読者の悩み
- ITパスポートはどのような試験ですか?
- ITパスポートの勉強にはどれくらいの時間がかかりますか?
- ITパスポートを独学1ヵ月で合格するための勉強法はありますか?
今回は、上記悩みに、IT知識ゼロ(文系出身)の私が、独学1ヶ月でITパスポートに合格したときの勉強法を中心に解説します。
なお、私は通信業界で働いてますが、人事業務を中心としてきたので、ITに関する知識は、全くありませんでした。
しかし、今回紹介する内容で1ヶ月勉強すれば、ITパスポートに合格できたので、そのノウハウを余すことなく紹介します。
是非、「ITパスポートを短期間で取得したいと考えている方」は、参考にしてみてください!
目次
ITパスポートの勉強を始める前に概要を説明!
ここでは、ITパスポートの合格率や試験方式・平均勉強時間の解説をしています。
もし、勉強方法から知りたい方は、「独学1ヶ月でITパスポートに合格した勉強法」から読み進めてもらえればと思います。

資格概要 | |
難易度 | (段階中) |
合格率 | 令和3年11月度 52.0%(例年の平均は50%前後) |
平均勉強時間 | 約1ヶ月〜約2ヶ月(100時間程度) |
受験日 | 毎月6回ほど(詳しい受験日は、公式HP参照) |
受験料 | 7,500円(消費税込み) |
試験方式 | CBT方式(詳しい詳細は、公式HP参照) |
合格ライン | 総合評点600点以上(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系 各300点以上) |
当日の持ち物 | 身分証明書(免許証・保険証など)・確認票 |
申し込み期間 | 公式HP参照 |
上表の通り、ITパスポートの合格率は、例年50%前後となってますが、直近では、下図の通り、非IT系(=IT初心者)の合格率は約60%と高い水準になっています。
引用元:【公式】ITパスポート試験結果
そして、IT関係の知識が全くない方が合格を目指す場合の平均勉強時間は「100時間程度」となっており、1日3時間勉強すれば1ヶ月の合格も可能と言われています。
なお、合格ラインは、総合評点600点以上に加えて、下表の各分野300点以上で合格となっています。
項目 | 詳細 |
ストラテジ系 | 企業活動や法務、経営戦略、システム戦略などが出題範囲 |
マネジメント系 | 開発技術やプロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどが出題範囲 |
テクノロジ系 | コンピュータの基礎理論やコンピュータシステム、技術要素などが出題範囲 |
余談ですが、「ITパスポート試験=テクノロジ関係の試験」と思われがちですが、過去の傾向では、マネジメント系の問題が多く出題されています。
また、近年であれば「セキュリティに関する問題」や「企業活動や法務に関する問題」も多い傾向となっています!
以上が、ITパスポートの勉強を始める前に知っておくべき概要となります!
独学1ヶ月でITパスポート合格できる理由3選!「勉強時間は約70時間」
先ほど、ITパスポートの平均勉強時間は、約100時間(約1ヶ月〜約2ヶ月)とお伝えしました。
とは言え、IT知識が乏しい私が勉強した感覚としては、1ヶ月(約70時間)の勉強で確実に合格できる資格だと感じました。
なお、ITパスポートが独学1ヶ月(約70時間)の勉強で合格できると感じた理由は、以下の通りです。
ITパスポートが独学1ヶ月で合格できる理由3選
- 過去問からの出題が一定数ある(全体の2割程度)。
- 無料または格安で提供されているオンライン学習サイトが多い。
- 計算問題の出題数が少なく、暗記主体の試験のため!
上記理由については、一つずつ詳しく解説していきますね!
ITパスポートは過去問からの出題が一定数ある!
独学1ヶ月でITパスポート合格ができる理由1つ目は、「過去問からの出題が一定数あるため」です。
過去の傾向を見る限り、ITパスポート試験は、毎回過去問から一定数の問題(全体の2割程度)が出題されています。
つまり、過去問対策をしっかりおこなえば、全体の2割は、確実に得点することができるということです。
なお、過去問と同じ問題が2割とありますが、残りの8割も基本は、過去問と似た内容が出題されていた印象でした。
なので、全体6割の各分野3割は、1ヶ月の正しい勉強法を実践すれば、確実に合格が可能です!
無料または格安のオンライン学習サイトが豊富
独学1ヶ月でITパスポート合格ができる理由2つ目は、「無料または格安のオンライン学習サイトが豊富」だからです。
私も勉強時に使用しましたが、ITパスポートでは、以下のような学習サイトやサービスが充実しています。
オンライン学習サイト
なお、上記の中でも、私が一番お世話になったのが「ITパスポート過去問道場」と「スタディング」です。
過去問道場は、ITパスポート試験の過去問をランダムや分野別に出題できる、非常に優れたサイトです。
また、後述しますが、玉木宏さんを起用したCMで話題沸騰中のオンライン学習サービス「スタディング」の活用も、1ヶ月(約70時間)で合格できた要因の一つとなっています。
ITパスポート試験は計算問題が少なく暗記が主体
独学1ヶ月でITパスポート合格ができる理由3つ目は、「計算問題が少なく暗記が主体のため」です。
実際、ITパスポートの過去問題5年分を見てみましたが、計算問題は、全体の1割に満たないことが分かりました!
ITパスポート計算問題の割合
- 令和3年(春):100問中6問
- 令和2年(秋):100問中7問
- 令和元年(秋):100問中8問
つまり、計算問題を苦手としている方は、「計算問題を捨てる」という選択が可能になります!
そして、その分だけ、時間をかけて専門用語の暗記などに時間を費やし、得点を伸ばすことができるのです。
以上3つが、ITパスポートを1ヶ月(約70時間)の勉強でも十分合格できる理由となります。
なお、後述で「IT知識ゼロの私が独学1ヶ月でITパスポートに合格した勉強法」を手順に沿って解説しています!
是非、「ITパスポートの合格を短期間で目指したい方」は、読み進めてみてください!
独学1ヶ月でITパスポートに合格した勉強法を紹介!

1ヶ月で合格するための勉強法
- ITパスポートの申し込みとスタディング登録!(1日)
- スタディングの「動画講義」「スマート問題集」を最低2回受講!(1日3時間を10日間)
- スタディングの「問題横断復習」と「セレクト過去問集」を受講!(1日2時間を5日間)
- 「ITパスポート過去問道場」とスタディングの「直前対策模試」を解く!(1日1時間を15日間)

ITパスポートの勉強法①「申し込みをおこなう」
まず始めに、ITパスポート合格を1ヶ月で目指すのであれば、以下の申し込みを今すぐおこなってください。
各種申し込み
ココに注意
とくに、毎週のように開催されているITパスポート試験は、申込を先延ばしにする方が非常に多いです。
なので、ITパスポートの受験申し込みは、合格目標を決めてしまう面でも必ずおこないましょう。
ITパスポートの勉強法②「スタディングの活用」
続いて、オンライン学習ツール「スタディング」の動画講義とスマート問題集を活用した、インプット学習をおこないます。
先ほどもお伝えした通り、ITパスポートは、暗記が主体の試験となります。
そのため、通勤時間などの「スキマ時間」に、質の高い知識のインプットができるかで、合格率は大きく変わります。
なお、「スタディング」を初めて聞いた方のために簡単に要点を解説しますね!
スタディングの特徴
- 業界最安値の5,720円で受講可能(合格者:2,000円キャッシュバック実施中)
- 重要な点がまとめられた質の高い動画講義(講師:滝口直樹氏)
- フルカラーのWebテキスト(冊子を持ち運ぶ必要なし)
- 基礎問題から実試験問題まで幅広く網羅された問題集(600問以上)
上記の通り、「スタディング」は、分厚い参考書を持ち運ぶ必要のない「フルカラーのWebテキスト」や「質の高い講義動画」、「基礎から応用まで取り揃えた豊富な問題集」を格安の5,720円で提供しています。
なお、私自身、毎日1時間の通勤をしていますが、イヤホンで動画講義を聴きながら、「Webテキストの読み込み」や「スマート問題集」を解くことで、1ヶ月30時間(通勤1時間✖︎30日)の質の高い学習時間が確保できました。
是非、社会人や主婦の方で、まとまった時間がなかなか取れない方は導入してみてください。
ITパスポートの勉強法「過去問題集をひたすら解く」
私が、最後におこなっていたのは、「ITパスポート過去問道場」と「スタディング」の「直前対策模試」を活用し、ひたすら過去問を解き続けることです。
先ほどもお伝えした通り、ITパスポート試験では、毎回過去問から一定数の問題(全体の2割程度)が出題されます。
そのため、過去問に時間をかけて解くことは、ITパスポートを合格するために必須と言えます。
なお、ITパスポート過去問道場は、過去問題読解後に正答率も表示されるので、自分の苦手分野が把握しやすいです。
参考までに、私は、上図の得点を各回ごとに取れるまで勉強し合格できました。
過去問で70~80%の正答率となるまで勉強すれば、本番で緊張することを加味しても、確実に合格を狙えるはずです。
独学1ヶ月でITパスポート合格した勉強法と勉強時間のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、IT知識ゼロの私が1ヶ月でITパスポートに合格した勉強時間と勉強法を紹介しました。
1ヶ月で合格するための勉強法
- ITパスポートの申し込みとスタディング登録!(1日)
- スタディングの「動画講義」「スマート問題集」を最低2回受講!(1日3時間を10日間)
- スタディングの「問題横断復習」と「セレクト過去問集」を受講!(1日2時間を5日間)
- 「ITパスポート過去問道場」とスタディングの「直前対策模試」を解く!(1日1時間を15日間)
「ITパスポートのメリット」の記事でも解説してますが、近年、ITに関する知識は、非常に重要になってきています。
その中で、ITパスポートは、ITに関する基礎知識があると認められる立派な国家資格です。
なので、是非、今回紹介した「スタディング」と「ITパスポート過去問道場」を活用した勉強法を参考に、ITパスポートの資格取得に挑戦してみてください!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。