こんな悩みを解決できる記事を書きました。
就活において、学生をもっとも悩ませるのが「学生時代に最も力を入れたこと(通称ガクチカ)」…
学生時代に頑張ったことはアルバイトくらいと悩む学生は多いです。
今回は、そんな方に向けた「ガクチカはアルバイト経験ではダメなのか?」について紹介します。
なお、結論「ガクチカはアルバイトを題材としても問題なし」です!
この辺りの詳しい詳細をお伝えしつつ、「ダメなアルバイトのガクチカ」についても紹介していきます。
そのため、アルバイト経験をもとにガクチカ作成しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アルバイト経験をガクチカにしても問題ない理由【2選】
問題ない理由
①ガクチカで一番多いのがアルバイト
上記のとおりでして、「ガクチカで一番多いのはアルバイト」!
株式会社プレシャスパートナーズによる、「23卒を対象としたガクチカのエピソード」でアルバイトがNo1となっています。
- 第1位:アルバイト(全体の25%)
- 第2位:部活/クラブ/ボランティア活動(全体の21.5%)
- 第3位:サークル活動(17.1%)
もちろん、アルバイトが多いからこそ、他の学生と差別化できないという意見もあると思います。
ただ、私の採用担当者としての経験上、ガクチカがなにかはそこまで気にしていませんでした。
それよりも、次の章で紹介する、「体験に対する苦難や解決するまで」のプロセスを企業側は聞きたいと思っています。
②ガクチカで大切なのはプロセス
上記のとおりでして、ガクチカで大切なのは「プロセス」です。
正直、学生時代の私は疑っていましたが、採用担当になり本当であることを実感しました。
というのも、企業側はガクチカをもとに以下3つを見ようとしています。
- 学生の人柄
- ガクチカの経験を通じた学び
- ガクチカを通じた学びをどう活かしてくれるか
上記のとおり、ガクチカに求めているのは「スゴイ実績」ではないです。
アルバイト経験のガクチカであっても、あなた自身の人柄は伝えられます。
もちろん、アルバイトを通じた学びを志望企業で活かすことも可能です。
アルバイト経験のガクチカでダメなパターン【3選】
ダメなパターン
①アルバイトを長く続けただけのガクチカ
上記のとおりでして、「アルバイトを長く続けただけのガクチカ」はダメです。
詳しくは、「ガクチカでアルバイトを長く続けただけはNGな理由」という記事で紹介していますが…
大前提、アルバイトを続けることは当たり前です。
長く続けたことをアピールすると、「この子はやめるクセがあるんだろうか?」と疑われたりもします。
そのため、アルバイトを長く続けたことだけを全面にアピールするのはやめておきましょう。
②虚偽を疑われるようなガクチカ
上記のとおりでして、「虚偽を疑われるようなガクチカ」もダメです。
例えば、「コーヒーチェーン店でアルバイト全員のやる気を上げて売上30%アップしました」と聞けばどう思うでしょうか?
正直、私が面接官であれば「いやいや嘘でしょ…」と思ってしまいます。
実際、チェーン店はマニュアルが整備されており、やる気だけで売り上げを変えるのは難しいのが現実…
そもそも、バイトのやる気だけで売上が変わるなんて信じられないと感じる方も多いと思います。
このように、ガクチカの内容に虚偽を疑われた場合は、面接官から一発アウトをくらいます。
そのため、虚偽を疑われるようなガクチカにはならないように注意しましょう。
③何が言いたいのかわからないガクチカ
意外と多いのですが、「何が言いたいのかわからないガクチカ」もダメです。
詳しくは、「アルバイトのガクチカを上手にアピールする方法5選」で紹介していますが…
ガクチカの基本構成は「起承転結」に沿って作成することです。
ガクチカの構成
- 起:ガクチカに対する成果と実績
- 承:成果に至るまでの問題と課題設定
- 転:課題解決に対する行動
- 結:最終的な結果
上記の構成で作成できているガクチカは読みやすく、採用担当者に魅力を感じてもらいやすいです。
正直、私は採用担当者として500枚以上のガクチカを見てきましたが…
起承転結に沿って作られたガクチカは少なかったです。
そのため、他の学生より一歩リードするうえでも、ガクチカの作成は「起承転結」を意識してみてください。
ダメなアルバイトのガクチカになっていないか確認する方法【3選】
確認方法
①就活エージェントを利用する
ダメなガクチカになってないか確認する方法として「就活エージェントの活用」が一番おすすめです。
というのも、就活エージェントを利用すれば以下の就職支援が無料で受けられます!
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- ガクチカ・エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
実際に就職支援をしてくれるのは、新卒の就活市場を熟知した「キャリアアドバイザー」!
何百・何千という学生を支援してきた経験をもとに、ガクチカの添削をしてくれます。
ちなみに、就活エージェントは色々ありますが、私の経験上、以下の「大手3社」のいずれかがおすすめです!
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / おすすめ就活エージェントNo1!
- 「キャリアチケット」:年間サポート支援1.4万人 / 紹介求人の質は業界トップクラス!
- 「JOBRASS新卒紹介」:面談満足度93% / 設立50年以上の老舗企業が運営
上記3サービスは、「おすすめ就活エージェントランキングトップ10」で詳しく紹介してますが…
とりあえず1社だけを選ぶのであれば、「ミーツカンパニー就活サポート」がおすすめです!
地方求人含めた、「全国エリアの穴場求人」を多く保有しており、「内定獲得は最短1週間」!
利用者満足度も91%と高く、他サービスに比べて「ガクチカの添削含めた就職支援の品質」が安定しています。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
②キャリアセンターに相談する
ダメなガクチカになってないか確認する方法として「キャリアセンターに相談する」のも一つの手です。
正直、大学のキャリアセンターは、民間企業の就職経験がない人も多いです…
ただ、気軽に相談できるのが魅力だったりします。
そのため、まずは気軽な気持ちでガクチカを見てもらいたい方は、キャリアセンターに相談してみてください。
③逆求人サイトへガクチカを登録する
あまり知られていないやり方ですが、ガクチカを「逆求人サイトへ登録する」のもおすすめです。
逆求人サイトは、自己PRやガクチカを登録すると、企業からスカウトが狙えます。
そのため、以下の3ステップで「ガクチカの品質」をチェックすることができます。
step.1
何パターンかのガクチカを用意
step.2
ガクチカを逆求人サイトに登録
step.3
1週間の間に一番反応が良かったガクチカを採用
ちなみに、逆求人サイトを選ぶ場合は、スカウト獲得がしやすいサービスにしましょう。
私の経験上、逆求人サイト最大手の「OfferBox」あたりが、スカウトが一番狙いやすいと思います。
スカウト受信率は93.6%と高く、もし逆求人サイトを利用するのであれば一番おすすめです!
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
アルバイトを題材にしたガクチカに関するよくある質問【3選】
よくある質問
①アルバイトを題材にしたガクチカ例文を教えて
F氏(21歳)
アルバイトを題材にしたガクチカの例文が知りたいです…
できれば飲食店とかで何パターンか知りたいな!
居酒屋のアルバイト
私は、〇〇という居酒屋のホール担当として、顧客満足度No1を2年連続獲得しました。
なお、この成果を上げるにあたった経緯をお話しすると…
当初、私は自分を前に出すのが苦手でリピーターを増やせずにいました。
実際、居酒屋ではリピーター感謝祭というイベントがあるのですが、私指名で来店された方は2名のみ。
しかし、この課題に対して、私は次の2つの改善策を検討し、積極的にチャレンジしました。
〈チャレンジ項目〉
・「お客様へ自分の存在を知ってもらうために1日15人の声掛けノルマを設定」
・「お客様との雑談を記録し、次回来店時の話のきっかけにする」
上記2つの取り組みの結果、リピーターが2名から23名に増加!
顧客満足度No1に2年連続獲得できるまでに成長しました。
この経験から学んだ、「お客様との信頼関係の大切さ」を御社でも活かすため、常にお客様目線に立った営業をおこない、御社の売上アップに貢献します。
上記のとおりでして、基本的な構成は「起承転結」を軸にしています。
ちなみに、上記以外にも「カフェのアルバイト」と「レストランのアルバイト」を題材にしたガクチカ例文もあります。
気になる方は、以下記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
②アルバイトを題材にしたガクチカは弱いですよね?
N氏(21歳)
アルバイトを題材にしたガクチカってやっぱり弱いでしょうか?
キャリアセンターの人にもインパクトに欠けると言われました…
もちろん、アルバイトをガクチカにする学生が多いからこそ、他の学生と差別化できないという意見もあると思います。
ただ、私の採用担当者としての経験上、ガクチカ題材はそこまで気にしていませんでした。
それよりも、企業側は、「体験に対してどういった苦難や成功があったのか」というプロセスを聞きたいと思っています。
③ガクチカ作成におすすめのツールはないの?
W氏(21歳)
ガクチカを一から作成するのにおすすめの就活ツールはありますか?
おすすめ生成AIサービス
- 「HelloBoss」:日本初のAI求職アプリ / プロサッカー選手の本田圭佑氏も出資
- 「BLITZCAREER」:AIによる自己PRやガクチカの自動作成が可能 / 豊富な就活コンテンツが魅力
- 「Unistyle(ユニスタイル)」:先輩の選考通過したガクチカが7万件以上見放題(利用者が累計40万人突破)
上記3つは、ガクチカの自動作成や選考通過した先輩のガクチカが見放題のサービスです。
すべて無料で利用できるので、ガクチカ作成には欠かせないツールとなっています。
【まとめ】ガクチカでアルバイト経験はダメではない
問題ない理由
- ガクチカで一番多いのがアルバイト
- ガクチカで大切なのはプロセス
上記のとおりでして、そもそも学生がガクチカで一番採用するのがアルバイトです。
そのため、ガクチカ=アルバイトを題材にするのがダメではありません。
もちろん、アルバイト経験のガクチカが多いからこそ差別化は必須!
アルバイトで学んだ実績や経験を「どう志望企業に活かすか」しっかり語れるかが大切になります。
この辺りの、「アルバイトのガクチカを上手にアピールする方法」は、以下記事で詳しく紹介しています。
そのため、アルバイト経験を題材にガクチカ作成を考えている方は、合わせてチェックしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。