

今回は、上記悩みを解決していきます。
- 通信業界で働く社会人6年目のサラリーマン
- 2019年6月30日にビジネス文書検定2級の試験合格
- ビジネス文書検定3級は取得したことなし
なお、結論からお伝えすると、ビジネス文書検定2級からの取得は可能です。
と言うのも、ビジネス文書検定2級は、受験資格がないので3級から取得する必要がないのが理由の一つとなります。
もちろん、難易度もそこまで高い資格ではないので、正しく勉強すれば合格は十分可能です。
今回は、そんなビジネス文書検定2級の取得をおすすめする理由や勉強法を詳しく紹介していきます。
そのため、ぜひビジネス文書検定2級の受験(合格)を考えている方は、参考にしてみてください。

ビジネス文書検定2級の概要について紹介!

資格概要 | |
難易度 | (段階中) |
合格率 | 令和4年11月度 62.5%(例年の平均は65%前後) |
平均勉強時間 | 約1ヶ月〜(約70時間程度) |
受験日 | コロナのため未定(詳しい詳細は、公式HP参照) |
受験料 | 4,100円(消費税込み) |
試験方式 | 選択式(マークシート式)、記述式 |
合格ライン | 表記技能、表現技能、実務技能の各得点が60%以上 |
当日の持ち物 | 受験票、身分証明書、筆記用具 |
申し込み期間 | ホームページ参照 |
上表の通り、ビジネス文書検定2級は、表記技能、表現技能、実務技能の各得点が60%以上で合格となります。
出題項目 | 詳細 |
表記技能 | 正しい用字や用語が使え、ビジネス文書の書式等について知っている。 |
表現技能 | 正確で分かりやすい文章や礼儀正しい文章が書ける。 |
実務技能 | 社内文書や社外文書が書け、文書の取り扱い等についての知識がある。 |
なお、試験方式は選択式だけでなく記述もあるので注意が必要です。
以上が、ビジネス文書検定2級の勉強前に知っておきたい概要となります。
いきなりビジネス文書検定2級の取得が可能な理由3選!

ビジネス文書検定2級からで問題ない理由
- 受験資格にビジネス文書検定3級は不要なため
- ビジネス文書検定2級の合格率が60%以上のため
- ビジネス文書検定3級の知識がないと歯が立たないわけではない
まず始めにビジネス文書検定2級を受けるために3級が必要ではありません。
そのため、物理的にビジネス文書検定2級から受けることは可能になります。

と思われた方も多いと思いますが、私の勉強したかぎりでは、ビジネス文書検定2級からでも合格できると思います。
3級の問題ができないと歯が立たないこともなく、2級からでも十分合格を狙えます。
なお、直近2年間の平均合格率は68.9%と高水準となっており、難易度的にも比較的合格を目指しやすい資格となっています。
以上が、いきなりビジネス文書検定2級の取得が可能な理由になります。
ビジネス文書検定2級の取得がおすすめの理由3選を紹介!

おすすめの理由3選
- 社会人として必要なビジネスマナーが学べる
- 昇進や昇格要件としている企業が多い
- 実務で役立つ文書作成能力が身に付く
上記の通りでして、一つずつ詳しく紹介していきますね。
社会人として必要なビジネスマナーが学べる

なお、学べるビジネスマナーの具体例を書き出してみました。
- 社内・社外向けメールの書き方
- 社外に向けたお礼状や挨拶状の書き方
- 正しい敬語の使い方
- 報告書の作成方法
上記の通り、私自身、社会人3年目のときに取得しましたがかなり役立ちました。
とくに、メール作成や報告書の作成が学べたことで、型にハマったメールや報告書作成ができるようになりました。
結果、仕事の効率が上がり、かなり実用的な資格だったなと取得してから感じました。
昇進や昇格要件としている企業が多い

上記の通り、私の企業も社会人3年目から4年目の昇格要件となっています。
なお、周囲の友人もビジネス文書検定が昇格要件となっていると聞くことは多かったです。
基本、ビジネス系検定は、昇格要件になりやすいので、ビジネス文書検定も例外ではないと言えます。
実務で役立つ文書作成能力が身に付く

ビジネスマナーが学べる部分と被りますが、実務で役立つ文書作成能力が学べる点は、ビジネス文書検定2級の魅力と言えます。
実際、メールの書き方についてはかなり勉強になりました。
ただし、季語などの挨拶文などは正直利用しないことが多かったです。
そのため、すべての試験内容が実務で使えるわけではないですが…
資格取得した次の日から実戦でも応用できる内容は多く学べる資格といえます。
以上が、ビジネス文書検定2級の取得をおすすめする理由3つとなります。
ビジネス文書検定2級の勉強時間と勉強方法を紹介!


ビジネス文書検定2級の勉強時間について実体験を含めて解説!

勉強時間
独学でビジネス文書検定2級取得にかかった勉強時間は約40時間
上記の通り、勉強時間は約40時間の期間は約1ヶ月(1日1時間から2時間)で取得できました。
なお、私自身、社会人経験が約2年あったので、少し知っている知識があったのも事実です。
そのため、社会人経験がない学生の方であれば、約60時間から70時間確保しておくのが無難と言えます。
ちなみに、TAC梅田校の講師3名に聞いたところ、約1ヶ月から2ヶ月の期間で合格する方が多いようです。
以上が、ビジネス文書検定2級の勉強時間となります。
ビジネス文書検定2級の勉強方法について実体験を踏まえて紹介!

独学1ヶ月で合格した勉強法
- ビジネス文書検定2級の申し込み(0.5日)
- ビジネス文書検定の公式テキストを読む(1日1時間/7日間)
- ビジネス文書検定の過去問を解く(1日2時間/10日間)
- ビジネス文書検定の過去問で間違えたとこを復習(1日2時間/5日間)
- ビジネス文書検定の直近2年分の過去問を解く(1日2時間/2日間)
上記の通り、とにかく過去問題を解くことに重点をおいた勉強がおすすめです。
と言うのも、ビジネス文書検定2級は過去問題集からの出題が多いためです。
そのため、テキストを一通り読み終わった段階で公式の過去問題集を解くことが合格の近道と言えます。
なお、上記勉強法で利用していたビジネス文書検定2級におすすめの参考書も紹介していきますね。
ビジネス文書検定2級の勉強におすすめの参考書を紹介!

上記2冊は、ビジネス文書検定2級の合格には必須の公式テキストとなります。
私自身、上記2冊以外の参考書は利用しておらず、独学1ヶ月で合格できました。

おすすめ理由
- 受験生の8割が本書籍を利用している
- 各章に基本問題がある
- テキストがカラーで分かりやすい
上記の通り、知名度や公式テキストという理由だけでも十分に利用価値の高い参考書と言えます。
もちろん、テキストもカラーで分かりやすく、各章の基本問題でアウトプットも可能になっています。
そのため、重要部分を効率的にインプットしつつ、アウトプットもおこないたい方は、おすすめの参考書です。
【経験談】ビジネス文書検定2級の受験当日について紹介!

受験当日の流れ
- 自宅から一番近い最寄りの試験会場へ
- 試験会場の入室は10分前
- 試験時間130分(試験開始の30分後から退出可能)
- 試験終了後に解答速報あり
受験場所について
私は、文部科学省後援のビジネス検定ホームページより申し込みをしました。
ビジネス文書検定2級を受験した場所は「I.N.Pエアライン学院試験場―シェアステイプラスホテル新大阪」でした。
受験会場は、意外と少ないので、以下のホームページより、自宅から最寄りの会場を探してみてください。
受験当日の雰囲気について
私は、受験当日は40分前に試験会場へ着きました。
試験会場の入室は、試験開始の10分前なので早めに着くことをおすすめしません。
私の場合は、早く着きすぎたため近くのカフェで勉強をすることになってしまいました。
試験会場では、黒板に受験番号が書かれているのでそこで席次を確認して着席します。
なお、試験会場入室後の雰囲気としては、先ほど紹介した過去問題集を広げて勉強をしている方が多かったです。
また、受験生の年齢層としては、20台前半から20台後半の人が多く主婦らしき方も全体の1割強いました。
試験後について
ビジネス文書検定2級の試験時間は" 130分 "ありましたが" 100分 "で退出しました。
なお、開始の30分後に自由退出可能となりましたが、全て解き終わって退出する方は数名ほどでした。
受験した感想としては、記述式の問題もあるので平均して90分はかかる試験だと思います。
なお、受験で使用した問題は持ち帰りOKなのでネットでビジネス文書検定2級の解答速報を確認して自己採点が可能です。
ただし、記述式の問題もあるので選択式の自己採点よりは合格しているのか判断はつきづらいです。
【いきなりビジネス文書検定2級はOK?】難易度や勉強時間・勉強法のまとめ!
今回は、いきなりビジネス文書検定2級の取得は可能なのか解説しました。
結論、以下3つの理由からビジネス文書検定2級の取得は可能と言えます。
ビジネス文書検定2級からで問題ない理由
- 受験資格にビジネス文書検定3級は不要なため
- ビジネス文書検定2級の合格率が60%以上のため
- ビジネス文書検定3級の知識がないと歯が立たないわけではない
受験資格にビジネス文書検定3級が必要ないのが一番大きな理由ですが…
例年の合格率(約65%前後)を見ても、ビジネス文書検定2級の難易度はそこまで難しくないと言えます。
もちろん、勉強せずに合格は難しく、記述式の問題もあります。
ですが、今回紹介した公式テキストでしっかり勉強すれば十分合格できる資格と言えます。
以上のことから、ビジネス文書検定2級の取得を悩まれている方は、ぜひ挑戦してみてください。
社会人としてのビジネスマナーも学べるので、どの業界でもかなり役立つ資格です。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。