
皆さんこんにちは!ミヤッチです!



悩み
- 読書の習慣を身に付けるのに良い方法はないだろうか?
- 読書の楽しさを教えるにはどうしたら良いだろうか?
今回は、上記の悩みを解決できるグループワーク「ビブリオバトル」の紹介をします。
なお、ビブリオバトルは【読書の習慣を身に付けたい方】や【読書の楽しさを知りたい方】だけにオススメするグループワークではなく、【プレゼンテーション能力を向上させたい方】にも効果的なグループワークです。
以下の内容が学べる記事構成となってますので、最後まで読んでみてください。
本記事の内容
- ビブリオバトルとは何かを学べる。
- 読書の習慣を身に付ける・身に付けさせることができる。
- プレゼンテーション能力が向上する理由が学べる。
目次
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ビブリオバトルとは何かについて解説!

ビブリオバトルとは、各々が好きな本を持ち寄って、その本を集まった参加者に紹介(プレゼンテーション)し、誰の本が1番読みたくなったのかを競い合う「書評合戦」です。
ビブリオバトルの歴史は、2007年に京都大学情報学研究科共生システム論研究室の谷口忠大氏より考案され、2008年以降に大阪大学やその他の場所で広がりました。
また、2020年には、ビブリオバトル普及委員会が発足し、同年より大学生や大学院生を対象に全国大学ビブリオバトルが開催されています。
この全国大会は、現在でも開催が行われており、今後も拡大していくことと思われます。
ビブリオバトルのルールについて徹底解説!

ここでは、ビブリオバトルの公式ルールについて紹介します。
- 参加者が今までに読んで面白いと思った本を持って集まる。
- 参加者が順番に1人5分間で本の紹介を行う。
- 「どの本が1番読みたくなったのか?」を基準とした投票を参加者全員でおこなう。
- 最多票を集めたものを「チャンプ本」とする。
以上が、ビブリオバトルの公式ルールとなります。
また、以下にビブリオバトルにおける補足ルールを紹介します。
- 本の紹介後に2分〜3分間のディスカッションタイム。
- 参加人数に決まりなし。
本の紹介後に2分〜3分間のディスカッションタイムという、参加者が発表者に質問をする機会が与えられます。
もちろん、質問は批判的なものは禁止であり、楽しい場となるように配慮する決まりとなっています。
参加人数については、基本的に決まりはありませんが、2人での参加はチャンプ本が決まりません。
なお、実際に実施した私の経験上では、参加者は5人〜6人が理想と感じます。
ビブリオバトルで得られる効果3選を紹介!

ビブリオバトルは、ただ楽しいだけのグループワークではありません。
以下は、私が実際にビブリオバトルを実施して得た効果になります。
- プレゼンテーション能力の向上。
- 発表者同士のコミュニケーションUP。
- 読書が苦手な方へ本を読む楽しさを伝えることができる。
では、効果を3つ挙げましたが、次の見出しで、なぜこのようなメリットが得られるのかを、私がビブリオバトルを実施して感じた体験談をもとに紹介します。
私がビブリオバトルを実施して感じた効果を紹介!

私は、ビブリオバトルを入社1年目から入社5年目までの社員を年次ごとに1人ずつ集めて行いました。
もちろん私も参加したのですが、自分が好きな本となれば、余すことなく情報を伝えたくなり、そこをセーブしながら、どの部分が聞き手に興味を持ってもらえるか考えた上で発表をすることが難しかったです。
なお、要点をまとめて相手に伝える能力は、お客様への商品紹介や商談などの場面で活かせる能力であり、ビブリオバトルの実施から学べて良かったと感じています。
また、年次ごとの社員と関わる機会が少ない中、お互いの好きな本を共有しあうことで、コミュニケーションが実施前より多くなったのも大きな収穫でした。
そして、そのコミュニケーションの中で、後輩などから「前は本を読むことが少なかったが、ビブリオバトル以降1ヶ月に2冊は読むようになった」と話してくれることもあり、読書が苦手な方にも効果があると実感しました。
ビブリオバトルの効果のまとめ




- ビブリオバトルは5人〜6人の参加が望ましい!
- 読書が苦手な人も本が好きになる!
- 自分の好きな本を紹介してプレゼンテーション能力が向上!
なお、私はビブリオバトルで「人生ドラクエ化マニュアル」という本を紹介しました。
結果はさておいて、チャンプ本を目指す方は、あまり知られていないインパクトのある本を選ぶと良いかもしれません。
人生ドラクエ化マニュアルという本が気になった方は以下の記事を読んでみてください。
また、読書から得られるメリットや読書を習慣化する方法をグループワーク以外に知りたい方は以下の2記事を参考にしてみてください。
では、最後にゴマッチからの名言で締めたいと思います。

