こんな悩みを解決できる記事を書きました。
私自身、関西の偏差値42.5のFラン卒の人間です。
学生時代は、『Fラン卒の末路はやばいよ…』みたいなウワサを気にすることも多かったです。
しかし、私自身、新卒で入社してから約8年、Fラン卒でも年収600万円は余裕でした!
今回は、この辺りの理由について詳しく紹介しつつ…
『そもそもFランの平均年収ってどれくらい?』という悩みを解消していきます。
ぜひ、Fランの平均年収はもちろん、高年収を狙いたいと感じている人は、参考にしてみてください。
Fラン大卒の平均年収は483万円
タイトルにもあるとおり、Fラン大卒の平均年収は438万円です!
今回は、「大学別年収ランキング」に載っている偏差値40前後の大学を参考にしました。
生涯賃金については、だいたい1億8,000万円前後(438万円×42年)になると思います。
引用元:「ユースフル労働統計 2022 労働統計加工指標集」
学歴別の生涯賃金
- 中学卒:1億9,400万円(男性)/ 1億4610万円(女性)
- 高校卒:2億500万円(男性)/ 1億4,960万円(女性)
- 高専・短大卒:2億960万円(男性)/ 1億7,250万円(女性)
- 大学・大学院卒:2億6,190万円(男性)/ 2億1,240万円
上記のとおりでして、学歴によって生涯賃金に大きな差があることがわかります。
なお、Fラン大卒の生涯賃金1億8,000万円前後は、高専・短大卒の女性と同水準です。
Fラン卒の社会人1年目から年収600万円達成までの年収推移
冒頭、年収600万円は余裕と紹介しましたが、そこには根拠があります。
実際、私は年収600万円達成できており、ここまでの道のりは余裕でした。
本章では、そんな私の社会人1年目から年収600万円達成までの年収推移を紹介します。
勤め先(企業情報)
- 東証プライム企業
- 業界:通信業界
- 従業員数:5,000名超
- 資本金:約3,500百万円
- 職群:総合職(全国転勤あり)
- 残業時間は10時間/月程度
- 完全週休2日制(土日・祝日)
社会人1年目の年収328万円
私の社会人1年目の年収は328万円でした。
もう少し細かく紹介すると、327万5,465円となっています。
なお、「dodaの公開データ」に社会人1年目の平均年収(中央値)が載っていました。
新卒1年目の平均年収(中央値) | |
年齢 | 23歳(doda) |
全体 | 300万円 |
男性 | 300万円 |
女性 | 280万円 |
社会人1年目の平均年収(中央値)と比べて、約30万円プラスで着地する結果となっています。
なお、詳しくは、「東証プライム社員の1年目の年収は?」という記事で紹介していますが…
夏冬で50万円近くのボーナスが支給されたのが平均年収を上回った大きな要因でした。
社会人2年目の年収400万円
私の社会人2年目の年収はギリギリ400万円!
平均の手取りは20万円前後もらっていました。
なお、「dodaの公開データ」に社会人2年目の平均年収(中央値)も載っていたので紹介します。
社会人2年目の平均年収(中央値) | |
年齢 | 24歳(doda) |
全体 | 300万円 |
男性 | 336万円 |
女性 | 300万円 |
正直、世間一般の平均年収(中央値)は、社会人1年目の平均年収(中央値)と同水準です。
住民税など、2年目に取られる金額を考えると、社会人1年目より手取りが低くなる人もいます。
社会人3年目の年収429万円
私の社会人3年目の年収は429万円でした。
もう少し細かく紹介すると、428万7,885円となっています。
なお、「dodaの公開データ」による、社会人3年目の平均年収(中央値)は、以下のとおりです。
社会人3年目の平均年収(中央値) | |
年齢 | 25歳(doda) |
全体 | 340万円 |
男性 | 350万円 |
女性 | 308万円 |
私自身、この辺りから世間一般の平均年収を大きく上回ることができました。
社会人4年目の年収499万円
私の社会人4年目の年収は499万円でした。
惜しくも500万円には届きませんでしたが…
夏冬合わせて148万円のボーナス支給が年収を大きく上昇させてくれました。
なお、「dodaの公開データ」による、社会人4年目の平均年収(中央値)は、以下のとおりです。
社会人4年目の平均年収(中央値) | |
年齢 | 26歳(doda) |
全体 | 350万円 |
男性 | 390万円 |
女性 | 330万円 |
世間一般の社会人4年目の平均年収(中央値)は350万円となっています。
この辺りから、平均年収と自分の年収に150万円近くの差がつき始めました。
社会人5年目の年収603万円
いよいよ社会人5年目に年収600万円超えを達成することができました。
なお、社会人5年目に達成できたのは、役職が2つほど飛び級したのが大きな要因でした。
夏冬ボーナス合わせて160万円近くあり、年収600万円達成に大きく貢献してくれました。
以上が、Fラン卒の私の年収600万円達成までの年収推移です。
Fラン関係なく年収600万円は余裕で狙える理由【3選】
私自身、『年収600万円は意外と余裕だったな』というのが正直なところです。
本章では、この辺りの理由について大きく3つに分けて紹介していきます。
年収600万円が余裕な理由
理由①:学歴の影響は就職活動まで
正直、社会人になると学歴の影響はほとんどありません。
そもそも、学歴を理由に商品の購入を判断するような顧客はいないからです。
また、社内の評価も学歴ではなく「仕事ぶり+人間関係」で評価されます。
そのため、意外とマジメにやっていれば、年収600万円までは達成可能です。
理由②:学歴フィルターのない大手企業は多い
大前提、高年収を狙うのであれば「大手企業」狙いがおすすめです。
やはり、資金力のある大手であれば、平均年収もそれなりに高いです。
なお、大手企業=学歴フィルターがあるは、半分正解・半分不正解だったりします。
やはり、総合商社や倍率1,000倍超えの人気企業は、学歴フィルターがあります。
しかし、意外とFランからでも入れる大手企業は存在します。
実際、以下記事で紹介している「Fランからでも入れる大手企業」には、学歴フィルターがありません。
合わせて読みたい
理由③:就職後の努力次第
正直、Fランから高年収を狙えるかは「本人の努力次第」です!
学歴は関係ないですが、仕事はしっかりこなす必要があります。
また、上司や同僚との人間関係を良好に保つのも必要不可欠です。
あとは、年収がそれなりに高い企業であれば、学歴関係なく高年収を目指せます。
『いやいや仕事や人間関係が一番難しいんだよ…』と思われた人も多いかもですが…
私の経験上、大学受験や高難易度の資格勉強よりは余裕です!
高卒ではなくFラン大学を目指すべき理由【3選】
私自身、『高卒で働くかFラン大学に行くべきかどっちが良いのかな?』と悩んだことがあります。
本章では、そんな悩みを抱える人に向けて、Fラン大学をおすすめする理由3つを紹介します。
進学すべき理由
※高卒がダメという意見ではなく、あくまで私の実体験に基づいた内容です。
理由①:大卒という肩書きは役立つ
正直、Fランであっても「大卒」という肩書きはもらえます。
そして、日本では、この大卒という肩書きが必要不可欠です。
また、大学卒業しないとなれない職業(例:薬剤師)もあります。
こういった人生の選択肢を増やす意味で『Fランであっても行くべき!』とおすすめしています。
理由②:進学してからが勝負
上記の動画は、Fラン大学から上場企業に3社内定をもらった人の動画です。
動画を見てもらえれば分かるとおり、大学は進学してからが勝負だったりします。
東大や慶應であっても、4年間まったく勉強しなければ意味なしです。
逆に、Fラン大学から努力をしている人は、就活や就職後にも活躍しています。
そのため、「何か一つ努力する時間を買う」という意味で、進学してみるのは全然ありです!
理由③:大卒のほうが生涯賃金が高い
冒頭で紹介しましたが、生涯賃金は大卒のほうが高い傾向にあります。
引用元:「ユースフル労働統計 2022 労働統計加工指標集」
学歴別の生涯賃金
- 中学卒:1億9,400万円(男性)/ 1億4610万円(女性)
- 高校卒:2億500万円(男性)/ 1億4,960万円(女性)
- 高専・短大卒:2億960万円(男性)/ 1億7,250万円(女性)
- 大学・大学院卒:2億6,190万円(男性)/ 2億1,240万円
もちろん、生涯賃金は人それぞれなので一概には言えませんが…
統計データ上は、大卒のほうが一生涯でもらえるお金は高い傾向にあります。
そのため、高卒か進学か迷っている人は、Fランであっても進学をおすすめしています!
【まとめ】Fラン大卒でも年収600万円が余裕だった理由3選
今回は、Fランの平均年収を中心に紹介しました。
結論、Fラン大卒の平均年収は438万円です。
なお、私自身もFラン出身ですが、社会人5年目には年収600万円達成しました。
正直、そこまで道のりは険しくなく、以下3つの理由からも学歴関係なく600万円は狙えます!
年収600万円が余裕な理由
- 学歴の影響は就職活動まで
- 学歴フィルターのない大手企業は多い
- 就職後の努力次第
もちろん、それなりに年収の高い企業に就職する必要はあります。
そのため、就活まで時間のある人は、早めに動き出しておきましょう!
当ブログでは、「Fランから大手企業へ就職する方法」という記事もあるので参考にしてみてください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。