読者の悩み
- 企業側が最終面接をおこなう目的はなんですか?
- 最終面接で落ちる学生の特徴はあるのでしょうか?
- 最終面接で合格するためのコツはありますか?
今回は、上記悩みに対して、元人事の私が、「最終面接で落ちる学生の特徴と対策4つ」を紹介していきます。
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最終面接は、内定承諾をするだけの場といった話は、就活をしているとよく聞くと思います。
なお、私自身も、就活をおこなっていたときは、その話しを信じていました。
しかし、最終面接で落ちる割合を調べると、最終面接に落ちる学生の平均は50%といったデータがあります。
また、私自身も5社の最終面接まで進みましたが、2社落ちた経験をしており、油断は禁物です。
だからこそ、今回の記事を参考に、最終面接をしっかりと通過するための対策をおこなってみてください。
企業側が最終面接をおこなう目的を元人事が紹介!

あなたは、最終選考の目的を考えたことはありますか?

企業側が最終面接をおこなう目的
本当に自社に合う「人材」かの最終確認をおこなう場
なお、「内定承諾の意思確認」が目的と言われることも多いですが、それらの目的で最終選考をおこなっている企業は、役員が相当暇な企業です。
会社の役員が最終選考で面接官をおこなうところが多い中で、大手企業や成長中の企業は、内定承諾の意思確認だけのために面接をするようなことはありません。
実際、私も、役員の方の面接シートを何百枚と見てきましたが、毎回ぎっしりと学生の特徴が書かれています。
なので、最終面接を受けるのであれば今まで以上に気を引き締めておこなう必要があります。
最終面接で落ちる学生の特徴4選を元人事が紹介!

なお、ここでは「身だしなみが整っていない」と言った内容は紹介しません。
身だしなみについて知りたい方は、以下の記事の「身だしなみ編」を参考にしてみてください。
一次選考や二次選考と話してる内容が違う!
一つ目の最終面接で落ちる学生の特徴は「最終面接と一次選考や二次選考と話している内容が違う」です!
私の人事担当者としての経験上、役員は最終面接では履歴書などの情報をほとんど見ていません!
では、何を見てるかというと、一次選考や二次選考の面接官が書いた面接シートの内容です。
なので、一次選考や二次選考と話していることが違うと「一貫性がない人間」と言った不誠実な印象を与えてしまいます。
以上のことから、最終選考の質問に対しては、一次選考や二次選考で話したから省略して話そうと思わず、より丁寧に話すことを心がけてください。
自己分析や業界・企業研究が不十分!
二つ目の最終面接で落ちる学生の特徴は「自己分析や業界・企業研究が不十分」です!
特に、最終面接では、企業研究が不十分だと不合格になることが多いです。
なぜならば、最終面接では、冒頭でもお伝えした通り、以下のような企業側の目的があるためです。
企業側が最終面接をおこなう目的
本当に自社に合う「人材」かの最終確認をおこなう場
そして、最終面接では、あなたが企業に対してどのような貢献ができるといった質問をされることが多いです。
以上のことから、自己分析や業界・企業研究が不十分だと、最終面接で落とされる確率も高くなってしまいます。
最終面接なのに第一志望と言わない!
三つ目の最終面接で落ちる学生の特徴は「面接官に対して第一志望と言わない」です。
最終面接で必ず聞かれる「第一志望はどこですか?」という質問ですが、真面目な学生ほど「第一志望郡です!」や「第二志望です!」と答えがちです。
しかし、あなたが役員の立場になった際に「第一志望は違う会社」と言われたらその人を採用したいと思いますか?
恐らく、約380万社の会社に「第一志望です」という学生と「第一志望ではないです」という学生ではどちらを採用するかアンケートを取った場合は、確実に前者の方に内定を出す結果になるはずです。
なお、就活生の一番の特権は「企業を自由に選択できる」ことです!
だからこそ「第一志望と言えば内定を断れないのでは?」ということはないので安心してください。
面接の最後に逆質問をしない!
四つ目の最終面接で落ちる学生の特徴は「逆質問をしない」です。
最終面接では「最後に何か聞きたいことはありますか?」と必ず質問してきます。
しかし、「逆質問がありません!」と答えてしまうと面接官に「自社にあまり興味がないのかな」と思われてしまいます。
以上のことから、最終面接で逆質問をしないと、最終面接で落とされる確率も高くなってしまいます。
最終面接で内定を獲得するための対策4選を元人事が紹介!
ここでは、最終面接で落ちないための対策4選を紹介します。
なお、以下4つは、現場の最前線で最終面接の結果(約100人)を取りまとめた内容を踏まえた対策4選となっています。
最終面接で内定を獲得するための対策4選
- 一次面接や二次面接以上に自己分析を徹底的にする。
- 応募企業のホームページを隅まで確認する。
- 逆質問を最低でも5つ以上用意しておく。
- 面接で緊張しないために模擬面接を最低3回はおこなう。
自己分析を徹底的にする!
一つ目に最終面接で合格するためにすることは「自己分析を徹底的にする」です。
恐らく、一次選考と二次選考を通過された方は「自己分析」がある程度できている方だと思います。
しかし、最終面接では、あなた自身の強みが、どのようにして企業へ貢献できるかを明確に話す必要があります。
なので、最終面接前には、自己分析を徹底的におこないましょう。
なお、自己分析ツールについては、以下3つのサービスが「無料かつサービス品質」の観点から、おすすめとなっていますので、自己分析ツールを利用したことがない方は、是非、活用してみてください!
【無料】おすすめ適性検査ツール3選
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会社のホームページを隅から隅まで確認!
二つ目に最終面接で合格するためにすることは「最終面接を受ける会社のホームページを隅から隅まで確認する」です。
会社のホームページには、どのような事業をおこなっていて、どれだけの規模の会社かを把握するための情報が多くあります。
なので、会社のホームページについては、以下項目を最低限確認するようにしましょう。
会社のホームページで確認しておく項目6選
- 会社情報(沿革含む)/ 事業内容
- ホームページのお知らせ情報過去2年分
- 企業理念 / トップのメッセージ
- 可能であれば直近2年間の売上高と最終利益
なお、ホームページのお知らせ情報は、会社の最近の動きが書いてあるので、重要な項目(投資系)は確認しておきましょう。
また、企業理念や中期経営計画は、会社の考え方を表したものなので、丸暗記はしなくて良いですが、重要だと感じた単語は覚えておきましょう!
逆質問を最低でも5つは考えておく!
三つ目に最終面接で合格するためにすることは「逆質問を最低でも5つは考えておく」です。
先ほどもお伝えしましたが、逆質問をしないと、面接官に対して「自社に興味がないのかな?」と思われてしまいます。
なので、逆質問はしっかり考えておく必要があります。
なお、「どのような質問をして良いか分かりません!」という方は、以下の記事を確認してみてください。
私が面接で効果的だった「面接官に好印象を与える逆質問を10個」紹介しています。
面接で緊張しないために模擬面接を最低3回おこなう!
四つ目に最終面接で合格するためにすることは「面接で緊張しないために模擬面接を最低3回おこなう」です。
最終面接は、社長やその他役員の方が多いので、一次面接や二次面接とは、比較にならないほど緊張します。
なので、最終面接前には、様々な方と模擬面接をおこなうようにしましょう。
なお、私の場合は、模擬面接は、大学のキャリアセンターだけに絞ると、キャリアセンターの意見に偏った対策となるので、就活エージェントも活用していました。
おすすめ就活エージェント3選
- 第1位:キャリアチケット:当ブログおすすめNo1!新卒エージェントのオリコン顧客満足度3位!
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上記3つのサービスは、「企業の質」と「内定のスピード」が他サービスより優れており、利用も完全無料です!
是非、「周囲より大手企業の内定を早く獲得したいという方」は、活用してみてください!
最終面接で落ちる学生の特徴4選のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、最終面接で落ちる学生の特徴から、最終面接を合格するためにすべきことまで紹介しました。
少し長くなりましたので、以下に本記事の内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 最終面接を合格するには「自己分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「企業分析」を徹底的にする!
- 最終面接を合格するには「逆質問を最低5つ」考える!
- 最終面接を合格するには「模擬面接を最低3回」はおこなう!
「最終面接まで進めば、内定獲得したも同然」といった話もありますが、油断大敵です。
是非、本記事を参考に、最終面接前の対策をおこなってみてください。
なお、最終面接以外の対策については、以下記事を参考にどうぞ。
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以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。