今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- Fラン大(偏差値42.5)から日本三大商社の大手子会社へ就職
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、私自身、日本3大商社の一つの大手子会社へ就職した人間です。
就職倍率は40倍くらいだったので、大手子会社の中でもそれなりの倍率はありました。
そんな、大手子会社に入社して7年経ちますが、私は大手子会社に就職して良かったと思っています。
とは言え、大手子会社への就職は勝ち組かと言われると、そうではないのも事実。
今回は、その辺りの内容について紹介しつつ、大手子会社の就職が勝ち組と言われている理由も紹介していきます!
記事後半では、" ホワイト企業とウワサの大手子会社10社 "も紹介しているので参考にしてみてください。
【結論】大手子会社に就職できると勝ち組なのかは人それぞれ
と思われる方も多いと思いますが、大手子会社にかぎらず、私の思う就職における勝ち組の定義は以下の通りです。
就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度
私自身、それなりに知名度のある大手子会社に入社でき、学生時代は勝ち組だと思っていました。
もちろん、友人や家族からも褒められ、承認欲求はかなり満たされていたと思います。
ですが、働いて感じるのは、就職の勝ち組は入社後にどれだけ幸福度を感じられるかです…
実際、私の同期は、年功序列の文化に耐えきれず入社3年目で辞職しベンチャー企業で勤務中。
今でも飲みに行くと仕事の内容を楽しそうに話しています。
大手子会社への就職が勝ち組と言われている理由【5選】
勝ち組と言われる理由
- 親会社より倍率が低い
- 社会的信頼度が高い
- 中小企業に比べて福利厚生が充実している
- 賞与がそれなりに高い
- 親会社への出向を狙える
①社会的信頼度が高い
- 24歳の同期が渋谷近くの分譲マンションを購入
- クレジットカードや車のローンで審査に落ちない
- 営業活動におけるアポイントが取りやすい
とくに、営業活動でテレアポをしても、親会社の知名度があり、アポイントが取りやすいと感じる場面は多々ありました。
また、商談回数も多いため、若手のうちから商談経験を多く積めたのも大きなメリットと感じました。
②中小企業に比べて福利厚生が充実している
と言うのも、大手子会社は、親会社の福利厚生と同程度の待遇を受けられることが多い印象。
私自身、親会社と同様に以下のような福利厚生を受けることができています。
福利厚生一覧
- 勤務時間中にマッサージ利用可能(500円/時間)
- 家賃補助(家賃の8割負担)
- 単身赴任社への帰任交通費支給(月1回)
とくに、家賃補助は、私が社会人3年間で貯金300万円を達成できた大きな要因となりました。
もちろん、大手子会社であっても親会社と同程度の福利厚生が確実に受けられるわけではありませんが…
親会社の恩恵を受けられる大手子会社が多いというのは、勝ち組と言われる一つの理由になっています。
③賞与がそれなりに高い
と言うのも、大手子会社は、グループ全体の利益に応じた賞与である場合が多いです。
そのため、他の企業に比べて賞与が多いという特徴があります。
なお、私の場合は、親会社の業績が良く、社会人5年目のときに年間160万円(額面)近くもらえました。
賞与の内訳は、" 社会人5年目の年収について "で紹介してますので、興味のある方は合わせてチェックしてみてください。
④親会社への出向が狙える
なお、私の会社でも親会社へ出向した社員は大勢います。
また、親会社へ出向後にそのまま親会社で働くようになった社員も見てきました。
この辺りは、優秀な成績を収める必要はありますが、親会社へ就職できる可能性がある意味では、勝ち組と言えるかもしれません。
⑤親会社より倍率が低い
例えば、FDK株式会社という企業は、富士通株式会社の連結子会社なのですが、聞いたことはあるでしょうか?
FDK株式会社は、富士通の連結子会社であり、乾電池生産で設立した企業。
民生・産業用のニッケル水素電池が主力製品としており、ニッケル電池の世界シェアは1位となっています。
なお、世界シェアNo1の企業であるFDK株式会社の倍率は14倍!(就職四季報調べ)
親会社の信用力があり、経営状況も安定している企業へ簡単に就職できるという部分で勝ち組と言われることが多いです。
もちろん、倍率が低いと言っても、50倍〜100倍などの大手子会社もあるので選考対策は必須ですが…
私の就職活動をした感覚としても大手子会社が狙い目なのは間違いないと言えます。
大手子会社への就職が負け組と言われている理由【4選】
負け組と言われている理由
- 役員クラスへの出世は難しい
- 親会社の影響が大きい
- 親会社が売却するリスクがある
- 親会社に比べて待遇が悪い
①役員クラスへの出世は難しい
なお、私の勤める会社も役員クラスの方は、親会社からの出向がほとんど…
正直、子会社から役員クラスを目指すには、一般企業よりハードルが高いのは間違いなし。
以上の理由から、出世ができない大手子会社=負け組とネットで言われたりしています。
②親会社の影響が強い
と言うのも、どうしても子会社は親会社の言うことを聞く場面がでてきます。
例えば、経営方針や新規ビジネスの立ち上げ許可は最たる例です。
そのため、大手子会社=親会社の奴隷というウワサをする人も多く、大手子会社は負け組と言われています。
③親会社が売却するリスクがある
例えば、親会社の新規事業として立ち上がった子会社の場合は、売却リスクは高いと言えます。
と言うのも、新規事業で立ち上げた子会社の見切りは早くつける傾向にあるからです。
なお、もし売却となった場合は、売却先での環境変化やリストラのリスクが発生することも考えられます…
このようなリスクから大手子会社への就職は負け組と言われることが多いです。
④親会社に比べて待遇が悪い
なお、実際に親会社に比べると年収や福利厚生で劣る部分はあります…
私自身、日本三大商社の1つである親会社に比べると年収は天と地の差です。
そのため、比べる対象を親会社にすると負け組と感じることも多いのが大手子会社と言えます。
ホワイト企業だとウワサのおすすめ大手子会社【10選】
大手小会社10社
- 【商社(卸売業)】住友商事マシネックス
- 【商社(卸売業)】三井物産ケミカル
- 【メーカー(電気・事務機器)】FDK株式会社
- 【メーカー(電気・事務機器)】新日本無線株式会社
- 【メーカー(自動車部品)】京三電機株式会社
- 【メーカー(食品・水産)】日東富士製粉株式会社
- 【電力・ガス】東亜石油株式会社
- 【サービス(人材・教育)】株式会社TAKシステムズ
- 【サービス(運輸・倉庫)】三井物産グローバルロジスティクス株式会社
- 【サービス(運輸・倉庫)】伊藤忠ロジスティクス株式会社
上記10社は、親会社は業界の中でも知名度の高い大手企業ばかりです。
しかし、就職倍率は比較的低い企業も多く、狙い目の大手子会社となっています。
なお、上記10社の詳細は、以下記事にまとめているので、興味のある方は合わせてチェックしてみてください。
勝ち組と言われるような大手子会社を見つける方法【4選】
大手子会社を見つける方法
- 大手就活エージェント経由の求人紹介
- 逆求人サイト経由のスカウト
- 親会社のホームページから探す
- 就職四季報を活用する
①大手就活エージェント経由の求人紹介
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- あなたに合った求人紹介
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
" 就活エージェントはゴミなのか? "の記事で詳しく解説していますが…
正直、就活エージェントは、支援をしてくれるアドバイザーとの相性に左右されるという欠点はあります。
しかし、優秀なアドバイザーに当たれば、穴場の大手子会社を余すことなく紹介してくれます。
もちろん、大手子会社の紹介だけでなく、内定に必要な選考対策をトータルサポートしてくれるので利用しない手はないです。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / 株式会社DYMが提供!
- 「LHH就活エージェント」:23年度のオリコン顧客満足度第2位 / 人材業界大手のアデコグループが提供!
- 「キャリアチケット」:毎年1万人以上の就活生が利用 / CMが話題のレバレジーズ株式会社が提供!
とくに、大手子会社の求人紹介という意味では、「ミーツカンパニー就活サポート」がNo1!
下図のような、東証プライム上場企業や福利厚生の整った大手求人を多数取り揃えています。
正直、自分と相性の良い大手子会社を一から探すのはかなり手間です。
だからこそ、こういった就活エージェントを上手く活用しながら、効率よく穴場の大手子会社を見つけていきましょう。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
②逆求人サイト経由のスカウト
上図の通り、逆求人サイトを利用すれば、マイナビやリクナビのように企業を自分から探す必要なし。
逆求人サイトにプロフィール(自己PRやガクチカなど)を登録するだけでスカウト獲得が狙えます。
もちろん、大手子会社からスカウトがこないというリスクもありますが…
あなたと相性の良い大手子会社と出会える窓口を広げるうえで導入は必須と言えます。
おすすめ逆求人サービス
とくに、OfferBoxは就活生の3人に1人が利用する逆求人サイトの中でも王道のサービス。
1,500社以上の大手企業(子会社含む)が登録しており、逆求人サイトの中でもっとも大手子会社のスカウト獲得が狙えます。
そのため、逆求人サイトの導入がまだの方は、まずはOfferBoxから試してみるのがおすすめです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
③親会社のホームページから探す
就活エージェントや逆求人サイトより手間はかかりますが、親会社のホームページを確認するのもおすすめ。
親会社に関連する正しい子会社情報が書かれているので信憑性の高い情報を入手できます。
④就職四季報を活用する
こちらの方法も就活エージェントや逆求人サイトより手間はかかりますが…
就職倍率や平均年収・有給休暇取得率などの細かい情報が入手できるのでおすすめです。
なお、今回紹介した" おすすめの大手子会社10社 "は、以下の就職四季報を参考にしています。
就職活動中に持っておきたい一冊であり、購入がまだの方は入手しておきましょう。
大手子会社に関するよくある質問【4選】
よくある質問
- 大手子会社の就職難易度はどうなのでしょうか?
- 大手子会社への就職はやめとけと言われる理由はなんでしょうか?
- 大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
- 大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
①大手子会社の就職難易度はどうなのでしょうか?
T氏(20歳)
大手子会社への就職は難しいのでしょうか?
大手子会社の就職難易度について詳しく知りたいです…
詳しくは、" 大手子会社の就職難易度は? "で紹介していますが、100倍以上の企業も存在します。
もちろん、親会社に比べると就職倍率は低いですが、決して簡単に受かるわけではないので就活対策は必須です。
②大手子会社への就職はやめとけと言われる理由はなんでしょうか?
T氏(20歳)
大手子会社への就職はやめとけというウワサをネットで見つけました…
実際、大手子会社への就職はやめとくべきなのでしょうか?
やめとけと言われている理由
- 役員がほとんど親会社出身
- 親会社の影響が強い
- 親会社が売却するリスクがある
- ぬるま湯企業が多い
詳しくは、" 大手子会社の就職はやめとけ "の記事で紹介していますが…
やはり、親会社からの出世やモチベーションの部分でやめとけと言われることが多いです。
③大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
T氏(21歳)
大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
大手子会社へ就職した先輩は合コンでモテたと言ってました!
私がイケメンではないのもあるかもしれませんが、モテるかは本人次第と感じます。
ちなみに、合コンに参加した経験もありますが、会社名を伝えてもあまりリアクションはなかったです。
正直、合コンには、さまざまな業界の人が参加するので親会社の子会社であっても注目を惹くのは難しいと言えます。
④大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
S氏(21歳)
大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
親会社の業績が悪く、子会社社員をリストラするケースを聞いたことがあります…
例えば、大手子会社が赤字で親会社に吸収される場合、大手子会社の一定社員はリストラされるケースが多いです。
ただし、社員のリストラは、Googleなどでも起こりうることなので、大手子会社にかぎらずリスクはあると言えます。
大手子会社への就職は勝ち組なのかのまとめ
結論、大手子会社への就職が勝ち組かは人それぞれ!
実際の就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度で考えることが大切です。
この辺りは、大手子会社にかぎらず言えることですが、大手子会社=勝ち組と考えるのは危険です。
自分の譲れない労働条件やビジョンが目指す企業と一致するか確認するのが必須となります。
もちろん、大手子会社は、親会社より倍率が低いにもかかわらず、待遇の良い優良企業が多いのも事実。
そのため、大手子会社の就職を目指したい方は、まずは以下記事をチェックしてみてください。
私が大手子会社へ就職するためにおこなった就活対策を余すことなく紹介しています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。