぜ志望企業でなければならないのか?
- なぜ志望企業の〇〇でなければならないのか?
- 志望企業でどのようなことがしたいのか?
上記3つを考えて思いつかなければ、他の企業を志望してみるのも一つの手です。
⑤面接対策が不十分
正直、就活では面接を受けずに内定を獲得することは不可能に近いと言えます。
そのため、面接対策が不十分だと就活で内定獲得をすることは難しいのが現実です…
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | プロの就職支援を受けられる | 担当者の質に大きく左右される |
上記の通り、一番確実かつ手間が少ないのは大学のキャリアセンターを利用した模擬面接!
自分の行きたい企業の年次が近いOBがいれば、そちらの社員を紹介してもらうのもおすすめ。
なお、大学の友人同士で模擬面接をするのも気兼ねなくできる点では良いのですが、あまりおすすめしません…
友人も就職活動が初めてなので、的確なアドバイスが受けられず、ミスリードになってしまうこともあります。
最後の就活エージェントについては、就活のプロから模擬面接を受けられるのでかなりおすすめ。
冒頭で紹介した「ミーツカンパニー就活サポート」の模擬面接は評判も良いので活用してみてください。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
大学4年生2月から就活を始める場合によくある質問【4選】
よくある質問4選
- 大学4年生2月時点で内定がないのはやばいでしょうか?
- 大学4年生2月の冬の時期はブラック企業しか残ってないですよね?
①大学4年生2月時点で内定がないのはやばいでしょうか?
R氏(21歳)
大学4年生の2月時点で内定なしはやばいのでしょうか?
周囲の友人で就活をしている人がおらず焦っています…
年月日 | 21卒(就職内定率) | 22卒(就職内定率) | 23卒(就職内定率) |
大学3年生3月 | 15.8% | 22.6% | 29% |
大学4年生6月 | 56.9% | 68.5% | 73.1% |
大学4年生8月 | 81.2% | 85.3% | 87.8% |
大学4年生10月 | 88.7% | 92.4% | 93.8% |
大学4年生12月 | 93.4% | 95.2% | 94.0% |
大学4年生3月(卒業前) | 96.1% | 96.4% | ₋96.8%₋ |
※引用元:リクルート就職白書(就職プロセス調査2023年卒)
上図の通り、23卒の大学4年生12月時点で内定を決めている就活生は94%となっています。
そのため、大学4年生2月時点で内定がない場合はかなり焦る必要があります。
とは言え、DISCOの2023年卒採用 内定動向調査を見ると、就活後半でも採用を続けている企業があるのも事実です。
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
近年、選考の早期化にともなって内定獲得のスピードは上昇傾向。
しかし、内定獲得のスピードが上がると同時に、内定辞退者の数も年々増加しています。
以上のデータから、就職内定率だけを見ると大学4年生2月はかなりやばいように見えますが…
冒頭で紹介した就活エージェントや逆求人サイトを利用すれば、絶対に内定獲得できない時期ではないと言えます。
②冬の時期はブラック企業しか残ってないですよね?
T氏(22歳)
大学4年生2月の冬の時期はブラック企業しか残ってないですよね?
採用を続けている企業
- 通年採用をおこなっている企業
- ニッチな分野でシェアNo1の企業
- 直前で内定辞退が起こった大手企業
もちろん、冬採用をしなければならないほど労働条件の悪い企業が存在するのも事実ですが…
上記3つの特徴がある企業は、大学4年生2月になっても採用を続けていることが多いです。
③大学4年生2月からの就活で絶対にやっておくべき対策はありますか?
T氏(22歳)
大学4年生2月からの就活で絶対にやっておくべき対策はありますか?
正直、何から始めれば良いかわからず悩んでいます…
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
正直、就活エージェントは、支援をしてくれるアドバイザーの質に左右されるという欠点はありますが…
プロ視点の自己分析や業界研究・ES対策・面接対策など、相性の良いアドバイザーを味方にできれば鬼に金棒!
大学4年生2月から内定獲得するのであれば確実に利用しておきたいサービスです。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
- 「LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!
内定スピードや求人数・サポート品質など、総合力では「ミーツカンパニー就活サポート」がNo1!
通年採用をしている企業含めた、豊富な求人を取り揃えており、累計1万人以上の学生が就職を決めています。
ただし、3サービスとも大手とは言え、アドバイザーとの相性や各社の保有求人に違いはあるので…
上記3サービスの初回面談を受けて「自分に合っているな」と感じるアドバイザーに協力してもらうようにしましょう!
手間はかかりますが、質の高い就職支援を受けるうえで必須の工程となります。
④就活を諦めて就職浪人するのはダメなのでしょうか?
S氏(21歳)
大学4年生2月時点で内定がなく心が折れそうです。
正直、このまま就活を諦めて就職浪人しようかなと考えています…
就職浪人(既卒)のリスク
- モチベーション維持が想像以上に大変
- 正社員としての採用枠が新卒に比べ狭くなる
- 新卒として就活をしなかった明確な理由がないと詰む
私自身、就職浪人をしている友人を何人も見てきましたが、正社員として採用されるハードルはかなり上がると言っています…
また、私は採用側の人間でしたが、既卒の方に対する面接官の評価視点は厳しく、新卒の就活より通過率は低いです。
そのため、大学4年生の3月(卒業式の1ヶ月前)までは就活を諦めずに踏ん張ることをおすすめします。
【大学4年生2月時点の就活で内定なし】今すぐ始めるべき就活対策3選のまとめ
取り組むべき行動
- 大手就活エージェントの支援を受ける
- 逆求人サイトで企業からスカウトを狙う
- 企業研究のスキルを身につける
正直、大学4年生2月時点で内定がないのはやばいのが現実です…
とは言え、DISCOの2023年卒採用 内定動向調査を見ると、就活後半でも採用を続けている企業があるのも事実!
※上図は、正式内定解禁日(10月1日)の採用終了率データとなります。
だからこそ、今回紹介した就活エージェントや逆求人サイトを上手に活用すれば、内定獲得もまだまだ狙えます。
ぜひ、" 大学4年生の2月だから内定は諦めないとダメかな… "と思われた方は、今回の内容を参考に就活を進めてみてください。
諦めなければ必ず活路は見えてくきます。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。