読者の悩み
- 金融業界を志望するにあたり押さえておくべきポイントは?
- 金融業界を志望する理由を的確にアピールする方法は?
- 金融業界の志望動機の例文を参考にしてみたい!
今回は、元人事の私が実践した、「金融業界で志望動機をアピールする方法3つ」を紹介します。
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金融業界では、「志望動機は何ですか?」は、よくある質問パターンです。
そして、志望動機を紙に書くことはできても、面接で上手く話せない方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな方に、「志望動機は何ですか?」と面接で聞かれたときの話し方、その中でも金融業界に絞って解説します。
なお、志望動機の書き方について詳しく知りたい方は、以下記事を参考にどうぞ。
目次
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金融業界を志望する際に押さえておくべきポイント3選!
結論からお伝えすると、金融業界を志望する際に、最低限押さえておくべきポイントは、以下3つです。
最低限押さえておくべきポイント
- 金融業界の「会社」をしっかり把握する!
- 企業研究・業界研究は必要不可欠!
- 様々な業界に興味を持つ!

金融業界の「会社」をしっかり把握する!
金融業界にも、「銀行」「証券会社」「保険会社」など、様々な職種があります。
まずは、ここを理解しておかないと、「なぜ、銀行でないとダメなのか?」といった質問に戸惑ってしまいます。
銀行
銀行は、顧客から預かったお金を企業や個人などに貸し出し、
預金金利と貸出金利の差(=利ざや)から主な収益を得ている企業です。
証券会社
証券会社は、顧客が株式・債券などの金融商品を買う際の仲介をして得られる手数料収入や、
自らが株式や債券を運用した際の利益などが、収益の大きな柱となっている。
保険会社
保険会社は顧客から集めた保険料を株式や債券で運用し、そこから得られる利益を主な収益源としています。
いずれも、お金を取り扱って企業や個人顧客を支える企業です。
ざっくりと書きましたが、最低限、上記の違いは理解しておきましょう。
また、私が「なぜ、銀行でないとダメなのか?」と質問されたときの答え方の例文も載せておきます。
なぜ、銀行でないとダメなのか?
現在、金融の中でも「銀行」「証券会社」「保険会社」と様々な垣根がありますが、
将来的にこれらの垣根はなくなり、「銀行」が中心となって金融業界を牽引すると思っています。
例えば、銀行の窓口で保険を取り扱えるのがその最たる例です。
以上のことから、将来的に金融業界を牽引するであろう「銀行」を志望しました。
企業研究・業界研究は必要不可欠!
金融は、再編が活発におこなわれることで有名です。
なので、この点を考慮した「企業研究・業界研究」が必要不可欠になります。
単に「〇〇社に入りたい」ではなく、「自分がやりたい業務とは?」「なぜやりたいのか?」「どのような点が活かせるのか?」考える必要があります。
なお、金融業界を目指すのであれば、以下書籍を参考に、金融業界の仕組みを理解することをオススメします。
図解が多く、お金の流れやビジネスモデルが分かりやすく解説されています。
様々な業界に興味を持つ!
金融業界に限らずですが、様々な業界に興味を持つ学生の方が、評価は高いです。
なぜならば、働くうえでの顧客対象は、全業界に渡るからです。
特に、金融業界となると、お金や信用を様々な企業や顧客へ販売します。
販売するうえで、相手を理解しておくことは、必須の条件となります。
金融業界の志望動機を的確にアピールする3つの方法を紹介!
ここでは、金融業界を受ける際に、的確にアピールするためのポイントを紹介します。
では、的確にアピールするために、まずは、NGな志望動機から紹介していきたいと思います。
NGな志望動機
私の志望動機は、御社の風通しの良い職場とグローバルな考えに感銘を受け、
自分自身の成長をする上で必要な舞台が整っていると感じ志望しました。
お気づきな方もいるかもしれませんが、上記内容には大きく3つのNGポイントがあります。
NGポイント
- 志望動機の軸は、どの業務でどのような貢献をするかがポイント!
- 会社の感想や褒め言葉では、アピールに繋がらない!
- 会社は学校ではないので、「自分の成長」は志望動機ではNG!
他にもNGポイントはありますが、大きく分けると3つです。
そして、これらのNGポイントを理解した上で、金融業界を的確にアピールする3つの方法を紹介します。
「やりたい仕事」をしっかりとアピールする方法!
やりたい仕事をアピールする方法
融資によって個人をサポートする「融資業務」に仕事に大変関心があります。
人生の三大支出である、「老後資金」「教育資金」「住宅ローン」がありますが、この3点でお客様の役に立てることにやりがいを感じました。
なお、関心をもったきっかけは、御社の〇〇、、
上記内容は、しっかりとやりたい業務が明確に伝えられています。
また、やりがいを感じるポイントもアピールできているのもポイントです。
ただし、やりたい仕事に対してどのように貢献できるのかも伝えることは、忘れないようにしましょう。
自己PRと結びつけたアピール方法!
自己PRと結びつけたアピール方法
私は、御社の〇〇部門で働きたいと思っています。
私は、大学時代に1ヶ月間のホテルのインターンシップを経験し、「周りを見る視野の広さ」を身につけました。
〇〇の仕事は、チームで連携しながらお客様が求めていることを察知する視野の広さが必要だと伺いました。
非常に視野の広さとチーム連携が大切な仕事と伺っていますが、自分の中で挑戦したい意欲が強く、ホテルのインターンシップで培った「周りを見る視野の広さ」を御社でに入社して発揮したい所存です。
上記内容は、自己PRで伝えた「周りを見る視野の広さ」を絡めてアピールした文章です。
自己PRと結びつけたアピールは、目的意識の明確さを伝える上でも、非常に重要なアピール方法の1つです。
店舗見学をおこなったアピール方法!
店舗見学をおこなったアピール方法
私は、御社の〇〇や〇〇といった金融商品をお客様に提案する側になりたいと思い志望しました。
私事ですが、昨年、御社の〇〇支店に口座開設を手続きしにいきました。
その際に、金融商品〇〇と〇〇の特徴を伺い、金融の仕事の魅力を感じました。
なお、余談ですが、わずかな金額ではありますが、〇〇を軸に〇〇商品を購入させていただいております。
購入をきっかけに、日本経済の動向を確認することが習慣となっています。
上記内容は、実際に店舗へいったことで、「本気さ」や「行動力」のアピールにつながります。
また、金融商品を次々に挙げることにより、関心の強さもアピールできる方法となります。
金融業界を志望する理由を聞かれた時の答え方を紹介!

上記質問は、金融業界を志望していると必ず聞かれる質問です。
では、この質問に、私が、どう答えるのかを参考程度に紹介します。
(一例)志望動機の答え方
はい!私は、信頼をベースに資産の運用計画を提案する仕事に憧れ、貴社を志望しました。
なお、御社の説明会で、「金融業界は、商品は自分である」という言葉に感銘を受けたのも志望理由の1つです。
私は学生時代、婚礼のアルバイトをしており、そのなかで、結婚式という一大イベントをおこなう、お客様と信頼関係を築きあげる大切さを学びました。
私はこの経験を、〇〇企業や〇〇企業よりも個人の資産運用に関する商品を多く取り扱う貴社で、営業職として働くときに役立てることができると考えています。
入社後は、お客様と信頼関係を築き、商品は自分であることを胸に、5年後には、〇〇部の〇〇として、人の人生に欠かせない資産に携わる仕事をしたいです。
上記内容は、あくまで、私が金融業界を受けた場合の一例なので、参考程度にしてもらえればと思います。
なお、これらの志望動機は、全て以下記事を参考に考えています。
志望動機を伝える上での構成を知りたい方は、チェックしてみてください。
【金融業界編】志望動機を的確にアピールする3つの方法のまとめ!
いかがでしたか?
金融業界の志望動機を的確にアピールする方法は3つです。
志望動機を的確にアピールする3つの方法
- 「やりたい仕事」をしっかりとアピールする方法!
- 「自己PR」と結びつけたアピール方法!
- 「店舗見学」をおこなったアピール方法!
また、アピール方法を身につけた後は、「プロの就活エージェント」に模擬面接などをしてもらいましょう。
年間、何百人もの学生と面談を重ねている経験から的確なアドバイスがもらえます。
まずは、自分に合った就活エージェントと出会うため、複数の就活エージェントを利用してみると良いでしょう。
おすすめ就活エージェント3選
上記3つのサービスは、「企業の質」と「内定のスピード」が他サービスより優れており、利用も完全無料です!
是非、「周囲より大手企業の内定を早く獲得したいという方」は、活用してみてください!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。