今回は、上記悩みを解決していきます。
- アルバイトしかやってこなかったFラン大学生が就活奮闘
- 2017年4月にFラン大(偏差値42.5)から東証プライム企業に総合職入社
- 新卒一年目から約4年間 東証プライム企業の新卒採用担当を経験
- 現在は年間30万人の読者が訪れる就活ブログ運営(AbemaTVの就活特番生出演)
なお、結論からお伝えすると、Web面接を突破するために以下12個の事前準備はしておきましょう。
Web面接前の事前準備
- 服装はスーツで受ける
- パソコンから受けるようにする
- 手元に緊急連絡先と担当者の書かれたスマホを常備する
- 可能な限りネットワークが安定した環境で受ける
- 周囲の雑音が入らない場所を選ぶ
- スマホなどの通知を必ずOFFにしておく
- 自宅から受ける場合は部屋をきれいにしておく
- 照明を活用する
- 事前にカメラの位置を調整しておく
- パソコンやスマホの充電は100%にしておく
- アカウント名は大学名と名前に設定しておく
- ポイントを押さえた面接用のカンペを用意する
昨今、" リクルート就職白書2022 "の調査結果でも出ていますが、Web面接の実施率が上がってきています。
だからこそ、Web面接をおこなううえでの事前準備は合否に大きく関わってくるので、しっかり準備しておきましょう。
【準備編】Web面接を突破するためのコツ12選を元人事が解説
①服装はスーツで受ける
Web面接では、自宅からの面接となることが多く「平服」で参加する学生も少なからずいます。
しかし、社会情勢を考慮して、Web面接へと置き換えている会社もあります。
なので、マナーとして、服装は面接会場へ行くことを意識した格好で臨みましょう。
なお、業種によっては「平服で問題ない」と言う企業もあります。
そのような場合は、可能であれば、OB・OG訪問、難しければ、大学の就職課へ当日の服装を相談してみてください。
②パソコンから受けるようにする
Web面接をしていると、スマホで面接に参加する方がいますが、あまりおすすめしません。
なぜならば、スマホの場合、Web面接中に着信がきてアプリが落ちる場合があるからです。
また、カメラ内臓型のノートパソコンやモニターであれば、下に台を置けばカメラ位置を確保しやすくなるからです。
なお、個人的には、パソコン画面の上部にWebカメラを設置することをおすすめします。
以下は、私の利用しているWebカメラですが、カメラ位置も細かく調整できて画質もきれいなのでおすすめです。
③手元に緊急連絡先と担当者の書かれたスマホを常備する
Web面接では、通信環境に左右されることが非常に多いです。
なので、自分では回避できない予期せぬトラブルのためにも、少なくとも面接開始の10分前までには、面接を受ける応募先の連絡先電話番号と担当者の名前の書かれた携帯電話を手元に用意しておきましょう。
④可能な限りネットワークが安定した環境で受ける
とくに、マンションなどの集合住宅で、Wi-Fiが共有の環境となっていたり、家族が同じ時間にリモートで仕事をしている場合は、ネットワークへの接続が不安定になります。
Web面接で1度回線が妨げられてしまうと、面接が別日になる可能性も十分にあります。
なので、家族に面接があるからネットを使わないでと伝えたり、面接で使用するネット環境の速度をチェックしておきましょう。
なお、参考までに家庭環境のネット速度を無料で診断できるサイトを載せておきますね!
以下のネット環境の速度チェックですが、一般的に15~30Mbpsあれば、ネット速度は良いと言われています。
関連サイト
⑤周囲の雑音が入らない場所を選ぶ
パソコンやスマホの小型化や軽量化によって、最近のマイクは高性能になっており、わずかな物音でも拾いやすくなっています。
なので、自分の将来を決める大切な面接のときには、できるだけ静かな環境を選びましょう。
また、インターホンも鳴らないように、音量をゼロにしておくことをおすすめします。
⑥スマホなどの通知を必ずOFFにしておく
自宅では、スマホをマナーモードにしてもWi-Fiに繋がっていれば、通知を受信してしまいます。
また、機内モードに設定していても、アラームなどは鳴ってしまいます。
なので、Web面接では、スマホ内の通知は、全てOFFになっていることを確かめて臨みましょう。
⑦自宅から受ける場合は、部屋をきれいにしておく
面接を受ける前には、必ずリハーサルをおこなうことをおすすめします。
なぜならば、自分を映すWebカメラがどれだけの画角で部屋を映すか確認するためです。
なお、バーチャル背景を設定する方もいますが、ジェスチャーをしても反応しないなど弊害が多いので、おすすめしません。
⑧照明を活用する
通常の面接やWeb面接でも「笑顔」は、非常に重要です。
しかし、部屋が暗いや顔の片側にだけ窓の光が当たっていたりすると、せっかくの良い表情が台無しです。
なので、可能であれば、顔の正面から照明が当たるようにしましょう。
なお、私のおすすめのデスクライトは、「Youtuberのヒカキンさん」オススメの「デスクライトTaoTronicsLED」です。
顧客満足度や口コミの評価がずば抜けて高く、LEDタイプなので5種類の色温度や7段階の照度を調整可能にもかかわらず、値段が破格です。(保証期間:18ヶ月)
⑨事前にカメラの位置を調整しておく
Web面接は、対面の面接と違い、一方向からしか応募者の顔が映りません。
なので、使用するデバイスの特徴を把握し、最適な角度で自分の姿が映るように心掛けましょう。
なお、基本的に、カメラは自分自身の目の高さに合わせましょう。
⑩パソコンやスマホの充電は100%にしておく
Web面接で一番注意が必要なのは、充電切れです。
なので、パソコンやスマホの充電はしっかりおこないましょう。
なお、パソコンやスマホのバッテリーは寿命があるので、使用年数に応じて、新しいものに交換しておきましょう。
⑪アカウント名は大学名と名前に設定しておく
Web面接では、応募者の顔を履歴書でしか見れず、Webで顔を一致させることも難しい場合が多いです。
なので、Webツールのアカウント名は、大学名と名前を必ず設定しておきましょう。
⑫ポイントを押さえた面接用のカンペを用意する
面接とは本来、自分の言葉で考えて話すものですが、Web面接では、対面と違ってカメラに映らない場所があるので、そこにカンペを置いて使用することができます。
ただし、用意するカンペは、一言一句書かれたカンペではなく、自分が必ず伝えたい要点を記載したカンペにしましょう。
たまに、カンペに頼りすぎて、ずっと目線が一定方向の方がいます。
また、そんな方に多いのは、自分が用意していなかった質問がきたときに答えられなくなることです。
なので、カンペを使用する場合は、ポイントを押さえた面接用のカンペを用意しましょう。
【最も効果のある事前準備】Web面接前に1回は模擬面接を実施
通常の面接でも模擬面接を就職課や就活エージェントで実施している就活生は多いと思いますが、Web面接では、通常の面接以上に、模擬面接が大切になってきます。
なぜならば、Web面接では、機器の準備や話すスピード、ジェスチャーの角度など、気をつけておくべきことが多いからです。
パターン | メリット | デメリット |
キャリアセンター | 手軽 / リクルート出身のOBがいれば最強 | 民間企業の就職経験がない方も多い |
友人同士 | 手軽 / 和気あいあいと気兼ねなくできる | プロ視点のアドバイスがない |
就活エージェント | 就活のプロから模擬面接を受けられる | アドバイザーの質に左右される |
上記の通り、一番確実かつ手間が少ないのは大学のキャリアセンターを利用した模擬面接!
自分の行きたい企業の年次が近いOBがいれば、そちらの社員を紹介してもらうのがおすすめです。
なお、大学の友人同士で模擬面接をするのも気兼ねなくできる点では良いのですが、あまりおすすめしません…
友人も就職活動が初めてなので、的確なアドバイスが受けられず、ミスリードになってしまうことがあります。
最後の就活エージェントについては、就活のプロから模擬面接を受けられるのでかなりおすすめ。
冒頭で紹介した「ミーツカンパニー就活サポート」の模擬面接は評判も良いのでぜひ活用してみてください。
ミーツカンパニー公式サイト「https:www.meetscompany.jp/」
【準備編】Web面接を突破するためのコツ12選のまとめ
Web面接前の事前準備
- 服装はスーツで受ける
- パソコンから受けるようにする
- 手元に緊急連絡先と担当者の書かれたスマホを常備する
- 可能な限りネットワークが安定した環境で受ける
- 周囲の雑音が入らない場所を選ぶ
- スマホなどの通知を必ずOFFにしておく
- 自宅から受ける場合は部屋をきれいにしておく
- 照明を活用する
- 事前にカメラの位置を調整しておく
- パソコンやスマホの充電は100%にしておく
- アカウント名は大学名と名前に設定しておく
- ポイントを押さえた面接用のカンペを用意する
基本的な内容も多いですが、本記事で紹介した内容を全て実践している応募者は、面接官をしていた経験上、少なかったです。
なので、他の応募者に差をつけるためにも、本記事の内容を全て意識してみてください。
なお、今回の記事は「Web面接」を突破するためのコツの準備編です。
「Web面接」を突破するためのコツの本番編については、以下の記事で解説してますので、合わせて読んでみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。