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【永久保存版】就活攻略に欠かせない生成AIプロンプト10選!

はてな

  1. 就職活動で生成AIは使うべき?
  2. 自分の文章で書かないとダメ?
  3. どうやって生成AIを活用すれば良いの?

こんな悩みを解決できる記事を書きました。

昨今、ChatGPTの誕生で「生成AI」に多くの人が注目しています。

そんな生成AIの利用率は「62.9%(マイナビ調査:25卒対象)」!

今回は、そんな「生成AIを就職活動で上手く活用する方法」をまとめた記事です。

今日から使える「生成AIプロンプト」も載せているので、ほかの学生と一気に差をつけることができます。

ぜひ、就職活動における生成AIの活用方法に悩まれている人は、参考にしてみてください!

就活に生成AIを活用する場合の注意点【4選】

まず始めに、就活に「生成AIを活用する場合の注意点」にふれておきます。

大きく4つに分けて紹介していくので、事前にチェックしておきましょう!

注意点

  1. 個人情報の入力
  2. 生成AIの情報は少し古い
  3. ハルシネーションの発生
  4. 出力情報をそのまま使わない

 

注意点①:個人情報の入力

生成AIを活用する場合は「個人情報の入力」に注意が必要です。

昨今、「個人情報保護委員会」でも注意喚起されています。

なお、下図のとおり、ChatGPT側で「機械学習」をできないように設定可能です。

  1. ChatGPTへログイン
  2. ChatGPTの「設定」画面を押下
  3. ChatGPTの「データ管理」を押下
  4. 「モデルを改善」をオフにし「実行する」を押下

もし、個人情報の入力に不安のある人は、上記設定をおこなっておきましょう!

 

注意点②:生成AIの情報は少し古い

生成AIで出力されるデータは「少し古い」というデメリットもあります。

ChatGPTの無料版の場合、現時点では「2024年4月ごろ」までのデータです。

そのため、下図のように「最新の採用情報」の入手には不向きだったりします。

「自己分析」や「自己PR・ガクチカ作成」に活用するのは問題ないですが…

「企業研究」や「業界研究」に活用する場合は、企業サイトでの検索も必要不可欠です!

 

注意点③:ハルシネーションの発生

生成AIを活用する場合は「ハルシネーション」にも注意が必要です。

ハルシネーションは、事実と異なる情報を生成する現象を指します。

  1. 学習データの情報が古い
  2. 学習データの組み合わせが違う
  3. 文脈を理解できていない

こんな感じでして、他にもさまざまな原因が考えられます。

なお、ハルシネーションへの対応策としては、「生成AIへ適切な指示をする」のが一番大切です。

  1. 区切り文字を使う(#)
  2. 役割を与える(あなたは〇〇です)
  3. 条件の追加(応募企業、自分の強み・エピソードなど)
  4. 表現の注意点を掲示(200文字以内、二重表現をしないなど)

上記のようなポイントを押さえて、生成AIへ適切な指示を出しましょう。

 

注意点④:出力情報をそのまま使わない

生成AIを活用する場合の鉄則は「出力情報をそのまま使わない」です!

次の章では、さまざまな生成AIプロンプトを紹介しますが、生成AIの出力情報だけでは「独自性」が損なわれてしまいます。

そのため、生成AIで出力した内容をそのまま使わないように注意しましょう。

ミヤッチ
生成AI=補助的ツールとして捉えるイメージです!

 

就活攻略に欠かせない生成AIプロンプト【10選】

ではさっそく、「就活攻略に使える生成AIプロンプト10つ」を紹介します。

以下のとおり、さまざまな就活対策で活用できるので要チェックです!

生成AIプロンプト

  1. 強み・弱みの出力
  2. 企業選びの軸の作成
  3. 志望業界の求める・人物像の調査
  4. 自己PRの下書き作成
  5. ガクチカの下書き作成
  6. 志望企業の優れている部分の調査
  7. 志望動機の下書き作成
  8. キャリアプランの下書き作成
  9. 面接練習
  10. 文章添削

今回使用する生成AIは、無料版の「ChatGPT」を想定しています。

 

①強み・弱みの出力

生成AIでは、あなた自身の「強み・弱みの出力」ができます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは「新卒の就職活動を支援するプロのアドバイザー」です。
私は就職活動中の大学生なのですが、以下の条件に沿って私の「就活における強みと弱み」を特定するため、自己分析をしてください。
#目的
この質問を通じて「就職活動における強み・弱み」を把握し、自己PRや志望動機に活かせるようにします。
#条件
・質問は1回ずつ、合計〇〇回おこなってください
・四肢選択式の質問形式でおこなってください(毎回、選択肢A〜D)
・各質問は重複せず、異なる視点から強み・弱みを見つけてください
・強みや弱みの分析は「コミュニケーション力」「行動力」「論理的思考力」「協調性」「自己管理能力」「課題発見力」など、ビジネススキルを基準にしてください
#回答形式(ユーザーが回答する形式の例)
Q1. あなたは初対面の人と打ち解けるのが得意ですか?
A)とても得意 B)まあ得意 C)少し苦手 D)かなり苦手
#出力形式(最後の出力)
・強みの内容|簡単な解説(つ)
・弱みの内容|簡単な解説(つ)
・最後に出力される強みと弱みは「表形式」でまとめてください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

その後、部分を入力し、四肢選択式の質問に答えていきましょう。

結果、下図のように「あなたの強み」と「弱み」を出力してくれます。

強み 解説
行動力 計画よりも先に動く姿勢があり、実行力に優れている
論理的思考力 複雑な課題にも因果関係を整理して考える傾向がある
自己管理能力 締切や予定の管理をしっかり行うことができるタイプ
弱み 解説
協調性 チームでの対立時に静観する傾向がある
課題発見力 改善や新しいアイデアを考える機会が少なく、提案力に課題がある

もちろん、上記の「強み・弱み」は客観的データの一つです。

自己分析のやり方5ステップ」という記事で詳しく紹介していますが…

「適性検査ツールの利用」や「第三者からのアドバイス」も必要不可欠です!

 

②企業選び軸の作成

生成AIでは、「企業選びの軸」を作成することもできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは「新卒の就職活動を支援するプロのアドバイザー」です。
私は就職活動中の大学生なのですが、 複数回の対話を通して、次の条件と出力内容に沿って企業選びの軸を作成してください。
#条件
・質問は1回ずつおこなってください
・質問は合計回おこなってください
・四肢選択式の質問を通じて企業選びの軸を見つけてください
・四肢選択式の質問は重複しないようにしてください
・質問は、私の価値観・将来像・働き方・生活スタイルなどのバランスを考慮してください
・最終的に分類をおこなう際は、回答内容と傾向からAIが分類ロジックを説明してください
#出力形式
以下の分類で企業選びの軸を作成してください。
・絶対に譲れない企業選びの軸を3つ
・自分が将来実現したい企業選びの軸を3つ
・プライベートを重視した企業選びの軸を3つ
・最後に出力されるデータは「表形式」でまとめてください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

結果、下図のように「各パターンの企業選びの軸」を出力してくれます。

順位 絶対に譲れない軸 将来実現したい軸 プライベートを重視した軸
1 給与や福利厚生が安定している 専門性を高められるポジションで働く ワークライフバランスが保たれる環境
2 自由な働き方(フレックス制度など) 市場での成長性や業界の将来性 休暇や有給の取得がしやすい
3 同じ価値観を持った社員と働ける 社員との信頼関係があり成長できる環境 福利厚生や社員支援制度が充実した環境

上記は「あなたが企業へ求めること」の潜在ニーズです。

ChatGPTで出力される質問へ答えるだけで「企業選びの軸」を明確にできます。

ミヤッチ
企業選びの軸を一から考える手間は「生成AI」で解決可能です!

 

③志望業界の求めるスキル・人物像の調査

生成AIでは、「志望業界の求めるスキル・人物像の調査」もできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは〇〇業界の新卒採用担当者です。
あなたの会社では、〇〇業界で活躍できる人材を見極めるために、学生に求めるスキルや人物像を明確にしています。
以下の条件に従って、「〇〇業界で活躍するために必要な人物像」を〇〇個、理由とともに具体的に挙げてください。
#条件
・新卒採用における「活躍できる学生像」を想定してください
・業界の中でも、具体的な企業タイプ(例:インフラ系企業など)を前提にしてください
・人物像の要素は、スキル面・性格面・思考特性などバランスよく含めてください
・各項目には「理由(なぜその人物像が求められるのか)」を添えてください
#出力形式(例)
1. 主体的に行動できる|受け身ではなく、自ら課題を見つけて動ける人材は、変化の早い現場でも成果を出しやすい。
2. 論理的思考力がある|クライアントへの提案や課題解決には、筋道を立てて考える力が不可欠だから。

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

結果、出力形式(例)のような「志望業界の求めるスキル・人物像」を抽出してくれます。

この辺りも、一から調べると時間がかかるので、生成AIに頼るのがおすすめです!

 

④自己PRの下書き作成

生成AIでは、「自己PRの下書き」を作成することもできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは現在、就職活動真っ只中の大学生です。
〇〇〇〇業界で求められる以下の3つの能力を参考にしながら、次の条件・構成・文字数・注意点に沿って、志望企業向けの自己PRを作成してください。
#能力
〇〇〇〇
〇〇〇〇
〇〇〇〇
※これらのうち1つ以上を、自己PR内で自然に反映してください。
#条件
・志望企業:株式会社〇〇〇〇
・志望企業URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
→ URLは、企業の特徴や求める人物像を把握する参考として活用してください
・志望者の強み:〇〇〇〇〇〇〇〇
・エピソード:〇〇〇〇〇〇〇〇
#構成
1. 結論:志望者の強みを簡潔に書く
2. プロセス:強みを裏付けるエピソードを書く
3. プロセスにおける課題:エピソード内で直面した課題を書く
4. 課題の解決策:課題解決のために取った行動を書く
5. 成果:課題解決によって学んだ成果を書く
6. 貢献:志望企業でどう活かすかを書く
#文字数
・下限:〇〇〇
・上限:〇〇〇
・全角文字数でカウントしてください
・出力前に、完成した文章の文字数をカウントして表示してください
・文字数が条件を満たしていない場合は、修正・追加・削除を繰り返してください
・条件を満たした時点で出力を終了してください
#注意点
・主語と述語の対応を明確にしてください
・ですます調で書いてください
・二重表現は禁止してください
・漢字・ひらがな・カタカナの割合は「2:7:1」を目安とし、自然で読みやすい文章にしてください

上記プロンプト記載の「3つの能力」と「志望者の強み」は、前述で紹介した生成AIプロンプトで出力した内容をコピペすればOKです!

その他、〇〇部分を入力するだけで、以下のような自己PRを出力することができます。

私は、複雑な課題を論理的に分解し、最適な解決策を導く力があります。
大学2年時、所属していたサークルで年に一度の大型イベント企画を担当した際、企画段階で進行管理や予算調整など多くの課題が山積し、メンバー間で混乱が発生しました。
とくに、タスクの優先順位が曖昧だったため、重要な準備が後回しになるなど、全体の進捗に大きな支障をきたしていました。
そこで私は、まず全タスクを洗い出し、「重要度」と「緊急度」の2軸で分類しました。
それをもとにガントチャートを作成し、全メンバーに進行の見える化を提案しました。
さらに、週1回の定例ミーティングを設定し、情報共有と役割確認の場を設けることで、チーム内の認識のずれを減らすよう努めました。
その結果、作業の優先順位が明確になり、チーム全体の連携が円滑になりました。
イベントは無事成功し、来場者数は前年の1.5倍にまで増加しました。
この経験を通じて、課題を構造的に整理し、他者と共有する形で実行に移す力を養うことができました。
貴社は通信インフラを通じて社会課題を解決するというビジョンを掲げておられます。
私の課題発見力と論理的思考力を活かし、ユーザー課題の本質を捉えた上で、最適な技術提案を行うことで、貴社に貢献していきたいと考えております。

このまま使うのは難しいですが、自己PR作成における土台としては十分に利用できます。

あとは、上記文章を志望企業に応じてさらにブラッシュアップしていきましょう。

なお、自己PRとして書けるエピソードがない人は、以下記事を参考にどうぞ!

 

⑤ガクチカの下書き作成

生成AIでは、「ガクチカの下書き」を作成することもできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは就職活動真っ只中の大学生です。
以下の条件と構成・文字数・注意点に沿って「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を作成してください。
#条件
・エピソード:〇〇〇〇〇〇〇〇
・アピールしたい強み:〇〇〇〇〇〇〇〇
#構成
1. 経験:学生時代に頑張ったことは〇〇と簡潔に書く
2. 理由・動機:なぜその取り組みに挑戦したのかを書く
3. 目標・課題:エピソードの中で設定した目標と直面した課題を書く
4. 課題の解決策:課題を乗り越えるために自ら考えて行動したことを書く
5. 成果:行動によって得られた結果や学びを書く
6. 今後の展望:その経験を今後どのように活かすかを書く
#文字数
・下限:〇〇〇
・上限:〇〇〇
・全角文字数でカウントしてください
・出力前に、完成した文章の文字数をカウントして表示してください
・文字数が条件を満たしていない場合は、修正・追加・削除を繰り返してください
・条件を満たした時点で出力を終了してください
#注意点
・主語と述語の対応を明確にしてください
・ですます調で書いてください
・二重表現は禁止してください
・漢字・ひらがな・カタカナの割合は「2:7:1」を目安とし、自然で読みやすい文章にしてください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

あとは、「ガクチカとなるエピソード」と「アピールしたい強み」を入力すればOKです。

結果、以下のようなガクチカを出力できます。

私は学生時代、学園祭の実行委員としてイベントの企画と運営に力を入れました。
人を楽しませることが好きだったことと、自分で考えた企画を形にする力を養いたいという思いから、この活動に挑戦しました。
目標は、来場者の印象に残るような新しい企画を実現することでした。
しかし、前例のない案だったため、委員の間で意見が分かれ、なかなか協力体制を築けないという壁に直面しました。
とくに、アイデアの意図が十分に共有されておらず、不安の声が多く挙がりました。
そこで私は、まず全メンバーの意見や懸念を一人ずつ丁寧に聞き取りました。
そのうえで、企画の目的や実現方法を資料にまとめ、全体ミーティングで共有しました。
また、役割を明確に分担し、各自が自信を持って行動できる体制を整えました。
メンバーと日々連携をとりながら準備を進めた結果、イベントは大成功を収め、来場者から「これまでで一番印象に残った」という声を多数いただきました。
この経験を通じて、周囲を巻き込みながら物事を前に進める力と、主体的に動くことの大切さを実感しました。
今後はこの学びを活かして、チームの中で自ら動き、周囲と連携しながら成果を出せる人材を目指していきたいと考えています。

なお、ガクチカとして書けるエピソードがない人も多いと思います。

その場合は、以下記事を参考にしながら「ガクチカのエピソード探し」から始めましょう!

 

⑥志望企業の優れている部分の調査

生成AIは、「志望企業が他社より優れている部分」の調査にも使えます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは、株式会社〇〇〇〇の新卒採用担当者です。
以下の実現したい未来を持つ学生を採用するために、〇〇〇〇が他業界・他企業よりも優れている点を強調して、魅力的に説明してください。
#条件
・志望企業:株式会社〇〇〇〇
・志望企業URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
→このURLをもとに、企業の事業内容や特徴を想定しながら回答してください
#志望者の実現したいこと
〇〇〇〇〇〇〇〇
#出力条件
・他業界や他社と比較して、〇〇〇〇でこそ実現できる理由を具体的に説明してください
・以下の2つを含めてください
1. なぜ〇〇〇〇でその未来が実現できるのか(企業の特徴から)
2. 他業界・他企業よりも〇〇〇〇が優れている点
・形式:箇条書きまたは2〜3文の簡潔な文章でOKです

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

その後、志望企業の情報と「あなたが志望企業で実現したいこと」を入力しましょう。

結果、以下のような「志望企業が他社より優れている点」を出力してくれます。

テックリンクは、医療・教育・地方創生といった領域でAIソリューションを展開しており、生成AIを活用した実証プロジェクトも複数進行中です。
入社後すぐに、社会課題に直結した案件に関わるチャンスがあります。
他社と比較しても、テックリンクは社内に「AI利活用推進室」を設けており、研究開発と実装支援の両輪でスピーディーに成果を社会実装できる体制があります。
エンジニアだけでなく、企画・コンサル職もAIプロジェクトに参加できるため、文系出身者でも活躍の場が広がっています。

上記のような情報は、志望動機を作成するうえで必要不可欠です!

ぜひ、生成AIを活用して効率よく情報収集していきましょう。

注意点

出力(例)のテックリンクは架空の企業となっています。

 

⑦志望動機の下書き作成

生成AIでは、「志望動機の下書き作成」もできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは就職活動真っ只中の大学生です。
以下の条件と構成・文字数・注意点に沿って志望動機を作成してください。
#条件
・志望企業:株式会社〇〇〇〇
・志望企業URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
・学生が実現したいこと:〇〇〇〇〇〇〇〇
・エピソード:〇〇〇〇〇〇〇〇
#構成
1. 結論:私のやりたいことは〇〇ですと簡潔に書く
2. 背景・エピソード:自分のやりたいことが〇〇である理由や背景を書く
3. 志望理由:他社ではなく株式会社〇〇〇〇で実現したいと考える理由(事業内容・文化・制度など)を踏まえて書く
4. 入社後の活躍プラン:入社後に取り組みたいこと、どのように活躍したいかを書く
#文字数
・下限:〇〇〇
・上限:〇〇〇
・全角文字数でカウントしてください
・出力前に、完成した文章の文字数をカウントして表示してください
・文字数が条件を満たしていない場合は、修正・追加・削除を繰り返してください
・条件を満たした時点で出力を終了してください
#注意点
・主語と述語の対応を明確にしてください
・ですます調で書いてください
・二重表現は禁止してください
・漢字・ひらがな・カタカナの割合は「2:7:1」を目安とし、自然で読みやすい文章にしてください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

今回は、志望企業を「KDDI株式会社」として、以下の志望動機が出力できました。

私のやりたいことは、通信技術を活用して、社会におけるデジタル格差を解消することです。
大学で地方や高齢者層のインターネットアクセス向上を支援するプロジェクトに参加した経験がこの目標を抱くきっかけとなりました。
プロジェクトを通じて、情報技術を活用することで生活が豊かになり、社会的な参加が広がる様子を目の当たりにし、通信の力に強く魅力を感じるようになりました。
御社を志望する理由は、貴社が持つ通信インフラと、地域社会への貢献に力を入れている点に共感したからです。
御社は、5GやAIなどの先端技術を活用し、全国規模で通信環境を整備することで地域格差を縮小する取り組みを行っています。
また、社員一人一人が地域に根差した活動に積極的に関与できる企業文化にも大きな魅力を感じています。
入社後は、まず御社の提供する技術を深く理解し、それを活かして地域社会のデジタル化支援に取り組みたいと考えています。
とくに、高齢者向けの通信教育プログラムや、地方の小規模事業者向けのIT活用支援を進め、地域に貢献できるよう努めます。
長期的には、デジタル技術を用いて新しいサービスや価値を創造し、御社の成長にも貢献していきたいと考えています。

少し接続詞などに違和感はありますが、志望理由を一から考えるより効率が良いのは間違いないです。

あとは、キャリアセンターなどに相談しつつ、志望理由の加筆・修正をおこなっていきましょう。

 

⑧キャリアプランの作成

生成AIでは、「キャリアプラン」を作成することもできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは就職活動真っ只中の大学生です。
以下の条件と構成・文字数・注意点に沿って、あなたのキャリアプランを作成してください。
#条件
・志望企業:株式会社〇〇〇〇
・志望企業URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
・目標(抽象的に):〇〇を成し遂げたい、〇〇のような人材になりたい
・具体的にやりたいこと(具体的に):〇〇部門で〇〇の業務に携わりたい
#構成
1. 結論:私のやりたいことは〇〇ですと簡潔に書く
2. 概要:やりたいことの概要や内容、関心のある領域について説明する
3. 目標計画:3年後・5年後・10年後など、成長ステップに分けてやりたいことを書く
4. 抱負:その実現に向けて努力したいこと、覚悟、意気込みを書く
#文字数
・下限:〇〇〇
・上限:〇〇〇
・全角文字数でカウントしてください
・出力前に、完成した文章の文字数をカウントして表示してください
・文字数が条件を満たしていない場合は、修正・追加・削除を繰り返してください
・条件を満たした時点で出力を終了してください
#注意点
・主語と述語の対応を明確にしてください
・ですます調で書いてください
・二重表現は禁止してください
・漢字・ひらがな・カタカナの割合は「2:7:1」を目安とし、自然で読みやすい文章にしてください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

今回は、志望企業を「KDDI株式会社」として、以下のキャリアプランが出力できました。

  1. 結論
    私のやりたいことは、法人顧客への端末販売を通じた通信インフラへの貢献です。
  2. 概要
    私は貴社で、法人向けの端末販売を担当し、企業の業務効率化を支えたいと考えています。
    最新の通信技術や端末を活用し、顧客のニーズに合わせた最適な提案を行います。
    通信インフラを支える企業の一員として、企業と社会の発展に寄与したいです。
  3. 目標計画
    入社3年目までに、法人営業の基礎を習得し、幅広い業界の顧客と関わります。
    5年目には、大型案件の提案を主導し、売上向上に貢献します。
    10年後には、営業戦略の立案を担当し、組織の成長をけん引します。
  4. 抱負
    目標実現のために、通信技術や営業スキルを磨き、顧客の課題解決に努めます。
    挑戦を恐れず、常に成長を意識して取り組みます。

もちろん、志望企業での「目標と具体的にやりたいこと」は考える必要があります。

ですが、キャリアプランを一から作るよりは間違いなく効率が良いです。

 

⑨面接練習

実は、生成AIを活用すれば「面接練習」もできます。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは以下の企業で新卒の採用担当者をしています。
以下の条件で私を面接して採用するか判断してください。
#条件
・企業名:株式会社〇〇〇〇
・企業の採用URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
・募集職種:〇〇〇〇
・面接段階:〇〇〇〇(一次・二次・最終)の面接官
・面接官の立場:新卒採用担当者として
・質問は1回ずつおこなってください
・質問は合計〇〇回おこなってください
・質問は重複しないようにしてください
・最初は一般的な質問から始め、段階を追うごとにより深掘りしていく質問をしてください
・面接の進行に沿ったフィードバックを行ってください

上記プロンプトをChatGPTにコピペします。

その後、部分を入力し、面接官からの質問に答えていきましょう。

最終的に「採用・不採用」まで判断してくれます。

なお、実戦に近い面接練習を生成AIでは再現できません。

そのため、本格的に面接練習をしたい場合は、以下記事を参考にしてみてください!

 

⑩文章の添削

最後に、汎用性の高い「文章の添削」について紹介します。

具体的には、以下の指示(プロンプト)を使用します。

#命令
あなたは現在、就職活動真っ只中の大学生です。
以下の条件・文字数・注意点に従って、志望企業の採用担当者が高評価を与えるような文章に添削してください。
この文章は「〇〇〇〇」として使用する予定です。
#志望企業情報
・志望企業:株式会社〇〇〇〇
・志望企業URL:〇〇〇〇〇〇〇〇
→ URLは企業研究のための参考とし、〇〇〇〇に反映してください。
#文字数
・下限:〇〇〇
・上限:〇〇〇
・全角文字数でカウントしてください
・出力前に、完成した文章の文字数をカウントして表示してください
・文字数が条件を満たしていない場合は、修正・追加・削除を繰り返してください
・条件を満たした時点で出力を終了してください
#注意点
・主語と述語の対応を明確にしてください
・ですます調で書いてください
・二重表現は禁止してください
・漢字・ひらがな・カタカナの割合は「2:7:1」を目安とし、自然で読みやすい文章にしてください
#添削対象の文章
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

上記の「文章:〇〇〇〇〇〇」の部分に添削したい内容を入れてください。

基本、どんな文章でも添削してくれます。

そのため、自分で作成した文章があれば、生成AIに添削をお願いしてみてください!

 

就活に生成AIを活用したい人からのよくある質問【3選】

では最後に、就活に生成AIを活用したい人からのよくある質問3つを紹介します。

ぜひ、気になる質問があればチェックしてみてください。

よくある質問【3選】

  1. おすすめの生成AIサービスは?
  2. 生成AIツールは課金すべき?
  3. 志望動機を生成AIで作るとバレる?

 

質問①:おすすめの生成AIサービスは?

F氏(22歳)

おすすめの生成AIサービスはありますか?
最近、さまざまな生成AIサービスが出てきてますよね…

結論、現時点でおすすめの生成AIは「ChatGPT」です。

就活専用の生成AIもたくさんリリースされていますが、ChatGPTで十分だと思います。

の、情報収集として使うのであれば「perplexity」がおすすめです。

そのほか、おすすめの生成AIが見つかれば追記するようにします!

 

質問②:生成AIツールは課金すべき?

M氏(21歳)

生成AIツールは課金した方が良いですか?
使い方も分かってないのに課金するのは気が引けます…

結論、就活の利用だけであれば「生成AIツールの課金は不要」です。

もちろん、課金した方が生成AIの精度は格段に上がります。

ですが、毎月2,000円以上の出費は大きいのも事実!

ますは無料で使いつつ、不便に感じた場合に課金するのがおすすめです!

 

質問③:志望動機を生成AIで作るとバレる?

K氏(20歳)

志望動機を生成AIで作るとバレますか?
生成AIで作った志望動機はバレやすいと聞きました…

結論、志望動機を生成AIで作るとバレるリスクはあります!

残念ながら、志望動機だけでなく「自己PR」や「ガクチカ」なども同様です。

就活で生成を利用する場合の注意点4つ」のパートで詳しく紹介しましたが…

生成AIの出力情報だけでは「独自性」が損なわれてしまいます。

そのため、生成AIで出力した内容をそのまま使わないように注意しましょう。

 

【まとめ】就活攻略に欠かせない生成AIプロンプト10選

今回は、「就活攻略に使える生成AIプロンプト10つ」を紹介しました。

生成AIプロンプト

  1. 強み・弱みの出力
  2. 企業選びの軸の作成
  3. 志望業界の求める・人物像の調査
  4. 自己PRの下書き作成
  5. ガクチカの下書き作成
  6. 志望企業の優れている部分の調査
  7. 志望動機の下書き作成
  8. キャリアプランの下書き作成
  9. 面接練習
  10. 文章添削

上記のとおり、就活におけるさまざまな場面で「生成AI」は活用できます。

もちろん、生成AIで出力された内容をそのまま使うのはNGです!

あくまで生成AIは就活を手助けしてくれる「補助ツール」として使いましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ミヤッチ

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