今回は、上記悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、「大手子会社へ就職できると勝ち組なのか?」が明確になりますよ!
ちなみに、私自身、日本3大商社の一つの大手子会社へ就職した人間です。
就職倍率は40倍と大手子会社の中でもそれなりの倍率がありました。
そんな、大手子会社に7年勤めた経験も交えた、大手子会社のリアルな部分も赤裸々に紹介していきます。
そのため、大手子会社を目指すべきか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】大手子会社に就職できると勝ち組なのかは人それぞれ
と思われる方も多いと思いますが、大手子会社にかぎらず、私の思う就職における勝ち組の定義は以下の通りです。
就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度
私自身、現在勤める「大手子会社」へ就職できてよかったと感じています。
というのも、現在勤める大手子会社は、福利厚生が整っており、給与もそれなりにもらえています。
ただし、私の同期は入社時は20人いましたが今では13人です。
理由は、ベンチャーのような「成長できる環境に身をおきたい!」というのが理由でした。
このように、その人の価値観によって勝ち組かは大きく変わるので、大手子会社=勝ち組とは言い切れないのが正直なところです。
私が大手子会社への就職が勝ち組と感じた理由【5選】
勝ち組と感じた理由
①親会社より倍率が低い
上記のとおりでして、大手子会社は「比較的倍率の低い穴場企業」が多いです。
記事後半で、「おすすめの大手子会社10社」を紹介しますが…
親会社に負けず劣らずの条件にもかかわらず、倍率が低い大手子会社は多いです。
執筆者の勤務会社情報
- 東証プライム企業(売上高ランキング300位台)
- 業界:通信業界
- 従業員数:5,000名超
- 資本金:約3,500百万円
- 職群:総合職(全国転勤あり)
- 年収:634万5,379円(社会人6年目時点)
- 就職倍率:40倍
- 残業時間は20時間/月程度
- 完全週休2日制(土日・祝日)
上記のとおり、親会社に比べると年収は劣りますが、それでも年収は600万円以上!
労働環境も親会社と遜色なく、穴場の大手子会社へ就職できたと今でも感じています。
②社会的信頼度が高い
上記のとおりでして、「社会的信頼度が高い」と感じることも多かったです。
例えば、クレジットカードや車のローンで落ちるケースは少なかったりします。
また、営業活動でアポイントを取りやすいのも、私としては大手子会社に勤める大きなメリットでした。
親会社の知名度があるので、商談も比較的成立しやすく、良い意味で営業活動がやりやすかったです。
③中小企業に比べて福利厚生が充実している
上記のとおりでして、「福利厚生の充実」は大手子会社の魅力の一つといえます。
もちろん、すべての大手子会社の福利厚生が充実しているわけではありません。
ただ、多くの大手子会社は、親会社の福利厚生が参考になっていることが多いです。
結果、中小企業に比べると福利厚生等の待遇が良く、満足感を感じやすかったりします。
福利厚生一覧
- 勤務時間中にマッサージ利用可能(500円/時間)
- 家賃補助(家賃の8割負担)
- 単身赴任社への帰任交通費支給(月1回)
④賞与がそれなりに高い
上記のとおりでして、「賞与がそれなりに高い大手子会社」も多かったりします。
というのも、大手子会社は、グループ全体の利益に応じた賞与である場合が多いです。
そのため、他の企業に比べて賞与が多いという特徴があります。
ちなみに、私の社会人1年目から7年目までの賞与額は、以下記事に載せています。
ぜひ、東証プライム上場している大手子会社の賞与額が気になる方は、合わせてチェックしてみてください。
⑤親会社への出向が狙える
上記のとおりでして、「親会社への出向が狙える」のも大手子会社の魅力です。
実際、倍率200倍以上だった企業に出向する大手子会社員も少なからずいます。
もちろん、親会社へ就職するには、それなりに優秀でないといけないことが多いです。
ただ、入社後にも一発逆転を狙えるのは、大手子会社の魅力といえます。
私が大手子会社へ就職して感じたデメリット【4選】
大手子会社のデメリット
デメリット①:役員クラスへの出世は難しい
上記のとおりでして、「大手子会社の役員クラスへの出世は難しい」です。
というのも、大手子会社の役員は、ほとんどが親会社の出向社員だったりします。
そのため、大手子会社の役員になるのは、一般企業よりもハードルが高いケースが多いので注意が必要です。
※志望する大手子会社の役員情報は、公式ホームページでかならず確認するようにしましょう。
デメリット②:親会社の影響が大きい
上記のとおりでして、「親会社の影響を受けやすい」のも大手子会社のデメリットだったりします。
もちろん、すべての大手子会社が当てはまるわけではないですが…
どうしても、経営方針や新規ビジネスの立ち上げは、親会社の意思決定が介入することが多いです。
そのため、大手子会社=親会社の奴隷とネットでウワサされることも多かったりします。
デメリット③:親会社が売却するリスクがある
上記のとおりでして、「親会社による売却リスク」も大手子会社のデメリットだったりします。
例えば、親会社の新規事業として立ち上がった子会社は、売却リスクが高いことが多いです。
もちろん、売却=リストラというケースは滅多にないと思いますが…
大手子会社=安定しているわけではないので注意が必要です。
デメリット④:親会社に比べて待遇が悪い
上記のとおりでして、やはり「親会社に比べると待遇が悪い」と感じることは多いです。
私の場合は、親会社の同い年の社員に比べて200万円ほどの差があります。
このように、年収はもちろん、福利厚生含めた待遇面で、どうしても親会社に劣る部分はでてきます。
もちろん、それでも大手子会社は、他の企業に比べると「待遇の良い企業が多い」です。
今回は、親会社と比較したときに待遇が見劣りしてしまうという意味で、デメリットとして紹介しました。
ホワイト企業とウワサのおすすめ大手子会社【10選】
大手小会社10社
- 【商社(卸売業)】住友商事マシネックス
- 【商社(卸売業)】三井物産ケミカル
- 【メーカー(電気・事務機器)】FDK株式会社
- 【メーカー(電気・事務機器)】新日本無線株式会社
- 【メーカー(自動車部品)】京三電機株式会社
- 【メーカー(食品・水産)】日東富士製粉株式会社
- 【電力・ガス】東亜石油株式会社
- 【サービス(人材・教育)】株式会社TAKシステムズ
- 【サービス(運輸・倉庫)】三井物産グローバルロジスティクス株式会社
- 【サービス(運輸・倉庫)】伊藤忠ロジスティクス株式会社
上記10社の詳しい詳細は、「おすすめの大手子会社10社」という記事で紹介していますが…
どの大手子会社も親会社は知名度の高い企業ばかりです。
しかし、多くの方は親会社に目が行きがちなので、上記10社の就職倍率は比較的低かったりします。
もちろん、待遇面もかなり良く、私もおすすめの「穴場の大手子会社10社」です。
勝ち組と言われるような大手子会社を見つける方法【4選】
大手子会社を見つける方法
①逆求人サイト経由のスカウト獲得
上記のとおりでして、穴場の大手子会社を見つけるには、「逆求人サイトの導入」は必須です!
上図のとおり、逆求人サイトに登録すれば、企業からスカウトメールが届きます。
スカウトメールの中には、大手企業はもちろん、穴場の大手子会社からのスカウトもあるのでかならず導入しておきましょう。
上図のとおり、「Microsoft」や「朝日新聞」・「ニトリ」のような大手企業が登録しています。
また、大手以外にも合計17,000社以上の企業が登録しており、穴場の大手子会社も多数取り扱っているサービスです。
OfferBox公式サイト「https://offerbox.jp/」
②就職四季報をチェックする
上記のとおりでして、穴場の大手子会社を探すのに「就職四季報」も役立ちます。
実際、今回紹介した「ホワイト企業とウワサの大手子会社10社」は、就職四季報を参考にしました。
「平均年収」や「残業時間」・「離職率」など、企業情報がキレイにまとめられた1冊!
穴場の大手子会社を見つけるうえで、確実に手元に置いておきたい一冊となっています!
③就活イベントに参加する
上記のとおり、穴場の大手子会社を見つける方法として「就活イベントへの参加」もおすすめです!
実際、私の場合は「ジョブトラ」というイベントに参加していました。
ジョブトラは、いくつかのお題に対してグループ内で解決していく就活イベント!
グループディスカッションの力が身に付くというイベントなのですが…
私のおすすめポイントは、イベント内に「穴場の優良企業」も参加している点です!
具体的な企業名は伏せるように言われていますが、〇〇業界シェアNo1といった大手子会社も参加しています。
もちろん参加は無料なので、こういったイベント経由で穴場の大手子会社を探すのもおすすめです。
ジョブトラ公式サイト「https://job-tryout.com/」
④就活エージェントを活用する
上記のとおりでして、穴場の大手子会社を見つける方法として「就活エージェントの導入」もおすすめです!
というのも、就活エージェントを利用すれば、以下の就職支援が無料で受けられます!
支援内容
- キャリア相談(業界・企業研究含む)
- 求人紹介(マイナビやリクナビにない非公開求人の紹介)
- エントリーシート・履歴書の添削
- 面接対策(模擬面接)
- 自己分析サポート・面接後のフィードバック
実際に就職支援をしてくれるのは、新卒の就活市場を熟知した「キャリアアドバイザー」!
「穴場の大手子会社の紹介」はもちろん、就職支援も無料でやってくれます。
ただ、就活エージェントに所属するキャリアアドバイザーには、当たり外れがあるので注意が必要です。
そのため、もし利用する場合は、以下の大手3社のいずれかをおすすめします。
おすすめの大手就活エージェント
- 「ミーツカンパニー就活サポート」:内定獲得が最短1週間 / おすすめ就活エージェントNo1!
- 「キャリアチケット」:年間サポート支援1.4万人 / 紹介求人の質は業界トップクラス!
- 「JOBRASS新卒紹介」:面談満足度93% / 設立50年以上の老舗企業が運営
とくに、「ミーツカンパニー就活サポート」は、下図のような優良求人を多く取り扱っています。
※出典元:就活エージェント - ミーツカンパニー就活サポート
上図は、24卒学生向けに紹介された求人条件であり、25卒・26卒の学生も紹介を受けられる可能性が高いです。
そのほか、入社実績10,000名以上・利用者満足度も91%と高く、初めての導入におすすめのサービスとなっています。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
大手子会社に関するよくある質問【4選】
よくある質問
①大手子会社の就職難易度はどうなのでしょうか?
T氏(20歳)
大手子会社への就職は難しいのでしょうか?
大手子会社の就職難易度について詳しく知りたいです…
詳しくは、「大手子会社の就職難易度は?」という記事で紹介していますが、就職倍率が100倍以上の企業も存在します。
もちろん、親会社に比べると就職倍率は低いですが、決して簡単に受かるわけではないので就活対策は必須です。
②大手子会社への就職はやめとけと言われる理由はなんでしょうか?
T氏(20歳)
大手子会社への就職はやめとけというウワサをネットで見つけました…
実際、大手子会社への就職はやめとくべきなのでしょうか?
やめとけと言われている理由
- 役員がほとんど親会社出身
- 親会社の影響が強い
- 親会社が売却するリスクがある
- ぬるま湯企業が多い
詳しくは、「大手子会社の就職はやめとけと言われている理由」の記事で紹介していますが…
やはり、役員が親会社の出向社員が多いという部分でやめとけと言われることが多いみたいです。
③大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
T氏(21歳)
大手子会社へ就職できるとモテるのでしょうか?
大手子会社へ就職した先輩は合コンでモテたと言ってました!
私がイケメンではないのもあるかもしれませんが、モテるかは本人次第と感じます。
ちなみに、合コンに参加した経験もありますが、会社名を伝えてもあまりリアクションはなかったです。
正直、合コンには、さまざまな業界の人が参加するので親会社の子会社であっても注目を惹くのは難しいと言えます。
④大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
S氏(21歳)
大手子会社にはリストラがあるのでしょうか?
親会社の業績が悪く、子会社社員をリストラするケースを聞いたことがあります…
例えば、大手子会社が赤字で親会社に吸収される場合、大手子会社の一定社員はリストラされるケースが多いです。
ただし、社員のリストラは、Googleなどでも起こりうることなので、大手子会社にかぎらずリスクはあると言えます。
【まとめ】大手子会社への就職が勝ち組かは人それぞれ
結論、大手子会社への就職が勝ち組かは人それぞれ!
実際の就職の勝ち組=入社後における人生の幸福度で考えることが大切です。
この辺りは、大手子会社にかぎらず言えることですが、大手子会社=勝ち組と考えるのは危険です。
自分の譲れない労働条件やビジョンが目指す企業と一致するか確認するのが必須となります。
もちろん、大手子会社は、親会社より倍率が低いにもかかわらず、待遇の良い優良企業が多いのも事実。
そのため、大手子会社の就職を目指したい方は、まずは以下記事をチェックしてみてください。
私が大手子会社へ就職するためにおこなった就活対策を余すことなく紹介しています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。