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【サラリーマンの年収の上がり方は?】年収アップに必要なたった一つの行動!

悩める社会人
サラリーマンの年収ってどれくらいのペースで上がるの?
悩める社会人
サラリーマンの平均昇給額が知りたいです…

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

私もそうですが、「サラリーマンの給料事情」って気になりますよね?

本記事では、そんなサラリーマンの年収の上がり方にフォーカスして紹介します。

ぜひ、あなた自身の昇給スピードは平均と比べてどうなのか、参考にしていただければと思います。

サラリーマンの年収の上がり方は13.4万円

タイトルのとおり、サラリーマンの年収は平均で13.4万円アップしていきます。

算出条件

  1. 賃上げ額:11,245円
  2. 年収換算13.4万円(11,245円✖︎12ヶ月)

上記は、厚生労働省の「令和5年春季賃上げ要求・妥結状況」の調査結果です。

下表のとおり、令和5年は前年に比べてかなり上がったことが見て取れます。

年次 賃上げ額 賃上げ率
令和元年 6,790 2.18
令和2年 6,286 2.00
令和3年 5,854 1.86
令和4年 6,898 2.20
令和5年 11,245 3.60

ただし、上表の集計対象企業は、資本金10億円かつ従業員1,000人以上の企業です。

中小企業含めた、集計結果の場合、賃上げ額は減ることが見込まれます。

今後、多くの企業で賃上げの動きが高まってくると思いますが…

まずは、あなたの年収の上がり方が平均の13.4万円より上か確認してみてください。

 

昇給によって給料はどれくらい上がるのか?

前章で、サラリーマンの年収の上がり方は平均13.4万円と書きましたが…

各年代で給料の上がり幅は少し違うので、この辺りの内容についても詳しく紹介しておきますね。

概要

 

①20代の平均昇給額について

年代 賃金 昇給率 昇給額
20代前半 224,600円 2.8% 6,289円
20代後半 258,300円 2.8% 7,232円

上表は、厚生労働省による「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」結果です。

20代前半の平均昇給額は6,289円!

20代後半の平均昇給額は7,232円となりました。

なお、年収で計算すると、20代前半が約75,000円・20代後半は約87,000円のペースで上がっていきます。

 

②30代の平均昇給額について

年代 賃金 昇給率 昇給額
30代前半 286,000円 1.8% 5,148円
30代後半 314,800円 0.7% 2,204円

上表も、厚生労働省による「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」結果です。

30代前半の平均昇給額は5,148円!

30代後半の平均昇給額は2,204円となりました。

なお、年収で計算すると、30代前半が約61,776円・20代後半は約26,448円のペースで上がっていきます。

今回、さまざまな年代の昇給額を調査しましたが、30代がもっとも昇給率・昇給幅ともに低かったです。

 

③40代の平均昇給額について

年代 賃金 昇給率 昇給額
40代前半 338,800円 1.5% 5,082円
40代後半 355,700円 1.9% 6,758円

上表も、厚生労働省による「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」結果です。

40代前半の平均昇給額は5,082円!

40代後半の平均昇給額は6,758円となりました。

なお、年収で計算すると、40代前半が約60,984円・40代後半は約81,096円のペースで上がっていきます。

この辺りの年代は、大手企業だと役職がついて一気に年収が増える人が出てきます。

 

④50代の平均昇給額について

年代 賃金 昇給率 昇給額
50代前半 371,100円 1.8% 6,680円
50代後半 376,400円 1.7% 6,400円

上表も、厚生労働省による「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」結果です。

50代前半の平均昇給額は6,680円!

50代後半の平均昇給額は6,400円となりました。

なお、年収で計算すると、50代前半が約80,160円・50代後半は約76,800円でした。

賃金としては37万円前後とそれなりに大きな金額をもらっている人が多いです。

 

⑤男女別の給料および増減率について

年次
給料 前年比増減率 給料 前年比増減率
令和元年 338,000円 0.1% 251,000円 1.4%
令和2年 338,800円 0.8% 251,800円 0.8%
令和3年 337,200円 -0.5% 253,600円 0.7%
令和4年 342,000円 1.4% 258,900円 2.1%
令和5年 350,900円 2.6% 262,600円 1.4%

最後に、男女別の給料および増減率についてもまとめてみました。

なお、データは、厚生労働省による「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」です。

データを見ると、賃金は、前年比で男女ともに上昇していますが…

賃金の男女差は大きい結果となっています。

女性の活躍できる場を提供する企業が増える一方、まだまだ賃金差は大きいのが現状です。

 

大幅な年収アップが期待できない企業の特徴【3選】

前章で紹介したとおり、世の中全体の平均を見ると、賃上げの動きは活発です。

ただし、世の中が賃上げムードのなか、なかなか年収を上げてくれない企業も存在します。

今回は、そんな「今後も大幅な年収アップが期待できない企業の特徴3つ」を紹介します。

年収アップが期待できない企業

 

特徴①:給料テーブルが決まっている

残念ながら、給料テーブルが決まっている場合、大幅な年収アップは厳しいです。

私自身、人事部で社員の給料関係にも携わっていましたが…

企業が給料テーブルの変更を検討することは滅多にないです。

と言うのも、仮に従業員300人であっても「年間5万円/人」上げるだけで人件費は1,500万円の負担増です。

そのため、給料テーブルが決まっている場合は、今後も大幅な年収アップは期待できないといえます。

 

特徴②:先輩社員の年収が低い

一概には言えませんが、先輩社員の年収が低い場合も注意です。

もちろん、あなた自身が先輩社員より優秀な場合は別です。

成果報酬の企業であれば、大幅な年収アップも狙えると思います。

ただし、優秀な先輩社員の年収が低い場合は、今後も大幅な年収アップは期待できない可能性大です。

 

特徴③:業界全体の昇給額が低い

業界全体の昇給額が低い場合も、大幅な年収アップは見込めないです。

と言うのも、各企業は、業界の平均昇給額を軸に自社の給料を決めています。

そのため、業界の平均昇給額が低い企業は、軒並み給料も低い傾向にあります。

なお、「令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査」で公表されている、産業別の昇給額をまとめてみました。

産業別 令和5年 令和4年 令和3年
鉱業、採石業、砂利採取業 18,507円 5,959円 5,733円
建設業 12,752円 8,101円 6,373円
製造業 9,774円 5,747円 5,355円
電気・ガス・熱供給・水道業 10,131円 3,670円 4,374円
情報通信業 15,402円 7,919円 6,028円
運輸業・郵便業 6,616円 4,136円 3,275円
卸売業・小売業 8,763円 5,148円 4,651円
金融業・保険業 10,637円 5,341円 2,951円
不動産業・物品賃貸業 11,560円 6,380円 4,745円
学術研究・専門・技術サービス業 10,642円 7,588円 5,743円
宿泊業・飲食サービス業 8,401円 3,865円 2,996円
生活関連サービス業・娯楽業 6,832円 4,044円 2,915円
教育・学習支援業 7,682円 5,543円 4,252円
医療・福祉 3,616円 6,403円 2,855円
サービス業(他に分類されないもの) 6,343円 4,286円 3,199円

産業別で見ると、鉱業、採石業、砂利採取業がもっとも昇給額が高くなっています。

一方、医療・福祉が3,616円と一番低く、業界(産業別)が違うだけでこれだけ大きな差が出ることが伺えます。

そのため、業界の平均昇給額が低い場合も大幅な年収アップは見込めないと言えます。

 

サラリーマンが年収を上げるために取るべきたった一つの行動

サラリーマンが年収を大幅に上げるのであれば「同業界への転職一択」です!

もちろん、以下3つのような転職以外の方法で年収を上げる人も存在します。

  1. 社内評価を上げる
  2. 資格取得でスキルアップ
  3. 副業を始める

ただし、社内評価はそもそも給料テーブルが決まっている人には効果なしです。

また、資格取得や副業は、効果が出るまで時間がかかるのでハードルが高すぎます。

その点、同業界の転職であれば「一気に年収100万円アップ」も十分に目指せます。

ミヤッチ
なお、転職相談におすすめのエージェントは以下3つです!

おすすめ転職エージェント

  1. アサイン」:20代-30代向けのキャリアプラン作成が得意分野
  2. リクルートエージェント」:年間利用者130万人以上の定番サービス
  3. マイナビジョブ20's」:20代の第二新卒・既卒向けの求人が豊富

上記3社は、私が実際に利用したことのある3社です。

詳しい詳細は、「おすすめ転職エージェント3つ」という記事で紹介していますが…

すべて無料で利用できるサービスなので、年収アップを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

サラリーマンの年収に関するよくある質問【3選】

では最後に、サラリーマンの年収に関するよくある質問3つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問3選

 

質問①:年収アップに個人成績は大切?

F氏(26歳)

年収アップに個人成績は大切ですか?
どれだけ成果を出しても年収が上がりません…

結論、年収アップに個人成績はあまり影響しないです…

もちろん、成果報酬が存在する企業であれば別ですが…

下図は、経団連の「2021年 昇給・ベースアップ実施状況調査結果」です。

簡単にまとめると、「賃金決定に個人の成果はあまり影響しない」という結果になっています。

そのため、完全成果主義の企業でないかぎり、個人成績はあまり意味がありません。

 

質問②:年収アップに転職は必要?

M氏(28歳)

年収アップに転職は必要ですか?
転職以外にも年収アップする方法はあると思っています…

結論、年収アップに転職は必須ではないです。

ただし、年収を大幅にアップさせたい場合は、同業界への転職がもっともおすすめです。

と言うのも、転職以外の資格取得や副業は「成功確率」がそこまで高くありません。

資格は確実に合格できる保証はなく、資格・副業ともに成果が出るまでに時間もかかります。

そのため、短時間でリスクなく年収アップを狙うのであれば「同業界への転職一択」です!

 

質問③:サラリーマンが年収100万アップにかかる期間は?

K氏(24歳)

サラリーマンが年収100万円アップにはどれくらいかかりますか?
まったく年収が上がらなくて悩んでいます…

結論、サラリーマンが年収100万円アップするには約8年かかります。

というのも、冒頭でサラリーマンは「13.4万円/年」昇給すると紹介しました。

そのため、単純計算で13.4万円×8年=107万円として導いています。

もちろん、年次によって昇給スピードは違うと思うので、一つの参考までにしてもらえればと思います。

 

【まとめ】サラリーマンの年収の上がり方は13.4万円

今回は、サラリーマンの年収の上がり方を中心に紹介しました。

結論、サラリーマンの年収は平均で13.4万円ずつアップします。

この数字が多いと感じるか否かは人それぞれだと思いますが…

今回、「各年次の平均昇給額」や「男女別の平均昇給額」などの統計データも紹介しました。

この辺りのデータを参考にしつつ、あなた自身の平均昇給額と比較してみてください。

もし、『平均と比べて自分は全然昇給していないな…』と感じた人は、転職も視野に入れましょう。

ミヤッチ
記事内で紹介した、転職相談におすすめのエージェントは以下3つです!

おすすめ転職エージェント

  1. アサイン」:20代-30代向けのキャリアプラン作成が得意分野
  2. リクルートエージェント」:年間利用者130万人以上の定番サービス
  3. マイナビジョブ20's」:20代の第二新卒・既卒向けの求人が豊富

詳しい詳細は、「おすすめ転職エージェント3つ」という記事で紹介していますが…

すべて無料で利用できるサービスなので、年収アップを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

累計50万人の「就活生」が訪問 ▶︎ 偏差値42.5のFラン大学出身 ▶︎ 2017年に東証プライム企業に新卒入社 ▶︎ 人事部で新卒採用を4年経験 ▶︎ 当ブログ経由で【Abema.TV 就活特番】生出演 ▶︎ 学歴に左右されない就活攻略法を軸に発信しています!

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