読者の悩み
- コロナの影響で増えているWeb説明会ってどのようなもの?
- Web説明会のメリット・デメリットってどのようなものがあるの?
- Web説明会での服装や入室時間は何分前が良いの?
今回は、上記悩みに対して、元人事の私が徹底解説していきます。
- Fラン大(偏差値47)から東証一部上場企業に総合職入社!
- 新卒一年目から約4年間 関西地区を中心に採用業務を経験!
- 2021年4月にAbemaTVの就活特番生出演!
- Fラン大から東証一部上場企業へ内定できたノウハウを発信中!
昨今「オンライン就活」という言葉が多くのメディアで取り上げられています。
なお、学生向け就職支援サービス「Paiza新卒」を展開するPaiza株式会社は、2020年3月30日から4月9日にかけて約100社の企業を対象に「新型コロナウイルス感染症の採用活動への影響とオンライン選考について」のアンケートを実施しました。
結果、オンライン選考(説明会含む)を実施していると回答した企業は、66%以上の結果となりました。
なお、この記事を書いている私の感覚も同じく、7割程度の企業は、何かしらの選考をWebで行っている印象です。
今回は、そんなオンライン選考の中でも、入り口である「Web説明会」について徹底解説します。
「Web説明会のときの服装」や「Web説明会への入室は何分前?」と言った疑問にも答えているので、是非、最後まで読んでみてください。
目次
Web説明会について2つのパターンに分けて解説!
昨今、1人1台が当たり前となっているスマホの普及により、あらゆる企業の情報収集が簡単にできるようになりました。
しかし、ネット上には、事実と違う情報が載っていることも多いです。
だからこそ、Web説明会に参加することは重要であり、Web説明会には、どのような開催パターンがあるかを理解することも必須です。
ライブ配信型「Web企業説明会」

「ライブ配信型のWeb説明会」は、リアルタイムにおこなわれる説明会となっており、以下特徴があります。
ライブ配信型のWeb説明会の特徴
- 企業と学生側がマイクとカメラをオンにしてコミュニケーションとるケースが多い。
- 会社や採用担当者の雰囲気を掴みやすい。
- 質問に対してその場で回答が貰える。
「ライブ配信型のWeb説明会」では、企業や採用担当者がリアルタイムで説明をおこなうため、会社や採用担当者の雰囲気が掴みやすいです。
また、質問に対して、その場で回答を貰えるのも大きな特徴となっています。
録画配信型「Web企業説明会」

「録画配信型のWeb説明会」は、担当者が予め録画しておいた説明会をネット上で好きな時間に視聴できる説明会であり、以下特徴があります。
録画配信型のWeb説明会の特徴
- 自由な時間に閲覧できるので時間効率が良い!
- スーツやメイクをする必要がない!
- 聞き逃したところを何回も視聴できる!
上記の通り「録画配信型のWeb説明会」は、時間の効率が良く、スーツやメイクをする必要がない点が大きな特徴です。
ただし、「録画配信型のWeb説明会」は「ライブ配信型のWeb説明会」とは違い、以下の特徴もあるので注意しましょう。
「録画配信型のWeb説明会」の注意点
- 企業側の一方的な展開となりがち。
- 質問に対する回答がその場で貰えない。
説明は、企業側の一方的な展開になりやすく、ときには自分が知りたい情報が全く得られない場合もあるので注意が必要です。
また、「ライブ配信型のWeb説明会」と違い、質問に対する回答をその場でもらえないので、注意が必要となってきます。
Web説明会のメリット・デメリットを元人事担当者が解説!
ここでは、Web説明会のメリット・デメリットを学生視点と元採用担当者の視点を掛け合わせて解説していきます。
Web説明会のメリット・デメリットを理解した上で、適切な対策をしていきましょう。
Web説明会のメリット6選を紹介!

Web説明会のメリット6選
- 交通費の節約ができる。
- スキマ時間に視聴ができるので時間効率が良い。
- 離れた企業の選考が受けられる。
- チャットなので質問をしやすい。
- 周囲の目を気にしなくて良い。
- 自宅からの参加だとリラックスして参加できる。
個人的には、上記「Web説明会6つのメリット」の中でも、赤マーカー部分が大きなメリットかと思います。
従来の説明会では、企業に訪問するために、地方から都内に訪問しなければならない学生が非常に多かったと思います。
しかし、Webでの参加が可能になったことで、交通費の節約や時間効率が上がることにより、今まで離れてなかなか受けられなかった企業の説明会にも、気軽に参加が可能になりました。
Web説明会のデメリット6選を紹介!

Web説明会のデメリット6選
- 画面越しなので対面よりも雰囲気が掴みにくい。
- アピールが難しい。
- 通信環境に左右される。
- 説明をする担当者の声が小さく聞こえない。
- 使用している資料の画質が悪く見えづらい。
- オンラインに慣れていない企業は説明会の質が悪い。
個人的には、上記「Web説明会6つのデメリット」の中でも、赤マーカー部分が大きなデメリットかと思います。
従来の説明会と違い、画面越しの説明会は、企業や採用担当者の雰囲気を掴みにくい特徴があります。
また、チャットなどのツールで質問する場合、企業の採用担当者へアピールが難しいことが多いです。
そして、通信環境に左右されることも多いので、一番聴きたいことを聞き逃す場合もあります。
以上のことから、雰囲気を掴むことを重要視するのであれば「ライブ配信型のWeb説明会」、通信環境による聞き逃し防止には「録画配信型のWeb説明会」に参加するなど、考えてみるのをおすすめします。
Web説明会参加時の服装や入室は何分前に入るべきかを解説!
ここでは、Web説明会に参加する上で、学生が一番気にしている以下の悩みについて解説します。
読者の悩み
- Web説明会での服装は、やはりスーツが無難でしょうか?
- Web説明会の入室時間は、何分前がベストですか?
上記の質問に対しての回答としては、「服装はスーツが無難」で「入室時間は10分前」がベストです。
服装は、カメラオフで参加するのであれば、スーツでなくても良いですが、カメラがオンになっているのであれば、スーツで参加するのが一番無難です。
なお、私服での参加を大丈夫と言う企業がありますが、その場合でも、スーツまたはジャケットを羽織るようにしましょう。
もし、なぜスーツで参加してきたのと聞かれれば、御社が第一志望であり、一番気合の入るスーツで参加しましたと答えれば問題なしです。
また、入室時間については、通信トラブルやカメラでの自分の映り方をチェックするためにも、10分前が理想です。
Web説明会に入室すると、入室音がなることも多いので、直前や遅れての参加には、気をつけましょう。
Web説明会のメリット・デメリットや服装・入室は何分前に入るべきかのまとめ!
いかがでしたか?
今回は、Web説明会の種類やメリット・デメリット、服装や適切な入室時間について解説しました。
コロナの影響により、Webでの説明会をおこなう企業は、増えてきています。
そして、コロナが収束したとしても、Webでの説明会は残り続けると言われています。
是非、今回紹介したWeb説明会の種類やメリット・デメリットを押さえた上で、オンライン就活を乗り越えていってください。
また、Web説明会や面接は、10分前入室、服装は、スーツまたはジャケットを羽織るようにしましょう。
なお、最近では、Web説明会動画を無料で配信している就活サービスもリリースされてきています。
Web説明会は、効率よく業界や企業研究を進められるので、是非、「効率よく業界・企業研究を進めたい方」は、以下記事で解説しているサービスも活用も検討してみてください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。