こんな悩みを解決できる記事を書きました。
なお、まず始めに結論をお伝えすると、" 当社は第一志望ですか? "と聞かれたら嘘をついてもOKです。
また、第一志望と答えた企業の内定辞退をすることも問題ありません!
私自身、採用担当を4年やっていたので声を大にしては言えませんが…
就活におけるあなたの一番の権限は「企業選択の自由」です!
そのときには第一志望でも、さらにいきたい企業が見つかるのは当たり前!
" 御社が第一志望です! "と答えた企業を辞退をしても後ろめたい気持ちになる必要はまったくなしです!
ただし、「企業と円満に終えるための内定辞退ポイント」はあったりします。
また、 面接で" 御社が第一志望です! "と答えるときに押さえておくべきポイントもあるので紹介!
ぜひ、第一志望と答えた企業の内定辞退を迷っている方は参考にどうぞ!
面接で「当社は第一志望ですか?」と質問をしてくる面接官の意図とは?
では、さっそく面接官の意図をお伝えすると「入社意欲」を確認するためです。
つまり、 面接官は、" 内定出したら本当に入社してくれるのか? "を探っています。
そのため、大前提として、" 当社は第一志望ですか? "を聞かれたときは、チャンスと捉えて問題なしです。
- 嘘をついてでも御社が第一志望ですと答える。
- 嘘をつくのが嫌で〇〇社が第一志望ですと答える。
このように、上記1が嘘であったとしても就活生が有利な場面は多々あります…
なお、今回の" 御社は第一志望です! "はついて良い嘘ですが、面接で一発アウトの嘘もあります…
この辺りは、" 就活の面接で嘘はバレる? "で詳しく解説しているので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
面接で「御社が第一志望です」と答えるときに意識すべきポイント【3選】
ポイント【3選】
①迷わずに御社が第一志望と即答する
というのも、面接官が" 当社は第一志望ですか? "と聞いてくるのはあなたの入社意欲を確認するため!
そのため、嘘であっても御社は第一志望ですと即答するようにしましょう。
②なぜ第一志望なのか明確に伝える
1つ目で「迷わずに第一志望と即答する」と回答しましたが、 第一志望の理由を明確に伝えることも大切!
例えば、以下のような内容で第一志望と答えられると面接官の好感度を上げることができます。
例文
はい!私は御社が第一志望です!
理由としては、私は御社の「日本におもてなしを世界中へ」をミッションに掲げた企業風土に惹かれたからです。
上記のように、どこに魅力を感じ第一志望となったのか伝えられると「入社意欲」をアピールできます。
③選考中の他社と比較して第一志望の理由を伝える
例文
はい!私は御社が第一志望です!
と言うのも、現在〇〇社と〇〇社、そして御社を志望しておりますが…
他社にない御社の新規獲得した粗利の10%を社員に還元する制度に魅力を感じております。
実際、働いている社員の方々の士気も高く、頑張りが社員へ還元される御社の企業風土は私の志望企業としてNo1となっています。
上記のように、他社と比較することで、なぜあなたが第一志望として入社したいか明確にアピール可能。
また、" 他社と比較して〇〇製品が… "のように、他社と製品比較するような理由を伝えられるとさらに良くなります。
と思われた方も多いと思いますので、第一志望と答えた企業に対する内定辞退方法も紹介していきますね。
面接で「御社が第一志望です」と答えた企業に内定辞退を伝える方法
ポイント
- どう言った理由で内定辞退をするのか明確に話す
- 電話を行う時間は朝の10時台・昼の14時から16時の間
- できるだけ静かな場所で電話をかける
- ハキハキと話す
上記の通りでして、とくに内定辞退を明確に伝えるのが一番大切!
例えば、" 他企業に内定をもらったので辞退します "ではなく " 就活の軸に沿った企業研究をする中で他企業の〇〇が私のやりたいこととマッチし… "のように伝えましょう。
ちなみに、内定辞退はメールで済ませようとする就活生も多いですが、電話で辞退するのがおすすめ!
また、内定辞退のタイミングは、内定辞退を決意したらすぐに連絡しましょう!
企業側も新卒採用にお金がかかっており、代わりの人材確保が必要なのでできるだけ早めに連絡してあげましょう。
豆知識
新卒採用にかかる採用単価の平均は1人あたり73万円となっています。(dodaキャンパス調べ)
内定辞退を企業へ伝える場合のテンプレートを紹介
注意事項
電話のテンプレートについては、状況によってテンプレート通りに進まないケースがあるので注意。
電話対応の場合は、難しいかもですが「臨機応変」に対応するようにしましょう。
①電話で内定辞退を伝える場合のテンプレート
テンプレート
大変お世話になっております。
先日内定のご連絡をいただきました〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
恐れ入りますが、人事部ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?(電話が担当者に代わる)
お忙しいところ失礼いたします。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
先日は、内定のご連絡をいただきありがとうございました。
本日は、大変申し訳ないのですが、内定の辞退をさせて頂きたくご連絡いたしました。(一拍おいて)
なお、内定辞退の理由としましては、私が就活の軸としておりました「〇〇〇〇」を実現する上で、
並行して選考の進んでいた企業の「〇〇〇〇」と言った特徴がマッチしたことが理由となります。(先方から了承の返事あり)
〇〇様には、説明会からお世話になっていたにもかかわらず、このようなご連絡となってしまい誠に申し訳ございません。
また、お忙しい中、ご丁寧にご対応をいただきありがとうございました。
それでは、失礼いたします。
上記の通りでして、とにかく誠心誠意の気持ちを込めて内定辞退を伝えるように意識しましょう。
あなたの気持ちをきっと担当者の方も理解してくれるはずです。
②メールで内定辞退を伝える場合のテンプレート
テンプレート
〇〇株式会社
新卒採用担当〇〇様
大変お世話になっております。
先日内定のご連絡をいただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
先ほど貴社にお電話致しましたが、ご多忙のようでしたので、メールで失礼いたします。
その節は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
嬉しいお知らせを頂戴したなかで大変心苦しいのですが、今回の内定を辞退したくご連絡差し上げました。
なお、内定辞退の理由としましては、他企業への入社を決めたことが理由となります。
貴社と入社を決めた他企業は、志望度が同じくらい高く、どちらに入社するべきか迷っていたのが正直なところです。
貴社の〇〇に力を入れている点は非常に魅力的であり、入社したのち〇〇ができる貴社なら、志高く働けるだろうと考えておりました。
しかし、もう一つの企業では、〇〇に加え〇〇のような経験もできると知り自身の将来を考えこちらの企業で頑張ってみようと決断した次第です。
本来ならば、直接お伺いしてお詫びすべきところ、メールでのご連絡になりますこと何卒ご容赦いただきたく申し上げます。
〇〇様はじめ、採用に関わっていただいた全ての方に心より感謝しております。
最後になりますが貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。〈著名〉
上記の通りでして、〇〇の部分はあなたの内定辞退しようとしている企業に合わせて変更しましょう。
ぜひ、内定辞退するときの参考にしてみてください。
「御社が第一志望です」と答えた企業への内定辞退は問題ないかのまとめ
今回は、" 御社が第一志望です "と答えた会社を内定辞退するのは問題ないか解説しました。
結論、第一志望と伝えた企業の内定辞退をしても問題なしです。
なぜならば、企業選択は就活生の特権なので、第一志望を伝えたあとの内定辞退も自由だからです。
ただし、 " 内定辞退連絡をしない "や" 第三者に内定辞退を伝えてもらう "ようなことはしないようにしましょう。
企業側も採用にお金がかかっているので誠心誠意の気持ちを込めて内定辞退を伝えてあげてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。