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- 逆質問がまったく思い浮かびません…
- 人事受けの良い面白い逆質問が知りたいな…
- 人事受けの良い逆質問の例文を教えてください!
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
多くの企業が選考の最後におこなってくる逆質問!
『最後に何か質問はありますか?』と聞かれたときの答え方に悩む人は多いと思います。
今回は、そんな悩みを解決するため、元採用担当者の私が「人事ウケ抜群の面白い逆質問10つ」を用意しました。
そのため、逆質問が思い浮かばず悩まれている人は、ぜひ参考にしてみてください!
ポイント
面白い逆質問=面接官の興味・関心を惹く逆質問となります。
面接で逆質問を求めてくる企業の意図【3選】
まず始めに、面接で逆質問を求めてくる企業側の意図について紹介します。
企業側の意図
- 入社意欲の確認
- 積極性の確認
- 企業理解の確認
上記のとおりでして、とくに「学生の入社意欲」を逆質問で確認しています。
そのため、『質問はとくにありません…』と答えてしまうと高確率で落ちます。
また、「集団面接で落ちるフラグとは?」という記事で詳しく紹介していますが…
学生の積極性を確認するために、集団面接では挙手制を取ることが多いです。
このように、逆質問には、企業の意図がたくさん隠れているので逆質問はかならずしましょう。
一次面接で使いたい面白い逆質問【3選】
前置きが長くなりましたが、続けて「一次面接で使いたい逆質問」を紹介します。
大きく3つにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
逆質問(一次面接)
- 成長意欲を示す質問
- 企業への関心を示す質問
- 社風に関心を示す質問
逆質問①:成長意欲を示す質問
例文
御社へ入社する前に取っておくと便利な資格やスキルはありますか?
一次面接において、上記のような「成長意欲を示す逆質問」は効果的です。
積極的な姿勢を示すことで、入社意欲をしっかりアピールできます。
なお、『現在、〇〇という資格を持っているのですが…』と前置きするのもおすすめです。
『すでに〇〇という資格を持っているのか!』と評価してもらえます。
逆質問②:社風に関心を示す質問
例文
御社のコーポレートサイトの社員インタビューにて「〇〇な社風」というキーワードを見つけたのですが、〇〇様にとっての御社の社風も同じ認識でしょうか?
一次面接では、「社風に関心を示す逆質問」も効果的です。
と言うのも、一次面接では、若手社員が面接官を担当しているケースが多いのですが…
若手社員の方が、現場に近い「社内の雰囲気」を知っています。
そのため、現場に近いリアルな「社風」を確認するうえでも一次面接で質問するのがおすすめです。
逆質問③:面接官に関心を示す質問
例文
〇〇様の入社後、最も印象に残っている出来事は何ですか?
一次面接では、「面接官に関心を示す逆質問」も効果的です。
一次面接にかぎらず、多くの選考で使える汎用性の高い逆質問となっています。
なお、一次面接は、若手社員が面接官を担当することが多いので、「あまり踏み込んだ質問」を投げかけても困らせてしまいます。
そのため、「あまり捻った逆質問」はしないようにしましょう!
二次面接で使いたい面白い逆質問【3選】
続けて、「二次面接で使いたい逆質問」を紹介します。
こちらも大きく3つにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
逆質問(二次面接)
- 企業理解を示す質問
- 業務内容への関心を示す質問
- 取り扱いサービスに関心を示す質問
逆質問①:企業理解を示す質問
例文
御社の有価証券報告書を拝見させていただいたところ「〇〇事業」が伸びているように見て取れたのですが、その成功の鍵となったキッカケを教えていただきたく。
二次面接においては、上記のような「企業理解を示す逆質問」が効果的です。
有価証券報告書など、企業調査を徹底したことをアピールしましょう。
なお、二次面接は、中堅社員から部長クラスが面接官を担当することが多いです。
そのため、一次面接以上に踏み込んだ逆質問をしていきましょう。
逆質問②:業務内容への関心を示す質問
例文
〇〇の仕事で、〇〇様が一番重要だと思うポイントは何ですか?
二次面接では、「業務内容への関心を示す逆質問」も効果的です。
仕事内容を深ぼることで、志望度の高さをアピールできます。
なお、業務内容への関心は、最終面接では使わないようにしましょう。
現場に近い面接官でないと答えにくい質問なので要注意です!
逆質問③:取り扱いサービスに関心を示す質問
例文
御社の〇〇製品のサプライチェーンにおいて、最も重要視されている点は何でしょうか?
二次面接では、「取り扱いサービスに関心を示す逆質問」も効果的です。
とくに、メーカー企業では、かならずしておきたい逆質問となっています。
製品に関する深掘り質問をすることで、製品理解に努めようとする姿勢をアピール可能です!
以上が、二次面接で使いたい逆質問3つとなります。
二次面接の逆質問では、「現場責任者が答えやすい」逆質問で攻めていきましょう!
最終面接で使いたい面白い逆質問【4選】
最後に、「最終面接で使いたい逆質問」を紹介します。
こちらも大きく3つにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
逆質問(最終面接)
- 企業理解を示す質問
- 業務内容への関心を示す質問
- 取り扱いサービスに関心を示す質問
逆質問①:企業理解を示す質問
例文
御社の有価証券報告書を拝見させていただいたところ「〇〇事業」が伸びているように見て取れたのですが、今後の更なる躍進に向けた構想を教えていただきたく。
最終面接においても、上記のような「企業理解を示す逆質問」が効果的です。
なお、最終面接では『今後の事業構想は?』のような逆質問をしましょう。
最終面接の面接官は役員クラスが担当します。
役員や社長は、今後の事業構想などの逆質問が大好物です!
逆質問②:業界動向に関心を示す質問
例文
御社の企業分析を重ねる中で、御社の強みは〇〇と理解したのですが、競合との差別化ポイントを具体的に教えていただきたく。
最終面接では、「業界動向に関心を示す逆質問」も効果的です。
業界全体を理解していることをアピールできます。
また、役員クラスの人から業界動向を聞ける機会は滅多にありません。
そのため、志望業界の今後を知るためにも最終面接でかならず質問しておきましょう!
逆質問③:面接官に関心を示す質問
例文
〇〇様が感じた御社の歴史の中で最も大きな転換点となった出来事を教えていただきたく。
最終面接では、「面接官に関心を示す逆質問」も効果的です。
私の所感ですが、年齢が上の人ほど自分のことを聞かれるのが好きだったりします。
なお、上記質問文のように『歴史の中で大きな転換点は?』と聞くのがおすすめです。
さらに踏み込むのであれば、大きな転換点における苦労や解決法を聞いても良いと思います!
以上が、最終面接で使いたい逆質問3つとなります。
最終面接の逆質問では、「役員や社長が答えやすい」逆質問で攻めていきましょう!
面接でしてはいけない逆質問【5選】
本章では、面接でしてはいけない逆質問についてまとめました。
大きく5つに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
してはいけない逆質問
- 企業サイトに書かれている質問
- 福利厚生に関する質問
- 抽象的な質問
- 労働条件に関する質問
- 面接官の私生活に関する質問
逆質問①:企業サイトに書かれている質問
例文
御社の企業理念ついて教えていただきたく。
上記のような「企業サイトに書かれているような逆質問」はNGです。
企業理念以外にも、以下のような質問が挙げられます。
- 御社の主力商品は?
- 御社の主力事業は?
- 御社の提供しているサービスは?
上記のような質問は『私は企業研究していません!』と言っているような質問です。
企業サイトを見れば分かるような逆質問は、かならずしないようにしましょう。
逆質問②:福利厚生に関する質問
例文
御社の〇〇という福利厚生について詳しく教えていただきたく。
上記のような「福利厚生に関する逆質問」もNGです。
福利厚生が気になる人は多いと思いますが…
『福利厚生が目当てで志望しているのかな?』と思われてしまいます。
そのため、福利厚生は「会社説明会」や「OB・OG訪問」で確認するようにしましょう!
逆質問③:抽象的な質問
例文
御社の強みについて教えていただきたく。
上記のような「抽象的な逆質問」もNGです。
多くの面接官は、逆質問をもとに「質問力」を見ています。
そのため、『〇〇様が取引先へ営業するときに伝えている御社の強みはなんですか?』のような聞き方をするようにしましょう。
逆質問④:労働条件に関する質問
例文
御社は完全週休2日制だと思いますが、休日出勤はほとんどないでしょうか?
上記のような「労働条件に関する逆質問」もNGです。
福利厚生に関する逆質問と同じく、入社意欲があまりないと思われてしまいます。
そのため、労働条件も「会社説明会」や「OB・OG訪問」で確認するようにしましょう!
逆質問⑤:面接官の私生活に関する質問
例文
〇〇様は休日にはどのようにリフレッシュしていますか?
上記のような「面接官の私生活に関する逆質問」もNGです。
面接官が学生のプライベートを聞くのがNGなのはもちろんですが…
学生から面接官のプライベートに踏み込むのもおすすめしません。
この辺りも、「会社説明会」や「OB・OG訪問」で確認するようにしましょう!
逆質問に関するよくある質問【3選】
では最後に、逆質問に関する学生からのよくある質問3つを紹介します。
ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。
よくある質問【3選】
- 逆質問はかならずすべき?
- 逆質問はいくつすべき?
- 逆質問中にメモは取って良い?
質問①:逆質問はかならずすべき?
N氏(21歳)
逆質問はかならずしないといけないですか?
色々考えても思い浮かばないのですが…
結論、逆質問はかならずおこないましょう。
「面接で逆質問を求めてくる企業側の意図とは?」のパートで紹介しましたが…
『質問はとくにありません…』と答えてしまうと高確率で落ちます。
「逆質問がない=御社に興味がない」と伝えているのと同じなので注意しましょう!
質問②:逆質問はいくつすべき?
S氏(22歳)
逆質問はいくつするのがベストでしょうか?
最低1つは逆質問をするようにはしているのですが…
私の経験上、逆質問は2つくらいがおすすめです。
もちろん、面接の残り時間が多ければさらに逆質問をしても良いと思います。
この辺りは、臨機応変に対応していきましょう!
質問③:逆質問中にメモは取って良い?
K氏(22歳)
メモを取りながら逆質問をするのは失礼でしょうか?
結論、逆質問中にメモを取るのは問題ありません!
真剣に話しを聞いているという姿勢を面接官に示すことができます。
ただし、メモばかりに集中しないように注意しましょう。
メモを取りつつ、目線を合わせたり頷く仕草を取り入れるのがポイントです!
【まとめ】人事ウケ抜群の面白い逆質問10つ
今回は、「人事ウケ抜群の面白い逆質問10つ」を中心に紹介しました。
今回紹介した質問例をもとに、各選考で逆質問をしてみてください!
「逆質問を求めてくる企業側の意図とは?」のパートで紹介しましたが…
ポイント
- 入社意欲の確認
- 積極性の確認
- 企業理解の確認
この辺りを面接官は確認しています。
そのため、『質問はとくにありません…』と答えるのはNGです!
ぜひ、「人事ウケ抜群の面白い逆質問10つ」を参考に、逆質問をおこなってみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。