こんな悩みを解決できる記事を書きました。
英語力を示すうえで一つの指標となるTOIEC900点!
私自身、上場企業の採用担当を4年やりましたが、TOIEC900点を持っている学生は少なかったです。
そのため、「TOIEC900点=希少価値の高い実績」であることは間違いないといえます。
ただし、TOIEC900点あっても就活が余裕かは別問題です…
今回はこの辺りの理由を中心に紹介していきます。
ぜひ、就活のためにTOIEC900点を取ろうとしている人は、参考にしてみてください!
Fラン学生がTOIEC900点取れば就活で有利?【結論:有利です】
大前提、FランからTOIEC900点取れば「就活で有利になるのは間違いない」です!
- TOIEC900点は受験者の約4%
- 英語力を企業へ示せる
- TOIEC900点という努力が示せる
こんな感じでして、TOIEC900点は、企業側も注目している資格の一つです。
東大・慶應生など、高学歴の学生がTOIEC900点はよくある話ですが…
Fラン学生がTOIEC900点取ると、企業も興味を示してくれます。
そのため、TOIEC900点を目指すことは、まったく反対ではありません。
ただし、TOIEC900点=どんな企業でも入れるわけではありません…
この辺りの現実についても、次の章で詳しく紹介していきます。
Fラン学生がTOIEC900点取ると就活は余裕?【結論:余裕ではない】
TOIEC900点が就活で有利なのは間違いないですが…
TOIEC900点だけ取っても就活が余裕になるわけではありません。
本章では、この辺りの理由について、一つずつ紹介していきます。
TOIEC900だけでは厳しい理由[
理由①:TOIEC900点はただのアピール材料
上の動画は、TOIEC900点を取った就活生の体験記事です。
動画内でも語られていますが、「TOIEC900点はただのアピール材料」にすぎません!
- TOIEC900点の自慢だけされてもな…
- うちの会社で英語使うことほとんどないよ…
こんな感じでして、企業もTOIEC900点の自慢話を聞きたいわけではありません。
企業側は、「TOIEC900点を取るまでの過程」が知りたかったりします!
そのため、TOIEC900点を取るだけで就活が余裕になるわけではないので注意しましょう。
理由②:学歴フィルターは存在する
「学歴フィルターは当たり前なのか?」という記事で詳しく紹介していますが…
残念ながら、学歴フィルターを用いている企業は存在します。
事実、TOIEC900点をESに書いても見られないケースも少なくありません。
そのため、TOIEC900点取れば、どんな企業も余裕で受かるわけではないので注意しましょう!
Fラン学生がTOIEC900点以外にやっておくべき行動【5選】
TOIEC900点を取ることに反対ではありませんが…
本章では、それ以上にやっておくべき行動があるので紹介しておきます。
TOIEC900以外にやるべき行動
対策①:自己分析の開始
就活対策において、どうしても外せない対策が「自己分析」です!
- あなたという「商品理解」に必要不可欠
- 企業とのミスマッチ防止
こんな感じでして、あなたという「商品理解」に自己分析は必要不可欠です!
仮にTOIEC900点という実績があっても、あなたという商品の一部でしかありません。
TOIEC900点はもちろん、まずは「あなたという商品の魅力」を見つけていきましょう!
自己分析のやり方5ステップ
- 適性検査を受講して自分の客観的データの収集
- 自分史の作成(過去の自分を振り返る)
- 他己分析(第三者から意見をもらう)
- 大学時代の自分の活動内容を振り返る
- 自己分析から得た内容をアウトプット(自己PR作成など)
箇条書きだけだと分かりにくいと思うので、以下記事で詳しいやり方を紹介しています。
自己分析がまだの方は、かならず実践しておきましょう。
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対策②:ガクチカの作成方法を学ぶ
就活対策の中で、「ガクチカの作成」についても実践しないといけません。
TOIEC900点を取らなくても、ガクチカの見せ方によっては、アルバイトすら魅力的なガクチカになります。
- 大手に内定したガクチカを10つくらいチェック
- ガクチカの構成を参考にしてみる
- アルバイトや学業を実績に作り上げてみる
こんな感じでして、過去の内定者の内容を参考にすれば間違いないです。
参考までに、過去の内定者のESは、「ユニスタイル」というサイトに登録すればで無料で見れます。
どのようなサービスかまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
対策③:志望動機を考える
昨今、すぐに転職する若者が多いので「学生の熱意」を問う企業が多いです。
そのため、『なぜうちの企業に入りたいの?』は、明確に示す必要があります。
なお、志望動機を考えるには、企業研究が必要不可欠です!
企業研究を通して、その企業の魅力を見つけ、自分の経験・実績と結びつけていきましょう!
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対策④:WEBテスト対策の実施
残念ながら、「WEBテスト対策」は必要不可欠です!
とくに人気の高い大手企業は、WEBテストを用いて募集人数を絞ります。
- 最初のうちはまったく解けない
- 解説を読んでみると単純な問題が多い
- 2ヶ月くらいすると余裕で解けるようになる
こんな感じでして、とにかく解き続ければ「WEBテスト攻略」は余裕です。
偏差値42.5のまったく勉強できない私でもWEBテストで落ちたことはありませんでした。
対策⑤:面接対策
最後にはなりますが、「面接対策」もしっかり取り組んでおきましょう。
面接は、すべての企業で実施される選考なので、かならず対策が必要になります。
なお、どの企業も一緒ですが、面接攻略のカギは、「面接練習を繰り返して練度を高めること」です!
私自身、上場企業で面接官を4年経験して分かったことなのですが、面接に小手先のテクニックは必要ありません。
まずは、以下いずれかのパターンで「模擬面接を最低10回」はおこないましょう!
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
- 利用が無料なのでリスクなし
- 実践に近い緊張感のもと面接練習できる
- 就活市場に精通したプロが対応してくれる
今回は、就活エージェントの詳細は割愛しますが…
もし就活エージェントを利用したことがないという方は、以下記事も参考にしてみてください、
『就活エージェントとは何か?』という部分にもふれているので、サービスイメージが掴めるかと思います。
Fラン学生がTOIEC900点を持っている場合に狙うべき就職先【3選】
本章では、TOIEC900点を持っているFラン学生におすすめの就職先3つを紹介します!
ぜひ、どういった企業を目指すか決めかねている場合は参考にしてみてください!
狙い目の就職先【3選】
就職先①:外資系企業
TOIEC900点を活かすうえで「外資系企業」はやはり外せません。
TOIEC900点という英語力を活かせる舞台は、外資系が一番多いです。
ただし、競合となる学生もTOIEC900点を取っている可能性の高い世界です!
FランからTOIEC900点取るまでの過程をしっかりアピールしましょう。
『なぜFランからTOIEC900点取得に至ったのか?』語れるかがポイントです!
就職先②:ニッチな分野でシェアNo1の企業
意外と狙い目なのが、ニッチな分野でシェアNo1の企業です。
例えば、下表のようなニッチな分野でグローバルに活躍する企業を指します。
企業名 | モリト株式会社 |
従業員数 | 60名(単体)/ 平均年齢42.8歳 |
就職倍率 | 14倍(24卒の応募118名→内定8名) |
3年後の離職率 | 18.2%(3年前:男性5名 女性6名→3年後:男性5名 女性4名) |
有給休暇の平均取得数 | 12.7日 |
初任給 | 24.0万円(諸手当2.6万円含む) |
平均年収 | 635万円 |
平均残業時間 | 6.3時間/月 |
上場区分 | 東証プライム |
モリトは、ホックやハトメ、マジックテープなどの服飾資材最大手の企業。
米スコーヴィル社を買収し、服飾用金属ホックで世界首位となっています。
もちろん、ベトナムやタイにも拠点があり、TOIECも力も十分に発揮できる企業です。
こう言った、ニッチな分野で世界No1のような企業を目指すのも一つの手です!
就職先③:学歴フィルターのない大手企業
おすすめの就職先として、「学歴フィルターのない大手企業の存在」が挙げられます。
私自身、「Fランから入れる大手企業10社」という記事で紹介していますが…
以下3社のような、学歴フィルターのない大手企業は存在します。
もちろん、知名度も高いので「就職難易度は高い」企業ばかりです。
ですが、TOIEC900点という実績があるため、十分に勝負できます。
もちろん、今回紹介した「Fラン学生がTOIEC900点以外にやっておくべき行動5つ」は必須です!
TOIEC900点という武器を上手にアピールしながら、大手企業も目指してみてください!
【番外編】TOIEC900点を就活のために取ろうとしている人へ…
おそらく、本記事を読んでいる人の中には、「これからTOIEC900点を目指そう」としている人もいると思います。
もちろん、TOIEC900点は、就活で有利になることは間違いないです!
ただし、以下のうちいずれかに当てはまっている人は、TOIEC900点の取得をおすすめしないです!
- 大学3年生の4月から目指そうとしている人
- 英語力が不要な企業・業界を目指している人
大前提、大学3年生の4月であれば、就活準備から始めましょう!
TOIEC900点よりも就活準備のほうが大切です!
また、英語力が不要な企業・業界を志望するのであれば、TOIEC900点はコスパが悪いです。
『TOIEC900点を活かせる環境はないよ…』と採用を見送られる可能性もあります。
そのため、TOIEC900点を目指すことを否定するわけではありませんが…
私としては、TOIEC以上に「就活対策」をしっかり進めておくほうが良いと考えます。
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【まとめ】Fラン学生がTOIEC900点取っても就活は余裕じゃない…
今回は、『FランでもTOIEC900点取れば就活は余裕なのか?』を中心に紹介しました。
結論、TOIEC900点は就活で有利ですが、就活が余裕になるわけではありません!
TOIEC900だけでは厳しい理由[
- TOIEC900点はただのアピール材料
- 学歴フィルターは存在する
こんな感じでして、TOIEC900点はただのアピール材料です!
企業もTOIEC900点を取ったという自慢話を聞きたいわけではありません。
そのため、TOIEC900点がすごい実績であることは間違いないですが…
今回紹介した「TOIEC900点以外に取るべき行動5つ」は、それ以上に大切です。
ぜひ、実践できていない内容があれば行動しておきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。