今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
銘柄スカウターと聞くと投資家が使う怪しいツールというイメージを持つ方も多いと思います。
私自身、学生のときに銘柄スカウターと聞いたら怪しいツールと感じたはずです。
ですが、私自身、投資目的でマネックス証券の銘柄スカウターを利用する中で" この銘柄スカウターって学生の企業研究に使えないか? "と思い記事にしました。
正直、マネックス証券の銘柄スカウターは無料で利用できますが口座開設が必要。
そのため、登録作業に手間がかかるのも事実です…
しかし、それ以上に企業分析の効率が格段に上がるツールとして確実に利用をおすすめしたいツールの一つ。
多くの学生が利用していない穴場サービスであり、企業研究の効率化を図りたい方は参考になること間違いなしです。
マネックス証券の銘柄スカウターとは?
銘柄スカウターとは?
マネックス証券の銘柄スカウターは、2017年に登場した日本株の分析ツール。
各企業の売上高や業績・今後の事業計画など、グラフを用いて詳しく解説してくれるサービスです。
上記の通り、銘柄スカウターは、投資家に向けた日本株の分析ツールとして提供されています。
各企業の売上高や業績・今後の事業計画など、投資する価値のある企業か判断するための分析情報を提供。
これらの分析情報が就活の企業研究でも役立つこと間違いないと感じました。
と質問をいただくことが多いので、マネックス証券の銘柄スカウターが企業研究におすすめの理由も紹介していきますね。
マネックス証券の銘柄スカウターが企業研究におすすめの理由【5選】
銘柄スカウターがおすすめの理由
- 複数企業の業績を比較できる
- 10年以上の業績トレンドが見れる
- アナリストの業績予測が見れる
- 企業概要や事業内容が一目でわかる
- データがグラフで見れるのでわかりやすい
①複数企業の業績を比較できる
銘柄スカウターは、「四半期業績比較」という複数企業の業績を確認できる機能を搭載。
実際の利用イメージが湧きやすいように私がトヨタ自動車や日産自動車を比較した画面を載せておきますね。
上図の通り、最大6社の売上高や営業利益・従業員一人あたりの業績まで比較できます。
また、今後の業績予想も比較できるので、複数社の志望企業を並べると今後の業績推移も一目で確認可能。
本来であれば、各企業の公式サイトから業績を拾い、自分で電卓を弾いて計算する必要がありますが…
ボタンひとつで簡単に業績比較できるのが、銘柄スカウターをおすすめする理由の一つです。
②10年以上の業績トレンドが見れる
基本、企業公式サイトでも10年間の業績を載せているところは少ないです。
また、仮に載っていたとしても1年ごとに業績をExcelにまとめてグラフを作成するのはかなり手間。
そういった部分も自動的にやってくれるのが銘柄スカウターのおすすめ理由の一つです。
③アナリストの業績予測が見れる
アナリスト(投資のプロ)の利益予想をもとに、志望企業の将来性を分析できます。
また、下図のように業績予想のコメントを確認できるのも銘柄スカウターの大きな特徴。
正直、企業研究するときに志望企業の業績予想までチェックしている学生は少ないです。
そう言った部分を簡単にチェックできるのが銘柄スカウターをおすすめする理由の一つです。
④企業概要や事業内容が一目でわかる
正直、上図の情報は、企業サイトを見れば確認することもできますが、自分で重要な部分を取りまとめるのはかなり手間。
そう言った手間がなくなるのは、銘柄スカウターを利用する大きなメリットの一つと言えます。
⑤データがグラフで見れるのでわかりやすい
ここまで銘柄スカウターのおすすめ理由を画像付きで紹介しました。
その中でお気づきの方も多いかもしれませんが、銘柄スカウターは、ほとんどの数字が絡むデータがグラフ表示されています。
そのため、数字が苦手な方にもわかりやすく表示されるのは銘柄スカウターの大きなメリット。
基本、銘柄スカウターは、投資家向けのツールなのでわかりにくい用語ばかりのツールも多いです。
そう言った部分を感じさせないのが、マネックス証券を学生の企業研究におすすめしている一番の理由となります。
企業研究に使える銘柄スカウターのおすすめ機能【5選】
銘柄スカウターのおすすめ機能
- 通期・四半期ごとの業績比較
- 業績進捗率の確認
- 事業別の業績比較
- 財務分析が簡単に可能
- 業績ニュース
①通期・四半期ごとの業績比較
おすすめ理由でも少し触れましたが、銘柄スカウターを利用すれば、志望企業の通期・四半期ごとの業績比較が可能。
上図のように、自分の志望する企業をグループ登録することでボタンひとつで比較できます。
また少し専門知識は必要ですが、下図のような各企業の財務状況を確認することもできます。
例えば、売上債権回転率は、企業からお金(債権)をどれくらいで回収できているか見る指標。
回転率が高い方が、企業からお金(債権)を回収するまでの期間が短い優良企業と判断できます。
このような細かい分析までできるのが、銘柄スカウターのおすすめ機能の一つ「通期・四半期ごとの業績比較」です。
②業績進捗率の確認
企業研究をするときに、志望企業の業績がどうなっているのか決算書を見て確認する方も多いと思います。
しかし、決算書を見ても、企業の業績が順調か判断するの難しいですよね…
しかし、マネックス証券の銘柄スカウターは、ボタンひとつで下図のような結果を表示可能。
調べた時点の志望企業の業績が当初の目標に対して順調に推移しているのか一目で確認できるようになっています。
③事業別の業績比較
銘柄スカウターは、志望企業の事業別の業績を確認することが可能。
例えば、トヨタ自動車の場合、下図の自動車・金融・その他で表示することができます。
このような分析も企業サイトに決算書が載っていれば分析することは可能。
しかし、かなり手間がかかるのでボタンひとつで表示できる銘柄スカウターの方が格段に効率が上がります。
もちろん、事業別の業績を前期比でどうなっているか表示させることも可能。
今年はどの事業に力を入れているのかまで簡単に分析できるのは銘柄スカウターの大きな魅力です。
④財務分析が簡単に可能
昔の私がそうでしたが、上図のような貸借対照表を見てもさっぱり理解ができませんでした…
しかし、銘柄スカウターを使えば、志望企業の貸借対照表もわかりやすく表示されます。
例えば、上図であれば、前年に比べて固定資産の割合が増えているという簡易的な分析が可能。
さらに、銘柄スカウターのすごい機能は、固定資産が増えた=どういった部分に投資したかグラフで確認できます。
上図の通り、前年と比較すると設備投資は増えていませんが、減価償却と研究開発費に投資したことがわかります。
このように、財務分析がボタンひとつでグラフ表示されるのは銘柄スカウターの大きな魅力となっています。
⑤業績ニュース
銘柄スカウターは、企業ごとの業績ニュースを取りまとめて配信してくれます。
例えば、トヨタ自動車の中間発表のときの業績ニュースは下図のような配信がされました。
天気で決算状況を教えてくれるのでかなりわかりやすく、ニュースを一つずつ調べる手間もなくなります。
また、下図のように従来の予想より利益が出たのか一目で確認することも可能。
ネットで調べて、自分で志望企業がどういった状態なのか調べるのはかなり手間。
しかし、銘柄スカウターはボタンひとつで業績ニュースを把握できるのでかなりおすすめです。
マネックス証券の銘柄スカウターを利用するには?
銘柄スカウターの利用方法
- マネックス証券にアクセス
- 本人確認の実施(マイナンバー推奨)
- 口座開設の申し込み情報を入力
- 口座開設完了通知を受け取る
- 銘柄スカウターの利用開始
上記の通り、大きく5つのステップをクリアすることでマネックス証券の銘柄スカウターを利用することが可能。
口座開設という登録作業の手間はありますが、もちろん無料で銘柄スカウターを使うことが可能なのでご安心ください。
注意事項
口座開設には、本人確認書類「マイナンバーカード」または「通知カード+運転免許証」と銀行口座が必要。
ぜひ、手元に用意したうえで登録作業を進めてみてください。
①マネックス証券にアクセス
マネックス証券公式サイト「https://www.monex.co.jp/」
公式サイトにアクセス後、上図の「無料口座開設はこちら」をクリックしてメールアドレスを入力していきましょう。
その後、入力したメールアドレス宛に、下図の口座開設の申し込みURLが届きます。
メール記載のURLをクリックして、口座開設に必要な本人確認の実施へ進みましょう。
②本人確認の実施(マイナンバー推奨)
本人確認
- 「マイナンバーカード」または「通知カード+運転免許証」が必要
- 本人確認に必要な書類の表面と裏面をスマホで撮影実施
- 自分の顔写真を正面・横顔をスマホで撮影
上記3ステップをおこなえば、本人確認は完了です。
とくに難しい操作はなく、画面指示に従って登録していけば問題なしです。
③口座開設の申し込み情報を入力
補足
なお、口座情報を入力はしますが、株取引等をするわけではないのでお金が発生することはないのでご安心を。
あくまで口座開設後に銘柄スカウターを利用するだけなので、登録したから毎月お金が発生するようなことはありません。
銀行口座登録後は、職業情報(学生)などの入力が求められます。
下図のようなNSA口座の開設をするかの入力も求められますが、すべて申し込まないでOKです。
上図の画面となれば口座開設の申し込み完了なので、審査合格を待ちましょう。
審査は早ければ翌営業日(土日祝日除く)には完了します。
④口座開設完了通知を受け取る
上図画面のメールが届けば、マネックス証券の口座開設は完了です。
マネックス証券にログインして、銘柄スカウターの利用を始めることができます。
⑤銘柄スカウターの利用開始
以上が、マネックス証券の銘柄スカウターを利用する方法です。
正直、登録作業はかなり手間と感じると思います。
しかし、銘柄スカウターが企業研究におすすめの理由5選で紹介した通り、手間をかけてでも利用する魅力がマネックス証券の銘柄スカウターにはあります。
ぜひ、他の学生より一歩先をいく企業研究をしたい方は、導入してみてください。
マネックス証券公式サイト「https://www.monex.co.jp/」
【マネックス証券の銘柄スカウターとは?】企業研究におすすめの理由5選のまとめ
銘柄スカウターがおすすめの理由
- 複数企業の業績を比較できる
- 10年以上の業績トレンドが見れる
- アナリストの業績予測が見れる
- 企業概要や事業内容が一目でわかる
- データがグラフで見れるのでわかりやすい
正直、マネックス証券の銘柄スカウターを導入して企業研究をおこなっている学生は少ないです。
そもそも銘柄スカウターの存在を知らない学生はもちろん、ほとんどの方は志望企業の業績すら見ていません。
ですが、最初に働く企業の分析をするうえで、志望企業の業績を見ないのはナンセンス。
ぜひ、マネックス証券の銘柄スカウターを活用して、効率よく志望企業の業績分析をしてみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
マネックス証券公式サイト「https://www.monex.co.jp/」