読者の悩み
- Fラン大卒の年収って悲惨って聞いたけど本当なの?
- 生涯年収を考えるとFランでも卒業しておいた方が良いのでしょうか?
- Fランから年収500万円を達成するためにおこなうべき具体的な行動は?
今回は、上記悩みに対して、副収入合わせて社会人4年目で年収560万円を達成できた私が「年収500万円を狙うための具体的な行動5選」を紹介します。
なお、今回紹介する具体的な行動は、「就活編〜社会人編」に分けて、5つ紹介しています。
あなた自身が、どこのステップにいるかによって行動が変わってきますので、その辺りを考慮した内容としています。
また、「Fラン卒と大卒の一般的な生涯賃金の差」や「Fラン卒の私の社会人1年目から4年目までの年収」も解説しているので、是非、「Fラン卒の年収が気になる方」や「Fラン卒から年収500万円を狙いたい方」は、最後まで読んでみてください!
目次
Fラン卒と大卒の一般的な生涯賃金の差を徹底解説!

引用元:「ユースフル労働統計 2019 労働統計加工指標集」
上表の結果から、大卒男女(院卒含む)の生涯賃金は、以下の通りとなりました。
大卒の一般的な生涯賃金
- 男性の大卒(院卒含む)生涯賃金:2億6,920万円
- 女性の大卒(院卒含む)生涯賃金:2億1,670万円
続いて、Fラン卒の生涯賃金ですが、どのサイトにも調査結果がなかったので、「大学別年収ランキング」から算出しました。
Fラン卒の生涯賃金
- 偏差値40前後の大学の平均年収:438万円
- Fラン卒の生涯賃金:1億8,396万円(438万円✖︎42年)
結果、Fラン卒と一般的な大卒の平均生涯年収では、6,000万円の差があることがわかりました。
もちろん、大卒の一般的な生涯賃金は、Fラン卒の方や高学歴の方の生涯賃金も入っている数字なので、100%根拠のある結果ではありません。
しかし、単純に大学別の年収で見ると、一般的な大卒の平均生涯年収より6,000万円劣る結果となりました!
余談ですが、高卒の平均生涯賃金は、1億9,000万円と言われています。
なので、高卒の生涯賃金1億9,000万円と比べても、Fラン卒の生涯賃金1億8,396万円は、抜かれる結果となっています。
Fラン卒の私の社会人1年目から4年目までの年収を大暴露!
続いて、関西の偏差値47の大学から、以下の企業に勤めている、私の社会人1年目から4年目までの年収を紹介します。
私が勤務中の企業情報(プロフィール)
- 東証一部上場企業(売上高ランキング300位台)
- 従業員数:6,000名超
- 販売拠点:日本全国、シンガポール、タイ
- 業界:通信業界
- 資本金:約3,500百万円
- 毎月の残業時間は30時間程度
- 完全週休2日制(年間休日126日「2020年実績」)

- 社会人1年目の年収:327万5,465円
- 社会人2年目の年収:400万302円
- 社会人3年目の年収:464万7,885円(内、副収入36万円)
- 社会人4年目の年収:560万5,893円(内、副収入60万円)
上記の通り、私の場合、年収500万円超えについては、社会人4年目の頃に達成することができました。
なお、社会人4年目の本業の給料やボーナスなどは、「社会人4年目の手取り額やボーナスを紹介」で細かく紹介しています。
恐らく、上記内容を見た方は、「どうせ特別なスキルや経験があるからでしょ!」や「運が良かっただけでは?」と思われる方が多いと思います。
しかし、私自身、「TOEIC900点」や「留学経験」などはなく、学生時代は、借金返済のために毎日アルバイト漬けでした。
ですが、次に紹介する、「年収500万円を達成するための具体的な行動5選」を実践すれば、年収500万円到達は可能です。
是非、「Fラン卒から年収500万円を狙いたい方」は、このまま記事を読み進めてみてください!
Fラン卒でも年収500万円を達成するための具体的な行動5選を紹介!
では、Fラン卒でも年収500万円を達成するための具体的な行動を「就活編〜社会人編」に分けて、5つ紹介していきます。
あなた自身が、どこのステップにいるかによって行動が変わってきますので、その辺りを考慮して読み進めてみてください!
【学生時代編】専門分野の資格取得
もし、あなたが、大学1年生〜2年生の場合は、「専門分野の資格取得」に挑戦することをおすすめします。
とくに、専門分野の資格取得は、資格取得までに長い期間を費やす必要があり、社会人になってからの取得は難しいです。
なので、時間に余裕がある学生のうちに取得しておくことをおすすめします。
なお、私個人的には、年々需要が上がってきている「ITに関する国家資格取得」がおすすめです。
転職エージェント「Geekly」調べでは、「ITストラテジスト」を取得すれば年間30万円(生涯賃金:1,260万円)の資格手当が付くこともあります。
国家資格の年収ランキング【IT系】 | 資格手当額【年間】 |
---|---|
ITストラテジスト | 30万円 |
ITサービスマネージャー | 18万円 |
プロジェクトマネージャー | 18万円 |
システム監査技術者 | 18万円 |
エンベデッドシステムスペシャリスト | 18万円 |
ネットワークスペシャリスト | 18万円 |
システムアーキテクト | 18万円 |
データベーススペシャリスト | 18万円 |
応用情報技術者 | 15万円 |
基本情報技術者 | 9万円 |
もちろん、「ITストラテジ(合格率15%前後)」は、簡単な資格ではないですが、転職にも有利なので、大学生のうちに、挑戦するのが良いかと。
なお、「ITストラテジ」挑戦の前に、「ITパスポート」という、ITに関する資格の入口から挑戦するのもおすすめです!
当ブログでも、「ITパスポート」の記事をいくつかピックアップしてますので、興味のある方は、読んでみてください!
【就活編】無料の就活サービスを上手く活用して大手内定を目指す
もし、あなたが大学3年生から4年生の場合、無料の就活サービスを上手く活用し、大手内定を目指すことをおすすめします。
なぜならば、下表の通り、企業規模別で見た際、大手企業の方が、生涯賃金が高くなる傾向にあるからです。
引用元:「ユースフル労働統計 2019 労働統計加工指標集」
もちろん、規模の小さい企業でも、年収が高い企業は存在します。
しかし、生涯賃金ができるだけ高い企業で勤めたい場合は、大手企業への内定を目指すことをおすすめします。
なお、大手企業に就職するためには、無料の就活サービス活用と正しい手順で就活を進めることが必須です。
その辺りの内容は、以下記事で解説していますので、就活で大手企業内定を目指したい方は、参考にしてみてください!
【社会人編①】人生のロードマップの作成
もし、あなたが社会人1年目から4年目までであれば、「人生のロードマップ作成」を必ずしましょう!
正直、ほとんどの社会人の方は、日々の忙しさが原因で、自分の人生(将来)に対して真剣に考えることが少ないです。
しかし、今の時代を生き抜くには、「人生という航海を進むためのロードマップ」が必要不可欠です。
なので、将来について真剣に考えられていないと感じた方は、「人生のロードマップ作成」をしてみてください!
なお、私がキャリアを真剣に考えるときに活用したのは、「ポジウィルキャリア」の無料キャリア相談でした。
一人で考えるとハードルが高いので、無料で利用できるキャリア相談サービスは、積極的に活用するのをおすすめします。
【社会人編②】積極的に転職活動をおこなう
もし、あなたが社会人1年目から4年目までであれば、「積極的に転職活動」をおこないましょう。

こう思われた方も多いと思うのですが、本記事でお伝えしたいのは、「転職」ではなく「転職活動」です。
転職と転職活動の違い
- 転職:今の会社を辞めることを前提として転職をおこなう!
- 転職活動:今の会社を辞めることを前提としない「市場価値」を把握する活動!
上記の通り、「転職活動」は、今の会社を辞めずに、自分の「市場価値」や「今後の方向性」を把握する活動となります!
なお、「転職活動」のイメージが掴みやすいよう、私が転職活動を通じて、方向性の決定までおこなった流れを載せておきます。
転職活動(例)
- 【面談実施】:さまざまな企業と見比べ、勤め先企業が周囲より恵まれていることに気づく。
- 【適性診断】:いくつかの転職サービス提供の適性診断を利用し「自分の強みや弱み」を可視化。
- 【方向性決定】:勤め先企業で仕事を続けつつ、強み(文章作成)を活かした「ブログ運営」開始。
- 【結果】:副業として始めたブログでAbemaTV出演を果たすことに成功。
あくまで、上記内容は、私が転職活動をおこなった一つのモデルケースでしかありません。
ですが、費用もかからず、自分の市場価値(立ち位置)が把握でき、無料でプロのアドバイザーに「仕事の悩みも聞いてもらえる」転職活動は、取り組んでおいて損のない行動です。
転職活動の結果、「年収の高い環境に転職」や「今の環境で副業に取り組み年収アップ」など、進むべき道は人それぞれ。
まずは、自分の「市場価値」や「今後の方向性」を考える意味でも「転職活動」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私が転職活動で利用したサービス3選
- 第1位:「マイナビジョブ20's」:マイナビ唯一の20代に特化したキャリアアドバイスや求人紹介が好評!
- 第2位:「リクルートエージェント」:業界最大手の転職エージェント!求人数は驚異の40万件越え!
- 第3位:「doda
」:転職者満足度No1!非公開求人数もトップクラス(10万件以上)の大手転職サイト!
とくに、20代で実績がないという理由で、年収アップを諦めている方は、「マイナビジョブ20's」がおすすめです!
累計登録者数も26万人を突破しており、大手マイナビの20代に特化した手厚いキャリア相談を受けることができます!
ココに注意
ただし、「マイナビジョブ20's」は、「関東・関西・東海以外の求人」は、少ない傾向にあります。
なので、とにかく多くの求人を確認してみたい方は、「リクルートエージェント」の活用をおすすめします。
【Fラン卒の年収を大暴露】年収500万円を狙うための具体的な行動5選のまとめ!
いかがでしたか?
今回は、社会人4年目で年収560万円を達成できた私が「年収500万円を狙うための具体的な行動5選」を紹介しました。
年収500万円を狙うための具体的な行動5選
- 【学生時代編】:専門分野の資格取得に挑戦!
- 【就活編】:無料の就活サービスを上手く活用して大手内定を目指す!
- 【社会人編①】:人生のロードマップの作成!
- 【社会人編②】:積極的に転職活動をおこなう!
冒頭で紹介しましたが、Fラン卒と一般的な大卒の平均生涯年収では、6,000万円の差があります。
しかし、今回紹介した内容を実践すれば、年収500万円を狙うことも十分に可能です!(私が実証済み)
是非、Fラン卒から年収500万円を狙いたい方は、あなたに適した、年収500万円達成するための行動を実践してみてください!
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。